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『死屍累々』 作者: 弥生
早苗ちゃんは今日も元気いっぱい!
あれあれー?なんだか怖いお姉さんがいるよ?
話を掛けてみよう!お姉さーーん!!
「…今、呪いをかけたわ。」
あれれれー?どうしてだろう、怒られてるのかな?
早苗ちゃん、心当たりはあるのかな?
「どういう事でしょうか?呪い?」
早苗ちゃん、困っちゃった!
「貴女はもう死ぬまで幸せを感じることはできない。」
んーー?早苗ちゃん、このお姉さん思ったよりも怖いよ!
「えっ、いやぁ、デタラメですよね?」
「いずれ分かるわ。」
お姉さんが何処かに去って行っちゃった!
まだまだ聞きたいことあったのになぁ……ぐすん。
´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´´
「ということがあったんです。」
「お前の回想ホントキモい。」
「同感ね。」
「皆でいじめないで下さい、泣きます。」
博麗神社へ、この話をする為だけにやって来た早苗。
魔理沙と霊夢に聞いてもらっていたが、思わぬところでツッコミが。
「それで?呪いの効果はあったのか?まぁないだろうけどよ。」
「いやあるんですよ。」
「「マジで!?」」
ここぞとばかりに反応する二人。
そこまで信用されていなかったことに落ち込む。
「え…それって具体的にどんな感じなのよ?」
「超高級酒を見付けて「おぉ」ってなる感じですかね。」
「それ後で頂戴ね。」
「もう呑みました。」
「!?!?」
「それで、幸せだけじゃなくて、喜びも消えたみたいです。」
「おい、それって最近映画で……
「まず興味ないですし、違いますし。」
会話がズレていく。
…。
来客が来たようだ。
「大変だよ!大ちゃんが!」
「そんな騒がないでチルノちゃん。」
大妖精とチルノだ。
「どうかしたの?」
「大ちゃんがねぇ……!」
「成る程、私と同じですか。」
「つまりその女が犯人って訳なんだな。」
「そうなるわね。それにしても呪いって。」
半笑いの霊夢。まだ信じていないみたいだ。
「嘘じゃないよ!大ちゃん私と居てもなんとも思わないって!」
「マズい事になったわねぇ……。」
マズい事になっているのだ。
あと大妖精の認識のされ方が酷い気がする。
「取り合えず様子見になるんじゃないか?」
「それもそうですね、フッと消えるかもしれませんし。」
「私、チルノちゃんに冷めたのかな?」
「「「「それはない。」」」」
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「貴女は…」
「また会いましたね、そしてまた話を掛けてしまった。」
大妖精が壊れるまで、あと数十分。
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「何?また来たの?」
「良いじゃないですか、私可愛いので。それに魔理沙さんだって同じですよ。」
「だってここ快適だから。」
「嘘でもいいから私目当てって言いなさいよ。」
「で、あれからどうなの?」
「全く駄目です。信仰が増えても何も感じません。」
「だからそういうのを霊夢の前で言うなって。」
「気 に し て な い か ら、大丈夫よ?」
「怖いです。」
…。
来客
「多分あの二人だろ」
「そうね。」
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「またあの女に会ったの!?」
「はい…私、どうなっちゃうんでしょう?」
「ってそんな事言われても。」
「何も言われなかったんですか?」
「はい…。」
「大ちゃん……、あたいの事嫌いになったの?」
「「「「それはない。」」」」
「良かったぁ〜、私、大ちゃんの事好きだから、嫌われてたらどうしようかと。」
「「「それはな「ちょっと待って。」
この安定した流れを壊したのは大妖精だった。
「信じられないよ……そんなの………」
「はぇ?ちょっと大ちゃん?」
「信じられないよっ!!」
大きな炎が上がる。
チルノが燃えた。
「え…は……?ちょっと大妖精?」
「信じられないい信じられない信じられない信じられない信じら」
「皆っ!逃げろぉぉぼぉぉおあああああああああ!!!!」
魔理沙の顔が一瞬で丸コゲになった。
灰になったそれはボロボロと崩れ落ちる。
「だ、大妖精……落ちつッッッ」
「うるさいなぁ」
私はどうすれば良い。
奇跡か?いや、今奇跡が起こってどうなる?
皆が生き返ったりとかするのか?
「もう誰も信じられないもう誰も信じられない信じられない信じ」
…
……行った様だ。
待て、こんなところで休んだら駄目だろう。
大妖精が暴れたりでもしたらっ!
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遅かった。
遅かった。
遅かった。
止めなければ、私が。
たとえ殺す事になろうとも。
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「あ"… …あ" ぁ "……」
「ごめんなさい、許して下さい。」
「おい!何してるんだっ!」
「その声は……っ!?」
そこにいたのは魔理沙であった。
霊夢に、チルノ、それに皆も。
「早苗さん、ごめんなさい私、おかしくなってて……。」
「あ………はいっ!もう大丈夫なんですよね!」
きっと私の能力だ。
奇跡が起こったんだ。
皆生き返って、平和になった。
こんなに嬉しいことはない。
あぁ、とても嬉しい!
皆に囲まれて、皆笑顔で
________幸せだ。
どうも、感動の再開を果たした弥生です。
私をあの手(検索)この手(検索)で某SNSにいる私を探し当てたそうです。
私の書いた話を読んでくれているらしく、とても嬉しいです。
さて、今回はホラーに挑戦しました。
以前からホラーをやると某SNSで言っていたものの、ネタがなかったのです。
テーマはないです。
最後はとっても平和になりました!!やったぁっ!!
弥生
- 作品情報
- 作品集:
- 最新
- 投稿日時:
- 2015/08/20 08:11:13
- 更新日時:
- 2015/08/20 17:11:13
- 分類
- ホラー
- 早苗
タイトル、謎の女の発言を確認してみましょう。
そう感じた原因の正体が分かるかもしれませんね。
満場一致の「それはない」に笑ったwww
もしかしてこれ早苗死んでる?
自分では寒いかなぁと思いましたが良かったです。
はい、そうですね。
弥生さんの作品はなぜこうも面白いんだろう
そういう映画には一切興味がないのでよく分かりません。
面白かったなら良かったです。