キョンシーは臭い

あ"ーーー……

おきたーーー……

きょう　も　いつもどーり　に　おきた

たおれて　ねると　おきづらい

だから　たって　ねる

わたし　かしこい　

いつもの　ばしょ　で　ぐるぐる

かんせつ　が　ぎーぎー　なる

いつもの　じゅーなん　を　する

「あら、芳香は早起きね。賢いわねぇ〜」

せーが　が　きた

せーが　は　わたし　の　えらいひと

ほめて　くれる　いいひと

なでる　て　やわらかい

「柔軟してるの？柔らかくなるといいねー」

よしか　じゅうなん　はげむ

おー……おー……

うぉー……おぉー……

「（こんなことさせても無駄よねぇ……筋を切ろうかしら？）」

せーが　ときどき　へんな　かお　を　する

いつもの　ばしょ　ぐーるぐーる

まわってると　へん　な　やつ　でた

「こらー！ここはわちきの縄張りよー！」

かさ　もった　ひとのかたち　おんな

「こっから出ていけぇ！」

なにか　うって　きた

ひかる　たまたま

からだ　あたる　よろよろ　する

わたし　たたかう　あいつ　たおす

うぉーーーー

・・・・

・・・

・・

・

むしゃ……むしゃ……

ぶしゃ……ぐちゃ……

うまうま　うまうま

あれ　なんで　こいつ　たおれてる

それに　なんで　こいつ　を　たべてるんだ

わからない　わからない

わからない　けど　こいつ　うまい

むしゃ……むしゃ……

むしゃ……むしゃ……

げぇっぷ！

うまかった　ごちそうさま

まだ　のこって　いる　また　たべる

きょう　は　どこも　いじょー　なし

せーが　に　ほーこく　した　

ほめられて　わたし　うれしい

なでなで　いい　ほわん　と　するぅ

「今日もご苦労様ね。はい、芳香の好きな人肉よ。それも赤子よ〜」

おーーー……

にんげん　の　にく　だ

せーが　から　にく　を　くう

むしゃ……むしゃ……

にんげん　おいしい　のだ

「さぁ、明日の為にもさっさと寝なさい♪」

はーい……わかったのだー……

きょう　は　おわり