eraもこたん公開調教だぜ! ヒャッハー!!

作品集: 3 投稿日時: 2009/09/16 23:33:19 更新日時: 2009/09/16 23:33:19
――――魔法の森


それは、幻想郷という閉世界の一角にある広大な森の名前。

鬱葱と生い茂った厚い緑のため、その森は昼間でも日の光が殆ど射さない。
その奥に潜むは、闇を好む妖怪や獣達、あるいはイタズラ好きの妖精たち。
効能のわからない茸も多数生えており、とある魔法使いはそれを魔法の道具に使うといわれている。
もちろん、その茸は食べても巨大化することはなく、残機が1つ増えることも無い。
ノコノコと動くことも無いので、踏み潰して100点ゲットすることも、ぶつかったら残機が一つ減ることも無い。
もっとも、不用意に食べようものならば、残機どころか命が一つ減ることもあるのだが。

そのような場所に好んで住み着く者は、数えるほどしかいない。
白黒の魔法使いか人形使いの魔女が有名だが、その二人も、夜間に出歩くことはほとんど無いと言って良い。
魔法という力を持つ二人でさえそうなのだから、力の無い者が魔除け無しに夜間に侵入しようものならば、無事に帰れることすらも危ういのだ。

詰まる所、その森の名物は、一般人には大して役に立たない茸と、恐ろしい妖怪や獣、あるいは妖精くらいのもの。
カタギの人間は、そうそう近づくことはないのである。











そんな森の一角に、白黒の魔法使いや人形使いの魔女の棲家ではない、誰が作ったのかもわからない建物が佇んでいる。
大して手入れもされておらず、柱は半ば腐りかけ、壁は苔むしている一軒の小屋……いや、“社”だろうか。
いずれにせよ、それは誰一人住んでいる者がいない、誰からも忘れ去られたような古ぼけた小さな建物だった。

だが、住んでいる者がいないにしても、訪れる者はいるようだ。
その証拠に、その社のすぐ傍には小さな光が灯されており、その社の周辺にはむせ返るほどの魔除けの香が焚かれている。
灯された小さな光は、古ぼけた携帯用の洋灯。
だが、燃料がなくなりつつあるのか、その光は今にも消え入りそうになっている。



「はぷっ、じゅる、じゅるるるっ、んっ、んっ、はぁ……」



そして、その小さな光は、辛うじて二人分の人影を映し出していた。
何かをすすり上げるような水音と、悩ましげな女の声も響いている。



かたん――――



乾いた音を立てて、その洋灯が動く。
人影のうち、一人がランプを手繰り寄せたのだ。
洋灯に灯った炎が、大きく揺れて消えそうになるも、辛うじて持ち直す。

薄い光が、洋灯を手繰り寄せた者の姿を映し出した。
体格から見て男のようだが、あまりに小さい光のため、それだけしかわからない。

男は片手で洋灯の口金を開き、もう片方の手で傍らに置いてあった瓶の蓋を開けた。
その瓶の中身は洋灯の燃料だったようで、男はその口金に向けて瓶を傾ける。



「ん、んっ……じゅるるっ、ちゅぱ、はぷぅぅ……」



とく、とくと、油が注がれてゆく小さな水音が、すすり上げるような音と混ざり合った。
油が注がれるたびに、洋灯の中に灯った炎が強く再燃し始める。
それに伴い、二人の人影の姿が鮮明なものへと変わっていった。

二人の人影のうち、一人はまだ若い青年。
社の玄関口にある膝の高さほどの石段の上に腰掛ている。

そして、もう一人は少女。
白髪とも受け取れる色素の薄い髪が、月の光に映えて艶やかに輝いている。
加えて、意志の強そうな吊り目に、炎のような赤い瞳が、端正に整った顔の中で一際目を引いていた。
彼女自身は飾り気の無いブラウスを身に纏っており、更には その化粧っ気の無さが、少女に一見地味な印象を植えつけているようにも見える。
だが、その不必要に飾り立てない装いが、逆に少女の持つ“純朴”という魅力を引き立たせていた。



「はぁ、はぁぁ……んぁ、はぷぅ、んちゅるっ、じゅるるるっ……」



だが、その少女の悩ましげな嬌声と、唾液を下品に啜り上げる音が、彼女の持つ印象を台無しにしてしまっていた。
良識ある者が、今の二人を目にしたならば 声を失うだろう。

少女は、青年の膝元に跪いたまま、そのいきり立った肉棒を舌と唇で一心不乱に愛撫していたのだから。
しかも、少女は下半身に下着だけしか身に纏っておらず、二人の傍らには少女のものと思われるサスペンダー付きのズボンが転がっていた。



――――露出狂の淫売



丑三つ時も近い夜中、淫らな行為を率先して行っている少女を、そのように評すのは無理も無いのかもしれない。
あるいは、純朴そうな雰囲気を纏っただけの夜鷹であると考える者もいるだろう。

とはいえ、その光景を目にした人間が、少女に幻滅することは無いはずだ。
悲しげに伏せられた視線と、羞恥に染まった彼女の表情は、演技などでは有り得ない。
逆に、震えながら、それでも一心不乱に肉棒をしゃぶりあげる甲斐甲斐しさが、“そそる”という者もいるだろう。
具体的に語るのであれば――――俺は純朴で清楚な人しかダメなんだぜ!!――――という御仁でもなければ、それこそ10人中8人ほどの割合でだ。
無論、少女に肉棒を愛撫されている青年を、自分自身に投影する、という条件付きの話だが。



