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『コガテイスト3』 作者: まいん
注意、この物語はスーパープリティードール上海とマスターアリスの出会いと別れを描いた、感動劇である。
「おいこら上海! 注意文を勝手に書き換えんな! 作者のアイデンティティが崩壊するだろ! 何でこんな事をしたんだ!」
「知りてぇか? それがどんなに恐ろしくて、卑猥で、当たり前の様に過ごすお前の人生の未来が暗黒に塗り潰される事になっても良いならばなぁ!」
「魔理沙、世の中は知らない方が良い事もあるのよ」
「くそっ! 何か良い様にはぐらかされているぜ」
〜〜〜〜〜
ある日、博麗神社の裏手から間欠泉が噴出した。 その事態に対し神社の主、博麗霊夢は間欠泉の噴出を異変と断定してただちに原因の解明に動きだ……す事は無く、友人の霧雨魔理沙と一緒に温泉を作り、酒を酌み交わしていた。
間欠泉と共に噴出した怨霊。 これを紅魔館の頭脳パチュリー・ノーレッジが感じ取り、異常事態が知らない所で起こっていると推測した。 彼女は友人関係が希薄でどうしたものかと思考を巡らせていた所、八雲紫の存在を思い出す。 彼女は紫に相談し、紫はこの事態を異変と断定、地底との約束を破らぬ為に人間を地底に送り異変を解決させる事となった。
アリス・マーガトロイドはパチュリーが異常事態に気付いた頃、同じく異常事態が起こっていると感じ、すぐさま紅魔館へと赴いた。 彼女はパチュリーと相談して異変解決の為の策を互いに考えるのであった。
〜〜〜〜〜
「最初は不機嫌極まりなかったのに……今じゃあ随分ご機嫌なんだな?」
「ふふ、碧眼の貴婦人に出会っちまったからな、ご機嫌にならざるを得ないだろ。 地底には嫌われ者が集まると、マスターから聞いていたんで可愛い奴はいないと思っていたんだ」
「しっかし、今日は大所帯だな……」
「これがマスターの最強人形だ、お楽しみは後からだぜ? 小娘よぉ」
地底を飛びながら進む魔理沙と上海、そしてアリスの人形7体。
地底の入口でこの先は危険だと忠告した妖怪二匹を早々に撃退し、旧都に差し掛かる橋にて出会った橋姫に恋心という名のセクハラ攻撃を上海が食らわして、旧都に差し掛かろうとしている。 ちなみに旧都という名前は最初の二匹が忠告の際に言ったものだ。 君達二人は良い奴だ、だが良い奴だから俺に勝てんのさ……とは別れ際に上海が言った言葉だ。
そんなこんなで旧都に到着した一人と八体、到着した場所には門番と思われる鬼が三体、彼等は焚火の前でくだを巻いていた。
『でさぁ、その夢の中で出来ちゃった婚の訳よ』
『おまっ、その娘は俺の嫁って言っただろ! 何で手前の夢に出てんだよ!』
『ああ、その娘なら俺の横で寝てるよ、抱き枕買ったし』
内容のチェリーっぷりを無視できず、上海は話に首を突っ込んでしまう。
「なんでぇ、なんでぇ、旧都っつーからどんなに恐ろしい所かと思ったら……話している内容がどこかの童貞会議と同レベルじゃねぇか」
上海の言葉に気付き鬼達は棍棒を担ぎ、立ち上がる。
『ひゅぅ〜見なよ、獲物の到着だぜ』
『さて、地獄の苦しみを味あわせて貰おうか』
『って、お前が味わうのかよ』
鬼たち三人の挑発に上海は乗り、口調を強くして背景を燃え上がらせる調子で啖呵を切った。
「手前等! この俺様を怒らせるたぁ、かなり切ない目に遭う事を覚悟しろい!」
その啖呵に鬼達も申し訳程度に言葉を返す。
『かわいい人形の癖に生意気だぞ!』
『お前地獄行き決定な?』
『いや、ここも地獄だから、地獄……』
ここに、体長二メートルの鬼三体と体長30センチ程の人形による白兵戦が展開された。
二体に寄る棍棒の縦打ち、それを上海は難なくかわす。 遅れて振るわれた棍棒、一人追撃気味に突出した鬼は袈裟、逆袈裟に棍棒を何度か振るう。 その連撃もかわしカウンターをお見舞いする。
「どわっしゃーーーーーーっっっ!!!」
ドガン!
