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『ヒメゴト』 作者: YUKke
まだ……まだだ。でもあと三分くらいならもう……いやいや三分くらい待てなくてどうする。
時計の針は十一時五十七分を通り過ぎたところだ。あと三分でちょうど一週間。私が肛門に永遠の魔法をかけてから、一週間。
この魔法が有効である限り、体の中の未消化物が外へ出て行くことはない。そもそも便意さえ発生しない。なにしろ今この肛門だけが一週間前の、出し尽くした直後のソレと全く変化がないのだから。
それもあと三分、いや一分経って残り二分か、で解く。そうすれば一気に便意に襲われ、たちまち一週間溜めに溜めたものを出すことになるだろう。
それはそれはきっと刺激的なことに違いない。そう思ったからこそ私はこうして我慢している。あと一分半。時が過ぎるのはあっという間だ。すでに数十世紀を生きている私にとっては尚更。
もっともここまで来るのに長い時間を費やしたとは思っている。地上で千年も隠遁生活を送っていた時、ここは永遠に変化のない場所であった。勿論私の能力によるもので。一切変化が起こらないのだから、性癖も変わらず、性欲も強まることはなかった。
しかしある事件をきっかけにこの地に掛けた永遠の魔法を解き、日々変化する世界への扉を開いた。そうして私は千年間続けていた「ただのオナニー」に飽きてしまったわけだ。
残り一分を切った。今日私は朝早く出かけたことになっている。実際に出かけたことは確かだが、コンマ0,0000000001秒で帰宅して自分の部屋に籠っている。一瞬の間に行動するのも永遠の魔法と同様私の得意技なのだが、これで誰にも悟られず自慰することができる。正確には一匹だけ、私の行動を察知できるイナバがいるのだけれど。
「10、9、8、7……」
思わずカウントダウンを口ずさむ。気分はロケット打ち上げだ。もっとも燃料は随分汚らしいものなのだが。
「3、2、1、0……あっあっんはあああああああああああっ!」
時計は十二時を指した。魔法の解けたシンデレラは押し寄せる便意に悶える。これは、思っていた以上に激しい。それだけ抑えられていたということか。あぁ駄目だ。実際ヤバイ。今にも漏れてしまいそう。
うんちが。一週間分のうんちが。私の汚いうんちがいっぱい出ちゃう。早く出したい。出して気持ちよくなりたい。
けどまだ駄目……まだ計画は第二段階に進んだところに過ぎない。落ち着いて、うんちしたいけど我慢して、そう、まだ我慢。
私は強烈な便意に耐えながら下着を脱ぎ捨て、あらかじめ用意をしていたオムツを股間に当ててペリペリと貼り合わせる。月の先進技術が生み出した紙製のオムツだ。最も昨今では地上においてもこのタイプが普及しているようだが。
魔法を解く前にオムツを穿いておけばいいだろう、私にだってそれぐらいは思いつく。しかしこうして漏れるか漏れないかの瀬戸際でオムツを穿くというスリル、それこそがより性的興奮を促す刺激となるのだ。お蔭様でアソコはいい感じに濡れてきている。
排泄欲と性欲は親和性が高いと永琳から聞かされて最初に脱糞オナニーをした時は、ただ排泄しただけで絶頂したものだ。しかしそれを繰り返しているとやはり飽きが来る。不老不死の人生はマンネリズムとの戦いだ。
そこで今回のオナニーでは色々な趣向を凝らしてみている。一週間分の便と便意をストックしたのも、漏らさないようにオムツを穿くのも、その一つに過ぎない。そして仕掛けはまだ残っているのだが……
とにかく今はうんちしたくて仕方ない。うんちしたい。すごくうんちしたい。
けどまだ我慢……はしなくていいや。だってオムツ穿いたから。第二段階は終わった。うんちしていいんだ私。
ブスッボスッブボボボ……オムツの中で湿った音が鳴る。漏れ出す屁のニオイに思わず顔をしかめる。ここ三日肉料理(鳥鍋)が続いたせいもあるが、随分クサい。もっともクサいが故に興奮するのだが。はぁ、うんちももうすぐ出そう。
ブップス〜〜〜〜! とりわけ大きな放屁音は我慢の限界を示す合図だった。ああもう! うんちしたい❤ うんちしたい❤ うんちうんちうんちぃ❤
ブビュッ、ブボボブビィ、ブリュブブブリブリッ、ボビュッボピィ、ブバッブババァ、ミチミチミチミチ……
あ、あ、すご、すごいうんち出てる私。駄目だすごく気持ちいいこれ。汚物の濁流をせき止めていた防波堤は決壊し、モリモリとオムツの中に流し込んでいく。お尻はグチョグチョに穢され、熱を帯びる。ニオイもすごい。少しばかり気持ち悪いのだが、それよりも排泄欲を満たすことへの快感が勝る。気持ちいい。うんちブリブリ気持ちいい❤
ブビィィィィ、ボビュッ、ブバッ、ボボボブポッ、ムリュムリュブリィリィィィィ!
