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『妹紅「産廃百物語も、今年でもう3回目モコか」』 作者: モコモコ王国国王

妹紅「産廃百物語も、今年でもう3回目モコか」

作品集: 31 投稿日時: 2012/08/26 12:11:27 更新日時: 2012/08/30 22:23:14
【注意】
第三回百物語のネタバレがあります。
第三回百物語で未読の作品がある方は「戻る」をお願いしますモコ。






















妹紅「モコほほう。百物語も今年で三回目モコか。よしっ、ちょっと顔出しに行くモコよ。おいけーね!」
慧音「どうした? 夏休みの宿題の貯金箱作りは手伝わないぞ」
妹紅「そんな事のために呼んだんじゃねーモコ! ちょっと出張するモコ! ついて来いモコ!」
慧音「わかったから、壁に押し付けるな」





―――――――――― 第三回 産廃百物語 会場 ――――――――――








妹紅「畜生! 作品集が変ってたモコ。ブラウザ移動の面倒くさい事この上ねーモコ!」
慧音「ここはどこだ? どこかの廃寺のようだが?」
妹紅「どこっておめぇ。百物語の会場に決まってるモコ。耳をすましやがれモコ」
慧音「向こうの部屋から人の話声が聞こえるな?」
妹紅「どうやらあっちの部屋で作者さんが集まって百物語を発表するらしいモコ」
慧音「入るのか?」
妹紅「無論モコ。そして作品についてアレコレ語って作者さんの高感度を上げて、次回作は妹紅が大活躍する話を書くよう仕向けるモコ」
慧音「一生懸命書いた作品を、お前みたいな奴に好き勝手言われる作者さんが気の毒でならない」
妹紅「うるせえ! さっそく乱入するモコ」
慧音「ちょっと待て」
妹紅「邪魔するんじゃねーモコ。離しやがれモコ」
慧音「私達は部会者だぞ? 迷惑だろ」
妹紅「ココで聞くとかマジかよモコ」
慧音「静かに。そろそろ始まるみたいだな」






〜〜 オープニングテーマ 〜〜

カランコロン カランカラン コロン
カランコロン カランカラン コロン

おばけのポストにAVのチラシが詰め込まれる幻想郷
これには某チャンチャンコの少年も苦笑い

カランコロン カランカラン コロン
カランコロン カランカラン コロン

「まったく誰のいたずらなんだ・・・それにしてもこの子、猫娘に似てるな…」

カランコロン カランカラン コロン
カランコロン カランカラン コロン

今日は電波の調子が良いみたいで、妖怪アンテナが二本も立ってます


〜〜 オープニングテーマ 〜〜









■『レミィのフカフカお布団』 戸隠氏


妹紅「・・・」
慧音「・・・」
妹紅「一発目からスゲェのが来たモコ」
慧音「この後どんな作品が続くのか全く予想できない波乱のスタートになったな」
妹紅「パルプンテが連発できる戸隠さんのMPはいかほどモコ?」
慧音「産廃例大祭の時よりもカオスさが増してる」
妹紅「あんちゃん、化け物、おばさん。謎は深まるばかりモコ。色んな意味で怖ぇモコ」
慧音「悲劇の後に無人となった屋敷を買い取った家族が・・・というホラー映画チックな序章だったのがどうしてこうなったんだ」
妹紅「チョイチョイ挟まれてるネタも相変わらずクオリティが高いモコ」
慧音「カオスな内容だと思って読んでても、所々怪談があるし、ちゃんと物語になってるから凄い」
妹紅「怪異だらけの作品モコ」
慧音「そして気付いたら読み終わっていた。翻弄され続けていたらいつの間にか最後の行だった」
妹紅「それもホラーという奴モコ」
慧音「どうやったらこんな話を考え付くんだ?」
妹紅「この地球上で戸隠さんしか書けない話モコよ」



