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『「産廃百物語B」レミィのフカフカお布団』 作者: 戸隠
ここが、あんちゃんが競売で手に入れた物件ね!
そうや霊夢、おばさんの遺産でかったんや
戸隠「……紅魔館」
生ける屍に発言権は無いわ
せや、戸隠は黙ってろや
霊夢「紅魔館」
せや、半年前まではそういわれてたわな
物部荷物持ちありがとう
姉御あっしはこのへんでへへへhe
物部は荷物持ちで憔悴した顔を何とかごまかそうと、顔に土くれを塗りたくっていた。
せっかくの、きめ細かい肌が台無しだ。可哀想
…何?今のへへへheって??????
物部なりのアピールやろ
物部がねぇ
せやな
夏も終わりに近づいた。年中冷暖房完備の部屋にいるからかんけいないけどな。「産廃百物語B」
あんちゃんと紫は繁殖期になったので大きな巣が必要になった。
4DK以上の巣が必要だ。
偶然この間事件があって住民が居なくなった紅魔館が競売にかけられていたのでこうたんや。
1
「あんちゃん! 私レミリアの部屋つかっていい?」
「ええよ、ええよ、あそこが一番ええ部屋やからな、これでも、おばさんから霊夢の後見人を任されたワシとしては霊夢には、一番、ええ部屋つこうてほしいわ」
「ありがとう! あんちゃん! ニューヨーク!」
霊夢は手を拳銃の形にして自分の頭に撃つマネをした。
「おお、ニューヨークな!「産廃百物語B」」
霊夢がレミリアの部屋をうきうき気分で空けてみた。
血まみれの壁、鉄と生レバーを腐らせたような仄かに香るその部屋、いい趣味の壁飾りまさに人間くさい趣味だ
ここで始まったんだなと、わかるkedodakaranani?
その全てが、ここで起こった事件を物語っていた。そんなことは霊夢にはかんけいないけどな。
不可侵条約って知ってる? いや書いてみただけだけどな。
「やったー!! フカフカのレミリアの布団!」
でも、霊夢は前から欲しかったふかふかベットにしか興味がなかった
フカフカフカフカクラムボンはカピカピになったよ
アリスは死んだんだ。殺されたんだよ
ゲットーに連れ込まれて拷問されたんだ
誰に殺されたのカプカプ笑ったよ
誰だよお前
平成若年性痴呆症千秋歌
朝起きて
気付いたら
大量に髪の毛が置いてあった 「産廃百物語B」
「おばさん、今日も霊夢は元気や! ワシの元から旅立つのも、もう時間の問題かもしれへんな」
あんちゃんは、無邪気にベットで泳ぐ霊夢をみて独り言を言った。かわええなあ、ほんわかやわなあ
「まあ、そのときは全力でワシが霊夢を潰すけどな......」
あんちゃんは、紫に背中に産み付けてもらった卵生と胎生の中間的な物体を、紅魔館で一番頑強なフランドールのおもちゃ部屋に置きに行った。
「ブリッジはどこや? ブリッジ!」
せや、ここはあれ関係ナインや!!!!!1
なあ、戸隠の作品って案外ひどいことしないよね
なあ、静葉
なあ、かわいい妹が医務室で河馬の餌食になりたくなかったら
なあ。わかるよなあ
静葉は自ら左の手首を切って見せた
それだけじゃあ、なあ
床に落ちた血をスプーンで一すくい静葉はすくい上げえて飲んで見せた
うまいかそれ?
その夜のことだった。時刻はお察しください。「産廃百物語B」
「霊夢さん。霊夢さん。起きてください」
霊夢が新しくできた霊夢の部屋で寝ていると、幽霊になった美鈴が耳元で囁きかけた。
でも、誰も気付かなかった。後ろには霊夢が起きたら、盛大に幽霊の音楽団がお迎えしようとしてたのに
メルラン「で?ギャラはだれがはらってくれるのかな?」
戸隠につけといて下さい
メルランからサインをもらおうとしていた 戸隠は用意していたサイン色紙を手裏剣にして逃げ出した。
戸隠って忍者なの?
