霊夢「おっぱい麻雀？」

紫「レートは500点でおっぱい1mmよ」

霊夢「いや、何よそれ」

紫「え、やだっ、霊夢知らないの！？」

紫「……ああ、だから貴女はかまぼこ板なのね」ｸｽﾘ

霊夢「……」ｲﾗｯ

紫「ま、霊夢じゃ無いおっぱいをむしり取られておしまいだしね〜」ﾌﾞﾌﾟｯ

霊夢「…………」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ

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アリスの家

木陰から様子をうかがう霊夢
霊夢「ここが雀荘『アリスの爪の垢』ね」

霊夢「ここでおっぱい麻雀とやらが行われているらしいけれど……？」

魔理沙「〜〜♪」ﾎﾞｲﾝﾎﾞｲｰﾝ

にとり「ちくしょう……ちくしょう……」ﾍﾟﾀｰﾝ

妹紅「返してよ……あたしのおっぱい……ヒック」ﾍﾟﾀｰﾝ

霊夢「どうやら本当みたいね」

アリスの家の扉を開ける
霊夢「こんにちは。　……打てるかしら？」

アリス「霊夢？　あなた麻雀なんて知ってるの？」ﾄﾞﾀﾌﾟｰﾝ
アリスのおっぱいは運動会の大玉転がしみたいなのがふたつ

霊夢「桃色大戦ぱいろんで80局くらい打ってきたわ」

アリス「そう」

アリス「ルールは分かってるって事ね」

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霊夢（私は気付いた）

霊夢（今の幻想郷ではおっぱいの大きさが強さの証になっているのだと）

霊夢「卓にはルーミア（貧乳）とリグル（貧乳）とベントラーアイテム持ってそうな妖精（貧乳）がいるわね」

霊夢「強くはないってことね」

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アリス「知らない人の為に簡単に解説をしておくわ」

アリス「麻雀とは四人がそれぞれ13枚の牌に1枚の牌を加えては抜きを繰り返し、決まった組み合わせを作るゲーム」

アリス「牌にはワンズ（一二三四五六七八九）、ピンズ（�@�A�B�C�D�E�F�G�H）、ソーズ（１２３４５６７８９）の数牌が各4枚」

アリス「風牌（東南西北）、三元牌（白發中）の字牌が各4枚、合計136枚の牌があって」

アリス「基本的には、同じ牌2枚（アタマ）と3つの牌4セット（メンツ）が出来れば上がりよ」

アリス「例えば」

二二　四四四　�A�B�C　６７８　東東東

アリス「この時”二二”がアタマ、残りの牌がメンツになっているわ」

アリス「メンツには同じ牌を3つ揃える『コーツ』（ここでは”四四四””東東東”）と、連続した3つの数牌を揃える『シュンツ』（ここでは”�A�B�C””６７８”）があるけど」