慧音「ん、次の話が始まるようだ」



■『禁則事項その@“誰ですか彼方は?”と尋ねてはいけない』 sako氏

妹紅「これ無理ゲー過ぎるモコよオイ!」
慧音「『お前は誰だ?』系の言葉をソレに向かい言うと、自分まで異形化するルールか」
妹紅「『気持ち悪い』も駄目とか、勝利条件がわかんねーモコ。フェアプレイ精神が微塵も感じられねーモコ」
慧音「理不尽の極みだな。だからこそ怖い」
妹紅「sakoさんの精神系はガチがクルものがあるから勘弁して欲しいモコ」
慧音「人の形をしてないモノが人間らしい動作をする時、人は不安感と恐怖心を掻き立てられるらしいな。この作品は恐怖のツボを至る所で刺激してる」
妹紅「どっかの神拳の伝承者みたいに的確に突かれたモコよ」
慧音「アリスのフリをする異形を相手にする魔理沙の場面は鳥肌モノだったな」
妹紅「あんなのに世話を焼かれた魔理沙にはご愁傷様以外の言葉が見つから無ぇモコ」
慧音「終始、魔理沙の心情がねっとりと書かれていて、どれだけ恐怖してたかこれでもかってほど伝わってくる。恐怖を言葉で表すとあんな表現になるんだな、勉強になった」
妹紅「とにかく不気味さの連続モコよ」
慧音「人が、人非ざるモノに成り代わり、日常を侵食されて、やがて支配されるなんて地獄絵図を想像したら吐き気がするな」
妹紅「死なない輝夜にコイツぶつけてやれば抹殺できるモコ?」
慧音「成功したとしても、次の日にはお前が異形化してるだろうな」
妹紅「しかし分社ワープは便利モコ」
慧音「だが気分が悪くなるのはちょっと嫌だな」
妹紅「ふむ。確かに全身青色の全裸オッサンにテレポートしてもらう度に吐いてたヒロインみたいになりたくないモコ」
慧音「そのネタがわかる人いるのか?」



■『カギヤマさん』 んh氏

妹紅「以上、エロ餓鬼からの報告でしたモコ。これについてどう思いますかモコ、おっぱいの大きいK先生」
慧音「誰がK先生だ」

妹紅「里のタブーに関わっちまった餓鬼の話モコか」
慧音「確かに厄神と一緒に居ては危険だからな。そういう掟を作るのはわかる」
妹紅「カギヤマさん、得体の知れねぇ奴モコ」
慧音「無人販売所での様子を見ると、悪い人物には見えないな」
妹紅「あと乳がデカいらしいモコ」
慧音「その話題はもう良い」
妹紅「しかし、語り口調の作品は破壊力があるモコ」
慧音「その場で聞いているような臨場感があったな」

妹紅「龍神を信仰すれば全部救われるらしいモコ」
慧音「なんだか裏のありそうな話だったな」
妹紅「ドラッグ必須モコ。ドラッグと言っても薬中的な意味じゃなくてマウス的な意味でモコ」
慧音「この体験者は狂信というかなんというか・・・」
妹紅「あそこまで歪むとH田のマッチポンプを疑うモコ」
慧音「そう臭わせる箇所もいくつかあったからな」
妹紅「まさに『神のみぞ知る』いったところモコ」
慧音「今すぐそのドヤ顔を止めるんだ。腹が立ってくる」



■『卯海に沈む夢の国と、夢の郷からやってきた巫女』 Nutsln先任曹長氏

妹紅「Nutsln先任曹長さんの作品でお馴染みのゆかれいむ作品モコ」
慧音「紫が外の世界でも手広くやっている敏腕社長というのは面白いな」
妹紅「商社だったり、裏稼業やったりで某窓'sの社長より稼いでるんじゃねーモコか?」
慧音「国家予算並みの資金は持ってるだろうな」
妹紅「外の世界の背景が細かく設定されててスゲェモコよ」
慧音「世界観がしっかりしてるから、何に対しても説得力がある」
妹紅「先代巫女が全然現役だったモコ。年取っても衰えねぇとかどこの範馬勇次郎モコ」
慧音「普通に強かったな、家庭では愛嬌のある一面も見せるし憎めない人物だ」
妹紅「本当に良いキャラしてるモコよ」
慧音「訓練の内容が生々しかったな」
妹紅「実の娘をあそこまでシゴけるのは軽く引くモコ」
慧音「信頼と愛情があってのことだろう。あれくらい出来ないと実戦で命を落とすわけだし」
妹紅「敵との戦力差が圧倒的すぎるモコよ。アウェイでやってもあの結果モコ」
慧音「敵の自業自得とはいえ、ちょっと憐れだったな」

妹紅「これは妹紅の勘モコが。多分この作品が百物語で唯一、官能シーンのある作品な気がするモコ」
慧音「触手モノが唯一か・・・」
妹紅「触手母子強制レズプレイとは、先任曹長さんも中々ドぎつい演出を考える御仁モコ」
慧音「一般人なんか犯されながら殺されてるし。そのエロスとやらは需要があるのか?」
妹紅「ここは産廃モコ。あるに決まってるモコ。今更訊くなモコ。触手ロリ妖怪とか余裕で興奮する異常者の集まりモコ」