知らんがな
霊夢は、寝心地のいいお布団でぐっすり眠っている。
清清しい朝になった。時刻は5時です。違いました。五時一分でした。
粒状のペレット、これが霊夢の食事だ。
人々がすれ違いの中で手に入れたものの集大成がこれなのかもしれない
「あんちゃん、昨日夢を見たの」
「霊夢、食事中は話したらアカン!チャーアカンね」
あんちゃんは、昨日卵から出産した化け物に餌を与えながら言った。
この息子だか娘だかわからない化け物こそあんちゃんと紫とその他微量要素の子供だった。
そう、食事が粒状な理由はこの化け物が同席する中吐かないで食事をするためなのである。
霊夢は急いで、食事を終わらせた
「あんちゃん、今日は物部を招待してもいい?」
「好きにせい」
霊夢は紫からちょっとした、式を召喚する方法を教わっていた。
すぐに、近くに転がっていた土壷を蹴飛ばして
蘇我を呼び出した
すると、おもちゃの手錠を着けられ
目を潰され舌を綺羅れた蘇我が急いで地面のそこから湧き出した。
「パパ等パーディム、ざマ、何どふゅうですが」
「ねえ、蘇我! まず、普通に喋れ!」
「霊夢サマンサ、ご主人様!この、壷の幽霊!蘇我になんなりとおめいじ下さい」
所詮、仙人のなりそこない蘇我は霊夢の守護霊ペットなのだ。
「物部、島左近、多額の保証金、全て用意しなさい」
「パパ等パーで無様わかりました。」
蘇我は、嵐を起こし雷を起こした。全ての存在をここに呼び出した。
「ゲハァ」
蘇我は全身から土くれを吐き出した。不完全な仙人化がさいわいしてこの幽霊は変な力をもっていうのよ。
「姉御、ここ血の臭いがしやすぜ」
霊夢「え? そいつの臭いじゃない?」
化け物「おねーちゃん、遊んで!」
ガガーン、あんちゃんはショックを受けた。化け物の初めての言葉は、パパってよんでほしかった。
物部「うわ、マジ、化け物っすね」
「一応、甥っ子か姪っ子かも、もしかしたら私の子かもしれないし」
「こんなのが、姉御の子供わけないじゃないですか」
「プシュー。プシュー・・・・・・ヘビーだぜ」
この後、3人は肉体が溶解して滅びるまで全身カルタごっこで遊んだ。肉体の滅びなどは些細なことだ
物部「また、遊びにくるっす」
全身が赤黒くなった物部は胸が溶けて落ちていかないように押さえながら帰って行った。
「ほんま、化け物はかわええなあ」
あんちゃんが、化け物の顔をなでると皮膚の表面がドロリと剥げ落ちる。ヌチャット、滴り落ちる体液が霊夢に向かって挨拶した。
「へえ、化け物って、もう挨拶を覚えたのね」
「せやで、せやで、流石わ! ワシと紫の子や! ほんま、化け物やわ」
あんちゃんはそう言って、うれしそうに化け物をなでまわした。化け物、早く大きくなってね
霊夢は遊びつかれたので自室に戻った。レミリアがかつて使っていたこの部屋は大きく一人で使っていると広く感じることができるとだろうと霊夢は思う。
ふと、ここで起こった事件を人づてに聞いてみることにした。
「熊の人形盗んだのフランでしょう?」
「しらないよ」
「お嬢様!フランさまは、ずっと、牢屋の中でしたわ」
「うるさい、咲夜! 壁にでも張り付いていなさい」
「図書館にあるかも」
「パチェティエ! 熊ちゃんをしおりに使っているでしょう?」
「熊ちゃん? この間! 美鈴と一緒に焼き殺したわ。ねえ! コア!」
「このレズが死ね!1111お前は一生足尾銅山で銅でも掘っていろ!!!!!」
「熊ちゃん、何処?熊ちゃん! もしかして、お腹の中?違うの?」 熊ちゃん何処?
「おばちゃん、何処? おばちゃん! もしかして、違うの?」 おばちゃん何処?ケロちゃん何処?かなこちゃん何処?
レミリアは決意を決めて去って行ってどこかに消えて行った。その身が背負う宿命と運命をいまだ知らない。
赤毛の少女は紅美鈴で紅魔館の門を守っている門番だ。彼女は、妖怪の中では強くない。
でも、人間を食べるそうだ。そんな、美鈴がおかしくて、霊夢は笑った。
「へへへ」
霊夢は眠くなった、大量の睡眠薬をうるさい連中に飲ませて眠ることにした。
フカフカベットは寝心地が良くてすぐに眠りに誘われた。
「霊夢さん。霊夢さん。今日は特別ですよ」
幽霊の美鈴は大胆にも、五十人の幽霊の騎士とその場で演舞をして見せた。
今回の演目はアーサー王(美鈴)が初陣を飾るシーンだった。
でも、無音なのでだれも起きない。たとえ、観客がいなくても美鈴はアーサー王を美しく演じ切手見せる。
円卓の騎士:ランスロットの奴が、姫を誘拐しやがった。
ランスロット:あーさー信じて、おいちゃんはムジちゅなの
美鈴:うわ、気持ち悪い
グィネヴィア:うわ、チョーくせー!
