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『リーインスカーネイション 葉月』 作者: ぐう
「で、バイトをやり始めたきっかけって何なのさ?」
「あれ、話してなかったっけ?」
「あんたがバイト最終日に話すっていったきりじゃないか。しかも最後に次回に持ち越しにしてもったいぶるから」
ある日、突然バイトをすると言い出した男。それは早朝の新聞配達で、男は妥協することなく一週間の間きっちりとやり続けた。
しかし最終日のバイト終了の瞬間、疲労と熱中症で倒れてしまったのである。
そして家に運ばれた後、魅魔に看病してもらい・・・
「ちょっと待っててくれるかな」
男は身体を起こし、一度部屋を後にした。そして戻ってきた彼の手には、チラシのようなものが握られていた。
「なになに? 『この度あなたは、九天の滝の秘境リゾートツアーに当選致しました』か。・・・ってええええええええええ!?」
「ということなのさ」
紙を手に取って読み終えた魅魔は、一瞬の沈黙の後家の中に響く声を上げた。
というのもこの秘境という場所は、水と緑が豊富な幻想郷でも有数のリゾート地で、幻想郷のハワイといってもいいくらい夏のバカンスにはもってこいの場所なのだ。
ただ、それ故に特別な許可を得た者にしか立ち入ることが許されず、許可なしではかのスキマ妖怪ですら入ることができないのである。
特に種族問わず女の子に大人気の場所で、魅魔もまた同様だった。
懸賞とはいえ、こんな憧れの地に行ける権利がまさか手に入るとは思ってもいなかっただろう。
「すごいじゃないか! さすがあたしの見込んだ男だけのことはあるよ!」
「ま、まぁね・・・」
「でもこれに当選したってことは、あっちのほうで色々と手配してくれるんだろ? それなのに何でバイトする必要があったんだい?」
言われてみれば確かにそうだ。こんな場所に招待されるんだから、いちいち金を用意する必要がないはず。
「確かにそうだけどさ、水着とかはどうするんだ?」
「ああそうか。じゃああんたがわざわざバイトして金貯めたのは・・・」
どうやら最低限必要なものを用意するための金を貯めるため、男はわざわざバイトをしたようだ。
別に今の収入だけでも生活できないことはないが、裕福かといえばそうでもない。それを見越してのことなのだろう。
「んもう、そういうことなら最初からもったいぶらずに言ってくれればいいじゃないか、このっこのっ!」
「いててて! 肘鉄はやめて魅魔様!」
「・・・でも嬉しいよ、あたしの為にわざわざこんなプレゼントを用意してくれたなんて」
魅魔はそう言うと、男の頬にそっと唇をつけた。
このツアーはこの日から一週間後。
男は休暇の獲得、魅魔は水着の購入を行ってお互いに準備を進めていった。
「ほらほら、早くしないと置いてゆくよー!」
「まっ、まさかのデジャヴ・・・はぁ、はぁ・・・」
そしてツアー当日、澄み渡る青空と輝く太陽。その空の下を、霊体になった魅魔が駆け抜け、その後を男が追いかけてゆく。
これだけだと絵になるカップルなのだが、実際に男の両手には持ち込む荷物一式が握られており、それ故に彼は全身汗だくだった。
かつてテニスを行う時ですら相当のきつさだったのに、今は暑さもあって余計にしんどさが増している。このままではリゾート地に着くまでに熱中症で倒れてもおかしくはなかった。
「確かに当選された○○様と魅魔様ですね。どうぞ、お通りください」
目的地に到着し、魅魔は警備員の妖怪に話しをした。その後ろには汗が抜けきって干物のように干からびる男の姿が。
呆れ顔をしながら、魅魔は男を荷物ごと引きずって中に入った。
「まったく、バイト一週間をこなした大の男が、こんなことでへばってどうするんだい」
「よ・・・よく言うよ・・・」
「うっひゃー、それにしても凄いよこれは。ホラ、あんたも見てごらん」
