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『そして二人が残された』 作者: 名前がありません号

そして二人が残された

作品集: 3 投稿日時: 2009/09/22 16:00:53 更新日時: 2009/09/23 01:05:28
「大変です、お嬢様。紅魔館の資産がもう残っていません」

眠い目を擦っていたレミリアが、咲夜の一言でパッチリと目が覚めた。



                         ※



「ど、どういうこと!? 資産管理はいつも貴方に任せていたでしょう! 何をやっていたの!」
「私は散々申し上げたのにお嬢様もパチュリー様も聞かなかったではないですか!」
「うちの威厳を保つ為には仕方が無いでしょう!?」
「そうは言いますが、お嬢様はいつも衝動買いしているではないですか!」
「五月蝿いわね、私が良いモノを買って何が悪いのよ! それにそんなに切迫してるなら何故強く止めないの!?」
「そ、それは……」

レミリアに言われずともそうしてきた。
だが、いつもレミリアの“泣き落とし”にやられて、最終的には了承してしまっている。自業自得である。

「とにかくなんとかして、資産を工面しなさい!」
「と、申されましても直ぐには……」
「私が何とかしてあげましょうか?」

するとオドロオドロしい音を立てて、空間に亀裂が走る。
それがゆっくりと開くと、そこから現れたのは八雲紫だった。

「はろぅ、レミリア。貴方の我が侭が祟ったみたいねぇ」
「う、うるさいッ! それであんたが何の用なのよ?」
「いやぁ、貴方達がお金に困ってるようですから助けてあげようかと」
「ふん、本来お金なんていらないのよ。吸血鬼にはね」
「調度品に贅沢品まで高級品尽くしね。随分と金をかけているわねぇ」
「だからどうだっていうの。ここは私の土地よ。何をしたっていいじゃない!」
「そうはいかないわ。この土地は返却してもらおうかしら」
「何ですって!?」
「だって、契約では貴方に人間を供給するというだけで、この土地を好きにしていいとは言ってないわ」

激昂するレミリアだが、契約にはあくまでも人間の供給だけであり、土地の利用は記載されていない。
実質口約束同然とも言えるもので、契約としての拘束力に欠けるものであった。
さらに紫は続ける。

「ともあれ、この館と土地一帯は私が差し押さえる事にします。わかったらさっさと出て行きなさい」
「ちょっと待ちなさいよ!? ここは私のものよ! 誰にも好き勝手は……」

そういうレミリアに向けて、紫は一枚の紙を突きつけた。
契約書、と書かれた紙だ。そこにはこう書かれている。


契約書

本項目の一つでも違反した場合、契約者レミリア・スカーレットは速やかにこの土地から出て行く事。

1.幻想郷内の人間を襲う事。
2.特別な理由が無い限り、人里に近づかない。
3.土地の契約料を支払うことが出来なかった場合。



そしてその契約書の下にはレミリアの血判がされていた。

「こ、こんな契約書見た覚えがないわ!?」
「しらを切られても困るわ、現にここにあるんだし」
「こんなものは偽物に決まって……ッ!」

そして八雲紫に掴み掛かろうとした時に、急に力が抜けていく感覚を覚える。
レミリアの血判が不気味に赤く光っている。契約の効果だった。

「理解できたかしら? ともあれ、さっさと出払いなさい」
「くっ……」
「お嬢様……」
「ああ、そうそうメイド妖精達も出払わせなさい。従わないなら構わないけどね」

不気味に笑う八雲紫。
レミリアはその不気味な笑みに対抗する事も出来ず、従う他無かった。



                         ※



レミリア、フラン、咲夜、美鈴、パチュリーらは身支度を済ませると、すぐさま館より出て行った。
しかし中には突然の解雇に反発するメイド妖精らが紅魔館に立て篭もっていた。
レミリアの説得にも応じず、断固として八雲紫達に立ち向かわんとしていた。
その様を見て、八雲紫はレミリアに言った。

「貴方達はもうあの館とは関係ないわね?」
「ええ、関係ないわ……」
「あの中で反対しているメイド妖精達ももう無関係ね?」
「ええ、そうよ……」

苦虫を噛み潰したような顔をして、紫の顔を見ずに俯きながらそう言った。

「よろしい。藍」
「はっ」
「邪魔者を始末なさい。一人残らずね」
「はっ」

八雲紫はそう藍に命令すると、藍は紅魔館へと向かう。
その数秒後、紅魔館から悲鳴と絶叫が響き渡り、数分後にはそれらが完全に止んでいた。

「後は綺麗に掃除してあげるから、頑張ってお金を稼いで取り返すのね」
「言われなくても分かっているわ……」
「ああ、そうそう。無茶できないように貴方達の能力は封じておくわ。略奪なんかされちゃたまらないもの」