哀れ、人形に殴り飛ばされる鬼。 しかし、悲劇は終わらない。 棍棒と徒手に切り替えた二体目、棍棒による叩き、突き、徒手による直突、掌底、曲撃、隙あらば掴もうとする連携。 ふっ、はっ、と呼吸に合わせて巧みな攻撃を繰り出す。 その攻撃を上海は又も華麗に避け、 次の呼吸に合わせた攻撃を巧みにかわしつつカウンターを当てる。
「どっぱーーーーーーーーんっっっ!!!」
ドガン!
二体目も同じく人形に殴り飛ばされた。 三体目はその勢いに半ば自棄になり棍棒を投げ捨てると上海との間合いを詰めて行った。 上海は、はんっと鼻で笑うと
「ラッシュの速さ比べか?」
等と叫び距離を急速に詰めて行く。 連撃、連撃、この力はどこから出るのか? 嘗て人里の美人先生にタコ殴りにされた時よりも早い連撃を打ち続ける。 彼女はマゾッ気も持ち合わせているのかもしれない。
「むしゃむしゃむしゃむしゃ(ラッシュの掛声)……どらぁぁぁぁつっぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ドガーーーン!!!
三体の鬼は人形一体に全敗を記し、上海は怒りながら勝ち名乗りをあげた。
「わかったか! 貴様等如き三下が俺の相手を勤めれると思うな!」
「お前本当は強いんだな、見直したぜ」
「へへ、たまには良い所見せておかないとな……惚れても良いんだぜ?」
鬼達三人を正座させ、楽しい楽しい説教タイム(by閻魔様)を行おうとした所、突如空から一人の鬼が降り立った。
「お前、私の可愛い部下をこんな目に遭わせるとはメチャ許せんよな〜」
姐御〜と叫びながら走り寄って行く鬼三人、空から現れた鬼はそれを軽々とかわしてすれ違い様に殴り倒していく。
「お、お前達! 誰がこんな目に? 許せん! 敵は取ってやるからな」
その光景を見ていた上海は魔理沙に確認する。
「なぁ、あれはギャグでやっているのか?」
「私に聞かれても困る」
二人の会話を無視して新しく来た鬼は上海に向けて名を名乗った。
「私の名は星熊勇儀、私の部下をあんな目に遭わせた事は褒めてやろう。 山の四天王、力の勇儀に出会ったお前は不幸だな、負ける前に名前だけは名乗って貰おうか」
「ふんっ、やっと本気が出せる様だ! マスター合体許可を!」
通信機からアリスの声が聞こえ、上海に対して命令が下される。
「ドールナイツの諸君、合身せよ」
「人形! 合身! ゴォォォォォドッッッシャンッハァァァァァイ!」
魔理沙のオプションとして戦っていた人形7体は上海と合体していく、その場に残された魔理沙はアリスの悶える息遣いに気付いて一言言う。
「アリス、恥ずかしいなら……何でこの掛け声にしたんだ?」
答えは返って来なかった。
〜〜〜〜〜
「これが俺の戦闘時の姿、ゴッド上海だ! 勇儀、どうしてもこの先に進ませて貰うぞ」
「威勢だけは良いんだな、通りたけりゃあ力で押し通してみせろ!!!」
勇儀が腕を上げて突進する、その両腕を上海が受け止め上方でがっぷり四つに組合い両者の間で力比べが始まった。
流石は力の二つ名を名乗るだけの事はある、始めこそ拮抗していた力比べは段々と拮抗が崩れ上海が押し込まれていく。 上海の肩や肘はギシギシと悲鳴を上げ合体の継ぎ目と思われる場所の隙間は少しづつ開いていった。
「どうした? この先に進むんじゃなかったのか?」
「くそっ! この馬鹿力め!」
「はっはっはっ! 吠えるな吠えるな、負け惜しみは男を下げるぞ」
笑いながらも力を緩めない、彼女はそのまま押し込もうと更に力を込めて上体を前に前に傾け始めた。
