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『開園!紅魔幼稚園!』 作者: 零雨
※キャラ崩壊
※独自設定
ここは紅魔館の大図書館。
そして私は司書の小悪魔です。
そして、あちらに座っておられるのが館の主人レミリアお嬢様です。
「って何でそんな落ち着いて座ってるんですかお嬢様!?紅魔館の一大事ですよ!?」
「え?ああ、うん、そうだったわね。……もうこのままでもいいんじゃない?」
「いやいやいや!何言ってるんですかお嬢様!?現実を見てください!」
「でもね、これはこれで紅魔館っぽいかなーなんて……。」
「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!本当に何とかしないと!」
「まさか、パチェの実験が失敗して、私たち以外みんな子供になっちゃうなんてね……。」
虚ろな目でそう言うお嬢様。
そう、パチュリー様の実験が失敗して、パチュリー様、フランドールお嬢様、咲夜さん、美鈴さんが子供になってしまいました。
そして子供になったしまったみなさんはというと……
「こら、フランドールおとなしくしなさい!って痛ッ!?美鈴、脛を本気で蹴らないで!折れる、私の足が折れちゃう!」
「やだー!蹴るー!」
比較的明るい妹様と美鈴さんはお嬢様と戯れています。
一方どちらかというと暗いパチュリー様と咲夜さんは……
「……。」
「…………。」
パチュリー様は読書、咲夜さんはじっとしてますね。
しかし、どうやったら元に戻るんでしょう?
子供になったとはいえパチュリーさまの知識を頼るしかないですかね。
「あの、パチュリー様?聞きたいことがあるんですが。」
「……。」
「パチュリー様?聞いてます?」
「…………。」
読書に夢中で話を聞いてくれませんよ!
仕方ないですが本を一回取り上げてと……。
「……うぅ、うわああぁあああぁあああん!!」
「え!?ちょ、パチュリー様!?」
「ちょっと小悪魔何やってるのよ!」
「私はちょっと話を聞いてもらおうと思「うわあぁあぁああん!!」パチュリー様ぁ!?」
ま、まさか幼少期のパチュリー様がこんなに泣き虫でヘタレだったとは……。
「あー!泣ーかした!」
「泣ーかした!泣ーかした!いけないんだー!」
「…………あーあ。」
うっ、みなさんの非難の眼差しが痛い……。
美鈴さんと妹様が喚きながら私の周りをグルグル回ってます。
「うわあぁああぁあああん!!」
「ど、どどどどうしましょうお嬢様!?」
「とりあえず本を返して上げなさい!」
「そ、そうですね!パチュリー様〜本ですよ〜!。」
私がそういって本を差し出すと、恐るべき速さで本をとられました。
そして、すぐ読書に戻るパチュリー様。
「うわぁ、もう泣き止みましたよ……。」
「我が友人ながら面倒な性格してるわね……。」
「とりあえず、泣き止んでもらえましたけど……話は聞いてもらえなさそうですね。どうします、お嬢様?」
「そうね……。とりあえず、パチェはほっといて1人ずつ相手していきましょう。」
「わかりました。遊び疲れて寝てくれるとありがたいんですけどね……。」
「じゃあ、私はフランドールと遊ぶから、あなたは美鈴を頼むわ。」
私はお嬢様の言葉に頷いて、美鈴さんと遊ぶことになりました。
「美鈴さーん。こっちで遊びませんか?」
「うん、遊ぶー!」
美鈴さんは元気よくそう言うと私のほうに走ってきました。
「何して遊びますか?美鈴さん。」
「うんとね、えーとね……組み手!」
「組み手!?」
これはマズイですよ!
子供に戻っているとはいえ美鈴さんの攻撃をまともに食らったら死んでしまいます!
「あの〜美鈴さん?組み手じゃなくてもっと平和なのにしませんか?お絵かきとかどうです?」
「えぇー、やだぁー!」
うわ、めんどくさい!
子供のころの美鈴さん話を聞いてくれません!
「いや、そこをなんとかお願いします……。」
「じゃあ、ジャンケンしよ!私が勝ったら組み手ね!」
「え?ちょっと待ってくd「ジャーンケーンポーン!はい、私の勝ちー!小悪魔出さなかったから負けー!」
強引!これが子供ですか……。
いったいどういう過程を経て今の謙虚な美鈴さんになったんでしょうか?
そして、このままだと組み手をすることになってしまします。
せめて、もう少し安全なものに……。
「そうだ!チャンバラしましょう、美鈴さん!」
チャンバラならせいぜい新聞を丸めて叩き合う程度で済みます!
