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『妖不用説』 作者: 新素材

妖不用説

作品集: 30 投稿日時: 2012/07/23 15:39:24 更新日時: 2012/07/24 00:39:24
「んじゃ、また寝るから後はよろしくねん」



そう言って、紫さまは寝室に篭ってしまいました。

紫さまが寝静まったのを確認すると、藍さまが口を開きました。

「やーっと寝たわあのヴァヴァー、温暖化とか何とか言いながら一向に寝ないでやんの」

藍さまは、起きている間の紫さまを邪魔だというけれど、わたしは寝ている紫さまの方が嫌いです。

ひたすら寝ているだけだから、お話も聞いてくれないし、一緒に遊んでもくれません。

「藍さまー、寝てる紫さまって、全然役に立たないね」

「そうだね。 起きてたら仕事はするけど、寝てる間は何にもしないからね」

「おトイレの方がおトイレになるからむしろ役立つと思う」

「そうだね。 じゃあ、これからはおトイレを紫さまと呼ぼうね」

「そっか! それはグッドアイデア!」


それから、私たちは砂の敷き詰められた箱を「紫さま」と呼ぶ事にしました。

元の紫さまは「たぬき」とか「アレ」とか「におい袋」と呼びます。





「ゔんんん〜〜〜〜〜!!!!!」

ミチミチ

今朝は紫さまにコロコロうんちをしました。

藍さまが言うには、食物繊維が足りないそうなので、野菜を食べます。

「トイレありがとう! 紫さま!」

うんちを砂に埋めながら挨拶をします。

「橙、朝ごはんだぞ」

「はーい! あっ、そうだ」

おしっこをするのを忘れていたので、紫さまにおしっこもお願いします。

「ひゅゅゅぅうぅぅ〜〜」

ジョロリジョロリン

おしっこをすると、砂の中に隠れていたうんちが露出してしまいました。

砂に水分を取られて表面が乾いていましたが、おしっこをかけられてまた潤いを取り戻します。

おしっこの湯気と一緒にうんちの臭いもむわっと漂い始めました。

「紫さまくさーい」

私は湿って黒くなった砂に、カラカラに乾いた白い砂を掛け、食卓へと向かいました。




"ズバッ! 八時またぎ!"




「こら、橙。 食事中にそんな万人に分からないローカル番組を見ちゃいけません」

「はーい。 めざましテレビなら良い?」

「まあ良いだろう。 私はイヤホンでABCラジオ聴くけど」




わたしは食事をしながら思いました。

なんでマヨヒガに住んでるはずのわたしが八雲の家でご飯食べてるんだろう?

これも時代か……




"イッチーマールマルハチ エィィィビィィィシィィィィィ"

「………………」

「………………」

「…………んんんんもぅぅっぅ!!!」

「どうしたの藍さま」

「イヤホンして飯食ったら自分のクチャ音が聞こえてキモいぃぃんじゃあああああ!!!!」

「さっきからラジオにイヤホンが差さってないよ」

「あっ……ホンマや。 それでか〜!」

「クチャ音とは関係ないよ」

「…………んああああん!!! クチャクチャうるさい!!!!!!!」

「ラジオ局にクレーム入れたろ」

「ごちそうさまでしたー」




わたしは足早に部屋を出て、外に行く準備をします。

今日は寒いでしょうから、カイロをもって行きます。

ハゲが宣伝しているカイロです。




「紫さま、行って来ます!」

物言わぬ砂箱に声を掛け、今日も元気に外へ飛び出しました。



外出シーンは割愛します。



「ただいまー!」

家に帰ると、藍さまが紫さまに跨り、今にもうんちをひり出す体勢になっていました。

「おお橙おかえり」

「藍さまも紫さまにうんちするの?」

「するよ超するよ。 おらぁぁぁ!!くっさいババアにくっさいババぶっかけたるわコラァアアアア!!!」

ミチビチュゥゥリュリュリュ

紫さまに柔らかめのうんちがかけられました。

「あー出た出た。 橙もするか?」

「うん!」

「こ!」




「ぬっふぅぃぃいう」

ミチミヂ

今日は野菜をしっかり食べたから、綺麗な形の一本グソが出ました。

藍さまの出したベトベトン状のやわらかうんちに突き刺さり、うんちタワーの完成です。

「でかしたぞ、橙」

「紫さま、ありがとう!」

砂をかけようと思いましたが、もう綺麗な砂の部分が少なかったので、中身を何かいつまでも布団の敷いてある部屋に捨てて、新しい砂を入れました。

「紫さま、今日はね、子分たちと修行したんだよ!」

私は、今日あった出来事を紫さまにお話ししました。

こうしてお話を聞いてもらうのが、私は何より大好きです。

ご飯を食べた後は、毛玉のゲロもお願いしようと思っています。

今から楽しみです。
尿道にっ! みかん汁っ!

ハイ!尿道に! ハイ!みかん汁っ!!

う〜〜〜ん




しみるねェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新素材
作品情報
作品集:
30
投稿日時:
2012/07/23 15:39:24
更新日時:
2012/07/24 00:39:24
分類
秘封倶楽部
うんこ
1. 名無し ■2012/07/24 00:46:31
しみるねェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜じゃねえよキチガイ
とりあえず泌尿科行って精神科の紹介状もらってこいや
2. んh ■2012/07/24 00:53:41
>なんでマヨヒガに住んでるはずのわたしが八雲の家でご飯食べてるんだろう?

>これも時代か……

なぜか判らないがあまりのクールさに腹筋が耐えられなかった
3. 名無し ■2012/07/24 06:46:26
本編も本当に随所随所で笑ったけどあとがきでくたばるかと思った
4. 名無し ■2012/07/24 12:27:15
正に理想のテンポ
5. 名無し ■2012/07/24 13:02:41
秘封倶楽部どこだよ!!!
6. 名無し ■2012/07/25 11:46:24
ゆかりちゃんは便器の鏡
7. 名無し ■2012/07/27 16:02:42
1008abcをググった俺はきっと負け組
アットホームな藍橙はええのお
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