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『図書館の事情』 作者: risye

図書館の事情

作品集: 2 投稿日時: 2009/07/29 16:07:22 更新日時: 2009/07/30 10:31:16
ここは紅魔館の中にある大きな、とても大きな図書館である。
この大きな図書館には悪魔の友人パチュリー・ノーレッジとその従者の小悪魔がたった二人で図書館の管理をしていた。

ある夜
今日は昼には出来損ないの妹様の暴走を止めたり、図書館への侵入者を撃退したりとハードスケジュールを送ったパチュリーと小悪魔はいつもより疲れていた。


「小悪魔、私は久しぶりに疲れたから寝るわね。本の整理は任せるわ・・・」
 魔法使いは基本眠らなくてもいい種族なのだが今日はどうしても眠ってゆっくりしたい気分だった。
「えぇ、ごゆっくりお休みになってください、パチュリー様。」
 小悪魔の了承も得たのでパチュリーは自分の寝室に向かう
「お休み、小悪魔、」

「えぇ・・・」

 図書館の入り口のドアが閉まる。パチュリーが図書館から出て行った。 
と同時に本を勢い良く地面に叩きつける音が図書館に響き渡った。
「ったく毎日毎日こき使ってあのもやし魔女め!!黙ってれば本の整理と白黒魔法使いと妹様の相手を押し付けて・・・もう我慢できない!!こんな埃臭い場所に居たら肺にカビが生えて死んでしまうわ!!」
 図書館には小悪魔の叫び声が響き渡った後小さく、しかしはっきりと聞こえる笑い声が聞こえてきた・・・

「うふふふふふ・・・そうよ、殺してしまえばいいのよ。私をこの部屋に閉じ込めるパチュ・・・いやあのクソ女なんか・・・悪魔を殺すよりも容易いわ・・・うふふふふフフフ・・・・あははははっは・・・・・・」


小悪魔は早速図書館のいたる所にある本の中から一つの魔道書を見つけた、表紙には血の涙を流して苦しんでいる魔法使いの姿が写っていた・・・

「これで私は解放されるんですね・・・」



翌日の朝、
パチュリーが図書館に向かうと図書館の中には紫色の煙がもくもくと炊かれていた。



「小悪魔!!小悪魔ー!!早く火の元を・・・ゲホッゲホッ、これって毒・・・?」
紫色の煙を吸ったパチュリーは身体の自由が利かなくなっていった・・・
全身に
「小あく・・・ま・・・はや・・・」
完全に意識が途絶える直前、『異常なまでの魔力』が紫色の煙を消し去った

「ゲホッ、ゲホッ、・・・・ありがと・・・小悪・・・うえぇぇっ!!!」
珍しく役に立った小悪魔にお礼を言おうとした瞬間腹部に激痛が走った。

「うるさいですね・・・契約している振りして毒煙を消したのが間違いだったわ、ほら、早く死んでくださいよ、死んでくださいよ、ほら、早く、」

小悪魔は罵声を浴びせながらうつ伏せのパチュリーの腹部を背中越しに踏みつける。

「いたっ!やめ・・・!うげぇっ!!もう・・・やめ・・・」

パチュリーは小悪魔に許しを乞う、しかし小悪魔は・・・

「いえ、止めるだなんてとんでもない。私はこう見えても悪魔なので・・・しかし、もう飽きたので止めましょうかね・・・」
小悪魔はパチュリーの背中を何度も何度も踏みつけながら考えていた

「おねが・・・やめ・・・げぇ、おぉあぇ・・・」

パチュの背中から小悪魔の足が離れる。その背中からは紫色の服から滲み出た紅い血がじわぁとパチュリーの背中を染め上げていた

「そうですね。ではこの魔道書に書いてある魔女殺害用の魔法を試して見て生きていたら次の拷問に入ることにしましょう。」

小悪魔はパチュリーの目の前で魔法使いが串刺しにされ、火で炙られている表紙の魔道書を見せた。

「い、いやあぁ・・・・やめて・・・まだ、しにた・・・」
「しかし私も鬼ではありません。パチュリー様が一番心配していることを・・・私が解決させてあげますね・・・ほら、パチュリー様・・・『初めて』なんですよね?」
「い、嫌ッ!!」
毒が抜けてきたのかパチュリーは小悪魔から逃げようと地面を這う。
しかし小悪魔が回り込みパチュリーの掌にナイフを突き立てた。

「いやあああああああああああ!!!」
「こらこら〜逃げないでくださいよ。まだ殺してないんですから・・・」
「抜いて!抜いてよ!!抜いてよおぉ!!!」

痛みに耐え切れずもがく度に傷口が開きその痛みでまた叫ぶ。図書館には汚い叫び声が響いた




「ふーむ・・・魔道書によると・・・『魔方陣を描く際には殺したい者の体液を使用する』ですか・・・」
小悪魔は少し首を傾げた後パチュリーの全ての関節にナイフを突き立てた、まるで昆虫の標本のように。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!」
足、腕、指、首に刺さった銀のナイフ、どこかで見たことのある銀のナイフが血に染まり鈍く光っている。