何者も寄せつけないかのような高い木々、小さな滝から降り注ぐ水でできた澄んだ泉、そして二人が住んでる家よりも豪華なロッジ。
日差しがそれなりに射すのだが、滝の水しぶきもあってか炎天下と比べるとかなり涼しくて過ごしやすい場所だった。
「あ・・・何だか涼しくて気持ちいい・・・」
「どうだい、自分が懸賞で当てたリゾート地は? あたしゃ涼しくてたまらないよ」
「しかし改めて見るとすっごいところだな」
男も写真で見ただけで、実際にこうして確かめるのは初めて。
先ほどまでの疲れがとうに飛んでしまいそうだった。
「そういやロッジでそろそろ昼食が用意される時間だったな、行こうか」
「そうだね、泳ぐのはそれからでもいいか」
吹き抜ける風、滝から降り注ぐ水・・・
太陽の日差しは確かに暑いのに、ここだけは夏とは思えない心地良さだった。
「おいっちに、さんしっ、いやーしかし泳がなくても気持ちいいなぁ」
昼食を終え、男は水着姿で準備体操を行っていた。その格好たるや、帽子とゴーグルがなければ「海パ○や○う」そのものといってもよかった。
そんな彼の頭の中に浮かぶのは、海に来た男ならまず思うであろうこと・・・
「魅魔様、どんな水着を着てくるんだろう・・・」
普段こそローブのような服装だが、そのスタイルはそこいらのグラビアアイドル以上に抜群なもの。
そんなダイナマイトボディを包む水着を想像するだけで、下心はつい素直になってしまう。
「いかんいかん、俺ったらすぐに・・・」
「おまたせー」
「おっとと、魅魔様来たかい・・・うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
その時、到着した魅魔の声が聞こえ、男は前を押さえながら振り向いた。
思わず声が出た男の前には、大人っぽさを大胆にアピールした黒ビキニを装着した魅魔が立っていた。
F、G、あるいはそれ以上のカップがありそうな乳房、そして適度な肉付きが魅力なヒップライン。それらを包む黒ビキニは魅魔の魅力をより引き出していた。
「あんたがエッチの度に揉むからさ、余計にでかくなってサイズを探すのが大変だったんだよ。というのはさておき、似合う?」
すっかりビキニが気に入ったのか、定番のセクシーポーズで男を悩殺する魅魔。並大抵の男なら一発で落とせること間違いないだろう。
男は無言で顔を大きく上下に振った。密かに浮かべるにやけ顔が、如何に喜びを現していることか。
「さっ、軽く身体をほぐしたら泳ごうか」
「そうだな、ここに来た本題はそれなんだし」
準備体操を行う魅魔を、男は鼻の下を伸ばしながらじっと見つめていた。
バシャ! バシャアッ!
「それっ! どうだい魅魔様、冷たいだろっ」
「きゃんっ、やったなこいつぅ! お返しっ!」
両手に乗せた水を魅魔にぶっかける男、そして仕返しとばかりにかけ返す魅魔。
水をかけ合ってはしゃぐ二人は、まるで子供のようでとても楽しそうだった。
「ぶわっ! まだまだー!」
「なんの、あたしだって!」
ぐるるっ
「っ!?」
更に水をかけ合う二人、その意気はお互い更にヒートアップしてきたようだ。
しかし、突然下腹に走る鈍い痛みに、魅魔は動きを止めた。
「ん? どうしたんだい魅魔様?」
「・・・あ、いや、何でもないよ。ちょっと変な肌触りを感じただけだから、あはは・・・」
「ふーん、何でもないならいいけど。ってうわっ!」
「かかったな、スキありっ!」
男に不意打ちの如く水をかけまくる魅魔。しかし腹の痛みは確かで、それをごまかすための水かけといってもよかった。
「ぷはっ! しかしこうして泳ぐのってすごく気持ちいいぜ、なぁ魅魔様」
「あ、ああ・・・本当だね・・・」
しばらくの水のかけ合いの後、二人はプールのような泉で泳いだ。
暑い気候とは相反し、天然の水の涼しさに男はご満悦の様子だった。
ごろろろ・・・ぐぎゅううう・・・