自分の無力さを呪いながら、いつか帰ってくる事を夢見て、紅魔館を後にした。



                         ※



その後、八雲紫に提示された場所に言ってみると、そこには小屋があった。
必要最低限の機能だけが用意されていた。4人で済むには充分すぎるだけの物はそこにあった。
しかし、レミリアだけはかつての生活との余りの変貌に苛立ちを隠せなかった。
もっともフランは皆と一緒に生活できてうれしそうではあったが。
パチュリーもレミリアと同様に窮屈さを感じているようであった。
咲夜と美鈴はそんな事よりもこれからどうするかを考えていた。

「当面はここで暮らしつつ、お金を稼ぐ事になりますね」
「とはいえ、人里に出稼ぎに行くにしても私達は迂闊に里には入れないわよ?」
「私は嫌よ、何で人間に頭を下げてやらなきゃいけないのよ」
「お嬢様、そんな事を言ってる場合では……」
「元はと言えば咲夜、貴方のせいなのよ」
「……もうしわけありません」
「謝る暇があるなら、お金を稼ぎに行きなさい」
「はい……」
「あ、待ってください咲夜さん!」

そういって、外に出て行く咲夜。
それを追いかける形で美鈴も飛び出していった。

「いいの? 追わなくて」
「構いやしないわ、私は悪くないわ」
「でも元はと言えば私達が……」
「いいのよ。咲夜は私のメイド。メイドは主の為に働くのが当然でしょうに」

パチュリーの言葉にもそう返す。
家を変えても、紅魔館にいた頃そのままに我が侭に振舞う姉の姿を見て、フランはそっと危機感を覚えていた。



                         ※



戻ってきた咲夜と美鈴は、羽振りのいい仕事を見つけたとレミリア達に報告した。
レミリアは嬉々として喜び、パチュリーとフランは申し訳なさそうな顔で二人の話を聞いた。
それから、この小屋での生活が始まった。
咲夜と美鈴に仕事は夜にやるらしく、フランは暇な時間を見つけては二人と会話するようにしていた。
地下室にいた頃はこんな機会は滅多に無く、こんな事になってしまった事を内心では喜んでいた。

そして夜になると、咲夜と美鈴が小屋をお仕事をしに出て行った。
気まずい時間が始まる。
フランにとっては、パチュリーもレミリアも決して良好な関係とは言えない。
お互いにそれが分かっているだけに、部屋の中でただ沈黙を続ける時間が続いた。
フランにとって、この時間は地下室にいるときよりも息苦しく耐え難い物であった。
それでも耐えられるのは咲夜と美鈴の顔が見られるからこそなのかもしれない。
そして咲夜と美鈴が帰ってきた。喜びの余り、フランが美鈴と咲夜に抱きついた。
その時、嗅いだ事のない特異な匂いが二人からしていた。



                         ※



そんな日が続いたある日の事。
フランは自分にも何か手伝えないかと思い、咲夜と美鈴の後をこっそりつけて行った。
するとある人里の家の中に二人が入っていくのが見えた。
流石にこのままの姿ではバレると思い、蝙蝠に変化して開いている窓から部屋の中を覗いた。

「ほら、咲夜さんと美鈴さん。二人ともご挨拶して」
「は、はい……。皆様の御奉仕させていただきます……咲夜です」
「同じく……美鈴です。皆様の……性欲処理を、お手伝いさせて下さい……」

フランはその姿に驚愕を隠せないでいた。
羞恥で顔を真っ赤にしている咲夜と美鈴。言葉の意味は良く分からないが凄く恥ずかしい事らしい。
周囲には本で見た男の人達が、男の人についてる見たことの無い棒を二人につきつけていた。
そして二人は、その棒みたいな物をペロペロと舐め始めていた。
しばらく舐め回していくと、今度はそれを咥えて音を立ててしゃぶっていた。
手にも棒みたいな物を握って、手で擦っていた。
男の人達は、気持ちよさそうな顔をしていた。

男の人の一人が咲夜の頭を掴んで、棒のような物で咲夜の口を突き上げた。
しばらくして男の人が咲夜の口から棒を抜くと、咲夜はケホッケホッと咳き込んで白い液体を吐き出していた。
一方、美鈴も同じように口から棒が引き抜かれると、棒から沢山の白い液体が吹きかけられた。
その白い液体と思しき匂いがこちらに漂ってくる。それはあの時感じた匂いだった。

