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『フライング・スプリング』 作者: ハモン
1.
チルノ「もうすぐ冬休みか〜」
リグル「もう冬休みは終わったでしょ。次は春休みだよ」
大妖精「オーッホッホッホッホ」
チルノ「そうだっけ?宿題とかあるのかなあ」
リグル「今回は宿題ないと思うよ。学年が上がるからね」
大妖精「ウッフフフフ」
ガラガラ
けーね「と思ったら大間違いだ。今回の春休みは宿題を出すぞー」ガラガラバタン
リグル「えー・・・」
チルノ「な、なんだってぇ!?」
大妖精「ナゲキッス」ホワーンホワーン
デデデデーン↑
kmけーね「なに、そんなに難しいものじゃないさ。各自好きなことについて調べて紙に書くか、何か作って寺子屋に持ってきなさい。つまり、 自由研究 だ」
リグル「自由研究ねぇ・・・」
チルノ「先生!本当に自由に研究していいの!?」
kmけーね「ああそうだ。ただし、あんまり危ないことはするなよ?」
大妖精「オーッホッホッホッホ」キュピーン
チルノ「大丈夫!あたい最強だから!」
ガラガラ
大妖精「すみません、寝坊しました」
kmけーね「廊下に立ってろ」
2.
レミリア「咲夜、背中掻いて。」
咲夜「かしこまりました。」ポリポリ
レミリア「あんたじゃなくて私の背中よ」
咲夜「失礼いたしました」ボリボリ
レミリア「なんか力強くない?」
咲夜「気のせいですわ。」ボリボリ
レミリア「最近何か面白い事ない?あ、もうちょい右。」
咲夜「そう言えば里で桜が見ごろだそうで」
レミリア「へぇ〜桜。あ、行きすぎ。ちょい左上・・・そうそこ。いいじゃない、見に行くわよ。」
移動中
レミリア「花見をしようと町まで~」
咲夜「ズンチャッ」
レミリア「出ーかーけたーら」
咲夜「ターラタッター↑」
早苗「待てやああぁぁぁ、このボロ傘あああああ!!」
こがさ「ふぇぇぇぇぇん!!わちき何も悪いことしてないのに〜!」
レミリア「・・・」
3.
人里
咲夜「やっと着きましたね...」ゼェハァ
レミリア「飛んでばかりじゃなくて、たまには歩きなさい。示しがつかないでしょ」
咲夜「そうしますわ」
レミリア「にしても、言うほど綺麗に咲いてる訳でもないわね。がっかりだわ」
咲夜「申し訳ございません。代わりに私の桜を...」
レミリア「お前のラフレシアに興味ねーから。」
4.
こがさ「最近だれも怖がってくれない・・・」
こがさ「今の時代、雨粒は避ける物。傘は空気抵抗を生み出す邪魔な物...」
こがさ「もう・・・・死んじゃおうかな&・・・」
こがさ「・・・ってわちき妖怪だから死んどるやないかー!」
こがさ「・・・・」
こがさ「いや、九十九神だからこのネタはまずいなぁ...うーん」
こがさ「・・・」
こがさ「わーん!ネタが思い浮かばないよー!」石キック
コツン
早苗「・・・ッテェな〜」
こがさ「!!」
5.
チルノ「自由研究かぁ、何について研究しよっかなー?」
カエル「ゲコゲコ」
チルノ「・・・パーフェクトフリーズ!」
カエル「ゲk・・・」ピキーン
チルノ「・・・ん〜。そうだ!新しいスペルカードを作って最強に磨きをかければ、これも立派な自由研究ったら最強ね!!」
チルノ「そうと決まったら早速研究ね!ぬおおおおおおお!!」
数分後
チルノ「まだ・・・春休みはいっぱいあるから・・・もう少し後でやろう...」
中国「おや、チルノさんじゃないですか。」
チルノ「あっ、めーりん!久しぶり〜!この前の話の続きして〜?」
中国「良いですよ〜。本当は仕事しなきゃいけないんですけど・・・」
中国「この前は赤ちゃんについてお話しましたね。じゃあ今日は赤ちゃんの作り方について話ますね」
チルノ「わー」パチパチパチ
中国「コホン、え〜っとまず初めに・・・・・」
6.