「ん……じゅるるっ……ちゅ、ちゅるっ、ぷは……はぷっ、んっ……」



それほどまでに、今の少女には純朴そうな印象とかけ離れた“艶”があった。
いや、逆に純朴そうな少女が淫らにしゃぶりあげる様が、アンバランスな背徳感を伴った魅力となっているに違いない。

少女は、熱に浮かされたように頬を紅く染めたまま、口を窄めるようにして肉棒を締め付け、その皮膚を引きちぎらんばかりに強く吸う。
唇を突き出し、むしゃぶりつくように青年の肉棒を咥え込む少女の横顔は、たまらなく下品で、そして厭らしい。
そして、時折、青年の反応を伺うように、恐る恐る見上げる。
この時点で、羞恥と、そして劣情の入り混じった表情に、10人中の残りの2人がノックアウトされるに違いない。



「んっ、んぅっ……ふぶっ、んっ、んっ……」



何処か媚びるように青年を見上げていた少女の表情は、再び奉仕に専念するために伏せられる。
蠢く舌が 肉棒の鈴口を穿り回すように抉り、時折、ねっとりと肉棒の幹に絡みつく。
肉棒を締め付けた唇が、雁首の段差を取り抜けるたび、青年の身体がぴくぴくと小刻みに震えた。



「ぷは、はぷっ、じゅる、ちゅる、じゅるる……ぷぁ、はぁ、はぷぅ……」



苦しげに息を吐きながらも、覚えさせられてきた手練手管を持って 少女は青年の肉棒を慰め続ける。
首を上下に振りたくり、じゅるじゅると唾液をすすり上げながら、少女は、自身が知り尽くしている青年の性感帯を的確に責め立ててゆく。



ガシッ……!



「んひゅっ!?」



肉棒を喉奥に軽く擦りつけていた少女が、不意にくぐもった呻き声を上げる。
青年の手が少女の髪を鷲掴みにしており、少女の頭皮に鋭い苦痛が奔ったからだ。
同じように扱われるのは初めてではない。
だからこそ、少女はこれから自分が何をされるのかを理解し、何かに耐えるように目をきつく閉じた。



「んっ、んうううっ!! んぶぅぅっ、んんんううぅ!!」



少女の苦しげな呻き声が周囲に響き渡る。
女の命とも言うべき髪を乱暴に掴まれたまま、肉棒が少女の喉奥まで突き込まれたのだ。
食道までもを小突き回される衝撃に、少女は目を白黒させる。
更にはピストン運動が繰り返され、少女の口内は肉棒によって幾度と無く突き穿たれる。
髪を掴まれたまま、少女の頭はハンドサイズのボールか何かを扱われるようにぶんぶんと振り回された。
言うなれば、青年にとって少女の頭は取っ手、必要なのは口だけだったに違いない。



「んっ、んっ、んんっ!! んひゅうっ!! んんううっ!!」



それこそ、少女の口はオナホールの代用品であった。
苦しげな少女の表情も、青年には届かない。

青年の口が小さく動き、言葉が一言だけ発せられる。
それが、あまりに無造作に耳に届いたので、少女も一瞬何を言われたのかわからなかった。
青年の言葉の意味を理解した直後、少女の喉奥に ヘドロのような灼熱の汚液がブチ撒けられる。



「んっ……んぶぅぅぅっ、んぐぐっ、んんぅっ……!?」



苦味のある味が口内いっぱいに広がり、少女は思わずそれを吐き出そうとした。
だが、少女の頭は押さえつけられたままであり、なおかつ口内は未だ萎えることの無い肉棒によって占領されたままだ。
肉棒は未だにびくん、びくんと脈動しながら、劣情の残滓を搾り出しており、少女の口内の苦味が更に濃度を増した。
沸きあがる嘔吐感に、青年の腰に添えられた 少女の手に力が篭った。



「んっ……んぅぅっ……ふぅぅ……っ!!」



吐き出すことが出来ないため、飲み込むしかない。
だが、喉の奥に絡みつく粘っこい白濁液は、そう簡単に飲み下せるものではない。
呼吸すらも精液で阻害されながら、少女は必死で息を繋いで、青年の精液を少しずつ、こくん、こくんと飲み下していった。
あまりの惨めさと苦しさに、少女はポロポロと涙を零す。



「ッ! けほっ、げほッ!! ……はぁ、はぁっ……」



そうして、口内にブチ撒けられた精液の“処理”し終わった瞬間、少女の頭がようやく開放された。
少女は、激しく咽こんだ後で、暫くの間荒い息をつき続ける。
頭皮には未だジンジンとした苦痛が残っていたが、湧き上がる嘔吐感に比べれば瑣末なことでしかない。
ゆっくりと引いてゆく嘔吐感を抑えながら、少女は射殺すような視線で青年を睨みつけた。
けれども、少女は精液を吐き戻すようなことはしなかった。
この青年の前で精液を吐き戻そうものならば、『地面に零した精液を、すすり上げろ』と命令されかねないからだ。



「お、おまえはぁぁっ……!!」



殺意に満ちた押し殺すような声が響くと共に、少女は膝立ちになり、その細い腕が青年の胸倉を掴んだ。
だが、その視線も青年の一睨みによって、急速に力を失い、最後には悲しげに伏せられる。
そして、震える手が青年の胸倉を開放すると、少女は、再びぺたんと尻餅をついた。



「う……ううっ……」



かつての彼女ならば、問答無用で青年の喉笛に噛み付き、引きちぎろうとする程度の気概はあっただろう。
けれど、今の彼女に そのような精神力を望めるはずも無い。
幾度と無く課せられた責めによって、彼女の心は衰弱させられ、従順となるよう躾けられていたのだから。
少女が時折見せる反抗心は、彼女が凛々しかった頃の残滓といったところだろうか。



