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『諏訪子「長寿の秘訣は健康的な食事です」』 作者: アンチョビ

諏訪子「長寿の秘訣は健康的な食事です」

作品集: 29 投稿日時: 2011/09/14 15:07:53 更新日時: 2011/09/15 00:07:53
東風谷早苗はイザというときブーツを履く。
最近では茨歌仙に出演するときに履いた、大事な大事な一張羅。
もちろん手入れも万全だ。
「汚れを拭いて、靴クリーム塗って、ブーツキーパー入れて……よし!」
神奈子特製オンバシラ型ブーツキーパーを差し込む早苗。
こんな素敵なグッズをくれるなんて、私は特別な存在と感じました by早苗

だが、このブーツキーパーにはとんでもない秘密が隠されていたのだ!

深夜。ブーツキーパーを引っこ抜く怪しい影。
2本の足型オンバシラを股間にあてがうのは守矢の主神、八坂神奈子。
「オンバシラよ……私の体に戻れ……むん!」
気合を込めるとブーツキーパーは神奈子の体に結合した。
その二本の棒は、みるみると男性器の形に変化する。
人間の足ほどの巨大な物を2本生やした神奈子はまさに双頭のアナコンダ。
そう!このブーツキーパー、実はオンバシラチンコなのである。

「今日のオンバシラは醗酵早苗フレーバーの特別製よ!」
めったに食べられないレア食材に、諏訪子の目は輝いた。
「すごーい!舐めていい?」
「もちろんよ。」
「わーい。いただきまーす。」

おっきく口を開けて……あむっ!

「……っゲホッ!」
「あーあ、むせちゃった。」
「グェッホ!ゲホォッ……匂い……ゲホッ……強烈すぎる……。でもおいしい。早苗菌がよく繁殖してる酸味があるわ。」
「こんなによく醗酵してるのって、夏休み前に学校に忘れた体操服以来よね。」

早苗菌とは早苗の皮膚に常在する細菌である。
早苗の汗を醗酵させ、かきたてフレッシュな香りから酸っぱ臭い感じに変換する力を持つ。
二柱は腸内細菌のバランスを整えるため、定期的に早苗菌を利用した食品を摂取しているのだ。
(代表的な食品例:ブラの紐、布団のシーツ、枕カバー、お払い棒の握りなど)

「むせないようにゆっくり舐めなさい」
「そんなこと言って、ホントは焦らして欲しいんでしょ」
諏訪子は巨大なオンバシラを抱きかかえ、余り気味の皮を口に含む。
表皮はブーツに良く漬かっており、ご飯が欲しくなる濃い目の味に仕上がっている。
「ん……噛むほど味が出てきておいしい……」
「ふぁぁっ!皮引っ張らないでぇっ!」
甘噛みするごとにオンバシラはピクピクと震え、優しい塩味の我慢汁ソースがアクセントをつける。
「神奈子、イっていいんだよ」
「でもぉっっ!お食事中にぃっ、イくなんて……お行儀わるいわぁ、んっ!」
「イってよ。神奈子のプロテイン……飲みたいな」

オンバシラの根元を両手でギュッとつかみ、力を入れて先っちょまでしごき上げる。
「絞っちゃやぁっ!でちゃうぅぅぅ!」
諏訪子の鼻にモミの木精油成分であるボルニルアセテートの香りが届いた、瞬間。
「オンバシラ抽出エッセンス出ましゅぅぅぅ!出ひゃうのぉぉぉぉぉ!!」

びゅくっ!びゅるびゅるっ!