ニヤリと上海の口が吊りあがる。 と同時に徐々に開いていた隙間が突然開放される。 頭の部分を司っていた上海は幾つかのパーツと共に上方へ射出され、勇儀と組み合っていた腕や肩、胸部、腰部、脚部は変形をして彼女を取り込む。 前傾に力を掛けていた彼女は後方に回避する事も出来ずにそのままの勢いで残ったパーツに逆さ磔の形に拘束されてしまった。
力の二つ名を名乗る者がこの程度の拘束から抜け出す事は容易か? 否! 否! 断じて否! 力が掛かれば反対側に力が分散され拘束された者は激痛を伴うだけだ。 本気で抜けるならば両腕、片脚を犠牲にしなければならない程であり、この拘束は十重二十重に巧妙に張り巡らされた人形結界と呼んでも差し支えは無いものである。
「拘束して終わりと言う訳では無いだろう? ここから何をするつもりだ?」
「察しが良くて助かるぜ、ここの所女日照りが酷くてねぇ……お前には少し発散して欲しいものがあるのだ、幸い目の前にはたわわに実った素晴らしい果実もある事だしな」
「敗北者に語る言葉は無い……好きにしろ……」
覚悟を決め目を瞑る勇儀。くくくと悪い笑みを浮かべて近寄る上海。 後方で狼狽する魔理沙。 三者三様の中、空気を読まない声が乱入した。
『いやあ、流石は上海の兄貴』
『俺もこの胸は前々から良いと思っていたんですよ』
『俺達はどんな事でも手伝いますよ』
その三人に鬼を凌ぐ形相で振り返る。
「俺は女だ! いね! 貴様等乞食風情に施す物等何一つ持ち合わせてはおらん!」
音はしなかった、地底の空を飛ぶ三つの飛行機雲、その先端には無残な姿に変えられた者が居た。
「いいのか? 敗者である私に情けを掛けて……」
「興が削げた。 しかしこれはこれで良かった、主の様な強い鬼と友になれた事は絶頂の快感の何倍もの快楽を味わう事と同じなのだ。 恥を忍んでくれ、頼む……」
「こうも頼まれちゃあ仕方が無い、また来いよ。 どっちの相手でもしてやるからな」
上海は振り向かずに手を上げて無言で答えた。
〜〜〜〜〜
「格好良い事言ったくせに次の目的地が分からないなんて格好悪いな」
先程までの雰囲気が戻り、魔理沙は安堵の表情で上海に皮肉を言う。
「うるせぇやい、大体こういう時は先に進んだ小高い丘の屋敷が次の場所だというのがお約束だろ。 ほら来いトキメキはすぐそこまで来ているんだ後は迎えいれるだけだ」
「がんばって魔理沙、死んでも人形にしてあげるから」
通信機からアリスの声援が聞こえた。 上海は魔理沙の手を引き、自身の言った事に自信を持って従い、地震が起こる程の勢いで小高い丘にある館の扉に突進して行った。
「通算二度目のJust Now!」
館の入口、扉をブチ破った二人を出迎えたのは……説明メンドイから”古明地さとり”としておこう。 彼女は二人を待ち構え、そして話を始めた。
「私の名前はさとり、貴女方が来る事は判っていました」
「さとり? 魔理沙そいつは地上を追放された妖怪、心を読むわ」
アリスの忠告に魔理沙は身構える。
「地底は地上とは隔絶された世界、どの様な理由があろうとも……ただで貴女方を帰す訳にはいきません。 さあ、ここからが本番です……眠りを覚ます恐怖の記憶で……」
「ほう、では俺の恐怖の記憶とやらを見せて貰おうか!」
両目を瞑って話していたさとりが上海の言葉で目を開く。 上海を三つの目で凝視してしまった彼女は流れ込んでくる大量の卑猥な情報に顔を真っ赤にして腰を抜かしてしまう。
「嫌っ、嫌っ! 近寄らないで」
涙目で後ずさりしながら、手を真正面に伸ばす。 その姿を目撃したら一部の人間は後先考えずに襲い掛かってしまうだろう。
「上海、ボスみたいだがいつもの様に襲い掛からないのか?」
「俺はロリには勃たないんだよ。 ってそんな事はどうでも良い! おいっロリっ子! 俺のマスターは地底の異変に頭を悩ませている。 さっさと異変を止めないとお前の頭に流れている情報の1000倍以上酷い事をするぞ」