そして咲夜と美鈴が四つんばいになる。

「さぁおねだりしてみな。金が欲しいんだろう?」
「さ、咲夜はご主人様の……お、おちんぽを、お、おまんこに入れて下さい……ッ」
「め、美鈴のだらしない、おまんこにも……おちんぽをお恵み下さい……ッ」

顔を真っ赤にして、羞恥と悔しさをかみ締めた顔でそう言い切ると、
興奮した男達は次々と、咲夜の“おまんこ”と呼ばれる場所に、“おちんぽ”という棒を挿入していた。
美鈴にも同様に“おちんぽ”が入れられ、さらにお尻の穴にも“おちんぽ”が入れられた。

「ああああ、はぁ、あぁ、うぁぁぁ……ッ」
「くぅ……そんな、おしりなんて、あぁぁぁぁ……ッ」

二人が悲鳴をあげながら、“おちんぽ”を受け入れる光景をこれ以上見ていられなくて私はその場を離れてしまった。



                         ※



詳しくはわからないにせよ、あんな事をしてまでお金が必要なんておかしい。
そう思ったフランは急ぎ小屋に戻ると、小屋から声がしている。
少しだけ開いた穴から、覗き込むと想像だにしない光景が写っていた。



―フランが出かけてから、数時間前



レミリアは大変にストレスを溜めていた。
いきなり館を失い、妖精メイドは殺され、唯一残ったメイドも門番も出稼ぎへ。
パチュリーは本を読んでばかり、フランと顔を合わせている時間は苦痛以外の何者でもない。
何故自分がこんな目に……そうした精神的ストレスはレミリアに鬱積していった。
それは全てレミリアの責任であったのだが、レミリアはこのストレスをぶつける相手を探していた。
フランは論外として、ふとパチュリーを見やる。服装からは想像できないが、グラマラスで性的な肉体である。
そんな彼女がレミリアのストレス解消の相手になるのは必然的であった。
そしてフランが出て行った時、部屋にはレミリアとパチュリーだけ。 絶好のタイミングであった。

レミリアはパチュリーの自由を奪うと、
自らのストレスを発散する為だけに生やした肉棒をパチュリーに見せ付けた。
冗談でしょ? という表情を浮かべるパチュリーだが、レミリアの真っ赤にギラついた目を直視した。
突然の事で対処が出来ず、魔眼に囚われてしまったパチュリーは、
レミリアに生やされた肉棒をその豊満な胸で挟み込んで、ぐにぐにと奉仕していた。

「ふん。知識だけでなく、こんな所にも無駄な肉を溜め込んでいたなんてねぇ」
「ひ、ひどいわレミィ……魔眼まで使ってこんな事させるなんて……」
「いいじゃない。貴方だって本ばかり読んでても詰まんないでしょ?」
「で、でもいつフランが帰ってくるか分からないわ……それに咲夜達だって……」
「そう思うならさっさとその乳で、私のを良くしてよパチェ」

ご満悦そうな顔でパチュリーを見下ろす。
足ではパチュリーの股間を弄りまわしながら、魔力で生やした肉棒はパチュリーの巨乳に奉仕される。
いつかこの悩ましい身体をこうしてやろうと思っていたのだ。
パチュリーの胸はとても柔らかく、張りもあってとても心地よい。

「ああ、これはとても気持ちいいわね……癒されるわ」
「くっ……」
「何? 文句でもあるのパチェ?」
「なんでも……あんッ」
「ふふ、ココを濡らしてちゃ文句なんか無いわよね?」

パチュリーは何も言い返せず、ただレミリアの肉棒に奉仕するしかなかった。
しばらくして、レミリアは腰を振り始めると、ほどなくしてパチュリーの口に大量の白濁汁を吐き出した。
苦しそうな表情をして、白濁を吐き出そうとするがレミリアがパチュリーの口から肉棒を引き抜かないため、
泣く泣くパチュリーは白濁汁を飲み干した。コクンと喉を鳴らして飲む様はレミリアを喜ばせた。
僅かに落ちた白濁を拭き取ると、しばらくしてフランが戻ってきた。



                         ※



「おかえりフラン。何処に行ってたの?」
「散歩……」
「あっそう。まぁいいわ」

レミリアは興味も無いといった風に直ぐ自分の部屋に戻っていた。
自分の部屋というよりは、咲夜や美鈴達のお金を使って改築させたのである。
二人は反対したが、
「私は紅魔館の主なんだから、こんなみすぼらしい部屋に住めるわけないわ!」
という言葉に結局、二人はその要求を飲まざるを得なかった。