オリキャラ:いいか、皆の衆ランスロット様がここにきた事は秘密だぞ。
逃げるランスロットを馬に乗って美鈴は追いかける。グィネヴィアが酷い仕打ちを受ける前に倒さねばならない。
美鈴の馬は、魔法使いのパチュリーがネズミ妖怪に素敵な魔法を掛けたので素敵なお馬さん。とっても早い。
対するランスロットは老いた聖が引っ張る馬車だ。
所詮はちゃばんなんだよ。簡単に美鈴は追いついた。たまたま、持っていた熱々シチューでランスロットの股間に攻撃した。
熱き血潮の先に見えたものは、栄光の勝利!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
美鈴は紅なのだ!!!!!
魔理沙:霊夢、私出来ちゃったんだぜ!
霊夢:何が?
魔理沙:子宮筋腫
霊夢:そう、おめでとう
魔理沙:子宮を全摘出だそうだ
霊夢:女として終わりね
魔理沙:……ああ、そうだな
霊夢:何か言いたいことがありそうね
魔理沙:最後にお前に抱いて貰いたいぜ! 頼むぜ。
霊夢:無理
魔理沙:そんな、お前弐哉なんだろ?
霊夢:私、おばさんに貞操立ててるから
魔理沙:私はこれから女じゃなくなるだ、カウントに入らない。頼む抱いてくれ。頼む。ぐすん
霊夢:お金、30万でいいわ。明日の朝までに用意して
魔理沙:そんな金無いぜ。ぐすん
霊夢:じゃあ駄目ね
魔理沙:せめて、手術の日まではそばに居てくれ。ぐすん
霊夢:私忙しいの
魔理沙:……ごめん。私が悪かったぜ。ぐすん
霊夢:そうね、アンタがわるいね
魔理沙:私が居なくなって探さないでくれ。
霊夢:ええ
魔理沙:じゃあな。ぐすん
というのが、魔理沙嬢ちゃんの最期だった。
潜望鏡から見えたのは、赤く紅蓮に燃える戦艦
「あんちゃん、お腹痛い」
「はあ、霊夢な。今日は種付けするなや」
「おばちゃんこ! おばちゃんこら!」
「こら、化け物! 霊夢のことおばちゃん言うな! むしろ、見た目はお前のほうが年上なんやから! ほんま、化け物はかわええなあ」
ズルズルズル、人間で言うところの化け物が霊夢に近づいてきた。どうやら、雌雄同体に落ち着いたこの化け物はヌラヌラ膿を出している。とても、可愛くて
それにしても、成長が早いな
あんちゃんは餌のフランドールを化け物に与えてみる。
散らかるへやの奥で見つけた。羽を蟲って、邪魔な首を千切って食べやすくしてだした。
化け物は餌に興味は無いようで、むしろ霊夢の乳房ばかり見ていた。おっきい。とがっている
「ははん? これが? ほしいの? 化け物」
霊夢は、巫女服を脱いでさらし姿、化け物に挑発して見せた。化け物は、グモット気持ちの悪い息を吐き出し霊夢ににじり寄ろうと
「おい、可愛いわが子といえど霊夢の乳はおばさんのものや! 潰すぞ!」
化け物は、ひどく縮み上がり、床の隙間に逃げていったんや
「おおお、紫の血ぃついどることはあるな!!!!」
犯してやる!霊夢!愚ベベベベベベベ
「調子にのるなや!潰すぞ!」
今日は、嵐の日だった。外は、眠れる森の早苗が静電気を求めて空に浮かんでいた。表層に現れる、はずのない諏訪子は雨の中で置かされて打ち捨てられている犬に感慨を覚えて油絵を描いた
外は危険だ! 姉御、外の警備はモノノべに任せてくれ! ここは誰もとおさないぜ!
「あんちゃん、あんちゃん」
「なんや?霊夢?」
まえから、思っていたんだけど、あんちゃんって戦争を体験したんだよね
せやで?なんや?どないしたん?なこと?
