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『死者の砦』 作者: ふすま
ある日、幻想郷に巨大な砦が現れた。
何者の仕業か分からない。
何が目的かも分からない。
何のために出てきたのかも分からない砦は物言わずそこに存在した。
これは異変だと気付いた博麗神社の巫女、博麗霊夢は普通の魔法使い、霧雨魔理沙、守矢神社の風祝、東風谷早苗、半人半霊の庭師、魂魄妖夢と共にこれを調査する事にした。
まだ砦からは何のアクションも無い。
中を調査すれば必ず犯人はいるはずだ、と霊夢はにらんでいた。
4人は決起して砦に乗り込んだ。
砦の内部は太陽の光が入らず、真っ暗であった。
一応、窓はあるので見えない訳ではない。
「中は思ったよりきれいだな。」
「光が入ってないってことはレミリアあたりの仕業なんじゃないかと思ったけど窓があるって事は違うわね。」
「うぅ…。怖いなぁ…。でも活躍のチャンスだ!頑張らないと!!」
「神奈子様、諏訪子様!見ていてください!必ずや、この東風谷早苗はこの異変を解決してみせます!!」
4人はそれぞれ砦に入った感想を言った。
4人が館に入ってまず目にしたのはだだっ広い大広間だった。
「広いなー。霊夢の部屋の軽く10倍はあるぜ。」
「うるさいわね。私の部屋と比べないでよ。」
2人は軽く言い合いをした。
「何でしょう?この紋様は?」
妖夢がいった通り部屋の床には大きな太陽の紋章が描かれていた。
「こういうときは真ん中、つまり中心部に何かあるという相場が決まっています!!」
早苗の勘が冴え渡り、言うが早いか部屋の中心部に向かってだだだーっと走り出した。
「待って!!うかつに動き回ると危険だわ!!」
悪い予感ほど当たるものだ。
霊夢の言った通り、部屋の中心部の床がガコンと開き、早苗は床の中へと吸い込まれていった。
「っ!?きゃあああああぁぁぁ………」
「早苗っ!?早苗ーっ!?」
霊夢が呼び掛けるが、案の定返事はない。
それどころかグサッという嫌な音まで聞こえた。
「早苗さん…。そんな…まさか…。」
「それ以上何も言わないで…。」
霊夢と妖夢は沈黙した。
しばらくして部屋の隅にあった扉がガコンと音を立てて開いた。
「入ってこい、って事かしら。」
「早苗さんがいなくなってから開くなんて、不吉ですね。」
「…悩んでてもしょうがない。先に進もうぜ。早苗の犠牲を無駄にするな。」
3人はコクリと頷くと先へ進んだ。
進んだ先の通路は廊下になっており、真っ白であった。
やけにきれいだがそれがまた不安を煽った。
「何だ?この部屋は?」
「何だか嫌な予感がするわね…。」
「こ…怖いよぉ…。」
妖夢は先程の早苗の事もあり、ガクガクと震えていた。
と、その時。
突如廊下の向こうからレーザーが飛び出した。
「!!」
レーザーは勢いよく霊夢達に迫る。
「避けろ!!」
魔理沙が言うと、3人は体をひねってレーザーを避けた。
普段から弾幕ごっこで鍛えている3人にとって、このようなレーザーを避ける事など朝飯前だ。
「ふぅ…。危なかったな。」
「っ!!また来ます。!!」
再びレーザーが3人を襲う。
「ふっ!!」
「はっ!!」
「たぁ!!」
3人はうまくレーザーを回避した。
「やれやれ…みんな無事か!?」
「!?魔理沙っ、危ない!!」
霊夢が忠告した瞬間、魔理沙の頭上からレーザーが襲いかかった。
意表を突かれた魔理沙はレーザーを避ける事ができなかった。
「ぐあっ!!」
「魔理沙っ!!」
「魔理沙さん!!」
ジュッと音がして、魔理沙の体が焼けた。
魔理沙の体から焦げた匂いが漂ってくる。生きてはいるが、この先に進めそうな体では無さそうだ。