勢いはとどまることを知らない。オムツはパンパンに膨れ、出された排泄物は行き場を求めて前へ後ろへ駆けずり回る。オマンコにまでウンチの塊が到達すると、思わず私はおほぉとだらしない声を上げた。どうしよう、このままじゃうんちに犯されてイッちゃう!
……おっといけない。まだ逝っちゃ駄目だ。これは計画の第三段階に過ぎないのだから。
絶頂に達する前に私は僅かに残された理性で興奮を抑えつける。そしてうんちが途切れた一瞬を狙って糞穴に対し再度永遠の魔法をかけた。するとさっきから勢いよく汚物を生んでいたケツメドは蛇口をキツく締められたかのように停止した。
「危ない危ない、うんちも丁度溢れそうだったし。セーフ」
私は思わず独り言を呟く。オムツの中は限界近くまで私の排泄物で満ち満ちていて、今にもずり落ちて中身をぶちまけそうだった。軽く外側から触ってみるが、むにゅっという柔らかい感触が異様な気分にさせる。このまま揉んでいると、それだけでも絶頂に達してしまうだろう。それはまずい。
いや最終的にはオーガニズムを満たすつもりなのには変わりがない。それがオナニーである限り、だ。ただ今回はまだ大きな仕掛けが残っているのだ。ある者の協力によって初めて成立する仕掛けだ。それを使わずに達するのは勿体無い気がする。どうせなら、千年の眠りも冷めるほど強烈な快楽を感じたい。
さて、では早速第四段階へと移行しよう。すでに彼女がいることは確認済みである。あとは呼ぶだけだ。
「鈴仙、ちょっとこっち来て」
小声でその相手、鈴仙・優曇華院・イナバの名前を呼んだ。するとドタバタとした音が遠くで聞こえた。鈴仙は兎妖怪(イナバと勝手に呼んでいる)の中ではかなり特殊な部類で、故に私も彼女の名前を覚えたのである。彼女は波長を操る能力を持っていて、遠く離れた相手との意思疎通が可能だったりする。ちなみに今日外出した「ふり」をしたことは彼女にだけはバレていた。
「ちょっと待ってください……」
鈴仙の足音がどんどん近づいてくる。その間自重でずり落ちそうになっているオムツを支えつつ、股をまさぐる。中を見ることはできないが、きっと性器の周りでは茶色の汚濁汁と漏れ出している白濁液とが混ざりあって、ミルクココアのようになっているだろう。押し寄せる快楽にどうにかなってしまいそうだ。
ガシャンという障子の開く音で私はかろうじて平静さを取り戻した。入ってきた紫髪の少女、鈴仙と目が合う。ついに私のオナニー計画は第四段階に入った。
「うっ……またですか……」
鈴仙は周囲の強烈な汚臭に顔をしかめて言った。確かに臭うけどそこまでか、と思うくらいには私の鼻は麻痺しているらしい。ちなみに彼女は「また」と言ったがこのような姿を見せるのは今回が初めてではない。もっともお漏らしして永琳に後始末してもらっていたところを目撃されたくらいだが。
「お腹を下して粗相してしまったわ。悪いのだけど、机の上に一式置いてあるからオムツを替えてもらえないかしら」
「あ、はい!」
流石に「脱糞オナニーしてました」とか言えない。いくら私でもこれが人目を憚られる変態趣味であることは自覚している。というか恥ずかしい。
鈴仙は机に置かれた籠から新しいオムツと布タオルを見つけると、さっと取り出してこれでいいかと聞いてきた。勿論私が用意したものである。
「それでは服を脱いで仰向けになってもらえますか」
鈴仙に言われた通り薄い寝間着を放ってオムツ一丁の姿で体を床に倒した。鈴仙が茶色く膨らんだ股間部をじっと見つめる。ちょっと、そんなにじろじろ見ることはないでしょうに。