「……?」



ぐい、と、ブラウスの袖で目の端に溜まっていた涙を拭った少女は、その時点になって奇妙なことに気づいた。
青年の視線は、少女には注がれてはいない。
少女は視線を青年に向けているのだが、青年はその視線に気づいてか気づかないでか、明後日の方向――――少女の背後に目を向けている。



「……え?」



訝しげな表情と共に、背後を振り返った少女は――――



「――――ッ!!??」



自分の背後の光景を見て、心臓が止まるほどの衝撃を受けた。



「うぁ……ぁ……ぁぁ……」



絶望感溢れる呻き声とともに、少女の身体が瘧にかかったかのようにガクガクと震えだす。
少し前までは怒りの赤色に染まっていた少女の表情は、既に真っ青へと変貌しており、次いで蒼白へと移り変わっていった。
だが、それ程までに少女がショックを受けたのも、あるいは無理からぬことであった。

10人以上もの男達が、少女の背後から 彼女に好色な視線を向けていたのだから。

十代前半と見受けられる若い男から初老を迎えた男まで、その年齢にまるで統一感は無い。
ただ、一人の例外なく、欲望に満ち溢れた視線を少女に注ぎ、肉棒をそそり立たせていた。
中には、少女の淫猥な行為に我慢できなくなったのか、自らの肉棒を曝け出し 扱きたてている者さえいる。



「へへ、ようやく気づきやがった……俺たちに気づかないくらい、チンポしゃぶりに夢中だったんだぜ」

「はぁ、はぁ……あぁぁ……妹紅ちゃん、スケベすぎるよ」


「や……や、だぁ……そんな……」



男達の嘲笑に溢れた言葉の中にあった“妹紅”という人名は、少女の名前に違いない。
その証拠に、少女は自分の頭を抱え、顔を隠すようにその場に蹲っている。
もっとも、今更 顔を隠したところで無意味なのだが、心情的にそうせざるを得ないのだろう。
今の妹紅には、それ以外に自らを守る行為が取れないのだから。



「きゃあっ!」



蹲っていた妹紅の細い腕が、青年によって勢いよく引っ張りあげられる。
いきなり腕を引かれた妹紅はバランスを保つことが出来ずに、青年の胸板に肩から倒れこんだ。



ふぁさ……



長く艶やかな白髪が、妹紅の身体の下敷きにならぬように軽く跳ね除けられる。
妹紅は青年に抱きとめられたまま、その身体を男達のほうに向けさせられた。
あっという間の出来事に、妹紅は声を出す間すらなく、青年の胸板に直に背を預ける体勢となった。
そして、青年の片手が妹紅の股の間に、もう片方の手が胸へと伸ばされる。



「やっ、ちょ、ちょっと待ってっ!! 何を――――」



青年が何をしようとしているのかは、今更問うまでも無い。
妹紅自身、青年の意図に うすうす感づき始めていた。
だが、それでも妹紅はそれを受け入れることが出来ずに、青年の腕の中でジタバタともがき始める。
そんな妹紅を、青年は抱きかかえるように押さえつけ、その両腕を掴んだ。



「やぁっ……やだぁっ! やめろっ!! こんなのイヤだぁっ!! せめて、二人きりで……っ!」



そこまで口にした途端、妹紅は言葉を詰まらせた。
少し前までの妹紅ならば、『私に触れるな!』だの『寄るな、この変態め!!』とがなり立てていただろう。

けれど、今回は違う。

妹紅は、『せめて、二人きりでして欲しい』と言おうとしていた。
それ即ち、『二人きりならば、されても構わない』という意識に他ならない。
実際に諦観めいた感情はあったのかもしれないが、それでも妹紅自身、青年に責められることを心の奥底で受け入れ始めていることを自覚したのだ。

だからこそ、妹紅は何一つ言葉を続けることが出来ない
その表情が、じわじわと羞恥の紅へと移り変わってゆくのに長い時間はかからなかった。
妹紅の心臓はどくん、どくんと早鐘を打ち始め、手足が痺れたように動かない。
乱暴に犯されることが嫌で嫌でたまらなかったはずなのに、いつの間にか好き勝手に嬲り者にされることが――――



「あ……あう、う……」



青年は妹紅が何を言おうとしていたのかを、おそらく彼女の内心も含めて理解したのだろう。
そして、未だ自分の発言が信じられずに 硬直する妹紅の隙を逃さず、ぷつ、ぷつっ……と、手馴れた手つきでブラウスのボタンを外してゆく。
ボタンが外れ、妹紅の身体を隠していたブラウスが肌蹴るにつれ、周囲の男達の欲望に満ち溢れた視線が更に獣じみたものへと変化していった。



「な、何を……んっ、はぁぁっ……やだぁっ……やめ、やめろ……っ」



片手で、妹紅の腹を、肩を、優しく撫で上げながら、もう片方の手だけで器用に妹紅のブラウスのボタンを外してゆく。
妹紅は抵抗しようとするが、青年に身体をなで上げられるたびに、抵抗することができなくなってしまう。
心が反抗しようとしていても、身体が動いてくれないのだ。
青年に幾度と無く責め嬲られた結果、妹紅の心よりも先に身体の方が屈服してしまっていた。
そして、好奇と欲望に満ちた視線が露になりつつある上半身に突き刺さるとともに、妹紅の中で何処かむず痒い感覚が芽生え始める。




「い、いやだぁっ……やめ、やめろぉっ……」



蚊が鳴くような声とともに、妹紅は青年の腕を掴んでその動きを妨げようとする。
けれども、妹紅の腕に篭る力は幼子以上に非力そのもの。
細い両腕が捻り上げられ、青年の片腕によって後ろ手に押さえつけてられてしまう。
そうして、いつの間にか大股開きにされてしまっていた妹紅の下着の中に、青年の指がするりと侵入し――――



ぐちゅ……っ!