■『木偶』pnp氏

妹紅「き・・・木偶?」
慧音「木偶(でく)だ」
妹紅「殺した相手を恨み、呪って不幸にする。怪談で最も震え上がるジャンルモコ」
慧音「“恨み”というのは身近にあって、しかし決して見ることが出来ないから、こういった類の話しはみんな本能的に忌避したがるんだろうなきっと」

妹紅「化け猫の散り際の一矢というやつモコか」
慧音「いつまで経っても成長しない橙が悪いのか、橙を見限った藍が悪いのか」
妹紅「自身の役立たずさを棚に上げて主人を呪うとは良い根性してやがるモコ」
慧音「藍がもう少し我慢できていれば結末は変ったのかもしれないな」
妹紅「ストレスゲージがMAXいってたモコ。それは無理な注文モコよ」
慧音「だが、教師と言う立場上、出来が悪いから見限るというのはどうもな・・・」
妹紅「こいつらは主人と式モコ。無能なら殺(リストラ)されても文句言えないモコ」

慧音「裂傷し、腫れた箇所から殺した橙の体の一部が出てくる所は圧巻だった」
妹紅「しばらく放っておいたら腕の中で橙のパーツが揃ってたモコ。ブラックジャック先生を呼べば第二のピノコになってた可能性が大モコ」
慧音「それは無い」
妹紅「『封印されし橙』『封印されし橙の右腕』『封印されし橙の左腕』『封印されし橙の右足』『封印されし橙の左足』が腕の中で揃えば無条件で弾幕ごっこに勝・・・」
慧音「それも無い」
慧音「しかし、自分の中から殺した者が出てきたら、誰だって精神を病むな」
妹紅「藍が狂ってく過程はガチの怖さがあるモコ。流石はpnpさんモコ。自傷シーンは寒気がしたモコ」
慧音「パーツを後任に縫い付けていく藍はホラーの権化に見えたぞ」
妹紅「あの場面は夜中に読むとヤバイモコ」
慧音「今日の夜、ひとりでトイレにいけるか?」



■『触らぬ箱に祟り無し』 穀潰し氏

妹紅「ド直球なのが来やがったモコ」
慧音「『子取り箱』か外の世界で大勢の人間が震え上がったという心霊現象。呪われた箱か」
妹紅「どんな妖怪や化物より、人が一番おっかないっていうのを象徴する箱モコ」
慧音「中身が中身だからな。あえて苦しむ方法で間引かれた子供の・・・」
妹紅「しかし、霖之助は判ってて止めなかったとはタチが悪いモコ」
慧音「紫と賭けてたみたいだな。何を報酬にしたのかは知らないが、余興程度でやったのなら魔理沙とにとりが浮かばれんな」
妹紅「紅・・・霊夢の方が持っていったらどうなっていたかも気になるモコ」
慧音「まぁ、魔理沙よりは間違いなく善戦しただろうな」
妹紅「いくら不死でも、あんな死に方だけは勘弁モコ」
慧音「魔理沙の最期はまさに阿鼻叫喚の地獄だったな。何故かあの場面の間はずっと口の中で鉄の味がしたぞ」
妹紅「そういえば妹紅も同じようなの持ってたモコ。昔ブサイクなおっさんに貰ったモコ」
慧音「は?」
妹紅「ほれパズルの箱モコ」
慧音「ってなんだ、金属で出来た箱じゃないか子取り箱とは違・・・・・・ちょっ!? は!? ええぇ!!!? ルマルシャン? そっちの箱!?」
妹紅「なんでも解けると究極の快感が得られるとか。しかし未だに解けんモコ」
慧音「お前が馬鹿で良かった」



■『可畏人瞎驢(かいびとかつろ)』 henry氏

妹紅「途中で安心させといてやられたモコ」
慧音「大どんでん返しだったな。解決したと思ったらそれが惨劇の始まりだったとは」
妹紅「目に寄生されるとか後ろ寒いにも程があるモコ」
慧音「朝起きたらポケットに目玉がある時点もう立派なホラーだ」
妹紅「顔を舐められて『これは嘘を吐いてる味だぜ』って言われた気分モコ」
慧音「スティッキーフィンガーズ?」