「あーあ。魔方陣を描くための血がたくさん出てきたじゃないですかパチュリー様。そんなにこの魔法を浴びてみたいんですね。勉強熱心なんですからぁ。」
「い、やめなさい!!!やめて!!!それだけ・・・あ゛ああ!!」
喉に蹴りを食らわされた、喉が潰された。

「おぼええええ!!やべべぇえええ!!ぼあぶあああああ!!ばべえぶああびいいい!!」
「この魔法は魔力を持つものの体内の魔力を暴走させて・・・爆発させるようですね。」
小悪魔は残酷な笑みを浮かべながら魔方陣を描いていく。楽しそうに。途中で少し止まって怯えるパチュリーを見て楽しむ、その間パチュリーは涙をぼろぼろ流しながら泣き続け、約30分ぐらいした後、すべての準備が完了した。


「ほんとはもう少し嬲りたかったんですけど、この魔方陣は描き出したら制限時間があるんですよねぇ・・・」
「・・・ハァー・・・ハァー」
「あらあら、泣き疲れて呼吸しか出来なくなったんですね。では、あなたの最後の心残りの『純潔』を頂きますね。」
そう言って小悪魔は銀のナイフで男を知らないパチュリーの秘裂を突き刺した、破瓜によるものなのかナイフで貫かれた肌のものか分からないおびただしい量の血が太ももの間から溢れ出した。
「では、ごゆっくり。うふふふふふふ・・・」


図書館のドアの閉まる音

死ぬ、
死んでしまう、
従者に殺されてしまう、
なんで、
なんで、
嫌、
お腹が膨らんできた、
破裂する、

いや、


いや、


いや、


いや、


お腹が気持ち悪い、


いや、

股が痛い、

全身が痛い、

そうだ、咲夜は?

この騒ぎの中咲夜が来ないのはおかしい、なんで?なんでこないの?

この前進を貫くナイフさえなければ咲夜を呼べるのに・・・

え?

おかしい。

ナイフ?

ナイフは誰のもの・・・?

銀のナイフ・・・

あ、

うそ、

そんな、

あ、お腹が・・・

嫌、嫌、嫌、嫌、嫌!!!!


パチュリーの腹部が異常なまでに膨らんでいく




そして大きな爆音とともに魔法使いは物言わぬ肉片となった。


その後片付けを行う女性が居た、

「あらあら・・・小悪魔さんもう少し綺麗に片付ける方法は無かったのでしょうかねぇ・・・レミリアお嬢様を始末してもらった礼とはいえ。流石に『コレ』の掃除を押し付けられるとは・・・しかし、妹様が主となった今、死体は増え続けるでしょうね・・・私もこの仕事止めようかしら・・・」

パチュリーの肉片は無造作にゴミ袋にまとめられ、焼却処分された







「はぁ・・・従者に裏切られる主人って愚か・・・」
(名無しさんご忠告ありがとうございました。素で忘れてました。)
ご観覧本当にありがとうございました

初作品です、risyeです。

自分はどうも信頼しているものに裏切られるというものが大好きなんですけどパチュが小悪魔を信頼しているかどうか分かりにくいですね・・・

お腹が膨らんでいって爆発するのはエイ○アン好きなんですよ、
このSS板も前々からちょくちょく読んでクオリティの高さにビクビクしながら今回の作品を書き上げました。
「一番悪いのは誰か?」という質問に
「そんなのは居ない」といえるダークな作品を作っていけるように頑張りたいと思います。

ご観覧本当にありがとうございます
risye
作品情報
作品集:
2
投稿日時:
2009/07/29 16:07:22
更新日時:
2009/07/30 10:31:16
分類
小悪魔反乱
串刺し
腹部爆破
従者反乱
1. 名無し ■2009/07/30 02:17:53
図書館の名前について
2. 名無し ■2009/07/30 02:24:04
問いたい
3. 名無し ■2009/07/30 03:22:46
と旦那様がおっしゃっています
4. 名無し ■2009/07/30 15:56:51
>図書館には汚い叫び声が響いた
とか素晴らしかったw
しいて言うならパチュリーが咲夜の裏切りに気付くのはパチュリーの推測よりも
直に咲夜が現れた方がもっと絶望感が出ると思う

何にせよこういう従者反乱シチュは好みなのでドンドンお願いします
5. ウナル ■2009/08/07 18:15:35
『遊星からの物体X』が好きです。関係ないか。

こういうストレートな裏切りはいいですね。自分は逆に感情ストレートな従者反乱を書くのが苦手です。読むのは好きなんですけどね(汗)

これからも頑張っていってください
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