「おいしい!神奈子プロテインおいしいよ!
早苗菌の酸味と合う!いくらでも飲めちゃうよぉ!
栗の花ぁ!もみの木ぃ!フィトンチッドの香りぃぃぃぃ!!」

諏訪子はこの上ない幸せに包まれていた。
彼女のお腹の中では、早苗菌が神奈子プロテインをアミノ酸まで分解している。
「お腹の中で早苗と神奈子が頑張ってるの、わかるよ……」
いとおしそうにお腹を撫でる諏訪子。
諏訪子が今日も健康に過ごせるのは二人の愛のおかげなのだ。

「神奈子、いつも早苗菌を食べさせてくれてありがとうね……」
「なに言ってるのよ、諏訪子ったら……」
見詰め合う二人。これは2回戦目の流れである。
やるきマンマンの二人は気づかなかった。一つの足音が近づいていることに……



「ふぁ〜〜ぁ……こんな夜中に『早苗、早苗』って、何か用ですか……?」
ふすまがガラリと開き、世界は凍りついた。
パジャマ姿の早苗の目に映るのは、天を突くオンバシラ型ブーツキーパー。
それを股間に生やす神奈子、舐める諏訪子。

「ちちちちち違うのよ!エッチなことしてるわけじゃないのよ!!」
「そっそそそそそうだよ!ケンコーのために早苗菌をセッシュしてただけだから!!!」

寝起きの早苗は二柱の言う言葉はよく理解できなかった。
だが、プレゼントしてくれたブーツキーパーが実はチンポだったこと
早苗を菌扱いしていること
この2点だけは寝ぼけた頭でも十分に理解できる。
そして、それは早苗がショックを受けるに十分であった。

「ひどい……。そのブーツキーパー貰った時、ずっと大切に使おうって思ってたんですよ……
大事なオンバシラを2本もくれるなんて、すごく嬉しかったのに……。
なのに……影ではチンコ擦りながら、私をバイ菌扱いしてたなんて……!」

「誤解よ早苗!私たちは早苗が大好きで、早苗の使った道具とか取り込みたいくらい大好きなの!」
「そうそう!早苗を食べちゃいたいくらい好きなの!だからこうして早苗菌を醗酵させて……」

悲しみと怒りに我を失った早苗には、二柱の言葉はもう届いていなかった。
いや、届いていたところで結末は変わらなかっただろう。
動揺する二人を突き飛ばした早苗は、神奈子の前でローキックの構えを取り

「こんなブーツキーパー……こうしてやる!!!」

かかとで一蹴。

「あっ……あおぉぉぉおぉおぉおおぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」
「チンコが真っ二つに!!」

「もう一本っ!くらえぇぇぇぇっ!!」

ゴキゴキゴリュッ







神奈子は死に、早苗はグレて出て行った。
良質な健康食を摂れなくなった諏訪子は病気がちになり、床に伏せる時間が増えた。
くたびれた布団の中で、諏訪子は一人考える。
(私たちは何を間違ったのだろう)
その答えがわかるのが先か、彼女の命が尽きるのが先か。それは誰にもわからない。
「茨歌仙verブーツ早苗さんを愛でる作品(イカロ用)書きたいな!」
書き始めはそんな感じでした。

私は何を間違ったのだろう。
アンチョビ
作品情報
作品集:
29
投稿日時:
2011/09/14 15:07:53
更新日時:
2011/09/15 00:07:53
分類
神奈子
ふたなり
諏訪子
ブーツ早苗
健康食品
プロバイオティクス
アミノ酸
和モミ精油
1. NutsIn先任曹長 ■2011/09/15 01:31:43
二柱の神々の失敗は、菌にも善玉菌と悪玉菌がいて、早苗菌は人や神の役に立つ大切な善玉菌だと教えておかなかったことですね。

折れたオンバシラは、もう二度と元には戻らなかった……。

作者様の間違いは、現代社会にこんな問題作を世に出したことでしょう。
後……、後、数百年、いや数十年後だったら、あるいは……。
2. 名無し ■2011/09/16 01:02:06
ヤマメ「あれ摂り過ぎると死ぬよ」
3. 名無し ■2011/09/17 00:17:53
皆様の健康を祈りつつコメ返し

>>1
数百年か……人の身である私には遠い未来ですね。
その日まで長生きできればと思い『オンバシラ醗酵セット早苗種菌付き』を買うことにしました。
Amazon早くこないかなー。

>>2
上のレス後に醗酵オンバシラを摂りすぎた作者は、早苗菌過剰症でその生涯を閉じました。
最後にレスをいただけて、故人もさぞかし幸せだったろうと思います。
皆様もどうか健康食品の過剰摂取にはお気をつけください。
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