妹紅「しかし三月精は死に損モコ」
慧音「確かに、あの状況じゃああするしか無いとは言え、ちょっと気の毒だったな」
妹紅「クライマックスの魔理沙の狂いっぷりは尋常じゃねーモコ」
慧音「皆の目玉を抉り出すシーンは圧巻だった。血の気が引いた」
妹紅「そうまでさせる羅刹鳥ってのはホント厄介モコ」
慧音「厄介というよりもタチが悪いな。実体らしい実体を持たず、取り憑いた相手を少しずつ蝕んでいくまさに寄生虫」
妹紅「こんなんにターゲットにされたら終わりモコ。偶然皿かなんか落として割れて助かるくらいしか生存ルートが無ぇモコ」
慧音「せめてもの救いは、永遠亭の技術で目が回復させられるところだな」
妹紅「輝夜の眼球抉って移植されてたら面白いモコ」

慧音「しかし、どうして魔理沙はこうも的にされやすいのか?」
妹紅「産廃ゆえにとしか良いようが無いモコ」



■『愚行の報い』 紅魚群氏

妹紅「冒頭からいきなりスプラッター。流石は紅魚群さん。容赦がねぇモコ」
慧音「長年一緒にいた仲間の死というのはくるものがあるな」
妹紅「それのせいでパチュリーの野郎。正常な判断が全然下せて無かったモコ。豆腐どころかオカラ並に脆いメンタルモコよ」
慧音「それは仕方のない事だ」
妹紅「まるで囲いが狭まるように、じわじわと追い詰めらていく感じがまたなんともモコ」
慧音「幽霊について調べようと選んだ本がマズかったな」
妹紅「違う本だったら霊に対する印象変ったモコかね?」
慧音「パチュリーの愚行は、魔法陣から離れて小悪魔を一人にさせた事。危険を知らせようとした小悪魔を除霊してしまった事。この二つだな」
妹紅「本に圧殺されて本望だったモコかね? 本だけに」
慧音「・・・」
妹紅「おーとっとっとモコ」

慧音「レミリアの優しさが裏目に出てしまうというのも、なんとも悲劇的だな」
妹紅「除霊しなきゃまだ生存の可能性も残ってたモコ。不運の連続モコ」
慧音「確かに、詠唱忘れによる事故で小悪魔が死亡した事。霊になった小悪魔にはっきりと伝えられるほどの力が無かった事。その彼女を除霊してしまった事。棚が倒壊する時に偶然真下にいた事。なんだこの連鎖は?」
妹紅「呪われているレベルモコ」
慧音「幽霊はすごく優しかったのにな。他の作品の奴は全員明確な敵だったわけだし」




■『奥座敷の怪』 キーハック氏

妹紅「豊聡耳神子による大川家の『大改造!!劇的ビフォーアフター』モコ」
慧音「全然違うだろ」

妹紅「濃厚な話だったモコ。すっげぇモコ」
慧音「しかしすごい家だな。座敷わらしの力で幽霊やら何やらがウジャウジャになるなんて」
妹紅「ジブリの餓鬼の『やーい! お前んち、おっばっけやーしき!』って台詞を思い出したモコ」
慧音「とても住みたいとは思えないな」
妹紅「あと神子のカリスマ度が半端無いモコ」
慧音「要所要所で神子のバックボーンや心境が解説されていたから、彼女の行動にしっかりとした根拠があって、わかりやすかった」
妹紅「包容力がチート級モコ」
慧音「カッコイイ主人公だった。恐怖に立ち向かう勇姿に感動すら覚える」
妹紅「しかし選抜メンバーに選ばれた白蓮は良いとして、早苗は不安しか感じなかったモコ」
慧音「ちゃんと活躍してたな」
妹紅「あの座敷わらしのラスボス感は異常モコ。不気味さもガチモコ」
慧音「それだけ恨みが強かったわけだ。あれだけ残酷な目に遭わされれば当然といえば当然か」
妹紅「ほんっと欲ばりな人間はロクなことしねーモコ」
慧音「少しずつ明らかになっていく展開は面白かった。道教やら仏教に関しても色々と勉強になった」

妹紅「このキーハックさん、変名した人らしいモコ」
慧音「以前、違う名前で活躍されていたという人か」
妹紅「まあ大体の予想はつくモコ」
慧音「どうせ嘘だろ?」
妹紅「う、嘘じゃねーモコ! 作風とか、文章の型が変ったっていうから多分、多分、あの人モコ!」
慧音「強がるな」
妹紅「憐れんでんじゃねぇええぇぇモコォォォ!!」