「――――ッッ!!」



淫水を含んだ秘裂が 淫らな水音を立てる音を耳にした妹紅は、息を呑んで絶句したまま動けなくなってしまう。
かぁぁっ、という擬音がぴったり当てはまるように、その表情が羞恥の赤色に染まってゆく。
せめて自分自身のあられもない姿を見ている男達には、その音が聞こえなかったことを、妹紅は心の底から望んだ。



ぐちゅ、ぐちゅっ……!



「んぅっ……やっ……あぁ……」



そんな妹紅の願いを嘲笑うかのように、青年の人差し指が妹紅の膣肉を抉りまわしてゆく。
少し強めに突き穿たれたかと思えば、妹紅の性感を押し上げるようにゆっくりと抉りまわされる。
時折、指が曲げられて膣壁が優しく引っ掻かれ、さらには、勃ちかかっている淫核を指の腹で擦りあげられた。
とろけそうな快感が背筋を駆け抜け、妹紅は背筋をびくびくと振るわせながらも、必死で快楽の声を抑えようとする。



「だめぇ……っ、やめ、しびれちゃ……あううっ……」



膣肉と愛液が織り成す淫らな水音までは止められるはずも無い。
妹紅の堅く閉じられていた唇からは甘い吐息が漏れ、口の端からは微かな喘ぎが溢れはじめる。



「うおお、すげえ……」

「見ろよ、ぐちゃぐちゃに濡らしてやがるぜ……」



どくん……っ!



(やだ……こんなの、イヤだ……!)



男達の欲望塗れの嘲笑が耳に届き、妹紅の心臓が激しく高鳴った。
心が張り裂けそうなほどの羞恥が全身を包み、耐え切れなくなった妹紅は 視線から逃れるかのように俯き、目を閉じる。
だが、いかに視覚を遮断しようとも、自分自身に 襲い掛かる現実が 消え去るわけではない。
逆に、男達の荒々しい吐息が 耳から離れず、妹紅の心を更に惑乱させてゆく。



「あ、ああんっ! やっ、やめっ……んあああっ!!」



青年の指はなおも妹紅の性感をじわじわと押し上げるように、ねっとりと責め嬲っていた。
くちゃっ、ぐちょっという音は、既に男達の耳まではおろか、一帯に響いている。
必死で耐えようとしていても、度重なる調教により全身を敏感に改造されてしまった妹紅には、悩ましげな艶声を抑える術が無い。
逆に、青年の指を咥え込むかのように優しく締め付け、指の動きを助けるように滾々と新たな愛液を分泌する。



(イヤだ……こんなのは、もう……)



妹紅の脳裏に、忘れ去っていたはずの記憶がちらりと蘇る。
今の状況のように、妹紅が 青年や親以外で 見も知らぬ男達に肌を曝すのは これが初めてではない。
それは、遥か過去に、妹紅自身が性欲処理の道具として乱暴に扱われた苦い記憶。
だが、当時 妹紅に暴行を加えた男達は、己の欲望を満足させるることしか頭に無かった。
妹紅は、ただ苦痛と嫌悪に耐えていればいいだけだったのだ。

だが、今、妹紅が背を預けている青年は違う。
青年は 妹紅を捕えてから、彼女に快楽を感じさせるために、優しく身体を嬲り者にした。
時には嗜虐心とともに羞恥を煽り、恐ろしい残酷さで恐怖を感じさせ……そして、時折、妹紅を優しくいたわる 優しさを見せた。

そして、はっきりと自覚したのは先程だったが、青年に責めに 妹紅は何時しか安堵感さえ抱いてしまうようになっていた。
だから、今も安心して――――



(――――ッ!! ちがう、私は……! こんなの、ちがうっ……!)



その瞬間、妹紅は 安堵感を抱いている自分自身を、慌てて否定する。
けれども、心でいくら否定しようとも、青年に調教されきった身体のほうは正直だった。
幾度と無く受けた羞恥責めの記憶が妹紅の脳裏に蘇り、肌に突き刺さる男達の視線がむず痒いような熱を帯び始める。
否定と肯定の心が鬩ぎあい、妹紅の心は更に混乱の坩堝へと巻き込まれてゆく。



「……え? やっ、ちょっと、待っ――――ひゃうぅっ!!」



混乱する妹紅の精神を知ってか知らずか、青年は妹紅の調教を次の段階へと進めてゆく。
妹紅の下着の股の部分を脇に引っ張り、グチョグチョに濡れそぼっている淫唇を男達の前に曝した。
甘い喘ぎ声から一転して、強い口調で青年の行為を妨げようとする妹紅の言葉は、最後まで紡がれるは無かった。
その前に、青年の指が妹紅の膣肉の奥まで突き立てられたからだ。



「んっ、やっ、ああっ……やっ、やめろっ、見る、なぁ……! んひぃぃっ!!」



青年の指の動きは、先程のように妹紅の性感を押し上げるものとは違っていた。
人差し指が激しく小刻みに妹紅の膣肉を擦りあげ、更には、潤滑や膣肉の解れが十分と見るや、人差し指だけでなく中指も突っ込み始める。
淫核は親指の腹で抉るように強く押しつぶされ、あまりに強すぎる快感に妹紅は、全身を痙攣させながら悶え、喘ぎ続ける。