(やばい、さっきよりお腹痛い・・・このままだと・・・)
だが腹にかかる重圧は増す一方で、魅魔はお腹のみならずお尻にも迫るようになっていた。
もちろんただの腹痛ではないことは魅魔も十分わかっているのだが・・・
「うりゃっ!」
「きゃっ!?」
その時、便意に気をとられていた魅魔に、背後から男が抱きついてきた。
抱きつくというよりは、その両手は黒ビキニに包まれていた二つの膨らみを捕らえていた。
「こ、こらっ! どこ触って・・・んっ」
「どこって魅魔様のおっぱいじゃないか。さっきから魅魔様動かないから襲ってくれっていってるようなもんだよ」
「あっ! あたしゃそんなこと・・・」
口では否定しているが、男に揉みしだかれているうちに胸の先端は硬度を増してゆくばかりだった。
そして不意打ちに驚いたのか、その胸の真下も活発化し・・・
ごぽごぽごろろぉ・・・
「ああっ! だ・・・だめえぇ・・・」
「だめって言いながらも乳首ばビンビンだぜ?」
「ちがうの・・・あたし・・・でちゃううう・・・」
男はわかってか否か、いずれにしても胸から手を離そうとしなかった。
魅魔は乳首から走る快感に我慢を奪われ、括約筋が緩むのを感じた。
ボコッ、ポコポコポコポコ・・・
「うわっ臭っ! 魅魔様まさかおならした!?」
「いっ、言わないで・・・あああっ!」
水面に浸かっている背中辺りに浮かぶ無数の気泡、それが弾けた後に鼻をつくような臭いが男を襲い、胸を揉んでいた手を離させた。
魅魔は否定しながら浅瀬に逃げるが、その間も彼女が通った後ろには絶えず気泡が出続けていた。
ビュビビブッ、ビチビビビイィィィ!
「はあんっ! んっ、ううううううう!」
「うわぁ、また盛大にやっちゃったか・・・」
浅瀬に上がったところで力尽き、魅魔は全身をガクガクさせて限界に身を投じた。
それを眺める男の目には、黒ビキニから身体の水滴と同化して流れる下痢便がしっかりと映った。
「やだ・・・折角のリゾートでうんちなんて・・・」
「魅魔様、そんなに我慢しなくてもよかったのに。ビキニから下痢便が垂れまくってるよ」
「見ないで・・・ああもう恥ずかしい・・・」
見るなと言っても見ないほうが無理同然。男はビキニから垂れ続ける魅魔の下痢便を見ながら、心の中でつぶやいた。
(計画通り)
実は昼食の際、男は水状の下剤を魅魔の飲み物に密かに仕込んでおいたのである。
ナイスバディを曝け出すビキニ姿、それにおいてのお漏らし。それを拝むことこそ、男の最大の目的だった。
「ねぇ、あんた・・・」
「ん?」
下痢便の出が収まったのか、魅魔の足を伝う下痢便の勢いが弱まってきた。
そして、魅魔は荒い息を吐きながらビキニをずらし、下痢便が垂れかかっている秘部を見せながら言った。
「このままここで・・・しよ?」
前回(文月)の続きです。
場所が変われどお構いなし、魅魔様はうんうんを漏らす運命なのですよw
ちなみにこのシリーズの魅魔様はお漏らしすると発情するので、この後男は枯れるまで搾り取られてしまいましたとさ。
旧作キャラのお漏らしは流行るべき・・・というか流行らせますw
ぐう
作品情報
作品集:
28
投稿日時:
2011/08/08 16:00:46
更新日時:
2011/08/09 01:00:46
分類
魅魔
スカトロ
お漏らし
マイナスイオン出まくりな観光地でのスカ!! 後、クソ塗れでのファック!!
たまらんっ!!
全く、爽やかなのか、ドロドロしているのか……。
物理的にも、心情的にも……。
私、旧作には疎いのですよ。
だからそのキャラを出す時には、本編登場時の事件(まだ『異変』じゃないよね)や人となりを軽く紹介していただけると助かります。
男のバイト代、ひょっとしたら、悪霊にも効く下剤の購入に大部分を充ててたりして……。
ドロドロしてるのは魅魔様のうんうんだけで・・・うわなにを(ry
悪霊用の下剤って相当値が張るんですよ。