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『肉』 作者: ふすま
「終わったー!!」
ここは寺子屋。
人里の子供達や妖怪が通う学校だ。
今日の授業が終わり、生徒達が帰って行く。
先程元気そうな声を上げたのは氷の妖精チルノだ。
「みんな気を着けて帰るように。宿題もちゃんとやってくるんだぞ。」
そう言ったのは寺子屋の教師にして獣人の上白沢慧音。
ここで子供達に歴史などを教えている。
「けーね先生、さようならー。」
下校するチルノ、ルーミア、ミスティア、リグルが挨拶する。
「おう、お前らまた明日な。」
慧音も四人に挨拶を返す。
「はー、つかれたねー。」
宵闇の妖怪、ルーミアが今日の疲労を口にする。
「最近、授業が長いもんなー。」
チルノが愚痴を漏らした。
「授業が長いからって手を抜いちゃ駄目だよ。ちゃんと授業聞いてる?」
「はっはっは!!ミスティアは真面目だねぇ。」
ミスティアとリグルが他愛もない会話を交わす。
「あ!もう日が暮れるね。」
見るともう夕暮れも過ぎ、夜になるところだった。
闇を操る妖怪であるルーミアにとって夜の訪れは嬉しいものなのかもしれない。
「だから授業長すぎだって…。あ
たいもう限界…。」
チルノは心底疲れているようだ。
「それにしても夜の訪れってのは妖怪にとっちゃ元気が出るものじゃない?」
リグルが自分なりの考えを話す。
「そーなのかー。」
ルーミアはいつもの返しだ。
「てゆーかこんだけ疲れてたら昼も夜も関係ないわよ。あー早く帰って休みたいわ…。」
チルノはさっきから疲労の話しかしていない。どうやらそれほど疲れているようだ。
「確かに今日の授業は特別長かったよね。私も大分疲れたわ。」
そう言ってミスティアは肩を叩いていた。
四人が何の編鉄もない会話を交わしているうちに辺りはすっかり夜になっていた。
辺りは段々静かになり虫の声も聞こえる。
「お腹減ったなぁ…。」
ルーミアのお腹がキュルルと鳴った。
「そうだね。そう言えば昼から大分経ってるからね。」
リグルも気付けば空腹だった。
「あたいも何か食べたいなー。そうだな。とびきりうまいものが食べたい!!」
チルノは抽象的なリクエストをした。
「えっ!?みんなも!?実は私もなんだ。」
ミスティアも自分の空腹を暴露する。
「そうだ!!じゃあこれから私の店に来ない?少しならご馳走するよ?」
「わはー。本当かー?助かるわー。」
「じゃああたいも行く。」
「私も。」
満場一致で賛成だったので全員ミスティアの屋台へと移動する。
「それじゃあみんななに食べる?これから作るからね。」
ミスティアは張り切って質問した。
「それじゃあさ、私最近食べたいものがあったんだけど…。」
ルーミアが打ち明けた。
「何々!?」
ミスティアが目を輝かせて聞く。
だがミスティアに帰ってきた答えは予想外のものだった。
「ミスティア。」
ガブッ!!
「…え?」
瞬間ミスティアの左手はルーミアに食われて無くなった。
「きっ…きゃああああ!!」
左手を失ったミスティアが血を流しながら絶叫する。
「うん、思った通りおいしいわ。前からミスティアっておいしそうだなって思ったのよ。」
ルーミアがミスティアの左手をもっちゃもっちゃと咀嚼してゴクッと飲み込み、味の感想を言った。
「まじで!?いいなー。あたいも食べたい!!」
「うあぁ…。痛い…痛いよぉ…。」
左手の痛みに泣くミスティアをよそにチルノはミスティアの肉の味に興味津々だ。
「あたいももらうぞ!!」
そう言うとチルノは氷で鋭い刃物を作り出した。
「え?」
「いただきまーす!!」
ズバッ!!
