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『リーインスカーネイション 霜月』 作者: ぐう
「確かこれとこれと、あとあれと・・・」
ある休日、男は魅魔と里へと買い物に出かけていた。
ありきたりではあるのだが、二人にとってはこのありきたりな時間も一緒にいられる大事な時間。
好きな人と一緒にいられる時間に無駄などなかった。
「さて、魅魔様と合流するか」
買い出す物がかなりあるため、魅魔と男は二手に分かれて物品を買い集めていた。
男が買うのは、主に日常の用具関連。ひととおりの必要物品を手に、その場を後にした。
「おーい、魅魔様ー」
遠くからでもわかる緑のロングヘアーと特徴的な帽子。女性にしては高い身長も見つけやすい要因のひとつだ。
男は声をかけながら彼女のもとへと近づいてゆく。
「魅魔様?」
男は魅魔の近くで声をかけるが、彼女はまるで寝てるかのように何の反応も示さない。
よくみると何か一点をじっと見てるようで、その視線の先には・・・
「わーいわーい」
「こらこら、あまり走らないのっ」
「ははは、○○は元気がいいな」
魅魔の視線の先には、親子三人で楽しそうに買い物に来ている家族の姿があった。
元気にはしゃぐ子供、注意するがどこか優しそうな母親、そして笑顔でそれを見守る父親・・・
当たり前の家庭だが、見ていてとても微笑ましくなり、何とも幸せを感じさせる光景だった。
そんな家族の姿を、魅魔は無言で見つめていた。
「子供連れ・・・いいなぁ・・・」
「なるほどね、あの親子に憧れてたのか」
「わっ!? ・・・なんだあんたか、脅かさないでくれよ」
「だって声をかけても魅魔様が反応しないんだもん」
男の声で魅魔は今度こそ我にかえり、驚いた様子で男の顔を見た。
同時に今買い物の最中であることを思い出した様子。
「ああいった親子連れに憧れてるの?」
「昔話しただろう? あたしに弟子がいたってこと。あの親子を見てると、あの時のことを思い出してさ・・・自分の子ではなかったし面倒見が大変だったけれど、今思えばそれもよかったかなって」
買い物の帰り道、魅魔は男にかつてのことを話しながら歩いた。口調が姐さん肌だけど優しいのは、その経験からきているのだろう。
「いつかもしあんたとの・・・こっ、子供ができたら・・・・あああ・・・」
「魅魔様?」
しかし声がしだいに上擦ってゆき、なにやら様子がおかしい。
もしかして男に話していない持病でも再発したのだろうか。
「ああっ! もうだめもう無理っ!」
ブジュッブバブボボボッ! ブジュウウウッ!
「えっ・・・今の音まさか・・・」
しかし次の瞬間、魅魔の切羽詰る声とともにしたのほうから聞き覚えのある音が響いてきた。
男がまさkと思って足元を見ると、彼女のスカートの下に茶色の水溜りができていた。
ブブッブビュビビビ・・・ピチャピチャピチピチピチ・・・
「あんたにレジ並び任せてる間にトイレ行っただろ・・・あの時に浣腸入れて家まで我慢できるか、試してみたんだけど・・・ふああ・・・」
「で、盛大に大小ともやっちゃったって訳ね。まったくもう・・・」
「だって我慢して出すのが気持ちいいから・・・あはぁん・・・」
よく見るとスカートのお尻部分まで濡れており、盛大にぶちまけてしまったのが目に見えてわかる。
この性癖が抜けない限り、育児は相当大変そうだ。
幸い家はすぐそこなので、よほどのことがない限りはバレる心配はなかった。
案の定バレることなく二人は家につき、魅魔はすぐさまバスルームでいつもとおり身体を洗いに直行した。
その間男は買ってきたものを冷蔵庫なり戸棚なりに片付け、その後はそれぞれの時間を過ごすことに。
「・・・さっきから下が騒がしいな、魅魔様誰と喋ってんだ?」
男は自分の部屋でしばらく本を見ていたが、やがて下が騒がしくなることに気がついた。
そういえば魅魔はいまだに下にいる。それはいいとしてこの騒々しさは何なのだろうか。
「魅魔様、さっきからどうしたんだ?」
男は気になって下に降りると、何やら誰かに話しかけるような声が聞こえてくる。
来客など聞いていないのに、誰か来ているのだろうか。男は居間の戸をあけた。
「あれ、誰もいないじゃないか。って魅魔様、何やってんの?」
「あんたか、丁度よかった。ちょっと手伝ってよ」
部屋には魅魔一人しかおらず、電話やテレビを使っている訳でもない。だがよく見ると、テーブルの上にビデオカメラが置いてあった。
これで手伝えということは、お漏らしの撮影でもしろということなのか。
「未来のあたしたちの子供にビデオレターを送るんだよ」
「送るって、まだ子供いないんだけど・・・」
「いいからいいから、あんたもいずれ父親になるんだから気にしないの」
さっきの親子に見とれてのことだろうが、気が早いにもほどがあった。
出産前はおろか、まだ妊娠すらしていないのに・・・
「まだ生まれてないあたしたちの子供や、見てるかい? お父ちゃんとお母ちゃんだよ」
「それははっきり言うことじゃ・・・」
「男が細かいことうだうだと言うもんじゃないの、ホラあんたも喋るんだよ」
「えー・・・」
そんなこんなで、男は魅魔のビデオレターに付き合わされるのであった。
「嫌そうだった割には、後半ノリノリだったじゃないか。あんた親バカになるタイプだね」
「ははは、そうかもしれないな」
ビデオレター撮影は意外と楽しく進み、二人はまだ見ぬ我が子へのメッセージを連ねた。
もし子供が大きくなった時、いつか役立つことを願って。
「うふふ」
撮影が終わったとたん、魅魔は足を開いてスカートをめくった。
下着の中に、秘部の形がくっきりと浮き出ている。
「メッセージを用意するのはいいけど、送る相手がいなきゃ話にならない。だろう?」
「ああ、そういうことね」
「そういうこと。だから今日もしっかり頼むよ、パパ」
それが何を意味するのか男は理解し、魅魔に抱きついて床へと倒れこんだ。
二人の子供が生まれる日、それはいつの話になるのだろうか・・・
今回はスカがおまけ程度の扱いです。
先日姉が自分の子供をあやしながら話していることを思い出して書いてたら、こんな話になりました。
魅魔様の子供ってどんな感じになるのでしょうか。
ぐう
作品情報
作品集:
29
投稿日時:
2011/11/30 10:13:54
更新日時:
2011/11/30 19:13:54
分類
魅魔
スカトロ
お漏らし
こちらも温かい気持ちになって、夕食とビールが美味くなりました。
……で、今までの平穏な空気をぶち壊すスカ発生!!
ここで来ましたか!?
もう、シチュエーション無視かい!!
この幸せな二人の子供は、少なくともスカとは無縁の人生を歩んで欲しいものです。
平穏な空気を壊すというよりは、スカそのものがもう空気ですからw
魔理沙の面倒を見たのですから、魅魔様はきっといい母親になれる・・・はず。
>名無し(2)さん
たかが浣腸、されど浣腸。この業界では必須アイテムなのです。