あけおめ！ 私、マエリベリー＝ハーン！

あけましておメリー！！　私、マエリベリー＝ハーン！

まずは何から話せば良いのかしら……

あ、マスはクリから触ってイくわよ。

で、何の話だっけ？

そうそう、また私の顔とマンコが見たいって言われたから、こうして皆のところへ来たの。

今日はいっぱい楽しんで、いっぱい中出ししてイってください……////















「蓮子、そろそろチャンネル変えていい？」

「えー、アレ見るの？」

「良いじゃない、どうせこの番組そろそろ終わるでしょ？」

「だからってあの番組見られるのもヤだ」

「もう、わがまま言わないでちょうだいよ。 そんなに嫌ならトイレでシコってれば良いわ」

「その間メリーがトイレに行きたくなったらどうすんの」

「もちろん、おこたでトイレ作戦敢行よ」

「犬猫以下やね君は」

「砂場さえ用意してくれれば、かろうじて犬猫レベルには引き上げられるわよ？」

「やかましいわ」

「ああもう、始まっちゃうわ」

"今夜も始まりました、皺田漫介の不快ィ話です！"

「ほんとこの司会者の男が嫌いだわ」

「私だって別にこの人目当てで見てるわけじゃないもん」

「分かってるけどさぁ……」




"では、パネラーの皆さまは今のお話が『不快ィ』話だったか、『う〜ん』だったかを判定してください！"

"不快ィ〜"

"不快ィ〜"

"う〜ん"

「こ」

"不快ィ〜"

"う〜ん"

「こっ」

"う〜ん"

「こっ！！」

"不快ィ〜"

"不快ィ〜"

「あら、たった3人か〜。　面白くないわね」

「なあ、このためだけに見てて時間無駄にしてるって感じしない？？」

「まあ、ある種の義務感を感じてるところはあるわよね」

「アホかお前は」






o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜


めっちゃ好っきゃねん！　私、マエリベリー＝ハーン！

年末といえば、あのイベント！

私たちも夜行バスに乗って、聖地に出かけたのよ！

あの黒山の人だかり一人一人に犯される妄想だけで、ビッショビショになっちゃうわ！！





「蓮子、座席の具合はどう？」

「うーん、寝るには寝れそうだけど……やっぱしんどいわねー」

「安い席だものね。 私は寝れるかどうか自信がないわ〜」

「あら、明日のために体力残さないといけないのに」

「そうね……まあ、私には秘策があるから大丈夫かな！」

「えー、何それ？ 教えてよ」

「蓮子には馴染みがない方法だから、たぶん駄目だと思うわよ？」

「あら、そうなん？ 仕方ないなぁ」



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

"まもなく、消灯時間となります"



「じゃ、メリー、おやすみなさい」

「おやすみー」








ZZZ...








「……むぅ、目が覚めちゃった。 しかもトイレに行きたくなってきた」

「狭いから、メリーを上手いこと避けて……って、居ないし。 あの子もトイレかしら」

「まあ、その内帰って来るでしょ。 待っておこ」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「遅いわね……早くしないと……」

「もしかして、トイレで寝てるんじゃ……」



「トイレの電気点いてるわね」

「メリー？ いる？」ﾄﾝﾄﾝ

「……無反応か。 携帯鳴らしてみよう」



"ん…………ふぁぁっ！？ やだっ、んぅ……"

「何やってんだよお前は！！！」

"もしかして蓮子？ どしたの？ 今電話はマンコに入れてて出られないのよ"

「どしたのじゃないよ馬鹿野郎、トイレで寝てたでしょ今」

"私にとっては、ここが一番安らげる座席なのよ"

「迷惑でしょが！ いいから開けてよ、ほんともう漏れるから」

"漏らしたって良いじゃない、バレなきゃおっけーおっけー"

「何もOKじゃないよ！」

"まあね、片手は自由だから開けてあげても良いんだけど、そうも行かない事情があるのよ"

「は？ 事情って何よ」

"実は、最近セルフ緊縛プレイにハマってて、手錠と足錠付けて、周りの配管とかへ後ろ手に絡ませてあるのよ"