アリス「”二三�C”のように種類が違っていたり”八九一”のようにループしているものはシュンツにならないから気をつけなさい」

アリス「麻雀を打つ四人を反時計回りに『東家（親）』『南家』『西家』『北家』と呼び」

アリス「東→南→西→北→東……とゲームを進めていくのよ」

アリス「ここからはちょっと難しい話なので、分からない人は飛ばしてちょうだい」

アリス「ここでのルールは東風戦25000点持ち食いタンあり赤ドラあり同時上がりありよ」

アリス「後はまた必要に応じて注釈していくわ」

アリス「では本編に戻りましょう」

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東一局

霊夢「東家・リグル、南家・妖精、西家・私、北家・ルーミア、ドラは�Fね」

霊夢配牌　三四五六七�A�E�G�H４７西北

霊夢（割と良い配牌ね）

霊夢（ちなみに私は作者の打ち方をほぼそのままトレースしているわ）

5巡目
霊夢手牌　二三四五六七七�A�E�G�H４西　ツモ６　
　　捨牌　北７白北

霊夢（ピンフかタンヤオ狙い……）

霊夢　打西

10巡目
霊夢手牌　二三四五六七七�E�F�G４６７　ツモ五
　　捨牌　北７白北西南�A�@�H

霊夢（イーぺーコーになれば良いわね）

霊夢　打４

11巡目
妖精　打５

霊夢（！）

霊夢「チー」

霊夢（やっぱり上がれる時にさっさと上がっておくのが一番よね？）

霊夢　打六

霊夢手牌　二三四五五七七�E�F�G　チー５６７

霊夢（五か七が出れば上がりね）

13巡目

ルーミア　打七

霊夢「ロン！」ﾊﾟﾀﾘ

ルーミア「うぢょっ」

霊夢「タンヤオドラ1、30符2翻で2000点よ」

霊夢「んんっ！」ﾑｸﾑｸ

霊夢（おっぱいが4mm大きくなった計算ね）ﾑﾌｰ

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アリス「霊夢が上がった役はタンヤオ」

アリス「２〜８の数牌だけでアタマとメンツを揃えた役よ」

アリス「鳴いても黙ってても必ず1翻のつく上がりやすい役ね」

アリス「『鳴く』とは、手元に”６７”のような連続した2つの数牌（ターツ）があって、左隣の人が”５”か”８”を捨てた時、その牌を使ってシュンツを作る『チー』」

アリス「手元に”五五”のような2つの同じ牌（トイツ）があって、誰かが”五”を捨てた時、その牌を使ってコーツを作る『ポン』」

アリス「または4つの同じ牌を1つのメンツにする『カン』のことよ」

アリス「カンについては説明を省くわ」

アリス「鳴くと上がれなくなる役は多いし、そうでなくとも点数は下がるから、場面をよく考えて鳴くことね」

アリス「『翻』とは役の単位」

アリス「麻雀では必ず1翻以上の役がないと上がれない」

アリス「ただアタマとメンツを作ればいいって訳じゃないのよ」

アリス「ちなみに10巡目で霊夢が呟いていた『イーペーコー』」

アリス「これは同じシュンツを2つ作る役、上がれば1翻よ」

アリス「ただし、こっちは鳴くと成立しないわ」

アリス「ちなみに、鳴かずに役を作ることを『メンゼン』と呼ぶわ」

アリス「いくつかの役を下に並べておくわ」


　メンゼンツモ　どんな形でもいいから鳴かずにアタマとメンツを揃え、自分のツモで上がる。　メンゼンのみ1翻
　リーチ　　　　メンゼンでテンパイ（あと1枚で上がれる状態）になった時、1000点を賭けて「リーチ」と宣言する。リーチ以降は手牌の変更は出来ない。　メンゼンのみ1翻
　ピンフ　　　　”二二四五六五六七�A�B�C７８９”のように、メンツをすべてシュンツで作る。　メンゼンのみ1翻
　役牌　　　　　場風（東○局なら”東”）か自風（西家なら”西”）に合わせた風牌、または三元牌でコーツを作る。　メンゼンでも鳴いてもコーツ1つに付き1翻
　タンヤオ　　　２〜８の数牌だけでアタマとメンツを作る。　メンゼンでも鳴いても1翻
　トイトイ　　　”三三五五五�F�F�F１１１北北北”のように、コーツのみでメンツを作る。　メンゼンでも鳴いても2翻
　イーペーコー　同じシュンツを2つ作る。　メンゼンのみ1翻
　三色同順　　　”五六七�D�E�F５６７”のように、3種類の数牌で同じ数字のシュンツを作る。　メンゼン2翻、鳴くと1翻
　一気通貫　　　同じ数牌で123・456・789のシュンツを作る。　メンゼン2翻、鳴くと1翻
　チャンタ　　　1・9の数牌と字牌でアタマとメンツを作る。　メンゼン2翻、鳴くと1翻
　ホンイツ　　　字牌と一種類の数牌でアタマとメンツを作る。　メンゼン3翻、鳴くと2翻
　チートイツ　　トイツを七組作る。　メンゼンのみ2翻


アリス「『ドラ』とはボーナスのようなもの」

アリス「上がった時に手元にドラがあれば1枚につき1翻加わるわ」

アリス「ただしドラがあるだけで役がないと上がれないわよ」

アリス「ドラは『ドラ表示牌』で表される」

アリス「ドラ表示牌が六なら、七がドラになるわ」

アリス「数牌は１→２→３→４→５→６→７→８→９→１」

アリス「風牌は東→南→西→北→東、三元牌は白→發→中→白、と覚えておきなさい」

アリス「もっとも、このＳＳでは分からないので、『ドラの前の牌が3枚』とだけ考えておけばいいわ」

アリス「解説しているうちに霊夢はバカ勝ちしているようね」

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東三局

霊夢「ツモ！　トイトイホンイツダブ東白のドラ3で10翻の倍満、8000オールは四本場で8400オールよ」

ルーミア「」
リグル「」
妖精「」

アリス（さっきまでかまぼこ板のようだった霊夢の胸が、もう見違える程に盛り上がっているわ）

霊夢「ルーミアのトビで終了ね」

霊夢「ま、失うものがなかったのが幸運だったわね」ｹﾗｹﾗ

ルーミア（うぜぇ）

1位　霊夢　　　　　　80400点（＋50400点＋トップ賞20000点）
2位　リグル　　　　　14600点（△15400点）
3位　ベントラー妖精　7200点（△22800点）
4位　ルーミア　　　　マイナス2200点（△32200点）

アリス「開始時は25000点持ちだけど、終了時には30000点持ちと計算して、１位にトップ賞20000点を与えるルールよ」

アリス「つまり霊夢はおっぱい＋14cmってことね」

霊夢「んひゅうおおお！！」ﾑｸﾑｸﾑｸ

霊夢「一気にＣカップになっちゃったわ」ﾂﾝﾂﾝﾑﾆﾑﾆ

アリス「トップ（おっぱいを入れた胸囲）−アンダー（おっぱいを除いた胸囲）＝10cmでＡカップ、以降2.5cmごとにカップ数が上がっていくわ」

アリス「間違っていたらごめんなさい」

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霊夢「けっきょく３人とも帰ってしまったので、私もアリスの家を出た」