■『さがしもの』 零雨氏

妹紅「探し物はなんですか〜♪ 見つけ難い物ですか〜モコ♪」
慧音「踊っている場合じゃないだろこの場合。しかも最初から夢の中だし」
妹紅「しかし他人を巻き込むとか最悪な効果モコ。アリスには同情するモコ」
慧音「そして大本になる人間は一切の被害を受けないときたか。嫌な呪いだな」
妹紅「寝る度に誰かがデッドオアアライブとかいい加減にして欲しいモコ」
慧音「自ら命を絶った魔理沙の選択は英断だったというわけか」
妹紅「でもパチュリーに同じ呪いを付与させやがった行為はクズ以外の何者でもないモコ」
慧音「紅魔館の住人が永遠の眠りにつきそうで不安だ」
妹紅「妹紅があの力を手に入れたら輝夜モッ殺しまくれるのに惜しいモコ」
慧音「眠り続けて衰弱死してもリザレクションするだけだろ」
妹紅「しかしパチュリーが黒幕だったとはモコ」
慧音「相変わらず魔理沙は色々な方面から恨みを買っているな」
妹紅「通りで、百物語における被害者率が抜きん出ているワケモコ」



■『文々。新聞号外「夏の心霊体験総特集!」』 隙間男氏

妹紅「5人の体験が語られてるモコ」
慧音「オムニバス形式という奴だな」
妹紅「これを一話じゃなくて五話分に水増ししてカウントできねぇモコか? 百話への道がぐっと縮まるモコ」
慧音「そうまでして百に届かせたいか?」

妹紅「パチュリーのあれ嘘モコ?」
慧音「嘘っぽいな。真相は謎だが」
妹紅「妖夢は半霊喰われたモコ」
慧音「本人にとっては恐怖だろうな」
妹紅「咲夜は、アリスが知り合いのクローンを作っている所を目の当たりにしてしまったモコ?」
慧音「らしいな。本人は他人に迷惑の掛からない範囲でやってるっぽいが」
妹紅「早苗は幼い頃の心霊体験モコか?」
慧音「自分を庇って死んだ子が、自分のせいで悪霊化してしまい、泣く泣く封印したと、いつかこの子を成仏させらるように立派な巫女になると」
妹紅「ちょっと待つモコ! 意義あり! コール! コールするモコ! なんか美談っぽく語ったけど早苗が全部の元凶じゃねーモコか!?」
慧音「まぁ本人に悪気は無いわけだし、不幸な事故と思うしか」
妹紅「悪意が無いからっておいモコ・・・・・・他人に不幸にしてもそれを全く反省してない早苗が一番怖いモコよ」
慧音「それを聞くと、悪霊化した友達に殺された子はとんだとばっちりだな」

妹紅「それで最後、霊夢は大量の目玉を見つけたと?」
慧音「潰したら紫が失明していたというオチで締め括られたな」
妹紅「このオチが全部持って行きやがったモコ」



■『勅零随身保命』 あぷぷ氏

妹紅「饒舌な芳香とは珍しいモコ」
慧音「ぬえと芳香。今まで有りそうで無かったタッグだな」
妹紅「しかしとんでもねぇクレイジーな札があったものモコ」
慧音「あれを貼ると色々とハイになるみたいだな」
妹紅「裏側になんか書かれてるか気になるモコ」

妹紅「ナズーリンが憐れだったモコ」
慧音「死体見てパニくって嘔吐してスカトロプレイまで強要されたあげくに惨殺されては、死んでも死に切れないだろうな」
妹紅「その魂も回収されたっぽいから余計に気の毒モコ」
慧音「一番悲惨な目に遭ってるな」
妹紅「この作品の最大の見所はナズーリンのいじられっぷりモコ?」
慧音「妖夢は惜しい所まで行ったんだがな」
妹紅「どうしてどの世界の妖夢も、最後は迂闊でやられてしまうモコ?」
慧音「にしても芳香とぬえ、一体何をたくらんでいるんだ?」
妹紅「多分青娥が黒幕モコ。よくわからんモコが」
慧音「こういう謎の部分を残したまま終わると、尾を引く恐怖が残るな」