強気な視線で青年や男達を睨みつけていた妹紅の反抗心も、長くは続かなかった。
ぐちゅぐちょと響く淫らな音と、秘裂に注がれる男達の視線。そして、全身を貫く甘い快感によって、抵抗の意思が削ぎ落とされてしまうのだ。
何より、鼻にかかったような甘いよがり声をあげていては、や『やめろ』や『いやだ』という言葉に説得力も何もあったものではない。



「やだぁ……っ、こんなのっ! 見ないで、見ないでぇ……」



『見るな』から『見ないで』へ。
強気な命令が、哀願じみた悲鳴に変わるのも、そう時間はかからなかった。
青年に後ろ手に捕まれている腕を何とか振りほどくと、妹紅は両足を閉じ、顔と股を両手で隠そうとする。



「いっ、痛ぁっ!!」



けれども、即座に青年の腕が妹紅の腕を掴み、後ろ手に拘束するように強引に捻りあげた。
更に、青年の右足が妹紅の右膝の辺り引っ掛けられ、強引に股を開かされる。
これまでとは比べ物にならないくらいに荒々しく扱いに、妹紅は恐怖で動けなくなってしまう。



カチンッ! カチャッ!!



「ひぃっ……!」



妹紅の背から鋭い金属音が響き、恐怖が芽生えつつある彼女は 思わず悲鳴を上げた。
直後に、青年の右腕が妹紅の身体を抱きしめ、もう片方の腕が妹紅の左足を掴んで大股開きに開かせた。
両足をMの字に開かされた妹紅の心に再び羞恥が戻り、両腕で股と胸を隠そうとする。
だが、チャリッ、という金属同士が擦れる音が響き、妹紅の手首を引っ張るような抵抗が残った。
その時点になって、妹紅は 自分の両腕に手錠がかけられていることを理解する。
先程の金属音は、妹紅の両手首に手錠を掛けた音だったのだ。

両腕の自由を奪われ抵抗できない妹紅の内股に、青年の手が伸ばされる。
再び快楽に狂わされると妹紅は覚悟したが、意外にも青年の指が伸ばされたのは妹紅の秘唇では無かった。



「えっ……? っっ……ぅ、ぅぁ……んぅ……っ」



かわりに、むっちりと柔らかそうな妹紅の太腿が優しく撫で上げられた。
太腿だけでなく、贅肉の欠片も無い腹や、少女らしい小ぶりな胸も、洋灯の光を反射して艶やかに輝く髪までもが、ゆっくりと優しい手つきで摩られる。
つぅ……と、足の付け根を 青年の指が優しく伝い、妹紅はくすぐったさに小さく呻いた。
肝心な部分には指一本触れられないが、それまでの扱いからは考えられないほどに優しく扱われ、妹紅は逆に混乱してしまう。
撫でられた箇所にむず痒いような快美感が走るとともに、妹紅は自分の心が温かくなってゆくのを感じた。
恋人に癒される心地よさに、『普段もこうならば……』という意識さえ 妹紅の心に芽生え始める。
けれども、妹紅も次第に 青年が彼女を優しく扱う意図を理解し始めた。



「ふぅ……っぁ、ぁ……ぁぅぅ……」



その行為は、一見、妹紅の身体を優しくいたわっている様に見えるが、実際には違う。
それこそ愛玩動物を愛撫するような扱いだが、散々昂ぶらされて来た妹紅の肉体が、今更、青年の撫でるような動きで満足できるはずも無い。
付け加えるならば、妹紅が感じる指の動きも、心なしか『撫でる』から『弄る』ような動きへ変化してきていた。
熱くなり始めた妹紅の身体は ジリジリと炙られるように焦らされ、彼女の下腹にジンジンと疼くような熱が篭り始める。



「や、やだ……ぁ……んぅ……や、やめ……」



青年の両腕の中で小さくのたうち回りながら、妹紅は か細い声で青年に哀願する。
青年は何も言わず、妹紅の肌に這わせていた指を、妹紅の股に伸ばし、そして――――



ぐちゅっ……



「あふぅ……っ」



焦らされるように全身を愛撫された結果、妹紅の肉裂はひくひくと小さく蠢き、愛液が太腿を伝うほどに溢れきっていた。
トロトロに蕩け切っていた肉裂を 人差し指の半分ほどまで抉られ、妹紅は甘い声を上げる。
妹紅の膣肉は、自らが意図せずとも青年の指を貪欲に咥え込み、優しく搾り取るように締め付けていた。



ぐちゅ、ぐちゃっ……ぐちゅっ ぐちゅ ぐちょっ!!



「うぁぁっ!? あぅっ、だ、ダメぇ! ひぃぃっ、あああんっ!!」



先程までの優しい愛撫は何処へやら、青年の指が 妹紅の淫唇を 激しくかき回し始めた。
妹紅の喉奥から、悲鳴じみた喘ぎ声が溢れるように流れ出す。

もはや、嫌悪感は微塵も無い。

突き込まれる時には、指の先端が 淫唇を割り広げ、子宮口の手前までを 一瞬で貫かれる。
引き抜かれる時には、指の関節が ゆっくりと膣肉を引きずり出すかのように擦りあげる。
そのたびに、妹紅の腰の奥で甘い快楽が爆ぜ、その波紋が全身へと広がってゆくのだ。
乾いた土に水が注がれるように、焦らされ乾ききっていた妹紅の心が満たされてゆく。



「え……? な、なに……?」



青年の左手が妹紅の膝の下から回される。
その動きを目の端で捉えた妹紅は、青年の行動の理由がわからずに 疑問の声を上げる。



「んひぃああぁぁぁっ!?」



直後、素っ頓狂な嬌声が周囲に響き渡った。
青年の左手の指が、妹紅の膝の下から股に伸ばされ、尻穴の窄まりを穿ち始めたのだ。
そのまま、排泄用の穴にグリグリと指をねじ込まれ、妹紅は甲高い悲鳴を絞り上げる。