「それじゃあ失礼します……!」
ペリペリペリッ。鈴仙にゆっくりとオムツを剥がされて、ついに中の惨状が露わとなった。こんもりとした便は多少形を崩しながらも大きさ・長さともに立派で、華奢な自分の体から出たものとは到底思えなかった。臀部は茶色く汚され、チョコフォンデュケーキのようになっている。毛が薄く生えた性器の周りにもしっかりコーティングされていた。
「すっご……きたな……」
目の前の光景に鈴仙は思わず率直な感想を漏らした。恥ずかしい。鈴仙にこんな姿を見られて恥ずかしい。
まぁ自分で呼んだのだけれど。普段姫としての姿しか知らない鈴仙に穢れた一面を見せることで己の羞恥心を掻き立て自慰への刺激とする、それが今回新たに取り入れた仕掛けである。
長年連れ添ってきた永琳相手だとこうはいかない。かといって他のイナバとはそこまで親しい間柄ではないし、鈴仙の次くらいによく話すイナバ、てゐには何となくだが見せたら大変なことになりそうなので、この人選は最適に違いなかった。
「ちょっとこれは……いくらなんでも出しすぎですよ、うぅくさい……」
無自覚な鈴仙の責めに悶え喘ぎそうになる。なんてことだ、自分はとんだマゾじゃないか。あぁ、もっと詰ってほしい。こんなにくっさいうんちブリブリひり出しちゃう私を詰ってほしい。感じちゃう。鈴仙の声で感じてしまう。
そんな期待と裏腹に鈴仙はこれ以上責めず、テキパキとした動作でオムツを外す。そしてタオルで私の汚いケツを丁寧に拭き始めた。布ごしの鈴仙の手の感触がひどく気持ちいい。しかしそれも終わって新しいオムツをあてがうと、これでおしまいだと言うかのように鈴仙は一息ついた。
「それじゃあオムツつけますね。あ、オムツで良かったんですかね。体調が悪いのでしたら何かお薬でも処方しますが……」
今だ。今この瞬間私の計画は最終段階へと到達した。今こそ肛門を閉ざしていた永遠の魔法を解く。そして、鈴仙の目の前で……!
そう、鈴仙の目の前でブリブリうんち漏らしちゃうのだ! 私のきったないくさいうんちがいっぱいいっぱい生まれてくるとこを見てもらうのだ! この可愛い鈴仙に!
禁断の扉を開く音がした。
強烈な便意がおお押し寄せてきて私は私はうんちをぶりぶりぶりぶり鈴仙にぶちまけてああもう駄目だ駄目こんな快楽に逆らうことなんてできないわうんちうんちうんちで逝く❤ れーせんのまえでうんちひりだして逝く❤ ごめんねわたしすごいへんたいなのうんちなの❤ ああうんちでちゃう❤ うんちぃ❤
ボビュゥゥゥゥゥゥゥッ、ブボッビュッ、ブリュッボッ、ブリブリミチブリュッ、ブボボビュッブピィ、ボババッブシャ、ブビィィィィ、ボボボピィ、ブポッ、ムリュボトッ、ムリュブリュモリュゥゥゥゥッ!
さっきの量なんて溜めた分のごく一部に過ぎなかったのだと思わせるくらいの勢いで、ユルユルになったアヌスから大量のうんちが噴出した。あっという間に床一面を茶色い汚物で覆い、新品のオムツなどはすっかり隠されて見えなくなる。目の前で鈴仙が顔を真っ赤にして驚いている。そして私も多分顔は真っ赤で、けれどすごくだらしない顔をしているんだろう。
ブボッブビュゥゥゥゥゥッ、ブパッ、ミチミチ、ブッボボボビィ、ブシュ、ブジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ、ブピィ、ブッブジュルルル、ビュッボピィィィィィィィィィィィィ!