さすが私!ナイスアイデアです。
「えー、チャンバラー?」
「どうですか?楽しいですよ、チャンバラ!」
「じゃあ、ハンデ頂戴!私子供だし!」私が
「ええ、まあいいですよ。」
「それじゃあ、小悪魔の剣は新聞紙で、私のは青龍刀ね!」
「青龍刀!?ちょ、ちょっと待ってください美鈴さん!私が死にます!間違いなく死にますって!」
「小悪魔なら大丈夫だって私信じてるから!」
「信用されてる!美鈴さんの中での私の評価はスゴイですね!でも無理です!」
人間より丈夫とはいえ刀で斬られたらさすがに死にます。
そういえば、咲夜さんのことをすっかり忘れてました!
一体何をしてるんでしょうか?
あぁ!豊胸体操してます!
子供のころから胸のサイズ気にしてたんですかッ!?
「とりゃあ!」
「おおぅ!美鈴さん!?一体何処から持ってきたんですその刀!?そしていきなり斬りかからないでください!萃夢想妖夢ですかッ!」
これは辛いです。私のストレスがマッハです。
とりあえず美鈴さんから刀を取り上げなくては……!
こうなったら真剣白刃取りしかありません。
「さあ、美鈴さん!斬れるものなら斬ってみなさい!」
「私が振りぬく青龍刀に斬れぬものなど、まったくない!てやぁー!」
「見切ったぁぁぁぁぁぁぁー!!」
ザシュウゥ!っと小気味いい音が図書館に響きます。
「フッ、これが私の本気ですよ!」
私は頭に刺さった青龍刀を引き抜いてそういいました。
「あぁ、うん。小悪魔はすごいねー。」
「せめてもうちょっと褒めてくださいよ!私じゃなかったら死んでますからね!?」
とりあえず青龍刀は回収できました。
これで、少しはおとなしくしてくれるはず……!
「もう一回やってみて、小悪魔!」
「いやいやいや、さすがにもう出来ませんからね!?ホラ、チャンバラは十分やったしお絵かきでもしましょうよ!」
「はぁ、仕方ないね。小悪魔がそこまで言うならお絵かきでもいいよ。」
「なんでそんな上から目線なんですか!?……まあ、いいです。紙と鉛筆は用意しましたので早速お絵かきしましょう!」
「じゃあ、私小悪魔の絵描くね!」
よし!美鈴さんにお絵かきさせることに成功しました!
これで、しばらくはほっといても大丈夫でしょう。
お嬢様は妹様と遊んでおられますし、パチュリー様は読書に夢中になっておられますね……。
この流れでいくと、咲夜さんの相手をしなければならないようですね……。
「咲夜さーん。何してるんですか?」
「……見ればわかるでしょ、体操よ。」
「まだやってたんですか!?」
「……私の努力を馬鹿にしないで。これを続けることで、将来の私はナイスバディのいい女になるんだから!」
咲夜さん、残念ながらその努力は実りませんでしたよ……。
「……そういえば、小悪魔は悪魔なんだよね?」
「あ、はい、そうですが……。それが何か?」
「……悪魔って何してるの?」
答えれません!
よくよく考えたら私、パチュリー様に召喚されてから悪魔らしいことなんてしてません!
とりあえず誤魔化しましょう。
「あのですね、咲夜さん?悪魔には色々種類があるので、一概にこうだとは言えないんです。」
「……じゃあ、小悪魔はどんな悪魔なの?紅魔館に住んでるぐらいなんだから、もちろんスゴイ悪魔だよね!」
しまったあぁぁああぁ!自爆してしまったああああぁぁ!
どうしましょう!?ここで低級悪魔で司書してますなんて言ったら絶対見下されてしまいます!
咲夜さんが、まるでサンタクロースを見ているかのような目でコチラを見ています……!
どうする私!?
@天才の小悪魔は突如誤魔化しのアイデアがひらめく
Aレミリアお嬢様が助け舟を出してくれる
Bバレてしまう。現実は非情である。
ここはAを期待したいところですが、お嬢様は妹様と遊んでおられます。
ここでいきなり私に助け舟を出してくださることはないでしょう。
やはりここは…………、@しかないようです!
