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『もしもルーミアがグルメだったら』 作者: 産廃で何か書くためにネタを集めっている人
私はルーミア。
みんな人食い妖怪だって言ってるけど、実際そのとおり。たくさんの人を食べてきた。
でも人間ならなんでも食べるわけじゃない。美味しくなければ、その場で捨てる。基本的に私は食べる前に人を殺すから、食べようが、食べまいが、死ぬ。
3日前は妖怪の山付近で釣りをしていた命知らずなおじさん。
2日前は里の外に興味を持っていたらしい幼い少女。
昨日は私を妖怪と知らずにたぶらかそうとした青年。
みんな殺して食べた。
おじさんはとっても美味しかった。彼は外の世界にいた人らしく、外の世界の人生に疲れきっていたようだ。私は容姿や性別に関係なく、人生の濃さが美味しさに繋がっている。でも肉体的には良くなかったから、ミンチにして食べた。
少女はフルーツ感覚かな? まだ多感な少女だから、人生の濃さは望めないけど、肉体的な新鮮さや純粋に恐怖に怯えているのを見るだけでも楽しかった。この子はゆっくりと味わいたかったから、丸のみして胃袋でじっくり溶かした。
青年に関しては、美味しいとは言えなかった。私をたぶらかそうとしていることから、かなりの女好き。でも人として薄っぺらなものだから、味も薄かった。本当ならこの場で捨て去りたかったけど、そんなことをすればいずれ誰かに見つかって、巫女に制裁を喰らわれることは間違いないから、以前殺した人の血や骨で味付けして食べた。
今日は誰にしようかな?
魔法の森で、外来人らしき男性を見つけた。息はないが死んでからそんなに時間は経っていないみたいなので、食べることにした。本当なら生きているうちに彼の人生を見て食べたかったけど。
まずは指から食べる。かじったとたん、鮮血が出てきた。服が血で汚れたけど、気にしない。
指を食べた感想だけど、そこそこ美味しい。3日前のおじさんと違って若そうだから、肉体的にも美味しい。こんなに美味しいのだから、きっと彼の人生はとっても濃いものだったたんだろうと思った。見られないのが悔しかった。
腕を食べ、足を食べ、・・・・・・・最後に頭を食べ。
「ごちそうさま」
生き物には敬意を表して食べないとね。人間さんがいるから、私は生きていけるんだから。
外の世界では(鯨を食べるな)って言ってるみたいだけど、その人たちって敬意ないのかな?
そんなことを考えつつ、別の場所へ
次の日になって、スキマの妖怪に頼んで1日限定で外の世界に連れて行ってもらった。
夜になっても眩しい街だった。それにいろんな人たちがいた。スーツという着物を着たおじさんたち。なんだかピンクで派手派手しい衣装のカップル。少年少女たちもいた。
でもちょっとうるさいから、路地裏に入った。しばらく散歩していると。
「ねえ彼女。俺と一緒に遊ばない?気持ちよくなれる粉もあるよ」
なんて言ってきた。
「そーなのかー? 遊ぶー。」
今日の人間さんは彼にしよう。
そして私を大きな建物に連れて行き、布団とかがある部屋に連れて行かれた。
「さあ、はじめよう。」
「そういえば」
「ん?なんだい?」
「あなたは、食べてもいい人間?」
「は?」
「答えてよ」
そう言って私は部屋全体を暗闇で覆った。これでもう男は逃げられない。
「ひいいい!!!なんなんだよお前は!?」
「私はルーミア。闇を操る人食い妖怪だよ」
そう言って暗闇の中で彼の闇を覗いてみた。
元からいじめっ子らしく、中学高校もいじめっ子。そしてこんな場所で麻薬というものを売ってるみたい。気持ちよくなれる粉はたぶん麻薬というものだろう。
「あなたの人生の闇も見れたことだし、いただきます♫」
「や、やめろーーー!!い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛痛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」
まずは右腕から噛んだ。鮮血が撒き散らされ、あたりを血で染める。
「うるさいなぁ。」
そう言って今度は首をかじった。これでもう声も出ないだろう。
でもヒューヒュー言ってるからまだ息はあるみたい。
次に左腕、右足、気分転換に内蔵を食べた頃には脈がなかった。
もう死んだのだろう。殺してしまった私が言うのもなんだけど、麻薬を売るのは犯罪らしいからね。そんな悪いことを知っててしようとするのは悪い人なんだよ。だから私は悪い人を殺したの。
そして全て食べきって、
「ごちそうさま」
今日はあんまり美味しくなかった。悪い人生はあんまり美味しくないのかもね。
「もう時間よ」
「はーい。もうちょっといたかったなぁ。」
スキマ妖怪に連れて行かれ、幻想郷に戻った。
今度は、咲夜という時を操る人間とスキマ妖怪の力を借りて、100年ぐらい前の外の世界へと来た。
空から地上を見ると、なんだか所々焼け野原になっている。それに人間が何かから逃げているみたい。
人間さんが逃げ去った場所を見てみたら、洞窟だった。中は暗いけど、私は闇を操れるから平気。
見てみると、一人の人間さんがうずくまっていた。
「!!? 敵!?」
かなり気が動転している。よく見ると左足がなかったのだ。精神的にも参っているみたい。
「殺すなら殺せ。俺はあいつらを逃がすためにあえて残ったんだ。殺せ。」
あいつらというのはおそらく逃げていった人たちかな?