妹紅の尻穴は、これまでに幾度と無く、指、肉棒、異物を咥えさせられてきた。
更に、今や愛液は尻穴にまでトロトロと流れ出ており、潤滑液としては申し分ない。
さして長い時間を置かずに、妹紅の尻穴は 青年の与える指の動きに順応し、快楽を生み出し始めていた。
妹紅の悲鳴も、快楽のよがり声へと変わってゆく。



「やっ、だっ、ダメぇっ! あふぅっ、あっあっ、あぅぅっ……そんなとこ、ダメえぇ、あううんっ……!!」



俯いていた妹紅の頤が跳ね上がる。
その拍子に、妹紅の視界の中に、自らの肉棒を曝け出して扱き立てている男達の姿が映った。
優しく撫で上げられている時は気づかなかった……というよりも、むしろ忘れ去ろうとしていたのだが、妹紅の目に再び“現実”が映る。
尻穴と秘唇を指で犯されながら、あられもない表情を曝している自分自身を自覚して、妹紅の心に再び羞恥が湧き上がる。



「すっげ、ケツの穴まで開発済みなのかよ!」

「いっつもクールな妹紅ちゃんがこんなエッチなスケベ女だったなんて……」

「うひひ……お尻の穴でイっちゃう変態な妹紅ちゃんも、ソソるよぉ! かわいいよぉぉ!!」



その羞恥心を煽るかのような男達の声が 妹紅の鼓膜を通過し、いたいけな心を抉る。
自身の身体を好き勝手に笑いものにされ、妹紅の心に行き場の無い憤怒が湧き上がった。



「いっ、言うなぁっ! あうっ! はぁ、ああぁっ!! きゃひぃぃっ!! やめ、やめてぇぇっ!!」



言葉の上だけでも 男達に反抗しようとしていたが、直後に 青年の指先が子宮口を突っ突き、爪先が腸壁を引っ掻いた。
怒りは快楽の声と変えられてしまい、その結果、男達の欲情のボルテージは更に上昇してゆき、むわっとした熱気が妹紅を包む。
そして、場の空気が、熱く狂ったような隠微さを纏うにつれて、妹紅の心にも変化が訪れはじめる。
心の奥底にある怒りが蕩かされてゆくように、自慰の対象とされている自分自身が嫌では なくなり始めた。
そして、妹紅の興奮を煽るモノは、男達の視線だけではない。



(う……ぁぁ……お尻に、当たってる……硬いのが……)



少し大きめの臀部に当たる青年の熱い滾りが、男達の視線以上に妹紅を欲情させていた。



(すごい……びくん、びくんって脈打って……興奮して、いるんだ……)



尻にあたる青年の肉棒は 激しく脈動しており、その熱と鼓動が 妹紅の理性を 狂わせて行く。
“青年の両腕に包まれている”という安堵感も、妹紅が人前で あられもない姿を 晒している一因に 違いない。
そして、まるで知りもしない者達の目の前で 痴態を曝すという不安感が、吊り橋効果へと変化する。
つまり、男達の視線で犯されていることに 妹紅は悦びを感じ、より強く青年に心を 寄せてしまっていたのだ。



「あうぅっ! はぁ、はぁぅぅ……! んぁぁ、あっぁぁっ!!」



半裸となった肢体をのけぞらせ、欲情に腰を小さく振りながら大量の蜜を滴らせる。
すすり泣くような声は、次第に裏返りつつあり、止めることなど到底かなわない。
異常な空気に呑まれ、妹紅の心は 青年に屈服しつつあった。
そして青年は、自分に依存しかかってきている妹紅の心を、再び揺さぶるために 囁く。



「んっ……、え……?」



青年が耳元でささやいた言葉に、妹紅ははっと目を見開いた。
青年が口にしたのは、一人の少女の名前と、その少女が今の妹紅を目にしたら……という言葉だった。
奇しくも、妹紅の瞳の先には、暗い夜と 宙に浮かぶ星空、そして殺したいほど憎い 宿敵の古巣が目に映る。
長い黒髪と澄ました 美しい顔が 妹紅の脳裏にちらついた。
その瞬間、妹紅の内面で 激情じみた 羞恥心が爆発した。



「いっ、言うなぁ! あいつのことは言うなぁぁっ……!!」



その宿敵が、今の自分を見たらどんな反応をするか――――
きっと、妹紅の様を、嘲り、蔑み、そして『下賎の娘は やはり下賎な淫売ね』と残酷な視線で 見下すに違いない。
妹紅の中で、人前で乱れ狂う自分自身が これまでとは比較にならないほどに 醜くおぞましいものへと 変わってゆく。
誇りを踏みにじられ、笑いものにされた 父親を思い出し、妹紅の心に激しい屈辱感が湧き上がる。



ぐちゃっ、ぐちょっ、ぐちょぐちょっ!!



