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『黒魔理沙』 作者: あーたん
「なあ霊夢。」
「なに?」
「オレってなんでアリスが好きなんだ?」
「え?かわいいからじゃない?」
「いや。なんでオレがアリスが好きっていう設定なんだ?」
設定という聞きなれない言葉に霊夢は疑問を抱くばかりだった。
「設定ってなに?」
「え?設定は設定だよ。」
「え?え?え?」
「あれ?お前主人公なのに知らないのか?」
「え?」
「幻想郷なんて本当にあるものじゃない。ネットの世界なんだよ。
「え?ネットの世界は嫌われ者が行くあれでしょ?」
霊夢の動揺する様子に魔理沙はフウッと深いため息をついた。
「うん。確かにネットの世界は嫌われ者が行く。」
「そうでしょ?」
「でもそれはオレらがいるネットの世界の設定(?)なんだぜ?」
魔理沙は自信に満ちた顔をして言った。(なんの自信だよ・・・)
「ねっ・・・と・・・?」
「ああ。オレらは実在しないんだよ。現実には。」
「実在・・・しない・・・」
「それに・・・」
魔理沙が語りかけたとき霊夢の姿は無かった。
「ね?言ったとおりでしょ?」
「ああ。でも本当のことを言ったくらいで霊夢は死ぬのか?」
「私の言ったことよ?」
「それもそうだな。」
数日後霊夢は自殺した。
「うわ、本当に死んだな。」
「ね?」
「ああ、パチュリーの言ったとおりだぜ。」
「たまにはネットの世界も面白くならなくちゃ」
「これでオレが主人公になれる!」
「ネットの中だけどね・・・」
もう幻想郷のみんなからは霊夢に関する記憶なんてなかった。
魔理沙をのぞいては・・・
たまには黒い魔理沙を書いてみたいなぁ〜と思い書きました。
読み返したら想像とだいぶ違ってましたけどww
なんか・・・霊夢は弱いほうがかわいい気がします。
後この話嫌われ者ってでてきますけどこれは前に投稿した「ネットの世界へGO」のことです。
あーたん
- 作品情報
- 作品集:
- 32
- 投稿日時:
- 2015/08/03 03:03:33
- 更新日時:
- 2015/08/03 12:10:36
- 分類
- 霊夢
- 魔理沙
- かなり現実的
今回は黒魔理沙を書きましたが基本的には魔理沙はやられるほうがかわいい気がします。
原作では魔理沙とアリスは別にそういう関係じゃなかった気がします。
魔理沙はやられるほうがかわいいってのには同意
私あまり原作知らないかもなので・・・
今度見てみようと思います〜
ていうかメタイ。
でもこういう話、嫌いじゃない。