リグル「自由研究・・・自由研究・・・自由・・・・」
リグル「・・・」
リグル「ダメだ、思い浮かばない...」
リグル「大体、自由研究ってなんだよ。テーマが曖昧すぎるだろ」
リグル「せめてさ、こう・・・、〜について〜とかなら分かりやすいけどさ」
リグル「自由ってなんだよ。自由って。」
リグル「そんなに自由に研究していいならとんでもないこと調べて発表してやろーかってんだ・・・」
リグル「・・・・・・」
kmけーね「あん、あん、もこう・・・もこう〜・・・・・」
藤原「外見は変わっちまっても、中身は変わらねえのか・・・・」パンパン
kmけーね「あふん!イクっ、イグぅぅぅ!」
藤原「こっちもイクぞ・・・フジヤマボルケイノ!!」ゴオオオオオ
kmけーね「しゅごいぃぃぃぃいいい!!!けーねの淫乱白澤マンコにもこうのパターン化必須スペルカードが炸裂してりゅううううううぅぅぅ!!!!」
藤原「少し飛ばして・・・インペリシャブルシューティング!!!」パーンパーン
kmけーね「もうらめえええぇぇえ!!!月まで届いちゃうよおお!!!!」ビクンビクン
リグル「・・・・・///」
7.
チルノ「」
中国「べ、ベロベロに溶けているうぅぅう!!!」
8.
レミリア「せっかく人里まで来たんだから、お店でも見に行くわよ」
咲夜「ゴチになります!」
レミリア「おみや代は自腹な」
咲夜「残念ですわ」
店員「ッィイラッシャィ!!今年は良い酒ができたよー!」
店員「お、そこの羽生やしたお嬢ちゃん!お父さんのプレゼントに一本買ってかないか?」
レミリア「お嬢ちゃん・・・・。失礼な奴ね、館に持ち帰って遊んでやろうかしら?」
咲夜「いけませんお嬢様。八雲紫が黙っていませんわ」
レミリア「冗談よ。少しお酒を見てくるから貴女はここに居なさい」
咲夜「かしこまりました」
レミリア「ねえお兄さん、この店で一番良いお酒はどれ?」
店員「嬉しいこと言ってくれるねぇ〜。俺はもう50のおっさんだよ(笑)」
店員「一番良い酒か・・・・。この瓶で熟成させた酒だな。親父の前の代からあるもんだから100年以上は熟成されてるぜ」
レミリア「ふぅん・・・。これにするわ」
レミリア(咲夜はこういうの好きかなあ?)
店員「金持ちだねぇお嬢ちゃん!お父さん、きっと大喜びするぜ!」
レミリア(咲夜、なんだかんだ言ってアンティークな物好きだから気に入ってくれそうね)
レミリア「これは私のメイドにあげるわ。それと...」
店員「?」
レミリア「私、こう見えて500年は生きてるのよ?」
店員「??」
レミリア「咲夜」
咲夜「は、ハイ!」
レミリア「早く帰るわよ♪」
咲夜「か、かしこまりました///」
レミリア「?」
帰宅途中
レミリア「デデンデンデデン、デデンデンデデン、デデンデンデデンッコーン!」
咲夜「ダララララ↑、テーレッテレーテレッテー、テーレーテレッテー」
レミリア「大きな空を〜眺めたーらー」
咲夜「白い雲がー飛んでいた〜」
早苗「手間掛けさせやがって・・・」
こがさ「・・・・・」
レミリア「・・・・・・」
9.