誰もがレミリアの横暴に頭を悩ませていた。
フランは何度もレミリアを殺そうと思ったが、咲夜や美鈴、パチュリーが悲しむ姿を見たくない為に手が出せなかった。
そうして、誰もレミリアに反抗できない状況に陥り、さらにレミリアは増長する。
我が侭を無理にでも押し通していく様は他の者が見たら、呆れるほか無いだろう。
当然、その我が侭にはお金が掛かる。当然、お金は貯まらず、紅魔館に戻る為の資金はちっとも集まらない。
そんな負のスパイラルにさらなる止めを刺さんとする事態が起こってしまう。



                         ※



今日もまた、咲夜も美鈴も体を売る仕事だ。
今日の客はいつもよりも高い金を払ってくれるらしい。
レミリアお嬢様には内緒でこっそりとベッドの下にお金を隠してある。
それと今回のお金を合わせれば、紅魔館を取り戻せるだろう。
そして、客の家に入っていく。

誰もいないのか、暗がりで何も見えない。
戸を開けて中に入った瞬間、ズブリという何かが刺さる音が聞こえた。
美鈴がゆっくりと倒れていく。

「美鈴、美鈴!? しっかり、しっかりしてっ!」
「に、にげて、さ、さくやさん……」

今の美鈴は紫によって能力その他を封じられている。今の彼女は人間程度の耐久力しかない。
このまま放置しては死んでしまう。

「は、はやくここから出ないと……」

何度も扉を開けようとする。しかし鍵が掛かっていて開かない。
パニックの余り、鍵を開ける事が出来ない。
後ろから誰かに肩を叩かれる。

「ひぃっ……!?」

ナイフも無い彼女は、なす術もなく気絶させられた。



                         ※



咲夜は腹を殴られて無理矢理起こされた。

「かはっ……こ、ここは……あなた、だれ?」
「俺はあんたを買った客だよ……あんたらのせいで父親を殺されたな!」
「ま、まって、なんのこ……ごはぁ! うげぇ!」

天井に吊るされた状態の咲夜の腹を殴り続けながら、さらに男は話す。

「俺の父さんは、あんたらの起こした異変で死んだんだよ!」
「い、異変って……ぐぇっ、ごほっ」
「あの変な霧だよ! あの霧を吸った父さんはその後、死んだんだ……」

怒りにまかせて、咲夜に暴力を振るう男。

「何度お前らに復讐しようと思ったか……そんな時、あんたらが身体売って仕事してるってのを聞いた」
「それで思いついた。あんたらを殺してあいつらも俺と同じ不幸を味わってもらう」
「そ、そんな……がはっ」
「口答えするな! 俺はお前らに復讐する権利があるんだよ!」

そして男はナイフを取り出す。
それは咲夜の物ととても良く似た形のナイフだ。

「お前は投げナイフが得意なんだってな。的に当てるのは気持ちよさそうだな」
「ま、まさか……」
「たまには的になる奴の気持ちも考えてみろよ!」

ヒュッという音と共に、腹に突き刺さるナイフ。

「あぎぃぃぃ!!!」
「それもう一本! もっと苦しめ!」

そして7〜8本ほどナイフを投げる。
体のあちこちに刺さり、血が滴っている。

「的にされる奴の気持ちが分かったか!! ええ!?」
「は、はぃぃぃ……わかり、わかりましたぁ……」

これまでの出来事で心が折れかかっていた咲夜は、いつもの気丈さは何処にもなかった。

「ふん、でももういいさ。お前のご主人様はさぞかし苦しんでるんだろうさ」
「………えう、えうぅっ」

咲夜を吊るしていたロープを切り落とす。
そして斧を取り出す。

「だから、もういい。お前もあの女と同じところに送ってやる」
「……へ、め、めいりんをどうしたの……」
「こうしたんだよ」

ポイッと片手で、それを投げる。
そして咲夜の目の前には、美鈴の首が転がっていた。
そして咲夜は完全に壊れた。

「あ、あああああああああああああああああああああ!!!!」

凄まじい絶叫は、男の振り下ろされた斧によって中断された。



                         ※



「ここを出て行くわ」

パチュリーはそう言った。
レミリアは突然の事に驚きを隠せない。

「ど、どうしてよ?」
「さっき魔理沙達と会ってね。家に居候させてくれることになったの」
「そ、そんなの許さないわよ!」
「いいえ、もう決めた事なの。それにもう私は貴方を友達とは思わない」
「そんな……」
「さようなら、レミリア。出来れば二度と会いたくないわ」

そういって、パチュリーは家を出て行ってしまった。
フランはレミリアの絶望に満ちた顔をずっと見ていた。



―数週間後



「ねぇ、咲夜と美鈴はいつになったら帰ってくるの」
「知らないわよ」
「ねぇ、パチュリーはどうしてお嬢様とお友達じゃなくなったの」
「彼女がそう決めたんでしょ」
「ねぇ、私達これからどうなるの」
「わからないわ」
「ねぇ、私達このまま死んじゃうのかな」
「吸血鬼は簡単には死なないわ」
「じゃあ苦しんで死んじゃうの?」
「何で直ぐ死ぬ方向に持っていくのよ」
「だって咲夜も美鈴も、まだ帰ってきてないのよ!」
「忙しいんでしょ」
「どんな事があっても帰ってきてくれたじゃない!」
「帰って来れないぐらい忙しいんでしょ」
「違うよ、きっと私達見捨てられたんだ」
「どうしてそう悲観的になるのよ」
「じゃあ、何で何の連絡もくれないの!?」
「知らないって言ってるでしょ」
「………」
「………」
「ねぇ、どうしてこうなっちゃったのかな」
「………」
「皆、笑ってられればそれだけで良かったのに」
「………」
「もう一度、皆で紅魔館に戻りたいよ……」
「………」
「お願い、見捨てないでお姉さま……」
「………」



レミリアはなにもいえなかった。
救いの無い話ってこんな感じなんだろうか。
自業自得だから意味合い的には違うか……。
まぁフランちゃんが一番の被害者だね。これだと。
名前がありません号
作品情報
作品集:
3
投稿日時:
2009/09/22 16:00:53
更新日時:
2009/09/23 01:05:28
分類
産廃創想話について語るスレ>>494に捧ぐ
グロ
エロ
紅魔館メンバー
1. 名無し ■2009/09/23 01:07:43
仕事早すぎワラタw

それにしても産廃のパッチェさんは薄情者が多いなぁ
2. 名無し ■2009/09/23 01:14:50
確かにこのお嬢様、救いようがないな
3. 名無し ■2009/09/23 01:30:06
早苗さんといい、みんな救いようのないキャラになるなあ
4. 名無し ■2009/09/23 02:19:00
これで物足りない俺はおかしいのだろうか……
しかしここに至って姉を見限らないフランドールはなかなかできた子だと思う
5. 名無し ■2009/09/23 02:23:16
どうしようもない二人が残っても…
騙されて売られるくらいしか想像できません
6. 名無し ■2009/09/23 03:04:32
パチェの反応は普通だろー
むしろよくあそこまで我慢した
まあ、もうちょいねばって限界ギリギリで見放した方が虐め的にはおいしいがw
7. 494 ■2009/09/23 03:15:02
文章化ありがとう。自分が書くとこうはいかないんだ。
妖精メイドたちが戻ってきて
「私たち、給料なんていりません。むしろレミリア様のために働きます!」
「お前たち・・・!」
「これが友情パワーか」
HAPPY END
ってなっちゃう

というのは置いといて、フランがなかなかかわいそうで良かったよ。
8. 名無し ■2009/09/23 03:40:07
救えない けど、レミリアの自業自得かもしれない……
9. 名無し ■2009/09/23 06:08:28
この後フランちゃんも
ご奉仕とやらで
お金を稼ぐようになり
やがては"ご主人様"に買われ
残ったレミリアは
里の俺達の玩具にされる所まで幻視した
10. 名無し ■2009/09/23 09:56:10
レミリアほんとどうしようもねえなw
いろんな意味で
11. 名無し ■2009/09/23 10:28:53
このお嬢様、下手したらフランちゃんすら売っちゃいそうだな
12. 名無し ■2009/09/23 12:32:37
フランちゃんあいしてる
13. 名無し ■2009/09/23 21:26:52
そしてこの後ムシャクシャしたおぜうがフランの四肢ぶったぎって別ルートでモコモコ帝国に続くわけですね。わかります。
14. 名無し ■2009/09/23 23:16:15
パッチェさんにパイズリされたいです
15. 名無し ■2009/09/24 00:13:34
斜陽だなあ
16. 名無し ■2009/10/01 23:35:17
フランちゃんはいくらですかウフフ
17. 宮田司朗 ■2009/11/13 22:55:31
ヘタレミリア
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