曇りガラスの向こう側

作品集: 1 投稿日時: 2009/06/19 19:01:02 更新日時: 2009/06/19 20:36:12
「ねえ、魔理沙」
「どうした、フラン?」
「魔理沙は本が好きなの?」
「へ?・・・うーん、そうだな、好きだぜ」
「そうなんだ」


「ねえ、魔理沙」
「ん?」
「魔理沙はここの図書館から本を盗むの?」
「そんなことはした事がないな」
「でもこの前パチュリーがため息ついてたってあいつ・・・お姉さまが」
「盗んでなんかいないさ、借りてるだけだぜ」
「うん、そっか」


「ねえ、魔理沙」
「何だ?」
「魔理沙は本が読みたいから図書館に行くの?」
「ああ、まあそんな所だな」
「じゃあ私の部屋に本があったら嬉しい?」
「突然だな、どうしたんだ?」
「私の部屋に本があったら、魔理沙は魔理沙のお家じゃなくてここで読んでくれるのかなあって」
「ん、その前に本棚が無いとな、今度香霖のところで見てみるぜ」
「うん、本もたくさん用意するね!」


「ねえ、魔理沙」
「・・・・・・」
「魔理沙は、泣いてるの?」
「う、・・・ひっく、ぐす」
「悲しいの?」
「そりゃ、友達がいなくなったら・・・っか、悲しいさ」
「ともだち?行方不明ってやつになったの?」
「そうか、ずっと地下室にいたから知らないのか・・・」
「メイド妖精は何も言ってくれないよ」
「咲夜やレミリアは?」
「最近は顔も見てない」
「そう、か」
「誰がいなくなったの?あの紅白?」
「・・・パチュリー」
「そうなの」
「そう、だぜ、だから今日は弾幕ごっこはお休み、な」
「・・・つまんない」


「ねえ、魔理沙」
「うん?」
「魔理沙と会うの、久しぶりだね」
「そうか?そんなことないぜ」
「そうかな」
「そうさ、二週間なんて吸血鬼にしてみれば一瞬だ」
「そうなのかな」
「そうなんだぜ」
「あのね、」
「ああ」
「明日は咲夜がおいしいケーキを作ってくれる約束なの、だから」
「良かったな、でも食べ過ぎて腹壊すなよ?壊すのは皿までだ」
「・・・うん」


「ねえ、魔理沙」
「私は普通だぜ」
「お姉さまに頼んでパチュリーの本を少し分けてもらうことになったよ」
「・・・・・・」
「でも、本棚がないの」
「・・・・・・」
「・・・魔理沙?」
「わっ!・・・ごめん、もう一度言ってくれ」
「こないだのケーキなんだけどね、」
「あ、おいしかったか!?」
「・・・うん、とっても」


「ねえ、魔理沙」
「んー?」
「久しぶりだよね」
「そうだな、一ヶ月ぶりだ」
「うん」
「とりあえず、部屋中に積まれたり散らばったりしている本をどうにかしないとな」
「壊れてないよ」
「でも、狭いだろ?」
「狭いかな?」
「私はそう思うぜ」
「・・・じゃあ片付ける」
「咲夜に他の部屋に置けないか聞いてくるから待っててくれ」
「私が後で聞くよ」
「そうか?」
「うん、だから大丈夫」


「ねえ、魔理沙」
「どうしたんだ?」
「ずっと前に聞いた実験、どうなったの?」
「え、あ、あれな・・・あれは止めたんだ」
「え?なんで?」
「危ないし、私の本には肝心の分量が書いてなかったからな」
「もし書いてあったらもう一度する?」
「いや、もうしない、いいんだ・・・もう」
「そっか」
「お姉さま、この本返すね」
「え?あんなに探していたのに?」
「うん、もう飽きちゃった」
「そう?あ、そういえば咲夜が」
「咲夜?」
「この前あなたがやっぱり今度にするって言ったケーキ、作ってくれてるのよ」
「うん」
「だからね、久しぶりにお茶でも」
「お姉さま」
「な、何!?」
「私、部屋に戻るね」
「ちょ、ちょっとフラン?・・・待ちなさい、待ってフラン!」
snk
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2009/06/19 19:01:02
更新日時:
2009/06/19 20:36:12
分類
フランドール
魔理沙
レミリア
会話のみ
グロ要素なし
1. 名無し ■2009/06/19 21:21:04
難解だぜ・・・
2. 名無し ■2009/06/19 22:20:20
フラン……
3. 名無し ■2009/06/20 01:27:42
は?
4. 名無し ■2009/06/20 04:20:24
この会話何か裏があるのか?
5. 名無し ■2009/06/20 11:15:13
フランがパチュリーを殺した訳では無いと思うが、何か一枚噛んでそう。
6. ■2009/06/24 17:33:18
こっちは本を用意するためにパチュリーを殺したんだと思ったが……違うのか?
それで魔理沙が来ると思っていたら来なくなって、パチュリーのために来ていたことに気づいて……だと思ってるんだが。
まあ、解約の方法は人それぞれか。
7. 名無し ■2013/04/08 09:44:22
途中で入れ替わってる?
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