「これ怖い話なんだから語ってよ」
「しゃあないなあ。暇やし、話たる」
とは、いってもなあ、ワシがいた隊は後続部隊やったし。手りゅう弾では、妖精くらいしか飛ばしたことないがなぁ、
大妖精の餓鬼がなぁ。30歳やないでぇ5歳から6歳くらいやで
いたんで、ひろったんや 脚気の餓鬼
その餓鬼のな親が撃ち殺されてしもたんらしいんや →実は餓鬼が撃ち殺した
まあ、俺の (股間はいつも清潔)
あんちゃん、一人称が俺になっている 『最近知ったあの話って関西の話なのね』
あの来ころは、俺だったんや。
そんでな、まあ、仲間には荷物持ちということで置いてることにしたんだわ。
そんでなあ、そんなある日、島のふりふり下着が盗まれてなぁ
島の?同じ女として、怒りをおぼえるわ
あほか
島は、男や!ふんどしやふりふりやろ???
今ふりふり下着って言ったのに
ええやんなんだって、盗まれたんや
いやまてや、島は女やったんやそっちの方がお箸的にうまそうや、
せやせや、島は熟女だったにゃ
そういえば、あんちゃんってテーブルマナーがとっても上手だけど誰からおそわったの?
すぐに犯人捜しが始まったんや。あのころわな、常勝だといわれた俺たちの国が完全に劣勢でな、南部からはよう撤退せなあかんときでな
いそぎだったんや
で、結局、俺が犯人なんだけどな、餓鬼にふんどし(ふりふり下着)持たせて犯人にしたてあげたんだな
「あんちゃん、最低」
ちがうんや、餓鬼はなつかんし元々愛着が無いし、島の奴が餓鬼を見る目あれは
「もしかして、島さんはショタなの?」
「いやあ、ちゃうで」
最初から、島の奴はな、敵国の餓鬼やし嫌いやったんだわな。だから、島の奴は餓鬼
撃ち殺したんやわな これね実際は餓鬼に拳銃持たせて自殺させた
したら、餓鬼の奴
俺のこと逆恨みして
ほら、ここにいるんだわな
「え? あんちゃんの肩のところに? ちょっと、あんちゃん何言ってるの?」
ははは、嘘やの嘘や
ははは
化け物があんちゃんの肩に乗って公衆トイレの壁画に描かれた。前輪の無い雲のように笑った。
霊夢は少しフワフワじゃ無くなったったベットの足を蹴飛ばした。すると、小悪魔の腕が腐り落ちてきた。腕一本じゃちっとも役に立たない。
はあ、明日はフワフワになってるといいなあ
「霊夢さん、霊夢さん」
霊夢「何? 美鈴」
「外が騒がしいんです」
「ちょっと、咲夜! 見てきなさい」
「私はあなたの部下ではありませんわ」
「使えない、メイド長ね」
ここにいることがお嬢さまの命令なんですもの
糞の役にも立たない、小悪魔の腕でも食らえ
レフトハンドテイン!!!!!!!!!!!!
なんか、ガサガサするし。
霊夢は、ひどく脅えた。いままでに感じたことの無い恐怖だ。ひどく、布団はぬれていたのである。
血が、ボーマン脳をとおして、ろ過されたものgは
「「暴行されたんです!!!!!」」
「私してないですよ」
「「コアクマコワイ」」
霊夢の口が勝手に動き出した。近くにあった、時計が歪な時間になって無邪気に動き出した。
「「永久の時を生きる、小悪魔が私に襲い掛かって、服を脱がして犯そうとするんです」」
美鈴はとうとう霊夢の尿意に表意して、感情の暴風雨にさらされた霊夢に憑依したのだった。
「やだ!!!!!!!あんまり、大きな声を出すとあんちゃんが新しんぱいしてきちゃう!!!!!!!」
「「だから、私は小悪魔を逆に噛み殺してやったんです!!!!!!」」
「「あれ?私死んで無い?????」」
美鈴は死んでいないこと思い出した。思い出すと、この間死んでると思って外を裸で歩いたときのことを思い出して興奮した。
そんなことを霊夢たちがやっているいるなかで、あんちゃんは紅魔館の最下層にいた
最下層には部屋があり、寝台が一つ
そこには、おばさんでは花がないので代役でアリスが寝かされていた。正しその体には、おばさんの魂が宿っている。
「おい、化け物。あと少しで、アリス(おばさん)復活や」
げぺぺえぺぺ、化け物は笑顔で笑った気持ち悪い
今夜の儀式は、ワシ式香港の術式だ。捕まえたいけにえのチルノ
よりにもよって、その髪の毛を全部刈り取って、眠っているアリスの腹を引き裂いて
お腹の中に詰めた。
あんちゃんは思う。こうやって髪の毛を詰めていけば
おばちゃんが復活すると思っていると思っている。
とうちゃ、とうちゃ!