咲夜(お嬢様は一体何を買うつもりなのかしら・・・)
咲夜(何か変なもの買ってしまいそうね・・・・カリスマだから)
咲夜(どれどれ・・・・)コソコソ
レミリア「・・・一番良い・・・・酒・・・・・」
店員「一番・・・瓶・・・・酒・・・・前の・・・」
咲夜(かめ、酒・・・・前の・・・・)
咲夜(もしかしてワカメ酒!?それも一番良いやつ!?)
咲夜(いけませんお嬢様!このままでは汚い親父に宴会奥義、しかもワカメが漂わない酒を振る舞ってしまいます!!)
店員「・・・・お父さん・・・大喜び・・・」
レミリア「これは私のメイド・・・・るわ・・・」
咲夜(はっ!お嬢様まさか・・・。自分は生えてないからといってこの私に・・・)
レミリア「咲夜」
咲夜(!!)
ザ・ワールド
咲夜(あれ?無事に出てきた。と言うことは私がお嬢様に・・・///)
解除
咲夜「は、ハイ!」
レミリア「早く帰るわよ♪」
咲夜「か、かしこまりました///」ジュン
レミリア「?」
紅魔館
咲夜「・・・・・・・・ちくしょう・・・」
レミリア(あら、気に入らなかったのかしら・・・?)
10.
けーね「よーし、新学期新学年だ。皆春休み中に怪我とかしなかったかー?ちなみにリグルは都合により転校した。さっそく出席確認するから元気よく返事するように。一番「阿部」!」
阿部「ハイ!」
・
・
みすちー「チルノちゃん宿題やった〜?」
チルノ「もちろん!!最強の研究をしてきたんだから!」
みすちー「へぇえー、何々??気になる!」
チルノ「それはね〜・・・」
けーね「九番「チルノ」!」
チルノ「あ、ハーイ!。ゴメン、後で発表するからその時にね!」
みすちー「わかったー」
けーね「以上27名!」
みすちー「先生、私呼ばれてません」
けーね「む、すまんな。」
けーね「よし、じゃあ春休みの宿題「自由研究」について発表してもらおうか。じゃあ阿部から順にいくか」
阿部「はい。僕は春休み中に放射性沃素131が異なる種族の細胞に与える影響について・・・」
・
・
・
ちぇん「・・・これで「藍しゃまに密着!24時間」の発表を終わります」
パチパチパチパチ
けーね「八雲藍だけでなく八雲紫の事までわかる良い発表だったぞ。後で先生が八雲藍にお見舞いに行くと伝えてくれ。じゃあ次、チルノ」
チルノ「ぃよーし、アタイの番だね!」
みすちー「チルノちゃん、頑張ってね!」
チルノ「まかせといて!!皆だけじゃなく先生の度肝も抜いてやるんだから!」
トテトテ
ペコリ
パチパチパチパチ
けーね「よし、初めてくれ」
チルノ「ハイ!え〜アタイは「赤ちゃんはどうやって産まれるのか」ということについて調べて来ました!」
けーね「ほう・・・」
チルノ「口じゃ分かりにくいので実際にその方法を映像で見てもらいます。これは山の天狗さんから頂いた貴重な映像です。竹林に住む不死身の人間と、はくt」
けーね「チルノ、廊下で立ってろ」
ガラガラガラ
大妖精「チルノちゃん、久しぶりだね」
チルノ「ずいぶんやせたね」
終
コンコンコン
文「あや?誰か来たのかしら・・・」
ほたて「文、入ってもいい?」
文「どうしたの、こんな時間に?」
ほたて「まあ、いいじゃんいいじゃん。ところでさ」
ほたて「私たちって友達だよね?」
文「?」
ほたて「友達だよね?友達なら困ったとき助けてくれるよね?」
文「ん〜まあ・・・。どうしたの?」
ドンドンドン
文「あやや?今日は来客が多いわねぇ・・・」
ハモン
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2014/02/08 07:33:44
更新日時:
2014/02/08 16:33:44
分類
短編集
そんなに春ではない