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『リーインスカーネイション 師走』 作者: ぐう
雨は夜更け過ぎに雪へと変わる・・・ことはなく、朝から雪がちらつく幻想郷のある日。
今日は12月24日。そう、言うまでもないクリスマスイブだ。
「よーし、これで今日は今年の仕事収め。帰ったら魅魔様とホームパーティだっ」
雪がちらつく夜道を、男はホクホク顔で歩いてゆく。今までなら一人身の寂しい夜を過ごさざるを得なかった。
しかし今年の彼は違った。この聖なる夜を共にする恋人がいたのだ。
「魅魔様、待っててくれよー」
最近は厳しい冷え込みで外に出るのも嫌になり、もちろんこの通勤も同様だ。
だが今日この日に至っては、そんなことすらどうでもよくなった。
愛しき妻が待つ我が家へ、男は上機嫌で向かっていった。
「ただいまーっ」
玄関のドアを開け、機嫌の表れが挨拶に出ていた。
家に入ればこっちのもの、これで今宵は好きなだけ魅魔と夜を共にできるのだ。
「あれっ、魅魔様どうしたんだよ? ただいまって言ったのに」
「・・・・・・」
反応がないので我にかえってみると、目の前に魅魔が立っていた。
いつもなら労いの声かけが来るはずなのだが、今日は少し表情が暗かった。
そして次の瞬間、彼女の口から思わぬ言葉が飛び出した。
「ねぇあんた、あたしたち・・・別れよっか・・・」
「えっ・・・?」
男は一瞬思考が停止し、二人を包む空間も時間が止まったようだった。
だがそんな男をものともせず、魅魔は
「さようなら・・・」
とだけ言い残し、まるで風のようにドアを開けて家から出て行った。
(嘘だろ・・・急に別れ話だなんて・・・)
男は魅魔の発言が信じられないまま、呆然と立ち尽くしたまま考えていた。
自分の何がいけなにのか、あるいはここの生活に飽きてしまったのか・・・
だがいくら考えを膨らませてみても、答えはまったく出てこなかった。
そうして自分が考えつかないところに、魅魔が別れ話を口にする要因があるのかもしれない。
「・・・はっ、そうだ! 魅魔様ーっ!」
となれば魅魔を追いかけて真相を確かめなければならない。
たとえ魅魔が絶対に考え直さないとしても、納得できないことには未練以外の何も残らない。
男はドアを開け、雪がちらつく暗闇の中へと駆け出していった。
「おーい、魅魔様ー!」
クリスマスムード全開のためか、近くの里をはじめとするあちこちの集落はいつもより華やかで明るい。
しかしどこに向かったのかは見当がつかず、男は彼女の名を大声で叫んだ。
「もしかして、あそこかっ!」
その時、男はあることをふと思い出し、思い当たる場所に向かって走り出した。
「ぜーはーぜーはー・・・どこだ、一体どこなんだ・・・」
家からノンストップで走ってきた先は、二人が始めて出会った場所。そして勇気を持って告白をした場所だった。
事件の犯人は現場に戻るというが、もしかしたら魅魔の行き先も同じ理屈でここなのかもしれない。
男は雪が舞う暗闇に目を凝らしながら、辺りを見渡した。
「あっいたっ!」
よくよく見ると、暗闇の一角に帽子と長い髪のシルエットが映し出された。
ついでに背も高めで、これはどう見ても魅魔以外には有り得なかった。
「魅魔様、急にどうしたんだよ、別れようだなんて・・・」
「・・・・・・」
近づいてみるとシルエットはやはり魅魔で、男は彼女の顔を覗いて早速問い詰めた。
何の前触れもなく、しかも理由も一切話さないから男が必死なのも無理はなかった。
「俺のこと嫌いになったならなったでいいから、理由を聞きたいんだ。急にさよならって言われたって納得できないよ!」
「・・・・・・」
