マエリベリー・ハーン、経口タイプ！

ごちそうさま！ 私、マエリベリー・ハーン！

F5キーとF9キーを同時に押すと、スポポイ山のキンピラ神社の狛犬が回転するから、

5分以内にラブホテルの会員証を100枚お供えすると、5年後に政権交代するわ。





「メリー、また遅刻よ」

「ごめんね蓮子」

「ま、言い訳くらいは聞いてあげるわ」

「まあ、有情なのね。 じゃあ、聴いて下さい。 マエリベリー・ハーンで、『いいわけ』」

「はよせえや」

「いや〜、ちょっと世間の風当たりが強くて……」

「朽ち果てろクソ野郎」











＠←あっとまーく！ 私、マエリベリー・ハーン！

NHK朝ドラヒロインのオーディションに出て見たら、陰毛を出す直前でつまみ出され

たわ！

流石は天下のNHK、その辺のガードは固いわね！

ところで、皆はマイナー性癖って持ってるかしら？

どうして目覚めちゃったのか分からない性癖って、結構持ってる人居るんじゃない

かしら？

私にも一つそういうのが有ってね……





"ではここで一旦CMです"

「ちぇっ、またCMだよ」

「ねぇ蓮子、CMで性的に興奮した事ってある？」

「は？」

「私ね、一部のCMで異常に興奮するの」

「何よ、一部のCMって」

「俳優ではなく、自社の社員が出演してるCM、あれ異常に興奮する」

「んん？？」

「イナバ物置とか、物置に100人乗ってる中へ自分が混ざった姿を想像するとイキそ

うになるわ！」

「ごめんね、まっっっっったく意味わかんねぇ」

「辛抱たまらん！！ ちょっとイナニーしてくる」

「呼び名まで……」

「100人乗っても大丈夫って、私が全然大丈夫じゃないってのよね」

「うるせぇ」












膝毛が長い！ 私、マエリベリー・ハーン！

知らない土地の知らないお店で食事をするのはワクワクするわね！

美味しいお店は何度も行ってみたいけど、家から遠いと難しい事もあるから、

できるだけ色んなメニューを食べて帰るようにしてるの！

今回は、そんな私達美食倶楽部の活動を見てもらうわ！





「メリー、この辺りでご飯にしましょう」

「そうね……あっ、あの店どうかしら？」

「どれどれ」



『居酒屋牢獄 臭い飯』



「いや、どうもこうも無いでしょ」

「どして？」

「絶対ダメな店じゃん」

「はい、2人です。 禁煙席で」

「否応なしかよ」




「まあ蓮子、面白いメニューがいっぱいよ」

「どれ……」



・ビー府シ中ー

・巣鴨プリンズ

・網走の先走り汁 (アバ汁)



「面白いだけじゃねぇか。 さっさと出るぞ」

「えぇー」




数日後……

「蓮子、あの居酒屋、一人で行ってみたのよ」

「おう、どうだった」

「隠しメニューの『ガス室』を頼んだ人が居て、そのまま全滅したそうよ」

「何のために有ったのそれ」












（・3・）！ 私、マエリベリー・ハーン！

モタモタしてると漏れちゃうし、さっさと始めるわよ！





「蓮子、雪よ雪」

「おー、積もったねー」

「じゃ、クソ漏らすわね」

「なんでだよ」

「一度やってみたかったのよ」

「何を」

「浣腸して、下痢便絵の具でメリークリスマスを描くの。 ハエが寄って来たら捕まえて、ケーキにトッピングすれば、腸内洗浄のゲリークリスマスが完成よ！」

「私の目の届く範囲でやるなよ」

「その場合、私のケツ穴か、蓮子の目を潰すことになるわね……」

「トイレ行けば済む話だろうが！！！！」