「わかった。あなたを思って、食べてあげる。」
この人間さんを暗闇の中に入れ。人生を覗いてみた。
彼は軍人で、仲間もいっぱいいたらしい。でも激しい戦いで仲間が次々と死んでいき、自身も大怪我を負って今に至るみたい。
「人間さんに選ばせてあげる。ひと思いに殺されたい?じっくりと殺されたい?」
「ひと思いに殺してくれ。情けなんていらない。」
「そーなのかー。じゃあお望み通りに」
そう言って私は彼を頭から食べた。彼は首から上はもうないから、もう死んだんだろう。
そして右腕、左腕、右足と丁寧に食べていき、最後に内蔵も丁寧に食べた。そして
「ごちそうさま」
今まで以上に思いを込めて言った。
今回の人間さんはとても美味しかった。たぶん今までで最高だったと思う。
洞窟から出て、別の場所へ行こうとしたら、
「ソコカラデテキナサーイ、ムダナテイコウハムイミデース」
洞窟の外から人間の声が聞こえた。慣れない言葉で喋っているみたいだ。
「サッサトデテクルノデース」
私のところまで来て言ってきた。もしかして彼の敵って、この人間たちかな?
「ツイテクルデース」
私はついて行った。
「(この子をどうする?)」
「(適当に犯そうぜ)」
「(そうだな)」
何人かがよく分からい言葉で喋っていた。幸いここは私と人間さんたちだけ。
「ねぇ」
「(なんだ?)」
「あなたたちは、食べても良い人類?」
そういって暗闇の中に入れ、人生を見てみた。
彼らは軍人として優等生らしく、撃退された行くさっきの軍人さんたちを見ていて楽しかったらしい。それにさっき私を犯そうとしていたみたい。でも犯すこと自体は何回もあるとのこと。
この人たちは、人の不幸を楽しむ人間みたい。人間って色々な性格があるんだね。でも許せない。
彼らは暗闇の中で動転して私を撃ってきた。玉は外れているし、そもそも私は妖怪。その程度じゃ致命傷にもならない。
「食べる価値なんてないわ。すぐに死んじゃって。」
そう言って弾幕を放った。数発だけ。それで十分。
彼らは私の放った弾幕で、頭から弾けとんだ。そしてみんな倒れた。
さっきの人間さんとは違う。食べる価値の無い人間だった。
「その人たち殺してしまったのね」
スキマ妖怪が出てきた。
「犯されそうだったもん。咎めないのか?」
「咎める必要なんてないわ。こんな人間に意味なんてないですもの。」
「もう時間なのか?」
「いいえ。まだ猶予はあるけど、もうここに居たくないだけですわ。さっき私も犯されかけましたし」
「そーなのか。じゃあ帰ろう」
今日もスキマ妖怪に頼んで、外の世界に連れて行ってもらった。
今日は、あなたにするわ。
「ねえ。」
私は貴方に歩み寄る。
「あなたは、食べてもいい人?」
今宵は、あなたと・・・
自己嫌悪です。自業自得ですが
産廃で何か書くためにネタを集めっている人
作品情報
作品集:
32
投稿日時:
2015/04/28 15:24:39
更新日時:
2015/04/29 01:59:01
分類
ルーミア
捕食
グロ
ちゃんと人権に配慮してか、嬲り殺しはしないグルメの鑑♪
闇妖に笑顔でごちそうさまを言ってもらえる人生を歩みたいものです。
実はこの作品、夜伽読者は誠意があるのかどうかを確かめるために、夜伽に上げました。
結果として叩かれましたが、誠意はちゃんとあったため、自分がやったことに対して自己嫌悪しつつも安心しています。
まだまだ修行が足りないので、ここで修行しつつ、夜伽でえっちな作品を書きたいです。
これって初投稿ですかね?
またこんな作品を書いてほしいです!