チルノが軽快に氷の刃物を振るうと小気味良い音がして、ミスティアの右手が飛んだ。
「いぎゃああああ!!」
鮮血を飛び散らせながらミスティアの右手が宙を舞う。
チルノはその右手をキャッチすると勢いよくかぶりついた。
「うまい!!あたいこんなおいしいお肉初めて食べたわ!!」
チルノは初めて食べるミスティアの肉のあまりのうまさに感動さえ覚えていた。
「お…おいしいの?」
リグルもミスティアの肉の味に興味を持ち始めていた。
「私も食べてみたいな。」
リグルは自分の要望をはっきりと言った。
「任せて!!あたいが狩ったげるよ!!すぐに食べられるから待っててね!!あたいったらさいきょーね!!」
「みんな…やめてよ…。みんななんかおかしいよ…。」
ミスティアは泣きながら言った。
「なにいってるの!?こんなおいしいお肉食べない方がどうかしてるわ!!さぁお肉さん!!さっさとあたいに狩られなさい!!」
もうチルノの目にはミスティアが肉にしか見えていなかった。
ミスティアは後退りする。
「逃げるつもりね!?そうはさせないわ!!」
ミスティアは逃げようとしたがチルノに両足を凍らさせられてしまった。
「きゃあ!!」
足を凍らせられたミスティアは飛んで逃亡を図る。
「逃がさないわよ。」
が、ルーミアに捕まって、羽をちぎりとられてしまった。
「う…あぁ…。」
「うーん…羽はあんまりおいしくないわね。」
ルーミアはベッと羽を吐き出した。
「えっと…どこが食べやすいかなぁ。やっぱりその大きなおっぱいがおいしそうだわ!!」
チルノはミスティアに馬乗りになると右のおっぱいをズバッと切り取った。
「いっ…!!ぎ…あ…。」
ミスティアの右の乳房があった場所にはぽっかりと真っ赤な穴が開いた。
「ほら、リグル!!取り立てホヤホヤよ!!」
チルノは切り取った肉をリグルに渡した。
「ありがとう。いただきます。」
リグルはお礼を言ってからミスティアの肉にカプッとかじりついた。
トロッとした旨みが口の中全体に広がる。
「なにこれ…おいしい…。この世の食べ物じゃないみたいだ。ほっぺたが落ちそうだよ!!」
ミスティアの肉のあまりのうまさにリグルは恍惚の表情を浮かべる。
「左のおっぱいは私がもらうわね。」
ルーミアはそう言ってミスティアの左胸にかじりついた。
「ぎゃっ、あ"あ"あ"あ"あ"!!ルーミア"ァ"…や"め"て"ぇ"ぇ"ぇ"!!」
ルーミアはミスティアの乳首をギリギリとかじる。
あまりの痛みにミスティアは悲鳴をあげた。
「いだい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!も"う"許し"て"ぇ"ぇ"ぇ"!!」
ミスティアは泣き叫んで助けを請うた。
「うるさい肉ね。」
ルーミアはバチンッとミスティアの乳首をはなすと、思いっきりミスティアの腹に拳を入れた。
「げぶっ!!」
ドスッと鈍い音がし、ミスティアは崩れ落ちた。
「げぇっ!うえぇっ!おえ"え"ぇ"ぇ"ぇ"!!」
殴られた衝撃でミスティアは胃の中のものを全て吐き出してしまった。
びちゃびちゃっとミスティアの吐瀉物が地面に広がる。
「汚いわね。肉は肉らしく食われてりゃいいのよ。」
もはや3人にとってミスティアは肉としての認識しかなかった。
「あ…あぁ…。」
ルーミアはもう一度ミスティアの乳房にかじりつくと力任せにブチィとちぎりとった。
「あぎゃあ"あ"あ"あ"!!」
「あぁ…この弾力…たまらないわぁ。ミスティアのお肉は最高ね。」
ルーミアはもっちゃもっちゃとミスティアを貪りながら幸せな笑みを浮かべた。
「あ…が…あ"ぁ"……。」
ミスティアはもう痛みで正気を保っていなかった。
目はだらしなく開き、口は全開で舌が出ていた。
「ミスティアもっと食べたいわ。」
「あたいも!!」
「食べたい…。」
3人の目に写る肉はもはや抵抗する気力を持ち合わせていなかった。
「いただきまーす!!」
3人はそれぞれ思い思いにミスティアの肉を堪能した。
ぐちゃ、べろ、もぐもぐ、もっちゃもっちゃ、ずるり、ばくばく、ぐちぐち、ばくっ。
やがて3人は肉を食べ終えた。
「はー。満足したわ。ごちそうさま。」
ルーミアはしたなめずりをしてご満悦だ。
「あー、この世にこんなうまい肉があったなんて!もっと早く気付ければよかったわ。」
チルノは残念そうだ。
「私はもっと食べたいなぁ。正直こんなおいしいお肉だったらいくらでも食べれるよ。」
リグルは夜雀の肉の味を覚えたようだ。
「あれ?チルノ、それ食べないのか?」
ルーミアがチルノの持っているミスティアの残りの肉に気付いた。
「あぁ、うん。これね。大ちゃんにもって帰ろうと思って。おみやげ。」
「へぇ、それじゃ大ちゃんによろしく。」
「うん。じゃあね。」
「ミスティアの肉おいしかったな。」
3人は解散することにした。
この場にはミスティアが経営していた屋台とその主の残骸と血溜まりだけが残った。
「ただいまー。」
「あ、チルノちゃんお帰り。遅かったね。」
「今日はね。おみやげがあるの。」
チルノはもってきたミスティアの肉の入った袋を見せた。
「わぁ、ありがとう!中身は何かな?」
「ふふふ…きっとびっくりするわよ。」
「楽しみだわ。」
どうも、作者のふすまです。
この作品について語ることはそうありません。
強いて言うなら前から書こうと思ってたぐらい…。
ミスティアっておいしそうだよね…。
肉は残さないようにしましょう。
それではまた次回作でお会いしましょう。
ありがとうございました。
ふすま
- 作品情報
- 作品集:
- 32
- 投稿日時:
- 2014/06/03 13:11:34
- 更新日時:
- 2014/06/03 22:11:34
- 分類
- ミスティア
- グロ
- R-18
そんなに美味しいものなら、一回で食べきってしまうのはもったいない。あと羽は毛を全部むしって油で揚げたら皮がパリパリで美味しそう。