チルノ喰っていい?????
ええよ!!!!!
ちゃんと、手洗ってから食べるんやで
しゅるるるると長い口を化け物は伸ばして、チルノを捕獲する。
化け物の構造はイソギンチャク様に似ているらしい。発生した胚が
霊夢は
毎度、お世話になっております。
営業部から本日の報告をさせてもらいます。
東方戦線に異常ありませんでした。
紅魔館の壁に書かれていた落書きシリーズ
こら霊夢これはどういう恋っちゃ
どういう恋っちゃって!!!!おねしょよあんちゃん
いい年こいてなにしてんねん
おばさんが恋しくて、漏らしちゃったの
まってろやな、霊夢、後ちょっとなんやで霊夢、霊夢霊夢霊夢霊夢
霊夢霊夢
b 霊夢霊夢霊夢霊夢
霊夢霊夢
そういうわけで、きょうはすべてを終わらすんや
霊夢霊夢
お昼過ぎの紅魔館は悲壮が満ちていた。
あのあと、あんちゃんが急に発狂して霊夢に襲いかかってきた。
とうとう、壊れてしまったのである、どんなにあんちゃんが愛情を注いで、霊夢を養っても
いつもいつも、霊夢はおばさんおばさんおばさんおばさん時々あんちゃん
「たすけて、おばさんおばさんおばさんおばさんおばさん」
霊夢は、紅魔館を疾走してレミリアの部屋に逃げ込んだ。鍵かけて籠城
「ココアケロやアケロ空けろああああああああああああああ」
がんがんがん
ころすころす、復活のいけにえややあああああああはっははっはははははっはあsっささささあさささあさあs
あんちゃんは重厚なレミリアの部屋を破れずドアの前で大声で大声で叫びわめき散らした
ああああああけろkろrこkろkろkろおrrrrrこ!!!!
静かになった。おそらくあきらめたんだろう。
「あんちゃん、もう怒ってないよね?」
返事がない、ないあんちゃんはドアの向うにはいないようだ。
「はあ、助かった」
霊夢は安心して部屋から出て行こうとした時だった。
咲夜:駄目よ!今出てったら外で隠れているあんちゃんに捕まってしまいますわ
霊夢:いままで、壁に張り付いていたやつが何言ってるの?
美鈴:私が咲夜の変わりに外に出て調査していたんです
霊夢:あら、あなたいつの間に幽霊になってたの?
美鈴:あれから、怖くなって手首を霊夢さんと交換しようしたらこうなってしまいました
咲夜:私たちを信じてください
二人は真剣な表情で、霊夢ににじり寄ってきた。咲夜は、壁に張り付いたまま壁ごと近づいてきた。
真実を言っているようだ。
おい開けろヤーーーーーー霊霊夢うううううう!!!!!
もう怒っとないからはよう出て来いやややや!
おまんの部屋から、邪悪な気配を感じるんやややや!!!!
はようでてこい
再び、あんちゃんが外でまた叫びだした。でも、叫び声に何か悲壮が感じられた(絶対演技や)
化け物「ねえちゃんこっちににぎぇて」
天井から化け物が顔を見せて霊夢をたすけようとした。
霊夢「どうせ、アンタを頼ったら。おっぱい吸うんでしょ」
化け物「ゲペペ、僕を信じて、おっぱいを吸わないから」
「いったいこいつ等のうち誰を信じたらいいの?」
誰も信じることなどできなかった、霊夢はベットにもぐりこんで、現実逃避だ。
でも、大変だ。もう、時間がない。咲夜が壁ごとにじり寄ってくるからもう駄目だ。
そして布団の中にも馬鹿がいた
「パパ等パー、壷の性蘇我惨状しましあたたたたたたた」
小便シーツの精蘇我だ。
「ああ、蘇我! お前は全然怖くない死になさい」
霊夢は蘇我の出てきた霊夢の小便臭いショーツを引き裂いた。
「ぎゃあああ!!」
蘇我は助けようとしただけなのに敵を
霊夢に敵対する勢力に味方しようとしていたのだった。
結果、霊夢は間違って居なかった
でも、状況はよくならなかった
あけろや、あけろや、あけろや、。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。しゃあないな、ドロップ巣やるからドロップ巣でええにゃべ
あけろうやや?????