「咲夜さん、実は「小悪魔はただの低級悪魔よ。」パチュリー様ああぁああ!?」
「え、そうなの?小悪魔?」
「ま、まぁそうですけど、低級って言っても下の上ぐらいですから!メガテンで言うとリリムぐらいの強さはありますから!」
「うん、そうだね……。小悪魔は強いねー。」
「なんかデジャヴを感じます!ガリガリと下がっていく私の評価!」
「……小悪魔は元気があっていいね。」
「フォロー!?それフォローなんですか咲夜さん!?」
「大丈夫。いつか小悪魔も出世できるよ。」
フォローはありがたいですけど咲夜さん……。悪魔に出世とかないです……。
というか、いつになったら元に戻るんでしょうコレ……。
ずっとこのままだと私が過労死してしまいます。
紅魔館から保険金は出るんでしょうか?
「小悪魔ー!絵、できたー!」
「おお、どんな絵ですか美鈴さん?ちょっと見せてください。」
「はーい。かなりうまくかけたと思うよ!」
「どれどれ……?ってちょっと待ってください!何で触手とか書いてるんです!?」
「やっぱ、悪魔っていったら触手かなって。」
「違いますからね!?咲夜さん、『そうなんだ!』って顔しない!そんな悪魔はいませ……、いやいますけどね!とりあえず私のスカートからは触手は出てきませんからね!?」
「どれどれ?」
「スカートを覗き込もうとしないでください!」
「生やしてあげてもいいわよ?」
「パチュリー様が会話に入るとややこしくなるので静かにしててください……。それよりパチュリー様!どうにかならないんですかこの状況……。」
「むずかしいしめんどくさい。」
「即答ですか!お願いしますよ……。このままじゃ私の胃が穴だらけになってしまいます!」
「そのうち自然に戻るんじゃない?」
「そんな適当な……。」
「私に言われても困るわよ……。どんな実験をしたのかも知らないしね。」
「元はといえばパチュリー様のせいなんですけどね……。」
これは、困りましたね……。
原因であるパチュリー様も子供に戻ってしまいましたし、本当に自然回復を待つしか手はないんでしょうか……?
私が魔法にもっと詳しければよかったんですけどねぇ……。
ん?魔法?そうだ!アリスさんがいるじゃありませんか!
あんまりこないんですっかり忘れていましたが、魔法使いですよ!
でも、アリスさんを呼ぶとさらにややこしくなるかも知れませんね……。
それに、もう1人のほうの魔法使いがついて来たりなんかしたら、もはや手に負えませんからね。
とりあえず、お嬢様に提案しましょう。
私が3人を大人しくさせつつ、お嬢様に声をかけようと振り向いたら……
お嬢様が半泣きになりながら妹様に謝っておられました。
「お嬢様ぁぁあ!?いったい何が起きたんですか!?」
「あぁ小悪魔ぁ!フランがね、私の黒歴史をみんなにバラしてやるって言うから……!」
「どれだけ凄い黒歴史なんですか……。」
「誰にでも隠したい過去はあるものなのよ……。」
「その発言も黒歴史になりそうだねー!お姉様!」
「お願いだから静かにしていて頂戴、フランドール……。」
「そうだ、あやうく忘れるところでしたがお嬢様、この状況を打破するためにアリスさんに連絡しませんか?」
「えぇー、嫌よ。こんなことで借りを作るなんて紅魔館の名誉にかかわるわ!」
「そんなこと言われましても……。じゃあ、お嬢様は何か考えがあるんですか?」
「ないわよ。」
「ちょっとは考えてくださいよ!まあ、とりあえず現状維持で自然回復を待つのもアリといえばアリですが……。」
「じゃあ、小悪魔あなたにすべてを任せるわ!」
「えー!?さすがにそれはキツイですよお嬢様!」
「大丈夫よ。あなたが無理そうなら助っ人を呼んであげるから!」
「じゃあ、最初からアリスさんに頼めばいいじゃないですか!」
「紅魔幼稚園開園よ!」
「お願いだから話を聞いてください!」
続く?
零雨です。
次回に続きます(多分)。
次からは紅魔館以外のキャラを1人ぐらいは追加したいですね。
これはギャグなんでしょうか……?
零雨
- 作品情報
- 作品集:
- 28
- 投稿日時:
- 2011/08/29 12:26:39
- 更新日時:
- 2011/08/29 21:26:39
- 分類
- レミリア
- 小悪魔
- 紅魔館
遂に私の時代の幕開けよ!!
手始めに……。
さぁパチュリー様、お着替えしましょうね〜。
「おねぇちゃん、なにするの……?」
はぁはぁはぁ……。
さぁ、おパンツ、ぬぎぬぎちまちょうねぇ〜!!
……とか、やらないんですか?
排水口でこうゆう作品が見れるとは