藍と橙のほのぼのとした一日

作品集: 1 投稿日時: 2009/04/18 02:57:20 更新日時: 2009/04/18 02:57:20
●午前


橙「……あの、紫、さま…………」

紫「あら何かしら?」

橙「その、その……藍さま…」

紫「ああ。藍だったら今丁度台所に……」

橙「いえ、違うん、です……藍さまの、事で。
  あの、藍さま、が……私に……」

藍「ちぇ〜ん〜?」
橙「!!!」

紫「あら藍。丁度よかったわ。この子何か悩みがあるみたいだから聞いてあげてよ
  私より、いつも傍に居てくれるあなたの方が適任でしょ」

藍「もちろんですよ。さぁ、ちょっと二人だけで話しをしようか。 な 橙」グイッ
橙「…………」フルフルフルフル


紫(………………。相変わらず、無口な子ね〜)


紫(あの子も、ここに来た時には明るかったのに。何があったのかしら)

どこからか、乾いた物を叩く音が聞こえた気がする
しかし、物思いにふける紫がそれを気にする事は無かった





●午後

紫「ZZZ……」

藍「さぁ橙、今日も一緒に外で遊ぼうか」

橙「!!」

藍「子供は風の子だぞ、今日も一緒に遊ぼう。……そうだな、今日はお絵かきなんてどうだ?
  お前の身体に色々な物で絵を描くんだ。
  橙も好きだっただろ?」

橙「…………やだ、やだ」フルフル

紫「ZZZ……」

藍「あ、今までと同じで、紫さまを起こしたら罰ゲームだからなー?」

藍「それで、だ。お絵かきの道具だが……面白い物を手にいれたんだ」


藍の手の中にあったのは、外の世界では『タバコ』と呼ばれるものだった


●夜

藍「さぁ橙、お風呂が沸いたぞ。今日も一緒に入るか?」

橙「………………!!」

藍「そんなに嬉しいかそうかそうか、じゃ一緒に」

紫「ちょっと藍、いくら何でも甘やかしすぎじゃない?」

藍「そうですか?」

紫「いくら何でもよ。お風呂くらい一人で……」

藍「しかし、風呂場は水と火。二つの危険があるんですよ。
 そんな危険な所に大事な橙を一人で放り込むなんてとても出来ませんよ」

紫(まぁ確かに。ちょっと目を離すだけでケガする橙が、
 ここに来た時以外お風呂場で一回もケガしてないのは藍のおかげかもね)
紫「まぁいいわ、好きにしなさい」

藍「申し訳ありませんワガママを……」
橙(…………)

紫「いいわよ、それよりもうちょっと早く上がりなさいよ。
  あなたたち毎回異様に長風呂なんだから。のぼせちゃったら元も子も無いわよ」

藍「気をつけます。さ、行こうか橙」
橙(…………)



ちなみに二人があがったのは、それから二時間後の事だった。




●挽

橙「…………」くてり
藍「ほら橙。どうだ、くすぐったいだろ〜」ゴソゴソ
橙「…………ビク」

紫(藍も、あの子に一生懸命になるのはいいけど……中々上手くいってないみたいね)

紫「さて、私ももう寝ようかしら……」

藍「そうですね。私達も今日は遅いし、おやすみしような。橙」
橙「…………」

紫「やっぱりまだ一人じゃ寝れないの?」

藍「ええ、何回か一人で寝るように言って見たんですが。
  どうしても私の所にやってきちゃうんですよ……
  そうなると追い返すわけにもいかなくて……」なでなで
橙(グスッ……グスッ……)

紫「あなたも大変じゃないの藍? 何だったら、今日くらい私が」

藍「とんでもありません。主にそのような事」

紫「そう。でも無理はしないようにね」

藍「ハイ。じゃあ橙、行こうか。ほら、だっこしてやるぞ」ギュ
橙「…………」

部屋を出る時に橙が紫に向けていた視線の意味を、彼女が気付く事は無い。




●夜中

藍・紫「あ」ばったり

紫「あら奇遇ね? あなたも摘み食いかしら」

藍「違いますって。橙とその……厠……」ギュ
橙「……グス、グス」

紫「ああ……みなまで言わなくていいわよ。誰だって夜中に一人でトイレに行くのは怖いでしょうからね。
  じゃ、今度こそおやすみなさい」

藍「ええ、おやすみなさい」そそくさ

紫「………………」

紫(ああしてみると、本当の親子みたいなのに。何が原因で橙がああなってるのかしら……)

紫(まぁ、藍が付いてるし。あの子もまた昔みたいに明るくなってくれるわよね)

紫(橙の事は藍に任せておけば、安心よね。


  さて、私ももう寝ようかしら……)



歪んでしまった物は、元には戻らない
にっくきクソ狐が倒せない

気がついたら、ベッドに引きずり込まれて
そしていつもセクハラ三昧
諦めずに、ババァに相談してはみたけど
すぐに狐のディーブイ〜

私に力があれば
すぐに返り討ちにしてやるけど

何回やっても何回やっても
あの狐が倒せないよ
あのサドアマ絶倫にも程あんだろ
どこぞのエロゲーの主人公かってんだよ畜生
スケープゴート立てようにも猫耳フェチには意味が無い

だから安全確保のため
私地底の猫耳手なずける〜
ああああ
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2009/04/18 02:57:20
更新日時:
2009/04/18 02:57:20
分類
台本形式
エクストラの橙も倒せない
ある意味いつも通り
1. ■2009/04/18 03:22:58
直接的な表現を書かずに会話の裏を想像させるのがよかった。
2. 名無し ■2009/04/18 04:37:09
このあと紫が藍にお仕置き拷問ですね
3. 名無し ■2009/04/18 17:28:17
これ歌詞かい?
俺も倒せないからな…。

確か橙て見張りみたいな仕事もってなかったっけ(2次かな)
と言うわけで地霊殿は危険かどうか確かめる為に地霊殿にいってさとりんに飼われればいいよ!

どっちにしろ地獄かもしれんが…
4. 名無し ■2009/04/18 17:45:05
でも藍のことを心の底から嫌いにはなれず、耐え続ける橙
5. 名無し ■2009/04/18 17:57:53
この後橙とゆかりんが藍様に仕返し拷問すんの書きたいな・・・
6. 名無し ■2009/04/18 23:29:01
これは是非下克上編が見たい…
7. 名無し ■2009/04/19 02:54:42
セクハラが次第に激しい暴力になっていったらいいなと思いました
8. zuy ■2009/04/19 17:22:00
素晴らしい
9. 名無し ■2009/04/19 17:48:27
歪みというより本来あるべき姿
10. 名無し ■2009/04/20 15:01:17
式なんだからこんなもん
11. 名無し ■2009/04/20 19:58:40
式って派遣以下か
12. 名無し ■2009/04/21 00:35:28
やっぱ、産廃の空気は旨いわ。
毒がある作品は気持ちいいなあ!
13. 名無し魂 ■2009/04/21 00:56:16
なんてことない話のはずなのに、何か怖い。匂わせぶりがGJ
14. 名無し ■2010/05/24 02:37:52
なんかすげえ現実にある話みたいだ、GJ
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