物部参上だい! 兄貴調子に乗りすぎですぜ、姉御もう大丈夫ですぜ?????
プチュッと音がした。きっと、和服の少女が何者かにぷちゅっとされた。
お、おみぁーは?????
外にいたあんちゃんが急に変な声を出した
そして、石造りの廊下が振動しながら何かが近づいて来てる
どすん、どしん、とおおきな音を@立てながら。まるで、真珠が経年を経てその光沢を失ってしまうように。
「ちゃう、ちゃう。これは違うんや! ほんまワシは何もしてへんで、全部霊夢が悪いんや。・・・・・・ちゃうか?」
周囲の温度が20度上がった。しかし、ドア越し盗み聞きしている霊夢の肌からは冷や汗が出た。懐かしいき夢魔しれない。
「せや、せや、ちゃうんだったな。せやせや、な、紫が全部悪いんやで。ワシは嫌やったんやでな?」
あんちゃんは空前絶後の大ピンチ
「そうや、戸隠や戸隠が悪いんや」
戸隠「知らない、戸隠は何も悪くない」
ここで、自虐ネタの一つでも入れとけば良いのに、戸隠は何も悪くないと自負しちゃうんだなこれが。
グシャリと嫌な音がした。
それと同時にあんちゃんは、おもいかねになった
さらに、はあああ、ははあああああと息遣いが聞こえる
堅牢な、ドアの前なのに
ぐおあああああああああああああああああああああ
雄叫びと共に壁が破壊された。
一本の野太い手が美鈴を掴み入ってくる
幽霊になっても美鈴は格闘家だ、自分の死体に憑依して最後に一花咲かせようとしていたのである。
野太い手は、そのまま壁材のたんぱく質に投げつけた。
「おばさん!」
「……心配、かけたね」
霊夢はおばさん(見た目おばさん見た目はアリス精神はおばさん)に抱きついた。
「おばさん、おばさん、おば!!!!!」
「…下をやられちまったみたいだね」
天井裏に隠してあったレーヴァテインを化け物が見つけて投げたのだ。
感動の再開を果たした二人に待っていたのは残酷な攻撃だった。
二人まとめて串刺しになった。
「ぶうえええええええ」
気持ちの悪い鳴き声を出しながら化け物が天井から降りてきた。
「もう!!!!!全部喰う!!!!!!!!!!ぐうええええええ」
おばさんは血を吐きながら床に崩れ落ちる。
霊夢もおばさんの重みが掛かり一緒に崩れ落ちた。
「ぶちゅうううう、グチュウ」
化け物がまず霊夢を喰おうとした時だった。すでに事切れたおばさんごと霊夢はレーヴァテインを引き抜いた。
そのまま、腹に開いた穴から寄生虫だらけの内臓と一緒に大量の血を流しながら立ち上がった。そして、酷く覚めた表情で化け物を見下ろした。
大量にいろんなものを失っているのにも関わらず、眼には力があった。
見下ろす視線だけで、化け物は蒸発し始めた。浄化作用があるのである。この世の不浄を全て浄化してしまうのである。
「うぎぇ?ぎぎぎぎぎgigigigigigiggggggggggggggggggggggggggggggggggg」
……本当の化け物は案外身近にいたりするのよね。
おばさん。
おばさん
おばさん
4日後、霊夢は死んでしまった大切な仲間を棺桶に入れて埋葬していた。
あの後、一人で墓穴を掘って
一人で棺桶を作った
日が西に傾く中でお別れの言葉
「さよなら、皆」
ひとつの棺桶からガサガサ音がした。
お別れを惜しんでいるんだろう。
一人霊夢は紅魔館に帰っていった。
折角、競売で物件を買ったのにゴミばかりで嫌だった。
でも、ようやく掃除が終わったので、神社から本格的に引っ越そうと思っている。
カリカリカリ
おかしい、どうして真っ暗なんだろう
カリカリカリ
カリカリ
カリカリ
戸隠
作品情報
作品集:
30
投稿日時:
2012/08/18 15:18:39
更新日時:
2012/08/20 03:08:08
分類
アリス、エクス、おばさん
「産廃百物語B」
戸隠最大の不覚
何事も無かったかのように自分の予定を進める霊夢は無表情かわいい!
怖くないのに何か引き込まれるものがあった。
太陽がいつ隠れたのかしっているかい
カリカリ
でも、天井裏から出てきた化け物は可愛くない。
これ大好き