男は必死になって魅魔に問い、その目には涙が浮かんでいた。できることなら別れたくない、その一心だった。
だが告白したあの時と同様、魅魔は口を閉ざしたままだった。
「魅魔様っ!」
男の口調はどんどん強まり、まるで怒鳴るかのように彼女の名を呼んだ。
これで答えてくれないのなら諦めるしかなかった。
「・・・よかった、あんたはあたしのことそこまで大事にしてくれるんだね」
「は?」
すると、今まで貝のように口を閉ざしていた魅魔が、安心そうにそう言った。
その顔には安心感に包まれた笑顔が見えた。
「あたし噂で聞いたんだよ。一年で一番恋人が別れやすいのって、実はこのクリスマスイブなんだって」
「・・・・・・」
今度は男が無言になり、魅魔の話を聞く番になった。魅魔がそう口にするということは・・・
「だからちょっと試したんだ、いきなり別れ話を口にしても、あんたがあたしを追いかけてくれるかどうか」
そう、いきなりの別れ話も今までの沈黙も、男との絆を再確認するためのテストだったのだ。
まったくお騒がせというか人が悪いというか・・・
「でも嬉しかったよ。あんたはあたしのことを本気で愛していてくれていることがわかってさ・・・あんた?」
「じゃあその為に・・・俺はわざわざ心配して・・・」
「その・・・あの・・・騙したことは謝るからさ・・・ははは・・・」
男の顔は不気味を通り越す笑い顔になっており、何ともいえない恐怖に魅魔は冷や汗が流れはじめた。
この様子では弁明はもう無駄というしかなさそうだ。
ぬちゅっくちゅくちゅくちゅ
「魅魔様のここ、もうこんなに濡れてるじゃないか」
「あんっ! そんなに弄ったらあたしおかしくなっちゃうよっ!」
所変わって、ここは二人のマイホーム。家に着くやすぐさまベッドに搬送され、男の指技に身体をよがらせる魅魔。
しかし男には手加減というものは一切なく、胸にも秘部にも問答無用で愛撫を加えてゆく。
「おま○んこの汁が垂れて、お尻までぬるぬるだな。これなら早速いけるかな」
「あ・・・あんたまさか・・・」
男の指先と魅魔の下着はすぐさま愛液で濡れ、肛門にまで垂れて滑りを良くしてゆく。
気がつくとそこに肉棒が近づいており、ゴクリと生唾を飲み込む魅魔に対し・・・
「そのまさかさっ!」
ぬぷぷぷぷぷ・・・
「あああああん! お尻の穴が裂けちゃうっ!」
お構いなしに肛門の中へと肉棒を滑り込ませていった。
「うう危ないな・・・締まりがよくて早速出てしまうところだった。じゃあ動くよ」
「はああああ・・・もっとゆっくりして・・・」
肛門の中は締まりがかなり良く、油断すればすぐに出てしまいそうだ。
男は少しずつ、されど緩急をつけて腰を動かしはじめた。
ぬっぬりゅっぬりゅっ
「うっ、これマジで半端ねぇ・・・早速搾り取られそうだ」
「んうう・・・う、動かないで・・・ちょっとでも動かれたらあたしもう・・・」
だが肛門の締め付けは非常に半端なく、このままでは何もしなくても果てるのはあっという間になりそうだ。
それは魅魔も同じで、肛門の中をゴリゴリとこすられる感じに全身をガクガクさせていた。
「やばい・・・もうっ!」
ぶびゅびゅっ!
「はあああっ!」
男は欲張ってもう少し腰を動かすものの、容赦ない締め付けの前には無駄でしかなかった。
その拍子に白濁液が直腸の奥に吐き出され、肉棒の震えは魅魔にも同時に絶頂をもたらした。
「ああ・・・魅魔様のお尻の中、すっげえ締まる・・・」
「はああ・・・ああ・・・あ・・・」
魅魔は本気でよがっており、まるで陸に打ち上げられて酸欠の魚のようだった。
ただ確かなのは、浣腸よりも熱い液体が勢いよくお尻の中に吐き出されたことだった。
もちろん、これで男の気が済んだ訳ではなく・・・
ずちゅっずっずりゅっ!