「はぁ？ じゃあ、鍵は有るんだよね？」

"この後うんこして、事前の食事のときに一緒に食べておいた鍵をその中から探して、脱出するの"

「ほんとお前キチガイじゃないの」

"まだまだ、その道の達人には及ばないわ"

「知らんわアホ！ ちょ、とりあえずドア開けて中に入れてよ」

"あら、私の痴態が見たいだなんて、蓮子もスキモノね"

「全然見たくねぇよ！！」

"オープン・ザ・プライス！"ｶﾞﾁｬ

「何で裸なんだよ！ 服どこだよ！」

「座席に置いて来たわ。 暗いし大丈夫だと思ってね！」

「あぁぁ〜〜！ もう、マジ漏れそうだから、ちょっと足開いて！」

「え〜？ なにする気なの？」

「向かい合わせに座って、何とかおしっこさせてちょうだい！」

「あら、対面座位ってヤツね！！ 蓮子とこんな事できるなんて夢みたいね！！」

「悪夢だよ！！ いいからホラ」

「わぁ、蓮子が私の前でパンツ脱いでるわ！」

「いちいち解説しなくていい！！！」

「あぁ、マン毛がジョリジョリ擦れて気持ち良いわ…………顔が間近に…………ﾁｭｯ」

「！」

「ﾁｭｯ ｼﾞｭﾙﾙ」

「ｎ〜〜〜〜！！！！！」



ﾌﾟｼｭ　　　ｼﾞｮﾛﾛﾛ...



「ぷはっ！ 何でキスするんだよボケ！！！」

「私がうんこを食べる前で良かったわね」

「当たり前だろボケ！！！」

「で、もう終わり？ うんことかしないの？」

「しねーよ……と言いたいところだけど、実はしたいんだよクソ！」

「駄洒落？」

「うるせぇよ！」

「さあさあ、今度は後ろ向いて」

「ううぅ…………」

「あぁ……蓮子のいきみが間近で感じられるわ……こうなったら、私も一緒に出しちゃいましょう」

「は？！」

「ほらほら、蓮子、遠慮せずに出しちゃって！　私も二人分うんこが食べられて嬉しいわ」

「この野郎……マジで恨むぞ……」ﾐﾁﾐﾁ

「あぁ〜出るわ出る、ユニゾンうんこね」ﾌﾞｨﾋﾟﾋﾟ

「うぅ………………」

「はぁ〜すっきりした。 じゃあ蓮子、あとは任せてね」

「何をどう任せろってんだよ…………」

「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

「ヴォエエｪｪ！」






o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜o〜




出て来い！　私、マエリベリー＝ハーン！

AV女優は大体友達！

聖地にたどり着いて、イベントをマンキツしてきた私たちだったけど、

その後にも戦いは待っているのよ！

イベントで手に入れられなかった本なんかを、お店に行って買わなきゃいけないわ！

性欲まみれの男に混じって買い物をするのは楽しいわ！





「蓮子、最近、ステマって言葉が流行ったじゃない？」

「ああ、そうだね」

「誤用が多いあの言葉だけど、私は真のステマ技術を身につけたのよ」

「どういう事よ」

「こう、棚に置いてある本を取るでしょ？」

「うん」

「で、平積みしてる本の上に積むの」

「はぁ」

「よく目に付くでしょ？ これぞステマよ」

「店員に戻されるでしょ」

「さぁね？ まあ、これの真の目的はマーケティングにあらずなのよ」

「ねーのかよ」

「ちょっと特殊性癖入った本を置くことで、性癖を模索中なお盛んな中高生に、アブノーマルな道へ進んでもらうの」

「そんな事して何になるの」

「国民総変態！ 目指せ一億尻小玉！」

「意味分からんわボケ」

「そしたらきっと、私みたいなのが通常性癖として認められる時代が来るわ」

「その頃にはよぼよぼのバーサンになってるんじゃないの？」

「あ、そっか。 じゃあ、そっち方面の本を中心にステマしましょう」

「やめたれ」













あけましておめでとうございます