霊夢「どれ、しばらく神社にいてばっかりだったし、たまには周りの様子も見に行ってみましょうか」

人間の里

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ
ｱｯｶﾘｰﾝ
ｺｺﾛｱｲﾄﾞﾙﾆﾅﾁｬｳﾖｰ

霊夢「なにこれ……」

霊夢「右も左もＫカップは余裕でありそうな爆乳ばっかり」

霊夢「みんなおっぱい麻雀を勝ち抜いてきた戦士ってことかしら」

霊夢「私は井の中の蛙か……」

ﾅﾆｱﾉﾋﾝﾆｭｰﾐｺ
ｱﾝﾅｵﾊﾟｲﾃﾞﾋﾄﾏｴﾆﾃﾞﾗﾚﾙﾄｶ

霊夢「」ｲﾗｯ

霊夢「……帰りましょう」

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一ヶ月後　雀荘「わぁいハクタク」

霊夢「悪いわね、それロン」

霊夢「タンヤオドラ2、30符3翻で3900点のおっぱい7mm」

慧音「……ふん。　うまいことトップから上がったつもりだろうが、私の逃げ切りで終了だ」

慧音「トップ賞が入って結果的に16100点のおっぱい32mmだ」

霊夢「んきゅうううっ」ﾑｸﾑｸ

慧音「きゃおおおおん！」ﾐﾁﾐﾁﾐﾁﾌﾞﾁｯ

慧音「ハァハァ……今日はここらで店じまいだ」ﾕｻｯﾕｻｯ



霊夢「私のおっぱいは大体Ｆカップで安定している」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

霊夢「他に私の知ってる奴は」ﾓﾐﾓﾐ

霊夢「魔理沙Ｈカップ、咲夜Ｃカップ（主人に遠慮しているのかしら）、萃香Ｅカップ、慧音Ｍカップ、射命丸Ｐカップ」ﾂﾝﾂﾝ

霊夢「アリスは規格外、紫はデスタムーアみたいに顔と手だけをスキマから出していたから計測不可」ｸﾘｸﾘ

霊夢「……やっぱり人間の里で平均Ｋカップは何かおかしい」ﾓﾆｭﾝﾓﾆｭﾝ

霊夢「異変の予感がするわ」ﾑｷﾞｭｳｳｯﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

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霊夢「色々と見回って気付いた」

霊夢「山の連中は他と比べて段違いにおっぱいが大きい」

霊夢「そして、その中で只一人」

霊夢「早苗だけがマイナスＡカップの貧乳でありながら、神同様に扱われている」

霊夢「奴が絡んでいるのは間違いないわね」

霊夢「守谷神社（今は雀荘『信仰は儚き貧乳の為に』）にＡカップ女子が入っていく」

霊夢「私の予想が正しければ……」

数十分後

霊夢「やっぱり……」

元Ａカップ女子「さ、早苗様……一生貴女に尽くします」ﾌﾞﾙﾝﾌﾞﾙﾝ

元Ａカップ女子「貴女方を信仰するだけでこんなおっぱいを手に入れられるのなら……」ﾊｧﾊｧ

霊夢「自分への信仰の代わりに、おっぱい麻雀で振り込ませて爆乳にしてやったって訳ね」

霊夢「まったく、せこい女だわ」



霊夢「こんにちは。　……打てるかしら？」

早苗「いらっしゃい……あら、霊夢さん」

霊夢「貴女を倒しに来たわ」

早苗「ちょうど良いですね。　霊夢さんが私たちに服従していただければ、それで『信仰を得る』という私たちの目的は完遂出来るので」

早苗「あなたはどうせ信仰が得られなくても」

霊夢「そんな崇高な話題はどうでも良いのよ。　私はただ明日の生活費と大きなおっぱいが欲しいだけ」

霊夢「もっとも、貴女に服従するのは死んでも嫌だけれど」

早苗「……まあ、なんでも、いいですけれど。　謝るなら今のうちですよ？」

早苗「死ぬより辛い目にあわせて差し上げましょう」



東家・霊夢　南家・早苗、西家・雛、北家・静葉

早苗「東風戦30000点持ち食いタンあり赤ドラあり同時上がりありのハコ無しルールです」

霊夢（雛も静葉もＺカップ以上の超乳……）

霊夢（台車でおっぱいを支えて、うつぶせになって卓に向かっている）

霊夢（二人とも早苗に怯えているわ）



霊夢配牌　２２２３３４４６８８東西發發

霊夢「！？！？」

霊夢（早苗のヤツ、大口叩いておきながら何よ。　私のバカヅキじゃない！）

霊夢　打西

早苗　ツモ切り３

霊夢「ポン！」

霊夢手牌　２２２４４６８８東發發　ポン３３３
捨牌　　　西

霊夢　捨東

早苗　ツモ切り發

霊夢「ポン！」

霊夢手牌　２２２４４６８８　ポン３３３　發發發
捨牌　　　西東

霊夢　打６

霊夢（笑いが止まらないわ）

3巡目
霊夢手牌　２２２４４８８　ツモ東　ポン３３３　發發發
捨牌　　　西東６

霊夢　 ツモ切り東

早苗　ツモ切り４

霊夢「！？　ロン！　緑一色で役満！　48000点のおっぱい9.6cm！」

霊夢「んんんっ！！」ﾑｸﾑｸﾑｸ

霊夢（早苗のヤツ……あんな大口叩いておいて只のヘボ雀士じゃない）

霊夢（自分が負けたのを『わざと振り込ませた』とでも言い換えていたのね）



東一局　一本場

霊夢配牌　二二五五赤五�E４８８東東白發中

霊夢（ドラこそないけどまた強い配牌……）

霊夢　打�E

早苗「カン！」

霊夢（来た！？）

9巡目

霊夢（早苗はすでに３回カンしている）

霊夢（スーカンツ狙いかしら）

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アリス「スーカンツは『カン』を四回行なって上がる役」

アリス「役満と呼ばれる最も難しい役で、東家が上がれば48000点、それ以外なら32000点よ」

アリス「ちなみに前局で霊夢が上がっていた『緑一色』は２・３・４・６・８・發でアタマとメンツを作る役。　これも役満よ」

アリス「それにしても霊夢、随分ツキが回っているみたいだけれど」

アリス「それは本当に貴女の力なのかしら？」

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霊夢手牌　二二五五赤五發發　ポン８８８　東東東
捨牌　　　５�E１２九白中４
ドラ　　　一西五�F