けれども、それら全ての屈辱感が、何故か 妹紅の情欲を更に昂ぶらせていた。
ゾクゾクとするような快感が 背筋を走り、掻き回される秘唇からは、それまで以上の水音が響く。
透明な愛液が、あたかも失禁したかのように溢れ出て、妹紅が腰掛けている石段や、その先にある地面を湿らせていた。



「おいおい、見ろよあれ。 ああいうのを淫売って言うんだぜ、淫売って」

「だな。妹紅ちゃんは、肉便器にされて喜ぶ変態女だったんだな」

「うほぉぉぉ!! オナペットな妹紅ちゃん、かわいいよぉ!! 俺たちの精液便所にされる妹紅ちゃん、かわいすぎるよぉぉ!!」


「そ、そんなこと……ひぅぅっ!! やだ、やだぁっ!! 嘘だ、こんなのって……!!」



その淫靡な光景を目にしていた男達は、妹紅の様を 愉快そうに見下し、人格すらも貶める。
淫売、肉便器、変態女、オナペット、精液便所……怒りを覚えて然るべき言葉に、妹紅は欲情を覚える体を 抑えきれない。
そして、男達からかけられる言葉は、妹紅の脳裏で 憎い宿敵から 吐き捨てられる言葉へと 摩り替わってゆく。



『下衆な男どもに痴態を 見られて悦んでいるなんて、下賎の子供はやっぱり下賎の淫売ね』

『貴方のような淫売女は、男の慰み物にされて肉便器のように 飼われているのがお似合いよ、変態』

『下賎な男達のオナペットとなって、一生 精液便所にされていなさい。この豚女』


「んっ、んうううっ!! んふぅっ! んぁああぁぁっ! ダメぇぇっ!! こんな……いやぁぁっ!! 」



恨み重なる宿敵になじられ、蔑まれているのはずなのに、妹紅の背筋に痺れるような 快美感の電流が伝った。
その快楽に耐えようと、妹紅は自らの唇を血が滲むほどに噛み締める。
けれども、青年の親指が妹紅の肉芽を押し潰し、擦り立てると、妹紅のきつく閉じられた口から 嬌声が漏れ始める。



ぐじゅっ、ぐぽっ、ぐぽっ、ぐちゃっ! ずちゅううっ!!



「ふぁ、ぁああああぁっ、やっ、やめて……待ってぇ……!!」



青年は妹紅の反応に ニンマリと笑みを浮かべると、二本に増やした指で妹紅の蜜壷を貫いた。
二本となって それなりの厚みを持つ指が、激しい勢いで蜜壷に突き込まれ、引き戻される。
ぷりぷりした肉壁を掻き回され、妹紅は歓喜の入り混じった悲鳴を 絞り上げた。
さらに、尻穴に突き入れられた指が、妹紅の直腸粘膜をこそぎ落とすかのように引っ掻き回す。
矢継早と加えられる強烈な刺激に、妹紅の身体は絶頂の階段を駆け上がってゆく。



「あっ、あぅっ! だ、ダメっ! ダメぇっ!! もう、もうっ!!」



限界が近い妹紅の肢体が、ガクガクと震え始めた。
膣壁が青年の指を強烈に締め付け、直腸がうねるように蠢く。
その愛らしい絶頂寸前の反応に気を良くした青年は、口の端を吊り上げ、妹紅の首筋に口付ける。
そうして、ゾクゾクと戦慄く妹紅の反応を楽しみながら、首筋を吸い立て、舌を這わせた。



「ダメえっ……ひいいあああっ!! ああああああああああんっ!!」



耳たぶを軽く食みながら、トドメとばかりに 青年は妹紅の淫核を軽く指で弾いた。
切羽詰った耐え切れぬような声と共に、妹紅は背筋を震わせながら絶頂を迎える。
舌を突き出した口の端から 涎が伝い、その瞳は熱に浮かされたように 焦点が定まっていない。



「ひぃ……――――ぃっ! こすっちゃ……やぁぁ! しびれちゃ……! ――――っぁ!! 〜〜〜〜――――!!」



絶頂に達した妹紅を 休ませない と言わんばかりに、青年の指が直腸と膣肉の粘膜を激しく擦りあげた。
妹紅の頭に 耐え切れぬ程の 快美感の電流がスパークし、更に 果ての無い 高みへと押し上げられてゆく。
絶頂の最中に与えられる刺激に、妹紅は目に涙さえ浮かべながら唇を噛み締める。
だが、耐えようとしても、耐えられるものではない。
身体が青年の責めに勝手に反応して、びくん びくん と 激しく のたうつのだ。



ぷしゃあああああっ!!!



「――――ッ!! 〜〜〜〜――――ぁぁ! ――――っ、ぅぁ、ぁぁ!!」



ほどなくして、妹紅の股から一筋の愛液が迸った。
絶頂のあまりに潮を吹いてしまったのだが、それでも青年の指は止まらない。
ぐちゃぐちゃに攪拌された蜜壷と腸壁が ひたすら掻き回され、妹紅は声にならない悲鳴を絞りあげる。



ぎゅっ……



何度も何度も 高みへと押し上げられ、そのまま元に戻れなくなるという恐怖が 妹紅の脳裏を掠める。
あたかも溺れる者が藁にも縋りつくように、妹紅は後ろ手に縛められている手で青年の服を強く掴んだ。
小刻みに震えながら絶頂の快美感と恐怖に耐えようとする 今の彼女は、調教初期の頃とまるで変わらなかった。



ちゅくっ……



青年は 指の動きを止めると、その指を妹紅からゆっくりと引き抜いた。
そして、背後から妹紅のすらっとした身体を優しく抱き寄せる。
……妹紅の身体から、ほんの僅かだけ 震えが 無くなった。



「……あぁッ……はぁ、はぁっ……!」



そうして、長い絶頂の高揚感から、妹紅の精神がゆっくりと降りてくる。
幾度となく終わらない絶頂を味あわされた結果、妹紅はまともに身体を動かすことも出来ないほど消耗してしまっていた。
妹紅は全身を弛緩させながら身体を青年に預け、はぁ はぁ と喘ぐことしか出来ない。



