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『ありがとう』 作者: あーたん
見ると朝日に照らされた金髪の髪。
朝日に照らされてるせいもあってかより輝いて見えた。
その髪に手をさしだそうとしたら・・・
「さわんな。」
冷たい声でそういわれた。
「・・・ごめんなさいね。」
「・・・昨日の事は忘れろ。」
「分かってる。」
本当は分かりたくないけど。
昨日の夜。
魔理沙にあった。
ー昨日ー
たまには外で散歩してこようと外に出て歩いていると前方に目立つ金髪が見えた。
「魔理沙。」
私はその名前を呼んだ。
「・・・パチュリー。」
「どうしたのよこんな遅くに。」
「・・・別に。」
いつもは元気な魔理沙が異常に元気が無かった。
「顔色悪いわよ。あんたの家に送るから来なさい。」
「・・・うん」
魔理沙の家に向かう途中何をきけばいいのか分からなかった。
本の事?
魔理沙の事?
何も聞かない?
「・・・どうしたのよ。あんなところで。」
「・・・」
魔理沙は無言だった。
「帰っていいわよね?」
「・・・」
魔理沙は無言だった。
「そういえば最近霊夢の所へ行っていないようだけどどうしたのよ」
それを聞いて魔理沙の方に顔を向けると魔理沙の顔から涙が溢れていた。
「!?えっちょっどうしたの!?」
とりあえず魔理沙の家へ行って改めて聞いてみた。
「どうしたのよ?」
すると魔理沙は重い口を開いて話してくれた。
最近になり、魔法の実験を失敗し、大切なペットを死なせてしまった事。
そしてそれを知ってるであろう霊夢とすれ違っても声をかけてもらえなかったこと。
「・・・っ霊夢っ」
そういうと魔理沙は私に抱きつき泣いてきた。
昔から。
魔理沙は泣き虫だった。
強がってても本当は弱くて。
そんな所が愛おしくてほうっておけなかった。
可愛くて。
大好きだった。
でも魔理沙の心は霊夢にあった。
そんなの分かってた事なのに、
今をチャンスだと思ってしまう自分がいた。
「魔理沙!」
「!?」
私は魔理沙をベットへ押し倒した。
魔理沙は抵抗しなかった。
もう諦めてるんだろう。
こんなことしても魔理沙の心は変わらない。
分かってる。
私は魔理沙のワンピースに手をかけ脱がせた。
「・・・」
魔理沙は何も言わない。
ただただ人形のような目でこちらを見ていた。
その目は魔理沙が絶頂に達するまで変わらなかった。
「・・・っ!霊夢・・・!」
絶頂の瞬間魔理沙はその名前をつぶやいた。
やっぱり魔理沙の心は永遠に霊夢のものなのだ。
ー朝ー
「いいか。昨日の事は忘れろ。」
「分かってるわ。」
そう。
分かってた。
こんなこと無駄なだけだって。
それでも期待してしまう自分がいた。
「・・・じゃあ帰るわね。」
静かにそう告げた。
魔理沙は無言のままだった。
「魔理沙・・・」
その名を呼んでも魔理沙は無言のままだった。
「魔理沙・・・お願いだから何か言ってよ。」
それでも魔理沙は無言。
ああこれは罰なんだ。
勝手に期待して勝手な思い込みをしていた罰。
「これだけは聞いて魔理沙。 明日から私達はただの魔法使いとただの泥棒。 そしてあなたは霊夢の事を思っている人間。いいわね?」
「・・・」
魔理沙は無言のままだった。
「・・・じゃあ。」
泣くのをおさえてる顔を見られないように帰ろうとしたその時小さな声が聞こえた。
その声は、
『ありがとう。』
と言っていた。
ありがとう。
うわ何故こうなった。
パチュリーに殺される霊夢を書きたかった。そしたらなぜかこうなった。
今度はグロ書くぞー!
あーたん
- 作品情報
- 作品集:
- 最新
- 投稿日時:
- 2015/08/26 04:40:55
- 更新日時:
- 2015/08/26 13:42:20
- 分類
- パチュリー
- 魔理沙
- 展開的に百合。
ツチノコの事か?
それにしてもこの霊夢非情である。
パチュリーに殺される霊夢の話なら大歓迎だ!!
楽しみにしてるぜ
楽しみにしていただけて嬉しいです♪