Deprecated: Function get_magic_quotes_gpc() is deprecated in /home/thewaterducts/www/php/waterducts/neet/req/util.php on line 270
『彼女の限界〜魔理沙編〜』 作者: ふすま

彼女の限界〜魔理沙編〜

作品集: 32 投稿日時: 2014/06/03 08:25:15 更新日時: 2014/06/03 17:25:15
魔理沙は薄暗い拷問部屋で目が覚めた。

「はっ!?こ…ここは一体!?」

頭が痛い。きっと頭を叩かれるか何かしたのだろう。

「なんだよここぉ…。気持ち悪ぃ…。」

拷問部屋には血が飛び散っていた。

とても魔理沙のような少女が来るところではない。

「目が覚めたかしら?」

「!?」

突然部屋に何人かの妖精が入ってきた。

「初めまして魔理沙ちゃん。あなたが霊夢ちゃんのお友達ね。あら、よく見たら中々の美人ね。」

「お前ら霊夢を知っているのか?霊夢はどこだ!?」

「霊夢ちゃんならほら、そこにいるじゃない。」

妖精はそう言って霊夢の方を指差した。

「きゃああああっ!!霊夢ーっ!!」

そこにはぐちゃぐちゃの死体と成り果てた霊夢だったものがいた。

「お…お前達がやったのか!?何てことを…。」

魔理沙は恐る恐る聞いてみた。

「えぇ…そうよ。霊夢ちゃんは私たちが殺したの。あぁ、なんてかわいそうな霊夢ちゃん!!およよ…。」

妖精はわざとおどけて答えた。

それを聞いた魔理沙は激昂した。

「ふざけるなっ!!お前達!!絶対に許さないぞ!!霊夢と同じかそれ以上の苦しみを与えて殺してやる!!」

「死ぬのはあなたよ。魔法使いさん。それに私達は死ぬ事はないわ。あなた達人間と違ってね。」

そう言うと妖精は銃を取り出した。ハンドガンだ。

「な…なんだよそれ…。まさか…。」

魔理沙が言い終わる前に妖精は無言で魔理沙の右手の平を撃ち抜いた。

パンっ。

「ぎゃああああ!!がっ、ぐえっ!!」

「あら、悲鳴は霊夢ちゃんの方がきれいね。」

両手足を十字架に縛られた状態の魔理沙はその体で必死にもがいた。

「さぁみんな!魔理沙ちゃんの体を蜂の巣にするのよ!!」

その号令で妖精達は一斉に銃を構えた。

ジャキジャキッジャキジャキン。

「あ…あぁ…。」

「撃てー!!」

ドンドンドンドンドン!!

妖精達の撃った弾がまるでシャワーのように魔理沙に浴びせられる。

「ぎゃっ、ぎゃああああああ!!ぐあっ!がああああ!!」

妖精達の射撃が止むと穴だらけになった魔理沙の体から滝のように血が流れ出た。

ちなみに急所は外しているので死んではいない。だが、想像を絶する痛みである事は確かだった。

「うぅ…。痛いよ…。誰か助けて…。」

魔理沙は泣き出した。

「射的みたいでおもしろいねー。」

「射的射的ー。」

「あはははは。」

「もっと撃ちたいわ。」

妖精達は口々に魔理沙を撃ち抜いた感想を言った。

「……………。」

「さーて!今から魔理沙ちゃんの両足を吹っ飛ばすわよー!誰かやりたい人ー!!」

妖精達のリーダーがマグナム銃を取り出して言った。

「はいはーい!私やるー!!」

「違うわ!!私よ!!」

「私もやりたーい!!」

「私を忘れないでよ!!」

妖精達は魔理沙の足を吹っ飛ばす権利を勝ち取るのに必死だ。

結局ジャンケンで決める事になり最後まで勝ち残った代表者がマグナムを受け取った。

ドキドキしながら妖精は引き金を引いた。

カチッ。

ドォン!!

轟音と共に魔理沙の右足は吹っ飛んだ。

「ぎゃああああああっ!!」

血を撒き散らしながら魔理沙の右足は地に落ちた。

ドチャッと言う音が部屋の中に響き渡った。

「あ…足が…。私の足がぁ…。」

魔理沙は嘆き、苦しんでいる。

「その調子よ。もう片方の足も吹き飛ばしてやりなさい。」

「うん!!任せて!!」

自信満々に妖精はトリガーを引いた。

カチリ。

ズドォン!!

轟音と共に魔理沙の残った左足も吹っ飛んだ。

「っ…!!ひっ、ぎゃああああ!!」

「いいわ。よくやったわね。」

「えへへー。」

魔理沙の足を吹き飛ばした妖精は嬉しそうだ。

「あ…あぁ…あぁ…。」

「さて、そろそろフィニッシュにしてあげるわ。あなたも霊夢ちゃんの所に送ってあげる。」

そう言って妖精が用意したのはガトリング砲だった。

「これはこの部屋の中でも取って置きの兵器よ。死ぬまで最上級の苦しみが味わえるようになってるの。素敵でしょ?」

「あ…う…ぐぁ…。」

「どうやら返事もできないみたいね。いいわ。止めを刺してあげる。」

妖精はそう言うとガトリング砲のスイッチを入れた。

カチッ。

ズドドドドドドド!!

ガトリング砲から弾が雨のように放たれる。

「ぎゃああああああ!!」

魔理沙は残った体にその全てを受けた。

ガトリング砲の残弾が0になる頃には魔理沙は絶命していた。

カラカラカラと弾の切れたガトリング砲が音をたてた。

「なるほど。死に様だけは芸術的ね。」

妖精は魔理沙の死体を見て感想を述べた。

「さぁ、死体を片付けるわよ!!手伝って!!」

妖精がみんなに指示を送ると他の妖精達はせっせと片付けの準備を始めた。

こうして霧の湖に二体の死体が捨てられることとなった。
どうも、ふすまです。

今回は遠距離武器オンリーで攻めてみました。

いかがでしたでしょうか。

あ、ちなみに前回の「彼女の限界」の続きです。

見なくても楽しめますが見てくれると嬉しいです。

それではありがとうございました。
ふすま
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2014/06/03 08:25:15
更新日時:
2014/06/03 17:25:15
分類
魔理沙
グロ
R-18
1. ギョウヘルインニ ■2014/06/03 22:48:47
跳弾しそうですね。
2. 名無し ■2014/06/04 00:37:09
何かこう勢いを感じる
3. 名無し ■2014/06/06 12:46:49
自機組をいとも簡単に葬る妖精たち.....
お前らほんとに妖精かw?
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード