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『妹紅がご馳走しくれるって言うもんだから妹紅の家に来た。』 作者: どっかのメンヘラ

妹紅がご馳走しくれるって言うもんだから妹紅の家に来た。

作品集: 4 投稿日時: 2009/10/04 09:44:01 更新日時: 2009/10/04 18:44:01
「ああ、来たかメンヘラ。待ってたよ。さあ、あがってあがって。」

妹紅がなんかうまいもんごちそうしてくれるって手紙よこしてきたから足どりも軽くスキップしながら妹紅の家へあそびにきた俺。

食べ物絡むと俺は強い。さっきも俺を落とし穴に落とそうとした妖怪兎にDDTかましてやった。

「何でお前みたいな非社交的な奴と口下手なもこたんが仲良くなってんだよ!」って言ってるそこのキミ!ひがまない、ひがまない、細けぇこたぁいいんだよ!

「うれしそうだね。まったく食べ物が少し絡むとすぐこれなんだから。」

妹紅がおかしそうに笑う。俺はるんるん気分で妹紅の家の中心にある囲炉裏の前に座る。

「なんか飲んでく?日本酒あるよ。売り物だけど。」

妹紅が緑の日本酒の瓶を手に取り炉辺に座る。

「ありがとう。ところで妹紅、今日ご馳走してくれるのっていったい何?」

「何だと思う?めずらしいお肉だよ!」

「えーとカエルとかヘビとかカンガルー?カモシカかな?」

「残念!全部はずれ!」

そして妹紅は笑いながらこういった。

「メンヘラは人肉って食べたことある?」

僕はしばらく考えてこう答えた。

「カンガルーやワニなら食べたこと歩けど人肉は無いなー。僕フィジー人じゃないから。」

「そっかー。」

妹紅はコップに注いだ日本酒を少し飲むとこういった。

「いやあね、この前輝夜の奴と殺し合いしてたわけよ。で、私が僅差で勝ったんだけど生き返った輝夜がうるさいのよ。あそこで攻撃するのはずるいだの何だの。だから頭にきて輝夜の足を一本もいで焼いちゃったわけ。そしたら大層いいにおいがするじゃないの。おなかも減ってたからかぶりついてみたら歯ごたえあってすごくおいしいの!で、食べてたら輝夜がキチガイだの人外だのぎゃあぎゃあうるさかったから口につめたら輝夜もおいしいおいしいって食べてくれたの!」

「へえ、そりゃあおもしれえはなしだ。」

「というわけで今日は人肉をごちそうしまーす!」

妹紅は台所からのこぎりを持ってくると自分の腕にあてがい、いきなり左右に引き始めた。

「うおおおおおお!!!!」

妹紅の腕から血が噴出す。さびたのこぎりの刃の切れ味は悪いらしくなかなか切れない。のこぎりの刃の部分にえぐれた肉がくっついていた。

「や、やめろ妹紅!何やってんだ!」

「うぐおおおおぉ!こんなもん屁でもないわああああぁぁぁ!!」

肉がそげ刃がどんどん腕に食い込んでゆく、妹紅は血だらけになっていた。

「ばか!やめろ!これ以上したらお前の体が!」

「うがあああとめてくれるなああああああああ!!これを切り取らないと・・・これを切り取らないと今日の晩御飯がただの焼き鳥になっちゃうんだああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

部屋に妹紅の叫び声とゴリゴリと言う音が響く。骨を断ち切れないようだ。

「うごおおおおおお!!!上腕骨死ねえええええええええええええぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」

妹紅の咆哮が部屋に響く。骨がほとんど折られるように断ち切れた。

「うおおおおおおおお!!!!!!」

妹紅がラストスパートをかける。妹紅の腕から鮮血の噴水がでていた。

「フジヤマヴォルケイノオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

妹紅の雄叫びとともに腕が落ちた。切り口から鮮血を滴らせている。

「はぁ・・・はぁ・・ほら・・・人肉だよ・・・。メンヘラはどこが食べたい・・・?」

妹紅はそういって笑顔で腕を差し出す。

「バカ野郎おおおお!!!」

俺は渾身のグーパンチを妹紅の顔面に食らわす。妹紅は家の縁側の上を飛び地面に墜落する。

「バカな真似しやがって!!!何考えてるんだ!!!死んだらどうするつもりだったんだ!!!命を大切にしろ!!!!!!!」

ほらそこ、妹紅は死んでも生き返るだろとか無粋なこと言わない。

「私は・・・私はただメンヘラに喜んでほしくて・・・。」

「バカヤロウ!!!!!そんなこと理由になるか!!!!」

そして俺は妹紅に背を向けた。

「お前は馬鹿だ・・・。お前は本当に馬鹿だ・・・。」

「・・・・・。」

「だけどなあ・・・。」

俺は振り向き、微笑んだ。

「俺はお前みたいな馬鹿・・・・・嫌いじゃないぜ。」

妹紅は何も言わず、俺に抱きついた。

そのあと妹紅の腕の止血をした後二人で腕を炉辺の直火で焼いて食べた。

「うーん、妹紅、これはいくらなんでも固すぎるような・・・。」

妹紅の二の腕部分にかぶりつきながら俺が言う。

「なにいってんのよ。これが醍醐味なんじゃない・・・。」

妹紅は指を噛み千切り、器用に骨だけ吐き出した。

晩餐を楽しんだ後俺は妹紅に自宅まで送ってもらった。

「妹紅、あのさ・・・。」

「何?」

「・・・また来てもいいかい?」

妹紅はこちらを向き、笑顔で答えた。

「もちろんだよ。今度はモツなべご馳走してあげるよ。」

秋の夜はどっぷりとふけていった。
勢いだけで書いた。反省はしていない。
ちなみにババレンジャーに出す予定の妹紅とは違う仕様の妹紅です。ババレンジャーではここまでマジキチ妹紅は出てきません。もっとまともな奴です。たぶん。



腹減った。秋刀魚食べたい。秋刀魚。
どっかのメンヘラ
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2009/10/04 09:44:01
更新日時:
2009/10/04 18:44:01
分類
妹紅
カニバリズム
グロ
肉は熟成しないと固い
俺登場注意
1. 名無し ■2009/10/04 18:52:32
結局好き合ってんじゃねえか
羨ましい・・・
秋刀魚ブッ刺さって死ね
2. 名無し ■2009/10/04 19:02:35
人肉ってどんな味がするのかな?
…こんなことを考える自分が怖い。
3. 中将 ■2009/10/04 19:45:23
なんと言うGOOD妹紅……。
自分のイメージする妹紅とかなり近いっすよ奥さん。
やっぱり妹紅はこうでなくちゃね☆
4. 名無し ■2009/10/04 19:51:56
輝夜w
5. 名無し ■2009/10/04 21:01:24
もこたんのお肉ならいくら固くても食う
6. ぷぷ ■2009/10/04 21:54:57
俺のより、こっちの方が全然面白いわ…
いいモン見させてもらいました、ありがとう。
7. ぐう ■2009/10/05 11:47:04
もこたんいきなり何をするかと思ったら・・・
そして今度のご馳走はモツなべじゃなくてもこなべだったりしてwww
8. 名無し ■2009/10/05 18:03:46
人肉は食べるとその人から悪臭がするらしいから血で我慢すべきそうすべき

モツ鍋食べさせてあわよくば蓬莱人にするつもりですね
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