腸を詰まらせていた太い便は大方で尽くされ、細かい軟便が放屁とともに弾け飛ぶ。その様子は鈴仙の視線を釘づけにしている。私がうんちするとこを全部見られている。羞恥心と排便の快楽とが混ざり合い、そして強烈なオーガズムへと達した。
ブッシャァァァァァァァァァァァァァァァ!
膣から勢いよく液体を発射した。潮か、おしっこか、今の私にはわからない。けれど逝ったことだけは確かだった。腰がビクビクと痙攣している。体に力が入らない。
けれど気分は最高にハイだった。こんなにも逝ってしまうのは千年以上生きて初めてかもしれない。それと同時に、もうこんな絶頂を味わうことはないのだろうなと思うと少しさびしい感じはする。
気が付けばうんちは出し終わっていた。頭は徐々に冷めてきた。さてどうしたものか。鈴仙にどう言い訳したらいいのやら。今回のオナニーに関して逝くまでは念入りに考えたのだが、後のことはすっぽり抜け落ちていた。どうにでもなれということで。
ふと鈴仙を見る。彼女は俯いていた。せっかく新しいオムツに替えたのこんなにも汚されて、ショックを受けているのだろうか。流石に悪いことしてしまったなと反省の念を抱いた。
ところがどうもそういうわけではなさそうだった。よく見ると彼女は右手を後ろにやって何かしている。そして、不意に小声で呟いた。
「はぁ……姫様のうんちかわいい……❤」
私にはわかった。わかってしまった。この娘、私がひり出しているところを見て欲情している。私のくっさいうんちに感じて股をまさぐっている。
私はなるべく落ち着いた声で鈴仙の名前を呼んだ。すると鈴仙は素っ頓狂な叫び声を上げた。
「ひゅうい! な、なな、何でしょう? あ……そうですね後始末しないとですねすみません、まったくまだ出そうなら先に言ってくださいよ、お掃除するの大変なんですよ勘弁してくださいよ……」
慌てて鈴仙はタオルを乱暴に手に取ると私の体を拭き始めた。まるで親にできの悪い成績を隠そうとする子供のようである。本当、可愛いったらありゃしない❤
なんだ、変態なのは私だけじゃなかったようだ。そう思うと先程の憂慮なんて馬鹿馬鹿しいことこの上ない。存外まだまだ愉しめそうじゃないか、この巷は。
どうも初投稿です。絵板で御存じの方もおられるかもしれませんがこちらでは初めまして、YUKkeというものです。
前々からエロSSも書いてみたかったので、原稿の合間に一作仕上げてみました。不肖ながら読んでいただけると幸いに思います。
輝夜にはこういう変態オナニーが似合うと個人的には思います。でももはやこれオナニーじゃないですね。すみません。次はスカトロ百合セックス書きたいです。
※コメントありがとうございます。「銀髪の〜」はうっかりミスだったので直しました。
YUKke
- 作品情報
- 作品集:
- 30
- 投稿日時:
- 2012/08/17 14:57:03
- 更新日時:
- 2012/08/20 01:23:58
- 分類
- 蓬莱山輝夜
- 鈴仙・優曇華院・イナバ
- スカトロ
- お漏らし
- オナニー
俗世には他にも『同好の士』がまだまだいることだろう。
んで、『永遠と須臾を操る程度の能力』を『蛇口』代わりに使うなよ……。
作者様の処女作を読んで、男の処女を奪われたようなイケナイ気分になりました。
次回作も腸液垂れ流して楽しみにしています。
そのおむつは言い値で買いましょう。
排泄に至るまでの事細かな描写といい効果音といい、とても素晴らしい作品ですね。
次回のスカトロ百合セックスに期待しています!
ところで「入ってきた銀髪の少女、鈴仙〜」となってますが、鈴仙の髪の色はあれは銀髪の部類なんですかね?
どちらかというと薄紫かピンク辺りな気がしますけど……