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『昔の話』 作者: フィーナ
博麗神社の境内に紫が駆け足でやって来た。
「白玉あんみつ買ってきたわよ霊夢!」
縁側に座った霊夢がだるそうにあんみつを受け取る。もちろんあんみつは霊夢のぶんしかないし、代金は紫持ちである。
しばらく前から紫は霊夢の奴隷状態なのだ。
「ご苦労様。言いつけどおりスキマ使わずに走ってきたのね、えらいえらい」
「えへへ…」
霊夢はひざまずいた紫の頭を雑に撫でてやる。さらさらの髪がくしゃくしゃになってしまったが、紫は嬉しそうだ。
「でも罰ゲームね。覚悟しなさい」
「えっ!?そんな、どうして…」
「あんたの顔が気に入らないから。全裸で狐耳つけて人里の広場で『イマジン』弾き語りしてきなさい」
「そ、そんなことしたら、ジョンに怒られちゃう…」
「行けって言ってんでしょ!」
「きゃうん!」
苛立った霊夢は尻込みする紫のケツをおもいっきり蹴っ飛ばした。いい尻の感触が霊夢の足の甲に残る。
「い、行くから。行くから酷いことしないでよ霊夢…」
「さっさとしなさい。自警団に捕まって檻に入れられたあんたを私が嘲笑いに行くまでが罰ゲームよ」
懐から出した狐耳を頭につける紫。けっこう金髪と狐耳は合っていた。
「じゃあ、行ってくるわね。エアギターでもいいかしら」
「好きにすれば。あ、そうだ紫。ひとつ聞き忘れてたわ」
「なに?」
「ガンギマリさん、今どうしてると思う?」
「……チン毛」
※ ※ ※
妖夢が壁にもたれてぼーっとしている幽々子の前に立ちはだかった。
「おい豚」
「……」
「おい!お前だよハート様」
「えっ、わ、私?」
「そうですよ豚子様」
「ねえ妖夢私そんな太ってないわよね」
「デブはみんなそう言うんですよ糞子様」
「呼び方がだんだん酷くなってない?」
「この期に及んでなに余裕で対応してますって空気だしてんですか。涙目ですよチンコ様」
「うっ…ふぇぇ……ぐすっ、そんな言い方ってないわ妖夢…」
「いつもの妖夢に戻ってよぉ……お願い…」
「私の誕生日にこんな仕打ちなんて酷いわよ……ひぐっ…」
「そんなに私にやさしくしてもらいたいんですか?」
「お願い妖夢…私のこと気にかけてくれるのあなたしかいないの……紫はぜんぜんかまってくれなくて、寂しいのよぉ…」
「はぁ…まったくあなたは寂しがりやですね……幽々子様」
「あ……やっと名前で呼んでくれたわね妖夢…ぐすっ」
「さ、涙なんて拭いてください。今日は幽々子様の誕生日なんですから、下界に食事にでも行きましょうよ」
「お、覚えててくれたの?私の誕生日…」
「当たり前じゃないですか。幽々子様のことならなんだって覚えてますよ。さぁ立って」
「うん!えへへ、妖夢…うふふ……そういえば…」
「なんですか?」
「チンコ紳士さんは今どうしてるのかしら…?」
「…みんなの心の中で輝いていますよ」
※ ※ ※
咲夜がレミリアのところに黄色い液体を運んでくる。
「お嬢様紅茶を淹れました」
「……」
「お礼はどうしたんですか?」
「あ…ありがとう咲夜」
「はい。冷めないうちにどうぞ」
咲夜はニコニコ満面の笑みでレミリアに笑いかける。
「ねぇ咲夜…もう私、この『紅茶』飲みたくないんだけど…紅茶って言うか、咲夜のおしっこでしょ…?」
瞬間、咲夜の顔が真っ白に変わりムンクの叫びの如き悲しみの表情になる。恐ろしい変貌っぷりだ。
咲夜の顔がいきなり化け物のように変わってしまった恐ろしさでレミリアは震え上がる。
「ひぃぃっ!?」
ただ、レミリアはそれがパーティグッズとして売られているお化けのお面を、咲夜が時間を止めて付けたものだということに気づいていない。
咲夜の素の表情だと思いこんでいるのだ。
「ひっ…!や、やめてよその顔は…怖いのよ、下手なホラー映画より怖いのよ…」
「……」
「いや!近寄らないで!こんなのさ、咲夜じゃないわ!」
「……」
「ひぃッ、こ、来ないで!やめて!夢に出そうだから!」
「キョァァァァ…」
「いやあああああっ!!」
あまりの恐ろしさにレミリアは椅子から転げ落ち、頭を抱えて縮こまりガタガタ震えだす。
足下には黄金水がぴちゃぴちゃ音を立てて溜まりつつあった。
それを見た咲夜は地面に這いつくばり、黄金水が絨毯に染み込むよりも早く吸引を始めた。
「ズゾゾゾゾゾーーー」
「ひいいぃ…!あぁぁ…助けて…誰か…誰かぁ…」
「ぷは……ところでお嬢様……」
「ぇ……?あ、咲夜……よかった、元の顔に戻ったのね…はぁ…」
「それで、なによ?」
「大車輪さんは、元気なのでしょうか…」
「……」
「きっと、元気よ。私は信じてるわ」
※ ※ ※
フランドールと早苗は守矢神社の境内でゴルフをしていた。
「よく狙ってくださいねフランちゃん。カップインのチャンスです」
「うん、がんばるよ」
フランがグラブを握り、よく狙う視線の先には縁側に座ってうたた寝している神奈子の姿があった。
「ちゃー、しゅー、めーん!!」
ビョッ!!
ナイスショット。
フランが放ったショットは神奈子の頭蓋をボヂュッと湿った音を立てて貫通し、部屋の壁にめり込んだ。
それを見て早苗がぱちぱち拍手をしながらほめる。
「ナーイスショット!なかなか筋がいいですねフランちゃん」
「えへへ…早苗が教えてくれるからうまくなれるんだよ」
「ん〜♪謙虚ですねフランちゃんは。ちゅっちゅしてあげますよ」
「わわっ」
フランは早苗に抱きつかれ、唇を奪われる。早苗の唇が柔らかかったので悪い気はしない。フランは目を閉じて早苗にされるがままにした。
「ん…ちゅ、ちゅっちゅ…ね、フランちゃん…?ひとつ、んっ、聞いても…いいですか?」
「んふ、はむっ…ちゅっ、なに…?」
「檸檬さんは、どうしてるんでしょうか…ちゅっ…」
「檸檬さんは…んっ、きっとどこか別の場所で活躍してるって…んく…私は信じてるよ…ちゅっ…んむ…」
みなさんの現在が気になるので書きました。フランちゃんレイプしたい
それと名前変えました
フィーナ
- 作品情報
- 作品集:
- 31
- 投稿日時:
- 2013/11/05 17:48:25
- 更新日時:
- 2013/11/06 02:48:25
- 分類
- ナンセンス
私が産廃SS書きになる前の、数々の神話を生み出した先人達に、乾杯!!