「あんっ! あっ! あ・・・あんたあっ!」
今度は肛門ではなく、愛液をだらだらと垂らした秘部。
お互いの液によって濡れた性器同士を交わらせ、卑猥な音と声を部屋中に響かせてゆく。
「あんたっ! さっきはごめんよっ、んっ! やっぱりあたしあんたのことが好きだよ!」
「俺も・・・俺も絶対魅魔様を放さないから!」
互いに愛の言葉を口にしながら、二人は交わり続ける。その中に微かに聞こえる、魅魔のお腹の鳴る音・・・
先ほどの精液が浣腸代わりになり、魅魔に便意をもたらしていた。
「ううっ! そんなに締め付けたら出る!」
「そんなこと言ったって、あたしも出ちゃいそうなんだよ・・・」
魅魔は果てそうになるのと同時に肛門から溢れそうで、お尻に力を込めなければ決壊は時間の問題だった。
だがそれが肉棒を締め付ける要因になり、男にも絶頂のカウントダウンを告げさせる。
それでも男の腰は止まることなく、パンパンと音を響かせながら魅魔のお腹の奥を突き続ける。
そしてそれが便意と快感を強め、無限ループを起こしていた。
早い話、二人とももう「出てしまいそう」だったのだ。
「魅魔様出すよ! 一番奥に熱いのを全部!」
「あっ、あたしも出ちゃう! お尻から出るうううっ!」
そして男の腰の往復が数回続いた後、互いに限界が訪れ・・・
ぶびゅるっどくどくどぴゅっ!
「あんんんっ! 奥に熱いのが出て・・・ああっあたしも出るっ!」
ブリュッミチミチミチュミチュミチュ・・・
男が勢いに任せて魅魔の中に全てを吐き出し、それと同時に魅魔の肛門が制御がきかなくなった。
白濁の液が入るのとは逆に、彼女の肛門からは茶色の塊が微かな音を立てて姿を現しはじめた。
ブスッブッブリブリブリ・・・
「ううっ、まだ出るよ・・・。魅魔様が出されながらうんちしてるかと思うと・・・」
「あたしも気持ちよくて止まらない・・・ふああ・・・」
男は精液が、魅魔は便がそれぞれ止まらない様子。
だがはたから見れば異常とはいえ、二人は確かに聖なる夜のもとで繋がっていることを果てながら確認した。
「ごめんよ、あたしもうあんたと絶対に離れないから」
「おうよ、俺だって離すもんか。あんなテストなんてしなくたって絶対にな」
全てを終えて、改めてお互いの絆を感じた二人。この調子ならこれから先も問題ないだろう。
だがここで、男は大事なことを思い出した。
「しまった! クリスマスプレゼント買うの忘れてた!」
今から買いに言ったとして、果たして売れ残っているかどうか。そもそもプレゼントを決めてすらいなかった。
だが魅魔は男の肩をポンポンと叩き、笑顔で答えた。
「いいや、プレゼントならもう貰ったよ。とっても熱いプレゼントをね」
「えっ? 俺いつの間にしたっけ?」
「やだねぇ、とぼけないでくれよ」
ピンとこない男に、魅魔は優しく微笑みお腹をさすりながら言った。
「あたしのおま○この中に、さっきいっぱいプレゼントしてもらったよ、パパ」
今回はクリスマスということで・・・というかこれしかネタが閃きませんでした。
クリスマスイブに別れる割合が高いというのは本当ですが、この二人にはいつまでも幸せであってほしいものです。
続きはまた来年、残り数回お付き合いくださいまし。
メリークリスマス!
ぐう
作品情報
作品集:
29
投稿日時:
2011/12/24 11:39:37
更新日時:
2011/12/24 20:39:37
分類
魅魔
スカトロ
お漏らし
この愛情の裏返しの激しいまぐわい、最初から後ろを使いますか!? 彼の怒りの程が分かるというものです。
で次は性器の、いや正規の用途に使用する穴に致しましたが、変な病気とかにならないですかね?
フィニッシュは、まあ、そうなるわな……。
前の穴に入れたミルクが後ろからチョコレートになっているみたい、なんて風情のあるもんじゃないですね、こりゃ。
来年も、このバカップルの愛と糞に塗れたラブラブ話を楽しみにさせていただきます。
ありがとうございます。二人の絆はクリスマスの爆発にも負けません。
>先任総長さん
能力もスペカもないから弱いと思ったら大間違い、男を怒らせた魅魔様にはお仕置きしかありません。
バカップル? いいえ、スカップルですw