霊夢（見えてるだけで既にドラ4）

霊夢（カンが裏目に出ているわね）

霊夢　ツモ發

霊夢「上がり！　トイトイダブ東發の……」

霊夢（ドラは上がった時、その下の『裏ドラ』を見る）

霊夢（ヴァンガードで言うところのダメージトリガーみたいなものかしら）

ドラ　　　一西五�F
裏ドラ　　８五８東

霊夢「裏が乗ってドラ16、合計21翻の数え役満、16100オールで再びおっぱい9.6cm！」

霊夢「んんんんうっ」ﾑｸﾑｸﾐﾘﾐﾘﾐﾘﾐﾘﾌﾞﾁﾁ

霊夢（胸が苦しい……服ははち切れそうだし乳首が押し付けられて感じちゃう……）

早苗「ふふ……霊夢さん、さっきの今でずいぶん下品な胸になりましたね」

霊夢「！！？」

霊夢（何……まさか私は早苗に上がらされているというの？）



東一局　二本場

霊夢配牌　一九�@�H�H１９東南西北白發中

霊夢（ま、間違いない……）

霊夢（これは私が上がってるんじゃない）

霊夢（早苗に上がらされているんだ！）

霊夢　打一

霊夢（まずいわ……これはさっさとノーテンと振り込みで逃げた方が良い）

霊夢（このままだと静葉や雛同様、乳ダルマにされてしまう）

霊夢（というか今の時点でもうおっぱいは重いし視界は狭いし）

2巡目
霊夢　ツモ切り一

3巡目
霊夢　ツモ切り九

4巡目
霊夢　ツモ切り西

5巡目
霊夢　打白

6巡目
霊夢　打１

7巡目
霊夢　ツモ切り南

8巡目
霊夢　打�@

9巡目
霊夢　ツモ切り白

霊夢（恐ろしい……公九牌しか手元に来ない）

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アリス「公九牌とは一九�@�H１９東南西北白發中の13種類の牌のこと」

アリス「公九牌を全種１枚ずつともう１枚公九牌を揃えると国士無双という役満よ」

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霊夢（しかしどんなに高い手をはっていようが、上がらなければ点は入らない！）



17巡目
霊夢　打南

霊夢「流局……私はノーテン」

早苗「違いますよ霊夢さん」

霊夢「？」

早苗「自分の捨牌をよく見て下さい」

早苗「流し満貫が成立しているじゃないですか」

霊夢「あっ……！！」

早苗「4200オールでおっぱい2.5cm、霊夢さんのツモ上がりで連荘ですね」

早苗「ふふ……どうやら霊夢さんはまだよく麻雀の役を知らないようですね」ﾊﾟﾁﾝ

諏訪子「私がお前の手牌を見てやる。　満貫以上なら代わりに上がらせてもらうぞ」

霊夢「ひっ……」

雛＆静葉（終わったわね……）

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三本場
諏訪子「ロン！　チンイツトイトイドラ3の三倍満で36900点、おっぱい7.3cm！」