「はぁ……はぁ……う、うぅ……」



ようやく理性が戻ってくると共に、妹紅の喘ぎに呻くような嗚咽が混じった。
男達の目の前で痴態を晒してしまったこと、宿敵になじられるコトを想像して快楽を貪ってしまったことが、妹紅の精神を苛む。
何よりも、絶頂の瞬間に男にすがり付いてしまった自分自身が、どうしようもなく情けなかった。
羞恥、怒り、安堵、恐怖、喜悦……さまざまな感情が内面で渦巻き、妹紅は失意のあまりに涙さえも流してしまっていた。



「……っく、……うう……ひっく……う……ああ……」



傷心の妹紅を、青年は背後から優しく抱きしめ、その身体を撫でさすった。
妹紅の心に青年に対する怒りが湧き上がるが、青年の掌が妹紅の腹や頭の上を滑るたびに、その怒りは安堵へと変わってゆく。
不意に、妹紅の頤が優しく掴まれ、その柔らかい唇を 青年は背後から奪った。



「ん、ん……ちゅ、ちゅぷっ……はぁ……ん、んぅ……」



身動きの取れない妹紅の唇を 青年は暴虐の限り蹂躙し、同時に優しさの限りを尽くして慰撫した。
まず、妹紅の上唇を咥えて舐めしゃぶり、下唇も同様に舌を這わせる。
次に、痺れてしまったように震える妹紅の唇を 優しく割り開き、舌を妹紅の口腔内に侵入させてゆく。

唇を優しく貪られ、僅かに上気した熱い吐息が頬に当たり、妹紅も自らの舌をおずおず伸ばし、青年の舌へ絡め始めた。
舌と唾液を交わし合うとともに、妹紅の心はほかほかと温かくなる。
そして、かつては忌み嫌っていたはずの青年に、より強くすがり付いてしまっていた。



「な、なぁ……にーちゃんよ……」



甘く 熱い 口付けを交し合っていた二人に 声がかけられる。
何事か、と声の方向に顔を向けると、一人の男がはぁはぁと荒い息をつきながら 二人のすぐ傍まで近づいていた。
年は30台後半といったところだろうか。
ツギハギだらけの安っぽい木綿の衣服に、でっぶりと肥えた腹が包まれている。
まったく手入れのされていない無精髭がみすぼらしく、何日も風呂に入っていないような悪臭に 妹紅は思わず顔を顰めた。
男は、曝け出した肉棒を握り締めて上下に扱き立て、欲望に満ちた視線で妹紅を嘗め回しながら、青年に詰め寄った。



「もう、耐えらんねーんだ……何も、本番させてくれってワケじゃねぇよ……
 せめて、手とか口でしてくんねぇかな……な、なぁ?」



男の懇願を耳にした妹紅の表情が、さぁっと青ざめた。
乱暴された過去が脳裏を霞め、妹紅の身体がカタカタと震え始める。
普段の妹紅ならば、目の前の薄汚い男など一瞬で焼き尽くすことが出来る。
けれども、今の彼女は絶頂直後で全身に力が入らず、目の前の男にすら 敵わないに違いない。
どちらにしても、妹紅の運命は青年の一言にかかっており、妹紅は 怯えたまま 縋りつくように青年に擦り寄った。



「なぁ、たのむよ……!」



男の背後にいる外野からは、『おい、しつけーぞ!』という声が飛び交っている。
だが、その外野の男達も、本心では妹紅の身体を求めているのは 明白だった。
言葉では青年の機嫌を損ねまいとしているが、その下半身が全てを物語っている。



「…………」



青年は暫く考えた後で、妹紅をその場に座らせたまま、ゆっくりと立ち上がった。
そして、男の耳元に近づき、何事かボソボソと呟く。



「いいのか!? ほんとに良いのかよ、やっても!?」



男の歓喜に震える声が周囲に響くと共に、一瞬、その場が静まり返った。
そして、次の瞬間――――



うおおおおおオオオオオオオ――――――――!!



男達の歓声が夜の闇に響き渡った。
男達の狂気を孕んだ熱気は、臨界を突破するほどに高まり、ともすれば暴走しつつあった。
その狂宴のメインディッシュである妹紅は、己の欲望しか考えていない男達を、青ざめた表情で眺め続けることしか出来なかった。



To be continued...?
やっぱり、強気な女の子をエロエロに調教するっていいなぁ。
あ、葬送夢待っている方、いらっしゃればもうちょい待ってて下さいな。今作ってますー
変態牧師
作品情報
作品集:
3
投稿日時:
2009/09/16 23:33:19
更新日時:
2009/09/16 23:33:19
分類
era?
妹紅
公開調教
1. 名無し ■2009/09/17 00:18:25
これはイカロでも通用するな
2. 名無し ■2009/09/17 00:22:17
なにこれえろすぐる
こういうのがあるから産廃はやめられない
3. 名無し ■2009/09/17 00:50:27
どうしてこうなったんだろ、これ
4. 名無し ■2009/09/17 00:56:16
やっぱり産廃は最高だな!葬送夢楽しみにしてます!
5. 名無し ■2009/09/17 03:14:49
ヒャッハー!!シリーズは最高☆
6. 名無し ■2009/09/17 15:43:39
やっぱ強情女の心をへし折るのはサイコーだぜ!ヒャッハー!
7. 125 ■2009/09/17 16:20:06
リク書いてくれてありがとうございます。それにしてもこれはエロい
やはり妹紅のような子が堕とされていくのはいいですね
羞恥攻めに姫様を絡めたところなんか最高でした
後編も楽しみにさせてもらいます
8. 名無し ■2009/09/17 23:00:42
もこたんは反発つけると解除がめんどくさいんだ
正直ぐーやの方が調教楽なんだぜ

蓬莱人サイコー
9. 名無し ■2009/09/18 00:17:35
ふぅ…エロかったです
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