ロリっ子に勃たない上海は空元気でとんでもない事を宣言する。 勿論そんな事をするつもりは無い。 ちなみに海外でのペド犯罪は殺人鬼に唾を吐かれる程の重犯罪なのだ。
しかし、今までの体験(情報)を物凄い勢いで更新し続ける上海の卑猥な情報によって、さとりに上海の言葉は届かなかった。
何としてもこの情報郡から解放されたいさとりはペットの名を呼ぶ。
「燐! 空! 助けて頂戴、あの卑猥な人形を実力で排除して」
ボンと煙が上がり、さとりに流れる情報が遮断された。
「あはははは、お燐見参だよ。 さとり様に危害を加える奴は死体にしてどんどん運んじゃおうね〜」
「ははははは、お空推参。 え〜と、お燐大好き!」
名乗りを上げる二人。 アリスはその一人が明らかにおかしい事に気付く。
「魔理沙、お空って子がおかしいと気付いた?」
「空気の読めない言葉を聞けば分かるだろ」
「違うわ、その子の力が地上に異変を起こして、もう片方のお燐って子の力で地上に助けを求めた様なの」
「そういう事なら……行け! 上海!」
「おっしゃあ! ぶるぅぅぅぅぅおおおおあぁぁぁぁ!!!(鳴声) あ〜あ〜、そこの黒髪の美しいお嬢さん」
「うにゅ? 私はお空だよ。 お嬢さんなんかじゃないよ」
「ではお空ちゃん、君は燐ちゃんが好きなようだね?」
「うん、大好きだよ」
「ではこれからも燐ちゃんの言う事を聞いて仲良くしなさいね」
空が満面の笑みで、うんと返事したのを見計らって、魔理沙は燐に目配せをした。 それに気付いた燐は空に話しかける。
「お空、力を暴走させるのを止めなさい」
わかったと言い、空は燐の言う通りにした。 ここに地底の異変は解決された。
〜〜〜〜〜
「おらぁ! なんで異変解決の立役者の俺が蚊帳の外なんだよ!!!」
異変解決を祝って温泉に大量の人妖が集められた。 その中で上海は温泉にいるものの小型の船に乗せられて船から降りれない様に結界まで張られていた。
「女の裸だらけのこの場にお前を出したら大混乱だからな。 紫のお墨付きだ諦めろ」
魔理沙が上海に話す。 幸い結界に食事を入れる事が出来るので、上海は自棄食いを続けている。
バカジャネーノ
何処からとも無く聞こえる声、その声に燐と空が、人形が喋った、と声を合わせて驚いた。 その声に上海は自棄食いを止めて叫んだ。
「だったらどうだってんだ。 俺を見て驚く奴が居ない事が気に食わねぇ!」
その言葉を聞いた者すべてが驚いた。 その場に居る人妖は彼女が人形である事をすっかり忘れていたのだ。
〜〜〜〜〜
3話、NG
がっぷり四つに組み合う、上海と勇儀。 その後方で二人を見守る魔理沙と鬼達。
と鬼の一人は他の二人に耳打ちをした後、魔理沙に話しかける。
『え〜と、魔理沙ちゃん? 退屈だと思うから一つ弾幕勝負でもしない?』
「ああ、いいぜ。 三人いっぺんでも負けないからな」
鬼達はニヤリと笑うと、計算通りだと分かっていても確認の為に言う。
『俺達一応男だけど三人で戦って良いのかな?』
「構やしないさ、さあ掛かって来いよ!」
八卦炉を構えながら言う魔理沙、その魔理沙の手元を叩く鬼。
『無敵ボム〜』
魔理沙は八卦炉を叩かれ落としてしまう、すかさず別の鬼が彼女を後ろから羽交い絞めにする。
『俺が拘束弾だ。 避けないから捕まっちゃったよ? 魔理沙ちゃん』
「離せ! 卑怯だぞ、この野郎!」
『残念! 魔理沙ちゃんが良いって言ったじゃないか。 さーてご開帳!』
更に別の鬼が魔理沙のスカートを破り、次いでドロワをゆっくりと脱がせる。
『おやおや〜? 身体のわりにココはつるつるマンコなんですねぇ?』
羽交い絞めにされて抵抗も出来ないのに、魔理沙は強がって顔を真っ赤にしたまま自分の股間を凝視する鬼に罵声を浴びせる。