「魔理沙!!大丈夫!?」
「霊夢…。私はもう…リタイアみたいだ。悪いな…。どうか…この異変を解決…して…」
そこまで言って魔理沙は倒れた。
「魔理沙ぁ!!」
「魔理沙さぁん!!」
2人は倒れた魔理沙を見て決断するしかなかった。
「先に進むしか無いわね。残念だけど足手まといだわ。」
「そうですね。魔理沙さんと早苗さんの仇は私がとります。」
2人は決意して先へ進んだ。
3つ目の部屋は薄暗く周りの様子が見辛かった。
まるで霧が出ているようだ。
「視界が悪いわね…。妖夢!大丈夫!?」
「えぇ…。見辛いだけで今のところは何もありません。」
2人はとりあえず無事な事を確認しながら進んだ。
「しかしこの異変の犯人は何を考えているのかしら…?」
その時後ろの妖夢が声をあげた。
「ぐあっ!!」
「妖夢!?」
バキッ!!ドカッ!!という音が聞こえる。どうやら交戦中の様だ。
「くそっ!!」
霊夢は狙いの定まらない部屋の中で球状の弾幕を放った。
だが狙いが反れてしまったのか、妖夢の声が聞こえた。
「…っ!!」
ドサァッという音が聞こえた。
「しまった!!妖夢!!大丈夫!?返事をして!!」
「……………。」
返事はない。
「嘘…。お願い!!妖夢!!妖夢!!」
その時、霊夢は背後から何者かの襲撃に会い、気絶した。
「ぐっ…。」
霊夢は無力に倒れた。
気がつくと、霊夢は十字架に捕らえられた状態で目が覚めた。
「こっ…ここは!?ぐっ…。」
霊夢は体をがむしゃらに動かしてみるが十字架はびくともしない。
「霊夢!!」
「……………。」
「霊夢さん!!」
よく見ると他の3人も十字架に捕らわれていた。
「みんな!よかった…。無事だったのね!!」
「はい…。でも早苗さんが…。」
よく見ると早苗は既に息絶えていた。身体中に無数の穴が開いている。
「うっ…うぇぇぇぇ!!」
霊夢は早苗の死体に耐えきれずに吐いてしまった。
「全く…酷い事するぜ…。こんな状態で言うのも何だが犯人を見付けたらぶち殺してやりてぇ…。」
「それをやったのは私ですわ。」
突如、部屋の空間を裂き、空間の切れ目から紫が現れた。
「紫!!そんな…どうして!?」
突然現れた犯人に霊夢は驚きを禁じえない。
他の2人も驚いているようだった。
「ごきげんよう霊夢。それと他のお2人さん。あらあら、大変な格好ね。」
紫はクスクスと笑って見せた。
「よく言うぜ。これはあんたがやったんだろう?」
魔理沙の質問を無視して紫は続けた。
「挨拶が遅れたわね。ようこそ、死者の砦へ。あなたたちがこの砦の最初のお客様よ。手荒い歓迎をお許しあそばせ。」
「なんでこんな異変を起こしたの?」
「それについてだけど、まずは彼らを紹介する必要があるわね。入ってきていいわよ。」
紫が呼ぶと、赤い骸骨のような姿をした怪物達が何体も現れた。
「何よ…そいつら…。」
「彼等は外の世界で居場所が無くなってしまったらしいわ。かわいそうに…。で、この砦と共に幻想郷に引っ越してきた訳だけど、彼等も人間を餌にするらしいのよね。それでこの砦に人間が入ってくるのを待ってたのだけど、まさか貴方達が来るとは思わなかったわ。」
「まさか…餌になるのって…。」
妖夢が恐る恐る聞いた。
「そう、貴方達。という事になるわね。」
紫の考え無しの物言いに魔理沙が反論する。
「ふざけんな!!勝手に来といて餌よこせなんて冗談じゃねぇ!!はっきり言うが私達人間が黙って食われると思ったら大間違い…ぐっ!!」
魔理沙は台詞の途中に骸骨に骨で殴られた。
「口の減らない人間ね。まぁいいわ。その子は殺してしまいなさい。」
骸骨達は紫の命令で魔理沙を袋叩きにした。
ボコッ!!ガッ!!ドカッ!!バキッ!!グシャッ!!