■『アステカの祭壇』 やくも型護衛館氏

妹紅「コトリバコに続いて、このネタもちょっとヤべぇんじゃねーモコか? 大丈夫モコか!?」
慧音「何の心配だ?」

妹紅「しかし黒幕が神奈子だったとはモコ」
慧音「とんでもない神だな。周りを欺き、生贄を求めて殺して回るとは」
妹紅「神奈子に洗脳された天狗連中が怖いモコ」
慧音「天狗社会の描写がしっかり書かれていて、山の雰囲気が容易に想像できたから余計にな」
妹紅「邪神を打ち破るにはやはり友情パワーだったモコ」
慧音「はたてとの友情があったから生き延びたわけだからな。ここの展開的に文が喰われてバッドエンドになると思ったんだが」
妹紅「読み手の予想を超え、良い意味で裏切るのが産廃作家モコ」
慧音「最後、紫が出てこなかったら全面戦争をしてたわけだが、天狗側が勝ってもすごい被害が出ただろうな」
妹紅「あのババアはいつも良いトコばっかかっさらいやがるモコ」

慧音「アステカの太陽神と神奈子が同一神という解釈は目からウロコだった。こういうことが想像できるのも歴史の面白さの一つだな」
妹紅「モコふむ。徐々に謎が解けていくのには胸が熱くなったモコ」
慧音「私の知識人ぶりが発揮されていて嬉しかった」
妹紅「絶対にこっちのけーねの方が頭良いモコ」
慧音「すぐに否定できないのが悔しい」



■『アリスとキリギリス』 box氏

妹紅「とうとう恐れていた虫々パニック物が来たモコ」
慧音「これだけは避けたかった。虫だけは勘弁してくれ。背筋が鳥肌だらけになる」
妹紅「けーね、なんかコメントしろモコ」
慧音「今回は辞退する。妹紅だけでやってくれ。虫は軽くトラウマなんだ」
妹紅「こっちだってトラウマ全開モコ」
慧音「じゃあこうしよう。今回印象に残った所を『せーの』で言おう。それで終わりにしよう」
妹紅「わかったモコ」

妹紅・慧音「「せーのっ」」

妹紅「アリスの口に入る所は、こっちまで吐き気がしたモコ」
慧音「大量のキリギリスがコッチを向く所がショッキングだった」

妹紅「ああああー! けーねが変な事言うからキリギリスの二本の触覚が不気味に動くとこまで想像しちまったモコォ!!」
慧音「やめろ! 言うな! これ以上イメージを湧かせるな! こっちはようやく落ち着きかけてたんだ!」
妹紅「モコォ! 昆虫のギザギザした足が、自分の肌に触れた時のあの感触が嫌でも想像させられたモコ!」
慧音「あ゛ー! あ゛ー! 聞こえない聞こえない!」
妹紅「チクショォォォ!! 意識すると余計に想像しちまうモコ! ひょっとしてboxさんは覚り妖怪!?」
慧音「あ゛ー! あ゛ー! 聞こえない聞こえない! 私は何も想起しない!」
妹紅「お、けーねのスカートに緑色の虫が!」
慧音「ひぃぃ!」
妹紅「嘘モコ!」
慧音「次やったらハッ倒すぞ!!」



■『単眼さとり』 智弘氏

妹紅「タイトルを見た時、単眼フェチの需要を叶える内容かと思ったモコ」
慧音「結果的に単眼になってるじゃないか」

妹紅「サードアイに徐々に支配されるさとりモコか」
慧音「少しずつ自分が侵食されていくっていうのがどれほど恐ろしいか、彼女の書記から嫌ってほど伝わってくるな」
妹紅「気の毒なほどに病んでやがるモコ」
慧音「そりゃあ、自分の体が自分の意思と関係なく動く、これ程恐ろしいことは無いだろ。自分の手が大切な人を傷つけるかもしれないんだ」
妹紅「モコふむぅ。確かに、自分の手がいきなり自分に殴りかかってきたらヤベえモコ。ガチでライバルは自分状態モコ」
慧音「一度気絶してから目を覚ましたさとりは、もう別の存在になってしまったのだろうか」
妹紅「こいしの困惑してるから多分そうモコ」
慧音「結局、ペットの二人は何も出来なかったわけか」
妹紅「妹殺せなんて言う時点できっともう手遅れだったモコよ」
慧音「私も半身がハクタクの身、乗っ取られる日が来ないことを祈ろう」
妹紅「けーねが『早く! 私の精神がハクタクに乗っ取られる前に止めを刺してくれ!!』って言ったら迷うことなくライダーキックで爆殺してやるから安心しろモコ」
慧音「すごい状況だな」
妹紅「しかし、意味深な言葉を残して終わる作品は、終わった瞬間にヒヤっとしたものがクるモコ」
慧音「終始、不気味な雰囲気の漂う作品だった」