六本場
諏訪子「ツモ！　リーチ一発ホンイツ小三元の倍満で8600オール、おっぱい5.1cm！」

霊夢「きゃああ！！」ﾌﾞﾁｨｯﾊﾞﾘｭﾝ

雛（とうとう霊夢の服がはち切れた）

静葉（でも早苗たちに止める気配はない……本気で霊夢を仕留めるつもりね）

十本場
諏訪子「ツモ！　大四喜字一色四暗刻天和のクアドラプル役満で65000オール、おっぱい39cm！」

霊夢「も、もうやめて……」ﾓﾘﾓﾘﾓﾘﾓﾘ

十九本場
諏訪子「ロン！　タンヤオトイトイ30符3翻の5800点は11500点、おっぱい2.3cm！」

雛（もう霊夢は自分で打てない状態）

静葉（諏訪子が代わりに打っているわ。　……上がったら霊夢のおっぱいが膨らむけど）

霊夢「許して……下さい……」

二十六本場
諏訪子「ツモ！　役牌白ドラ5の跳満で8600オール、おっぱい5.1cm！」

雛（それにしても全自動卓のくせにバカスカ上がるわねー）

静葉（おかげで私たちのおっぱいもだんだん日常生活に支障をきたさないレベルに近づいているわ）

早苗「おっぱいはあれど霊夢さんは見えず、ですね」

霊夢「助けて……助けて……」

二十七本場
霊夢「もう……やめて下さい……」

早苗「ん〜、そうですねえ。　じゃあ１つだけ条件を」

早苗「霊夢さんの職務と利権を私たちに譲って下さい」

霊夢「そ、それは……」

諏訪子「あ、それロン。　リーチイーペーコードラ3の跳満で26100点、おっぱい5.2cm」

霊夢「」

早苗「霊夢さん。　私、最初に言いましたよね？」

早苗「死ぬより辛い目にあわせるって」

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雛「それから三日三晩、東一局は続いた」

五百五十一本場
諏訪子「ロン。　タンヤオのみ1500点は166800点、おっぱい33.3cm」

静葉（霊夢のおっぱいは既に数十メートルに達し、私たちはもとの貧乳に戻っていた）

雛（もう眠い上にどうせ諏訪子しか上がらないからツモ切りしてるだけだけど）

静葉（それにしても大砲のような乳首がこっちを向いてて怖い）

五百五十二本場
早苗「そろそろ終わりにしてあげましょうか」

雛（ねむー）

射命丸「雛さん、それロンですよ」

雛「へ？」

射命丸「人和役満で32000点は197600点、おっぱい39.5cmですね」

雛（マイナスＡカップまで縮んでいたのが一瞬でＭカップ近くに……）ｸﾞｸﾞｸﾞｲｰﾝ

東二局
静葉（やっと局が動いた……もうどーでもいいけど）

早苗「霊夢さんのためにおっぱい縮めてしまって申し訳ありませんでした。　二人とも、せめてＰカップくらいにまでは戻して差し上げますので」

静葉「あ、はい、どうも」

静葉（眠くて早苗が何言ってるのか聞こえないわ……）

射命丸「静葉さん、ロンですね。　大三元字一色四暗刻のトリプル役満で96000点、おっぱい19.2cmです」

静葉（久しぶりに浴槽に浸かれるわね……ってなんかまたちょっとおっぱいが膨らんできたような）ﾑｸﾑｸﾑｸ

東三局
雛（三徹して尚身体が軽い……こんな気持ちで麻雀打つの初めて）

射命丸「雛さん、ツモです」

雛「はぁ？　……ああ、ホンロートイトイ……發で……5翻だから満貫ね」

射命丸「四暗刻で役満です。　16000オールでおっぱい9.6cmですよ」

雛（身体が重くなったわ）ﾕｯｻﾕｯｻ

東四局
静葉（ツモ切りしてたら役満２回上がってた……何を言っているのか分からないと思うが）

射命丸「静葉さん、ロンです。　大三元で以下同文」

静葉（私も何が起こっているのか分からない）ｳﾂﾗｳﾂﾗ

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こうして長かった東風戦は終わりを告げ、霊夢（自分のおっぱいをクッションに熟睡していた）は妖怪100匹の手で博麗神社に運ばれていった。
巨大な肉塊が朝日に消えていく姿を、早苗たちはすがすがしい顔で見送っていた。

だが、早苗は知らなかった。

？？？「ここがおっぱいの大きくなるという神社ね」

自分の奇跡を超越する極運の持ち主が幻想郷にまだ居たことを。

はたて「はぁ……私もおっぱい大きくなるといいなぁ」ﾍﾟﾀｰﾝ



おしまい