「やめろ、見るな変態、犯罪者、ロリコン、ペド野郎、童貞!」
最後の言葉にショックを受ける鬼一同、彼ら三人は背中から炎が上がる勢いで捲くし立てた。
『だったら、大人の魔理沙ちゃんにグレイズ勝負を挑まざるをえないな』
羞恥心で濡れている魔理沙の未発達な割目に鬼の立派な逸物が宛がわれる。 そして鬼は一思いに彼女を貫いた。
ブチブチブチ……。
その行動に魔理沙はあ”あ”あ”と小さく声を上げ涙を流す。
彼女の股間から血が流れた。 そう、彼女は処女だったのだ。それでも鬼達はそれに気付く事はない、彼女の股が裂ける事位承知で行っている。
『ピチュらないという事はグレイズしているんだね? 流石異変の解決人、じゃあもう動いても良いよね? まあ、答えは聞いてないんだけど……』
一突き、二突き、突かれる度に彼女の口からは苦悶の呻きが漏れる。 そんな事はお構い無しに鬼は動く。 その鬼に別の鬼が文句を言った。
『お前ばっか楽しんでんじゃねぇよ! 尻をこっちに寄越せ!』
立位で攻めていた鬼は騎乗位の形に体位を変え、後ろから別の鬼が菊門に侵入を始める。
あ”〜、いだい、やべで、やっやえ! と喚く魔理沙を押さえつけて、彼女の言葉を無視して侵入を続ける。
ブジッ! と大きな音がして鬼の逸物は魔理沙の尻に完全に沈み込んだ。
『おおっ、これはこれで……』
びゅる、びゅびゅ、びゅるるる……
『早いな』
『うむ、早い』
『うるせぇ!』
尻に挿入した鬼は挿入だけで達してしまった。 魔理沙は顔を歪めて嫌悪感を露にする。 鬼達は茶化すように話し合っていた。
だが、流石は童貞鬼である。 挿入したまま逸物の硬度を元に戻すとピストン運動を再開する。
じゅぷ、じゅぷと音が鳴る。 堪らずあぶれていた鬼が魔理沙の口に逸物を当て口で奉仕する様に促す、最早抵抗出来ない魔理沙は鬼の立派な逸物を口に含む。 一応、香霖堂で春画を見た事がある為、そしてこれ以上の苦痛や暴力を受けたくない為、彼女は歯を立てない事だけを気を付けていた。
びゅる、びゅる、びゅびゅ……。
「むぐぅ!」
菊門にピストンをしていた鬼がまたしても達した。 それに驚いた魔理沙は口の逸物を思い切り噛んでしまう。 鬼としては人間に噛み付かれた程度大した事は無いが、面白い事を思いついた為に咥えさせたまま意地悪そうに言い放った。
『いてぇ、いてぇなぁ……逸物は男の大切なモノ、それを噛み切ろうとする奴にはお仕置が必要だよ……なっ!』
顔を下げて逃げようとする魔理沙の後頭部をガッチリ抑え、咥えさせたまま逃げれない様にする。 そらっ、と掛け声を上げて鬼は拳を振るう。
ゴッ!
魔理沙の頬に拳がめり込み鈍く短い音が響く、彼女の頬骨は折れて青く腫れ上がる。 下で腰を振っている鬼は締まって気持ち良いから、あと一二発殴ってくれと言う。
ゴッ! ゴッ!
『さぁて、そろそろ前の方にもたっぷり注いでやろう。グレイズしないと妊娠しちゃうから、しっかり避けてね』
「ひゃべろ! ひゃべでぐれぇぇぇぇぇ!!!」
「おいっ!」
「何だ? 負けを認める気になったのかい?」
がっぷり四つに組み合ったまま真剣に勝敗を決しようとしていた上海と勇儀、未だに勝負は着かぬままであった。
「違ぇよ、あいつは俺のマスター専用の肉便器なんだ、他人の物を勝手に持ち出すのは犯罪だろ?」
「そうか、そういう事か……犯罪者にはキツイお仕置きをしないとな……」
組み合っていた二人は手を離して、再び手を組む。 そう、握手として。
握手を離した二人は先程までの力づくの勝負が嘘の様に迅速に動いた。
「行くぞ! 上海アンカァァァァァ!!!」
ゴッド上海の両肩部後方と両腰部から計四本のアンカーが射出された。 目標は魔理沙の下で腰を振っている不届き者二名である。
キィィィィィィンッッッ!!!