■『神様はいる』 レヴィ氏

妹紅「本当に、早苗に関わると碌な事がねーモコ」
慧音「あの二柱の怒りを買うと、絶賛祟られるからな」
妹紅「無視しただけで一生消えない噛み跡残すとはモコ」
慧音「まあ保護者の立場からしたら、自分の子がそういう扱いを受けてイラつくなというのも無理な話だ」
妹紅「守矢の野郎。奇跡の力で三次元から二次元になったモコ?」
慧音「それはわからん」

妹紅「ちなみにレヴィさんはホモらしいモコ。いや良くわからんけどモコ」
慧音「それを私に言ってどうしろと?」



■『藍さんに謝れ』 ギョウヘルインニ氏

妹紅「こっくりさんやるたびに、一々藍に通信が入るモコ?」
慧音「仕事中にどっかの小学生がこっくりさんやったら、邪魔でしょうがないだろうな」
妹紅「しかしこの橙は黒いモコ。妹紅と輝夜が料理にされかねんモコ」
慧音「きっとされたんだろうな。あの後」
妹紅「やられるのは輝夜だけで十分モコ」
慧音「ところで八雲藍の前でこっくりさんやるとどういう状態になるんだろうな?」




※ ※ ※


慧音「お、どうやら今のが最後の作品だったみたいだ」
妹紅「モッ、コ、ココココ」
慧音「どうした?」
妹紅「輝夜が被害に遭う作品がギョウヘルインニさんのしか無ぇモコ! しかも妹紅も巻き添え食らってるモコ!」
慧音「まあ、不死だから扱い辛いんだよお前達は」
妹紅「うるせぇ! メタい発言してんじゃねぇ!! 読み手に嫌われるぞモコ!!」
慧音「今まで散々やっといて今更だな」
妹紅「ああもう我慢ならんモコ!! ちょっと作者さん達に一言もの申して来るモコ!」
慧音「あ、おい! 中に入るな!! ・・・行ってしまったか」
妹紅「おりゃあ! 失礼するモコ! 第三回百物語の皆さんお疲れ様でしたモコ! ちょっと一言だけ苦言を呈しにやって来たモコ! 輝夜がモッ殺・・・」

妹紅「モコ? 誰もいねぇモコ? 座布団と蝋燭しか残ってねぇモコ」

妹紅「だが座布団はまだ温かいモコ! 作者さん達はそう遠くには行ってねぇハズモコ! けーね探すモコ!!」

妹紅「・・・」

妹紅「けーね?」

妹紅「誰もいねぇモコ?」

妹紅「まあいい。次の機会にでも言えば良いモコ。帰るモコ」

妹紅「モコ? 戸が動かねぇモコ」

妹紅「これひょっとして帰れないパターンモコか? おいちょっと! 待ってくれモコ! ここn


【8月28日】

>>NutsIn先任曹長さん
妹紅「煩悩こそが産廃の原動力モコよ。気が向いたらその煩悩で輝夜をモッ殺してくれモコ」

>>あぶぶさん
妹紅「あの話は過程からネタバレまでの流れが、めちゃくちゃ練り込まれてるモコよ。完全に同意モコ」

>>boxさん
妹紅「主催、本当にお疲れさまでしたモコ。その通り。妹紅は作者さんたちに輝夜を抹殺することを強いてるモコ(強調線)!!」

>>紅魚群さん
妹紅「あの話だけ、作者がぼそぼそとキモい喋り方してたから全然聞き取れなかったモコ。モコほほう。そんな感じの話だったモコか」


妹紅「まあそんな事はどうでも良いモコ。今はここを脱出するのが先決モコ。誰かがキーメーカーでも召喚してくれれば一発モコがそう都合良くはいかんぜモコ」
??「あれ? ここどこ?」
妹紅「うぉ!? 背後に突然!? まさか本当に来たモコ!?」
輝夜「あ、妹紅。やっぱり居たのね」
妹紅「紅魚群さんの世界の輝夜が来やがったモコ……」

【8月30日】

妹紅「いまだに出られんモコ」

>>5さん
妹紅「産廃系SSなんて大体ホラーテイストだから、問題ねえモコ。そもそも幽霊や妖怪がキャラとして登場してる時点で成立してるモコ。たぶん…」

>>6さん
妹紅「ひょっとしたら、一部の作者さんは『ホラー縛りウゼェ』と思いながら書いていた可能性が微粒子レベルで存在してたモコ?
しかし産廃SSだけで百話達成したらガチで厄災が起きかねんモコ」