魔理沙は無抵抗のまま、殴られ続けた。
「きゃああああ!!やめて!!やめてあげて下さい!!」
あまりに凄惨な場面に妖夢は絶叫した。
やがて、骸骨達の殴打が止まると、魔理沙は身体中から大量の血を流して、動かなくなった。
「あ…あぁ…。」
妖夢は魔理沙の死体を見て、今、起きている事が理解できない。
「きゃああぁぁぁぁっ!!魔理沙っ!!魔理沙あぁっ!!いやあああああっ!!」
動かなくなった友人の死体を見て、霊夢は狂ったように泣き叫んだ。
「うっ…おええぇぇっ!!」
あまりの目の前で起きた非現実的な状況に妖夢は胃の中のものを戻してしまった。
「げほっ、げほっ…。は…はは…。夢だ…。そうだ…。夢に違いない…。こんな状況あるわけないわ…。」
妖夢は現実逃避を始めた。
「残念ながら現実よ。あなたも死になさい。」
絶望した妖夢を待っていたのはあまりにも非情すぎる現実。
骸骨達は紫の言葉の後、よってたかって妖夢を殴り始めた。
「がッ!!アァッ!!ぐぇッ!!ぎあッ!!がはッッッ!!」
「やめて紫!!私にできる事なら何でもするから…!!妖夢だけは助けてあげて!!」
「……………。」
霊夢の願いは紫に届く事は無く、妖夢は何度も殴られた後、動かなくなった。
「そ…んな…。」
霊夢はついに1人になってしまった。
かつての仲間達の死んでしまった姿を見て、霊夢はつぶやいた。
「嘘よ…。紫がこんなことをするはずが無いわ!!そうよね!?紫!!何とか言ってよ!!」
紫は霊夢の顔を両手で持ちながら言った。
「私の顔を見て、霊夢。ほら、間違いなく貴女といつも一緒にいた八雲紫よ。私の名前はヤ、ク、モ、ユ、カ、リ。」
紫はそう言うと、キャキャキャと笑った。
狂ってる。霊夢は思った。
一体、紫はどうしてしまったのか。
恐らくそれは紫自身にも分からないだろう。だって狂ってしまっているのだから。
「その子に貴方達の子を孕ませなさい。次代の巫女は用意してあるから後は好きにしていいわ。」
「紫!!何を言っているの!?私の知っている紫はそんな事いうはずが無い!!貴女は誰!?紫を返してよッ!!」
紫は霊夢の言葉を無視して出ていってしまった。
「そ…んな…。」
骸骨達は霊夢にじわじわ近付いた。
「嫌…来ないで…。」
骸骨達は欲にまみれた肉棒を霊夢にさらすと、そのまま霊夢の口の中に強引に突っ込んだ。
「嫌ぁッ!!がぼッ!!誰か助けてッ!!」
その叫びは誰にも届く事は無い。
霊夢はこのまま、虚しく骸骨達の欲望のはけ口となるしか無いのだ。
「ぐばァッ!!ごッ!!う"ぇ"ぇ"っ"!!」
骸骨達は霊夢の口に強引にモノを押し付けた。
やがて、骸骨達は限界に達すると、そのまま霊夢の口の中で射精した。
大量の白濁液が霊夢の口の中を犯す。
「ごほォ"ッ"!!う"ッ"!!う"え"ェ"ッ"!!げほッ!!」
霊夢は耐えきれず、胃の中身ごと精液を吐き出した。
ビチャビチャッと霊夢の中身が床に飛び散る。
骸骨達は霊夢の服を破いて全裸にすると、乱暴にその秘所へと挿入した。
「ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ッ"ッ"!!」
霊夢の処女膜がブチブチと破れ中からは血が溢れ出す。
「い"た"い"ぃ"ぃ"ぃ"っ"!!抜"い"て"え"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"!!」
霊夢の絶叫も無視して骸骨達は霊夢の膣内に射精した。
いまだかつて、味わった事のない感覚が霊夢を襲う。
「ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!」
霊夢が正気を失ったにも関わらず、骸骨達は霊夢の膣内に射精し続けた。
数ヶ月後…。
「あらあら、すっかりお母さんね。」
霊夢は精神崩壊していたが、身体はしっかり妊娠していた。
「ア"…ア"ァ"…。」
目は虚ろに見開かれ、舌からはだらーっと唾液を垂らしている。
「そろそろ産まれるわよ。楽しみね。」
「やらぁ…。ひょんなばけもののあかひゃんうみらくないぃ…。」
霊夢の言葉も虚しく、腹から化け物がうめく。
「あ"……か"ァ"………。」
間もなく霊夢の体からは化け物の赤子が産まれた。
「おーよしよし。かわいいわねぇ。」
紫は我が子が産まれたかのように喜んだ。
「残念だけどこの子はもう用済みだわ。殺していいわよ。」
「ア"…ア"ァ"…。」
紫の殺害許可が降りると、一体の骸骨が刃を霊夢の胸に突き刺した。
「がッ!!」
それを断末魔に霊夢は息絶えた。
それを外で見ていた後継の巫女が言った。
「うわぁ…。あぁはなりたくないなぁ…。」
後継の巫女はそう言うと、クルッと振り向いてどこかへ飛び去った。
幻想郷のヒーロー達の冒険はここで終わった…。
GAME OVER
飛び去る霊夢が書きたかっただけなんだ!!
なのにどうしてこうなった!!
霊夢でもねーし!!
4人で死者の砦に挑むって縁起が悪すぎますね…。
しかもこれ…4作目なんだぜ…。
書きたい物が多すぎて困ります。
ふすま
- 作品情報
- 作品集:
- 32
- 投稿日時:
- 2014/06/05 14:35:41
- 更新日時:
- 2014/06/05 23:35:41
- 分類
- 自機組
- エログロ
- R-18
でもおもしろかったです!
レイプシーンはちょっと残酷でしたけど・・・
上の『名無し』って人たちは本当に、皆違う人?
コメント投稿の時間がほとんど同じだから怪しい。