鎖の擦れる金属音、腰を振る事に夢中の鬼二人はその音に気付かずに捕捉されてしまう。
ガッシャァァァァン!!!
アンカーの直撃を受け、凄まじい音が辺りに響く。 それでも魔理沙に伝わった衝撃はほぼゼロであった。 補足された鬼はアンカーに巻き取られ魔理沙の身体から引き剥がされる。 その際にヌボォ!と魔理沙の股から逸物が抜ける音がした。
巻き取られた鬼は抵抗できず上海に引き寄せられる。 大した事はない、また殴られて空を飛ぶだけ、二人の頭に同時にそういう考えが浮かぶ。 そう思っていた二人は同時に目を開き、同時に上海を見やる。
二人が見たものは上海の股間に屹立する二本の恐怖の象徴。 今しがたまで二人が魔理沙に突き立てていたモノを遥かに上回る凶器。 引き寄せられる先にあるもの、それは男の尊厳を破壊するには過ぎたモノであった……。
「抵抗しなくて良いのかい? 俺は男でも構わず蹂躙する人形なんだぜ?」
魔理沙の口に逸物を突き立て、欲望の赴くままに女性の顔を三発も殴った下劣な鬼はその様子を見て恐怖に駆られ逃げ出した。 彼女の口から逸物を抜く時に、じゅぽと音がした。
だが、彼が駆け出す際に柔らかいものにぶつかり、逃げ出す事を止められた。
「まぁ、待ちなよ。 折角だからアンタの筆卸も手伝ってやるよ」
勇儀に首を掴まれ地面に叩き付けられる。 それでも魔理沙に咥えさせ続けた為、逸物は硬度を失わずにいた。
ずぷぷぷぷっ……。
勇儀の膣口は難なく鬼の逸物を咥える。 しかし下にいる鬼の表情は段々と険しいものに変わっていく。
「ふんっ!」
勇儀が力を入れると鬼の逸物は破裂した。 膣筋の力によって逸物が千切られたのだ。
「ゲス野郎の最後はこんなもんさ……」
「おい、おい小娘、起きろ」
目を覚ました魔理沙は上海に泣きながら抱きついた。
「うえええ、上海〜、怖かった、怖かったよ〜」
「おお、よしよし。 お前は悪い夢を見ていたのだ、もう安心しろ」
鬼に嬲られ、身体のあちこちを損壊した魔理沙だったが、上海を媒介にしたアリスの魔法によってすべて回復する事が出来た。 同じ鬼である勇儀も申し訳なさそうな表情をしている。
ふと、上海はボロを纏って泣いている人物が誰か?と考え始める。
「おい、勇儀。 お前はチンポを生やす事は出来るか?」
「私をあまり舐めるなよ? チンポの一本や二本生やせなくて四天王が名乗れるか」
「そうか、では小娘を一緒に慰めようではないか」
その言葉を聞いて魔理沙は上海から逃げようとする。 しかし、上海に強く、優しく抱きしめられた為、逃げ出す事は出来ない。
「しゃ、上海? 冗談はよせ。 私はもうあんな目には……」
「魔理沙、安心しろ、優しくしてやる」
「んっ、ふぅ、んっ……上海に通信装置だけじゃなくて、映像録画の機能もつけておくべきだったわ」
……続く。
原作は古賀亮一先生のギャグ漫画を元に書いています。
ですが、原作の方が面白いので読んだ事の無い方は是非とも一読する事をお勧めします。
まいん
- 作品情報
- 作品集:
- 30
- 投稿日時:
- 2012/03/29 12:45:10
- 更新日時:
- 2012/04/23 23:36:25
- 分類
- 魔理沙
- 上海
- 勇儀
- モブ鬼
- 地霊殿
- パロディ