輝夜「さっきから誰に話しかけてるの?」
妹紅「うっせぇ!お前もう帰れモコ! モッ殺してやりたいのは山々モコが、紅魚群さんを敵に回しかねんモコ」
輝夜「帰れるなら帰ってるわよ」
妹紅「こんな奴に構ってる暇は無いモコ。このままじゃ意味のわからんバグが発生して8月32日なんてカオス空間に呑み込まれかねんモコ。いい加減脱出したいモコ」
輝夜「あと、その『モコ』って何? あなた私の知ってる妹紅?」
妹紅「ああああああクソめんど臭ぇぇぇモコォォ!」
モコモコ王国国王
作品情報
作品集:
31
投稿日時:
2012/08/26 12:11:27
更新日時:
2012/08/30 22:23:14
分類
モコモコ王国
妹紅
慧音
第3回百物語感想
1. NutsIn先任曹長 ■2012/08/26 21:37:21
国王陛下と慧音様から感想と評価をいただき、恐悦至極にございます。
百物語を書くつもりが、百八つの煩悩に塗れた作品になってしまいました。
特定人物をモッ殺す作品は……、まあ、気が向いたら……。
2. あぶぶ ■2012/08/27 13:06:22
henry氏の可畏人瞎驢(かいびとかつろ)が個人的には一番作りこまれていて良作だと思った。
3. box ■2012/08/27 16:05:01
わぁい国王様!box国王様大好き!
これはもこもこする作品を強いられてますね(強調線) 

一日三つコンタクトレンズを使うのは苦労します
4. 紅魚群 ■2012/08/27 19:10:05
輝夜「ふぅ、ここが百物語の会場ね。大分遅れちゃったけど、妹紅は来てるのかしら」
鈴仙「こうやって襖越しに話を聞いてる感じ、妹紅はいないみたいですけど」
輝夜「そうねぇ。誰もモコモコ言ってないし」
鈴仙「案外私たちと同じように、別の部屋で襖越しに話を聞いてるのかもしれないですよ」
輝夜「まあそれならここで待ちましょうか。いずれ飛び出してくるでしょ」

■『上白沢慧音の人間検定』 木質氏

鈴仙「遅れて来たんで結局この話しか聞けなかったですね」
輝夜「まぁ私は百物語を聞きにきたんじゃなくて、調子に乗って乱入してくる妹紅をぶち殺しに来たんだけど」
鈴仙「でも面白い話でしたよ」
輝夜「そうね。妹紅がいい人っぽく表現されてるのが気に入らないけど、バイオレンスな慧音はある意味爽快だったわ」
鈴仙「はは…でもちょっと度が過ぎてる気も。どうにも妖夢さんが哀れで…」
輝夜「それがいいんじゃない。それも含めて登場人物も魅力的だし、青娥って奴は是非とも私の部下にしたいわ」
鈴仙「ええー、止めておいた方がいいと思いますよ…」
輝夜「あの仕事ぶりを見てるとあなたよりは役に立ちそうだわ。それより気に入らないのは閻魔とスキマ妖怪よ」
鈴仙「…仕方ないですよ。あの行為が結果として幻想郷を救うんですから」
輝夜「どちらも正しいからこそ悲劇が起こってしまう。爽快さ反面、なんだか悲しい話ね」

輝夜「ところでもう終わったみたいだけど、馬鹿に静かね」
鈴仙「そうですね…。もしかして妹紅は来てないんでしょうか?」
輝夜「気になるし中の様子を見てくるわ」
鈴仙「ちょ、ちょっと姫!待ってください!あ…行っちゃった」
5. 名無し ■2012/08/29 01:43:07
お久しぶりです国王陛下
一部除いて「ホラー?」なのが多かった気がするけどきっと気のせいウサ
6. 名無し ■2012/08/30 18:05:10
感想としては、今回ので一番ホラーというテーマにそってたのは『カギヤマさん』、
純粋に怖かったのが『木偶』、面白かったのが『上白沢慧音の人間検定』、好みだったのが『可畏人瞎驢(かいびとかつろ)』、
でした。
しかし、百までまだ遠いなぁ・・・。
7. ギョウヘルインニ ■2013/09/09 19:53:18
感想ありがとうございます。
妹紅きっと大丈夫ですよ。
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