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『てんこあいしてる』 作者: 名前がありません号

てんこあいしてる

作品集: 4 投稿日時: 2009/10/08 15:01:50 更新日時: 2009/10/11 11:08:46
天子の引き起こした異変は多くの人妖が予測しなかった事態を起こした。
当人は博麗霊夢により倒され、倒壊した神社の復旧と要石を埋め込む事で表面上の解決を見た。
しかし博麗の巫女に接近せんとする天子の企みが露見した事で、天子に対する感情はさらに悪化する。
それと同じ頃、博麗神社の近所で間欠泉が発生。
博麗神社に集った妖怪六体と人間二人による地下の調査が開始された。

これは間欠泉が発見された後から調査を終えるまでの間のお話。





                         ※





○月○日、里の外れの小屋にて。

小汚い小屋の中には、農作業に使う農具を改造した鈍器や、
バイブやローターがあちこちに転がっている。

その部屋の柱に天子は縛り付けられていた。
服はあちこちが破れて、その美しい肌は鬼灯のように赤い。
はぁ、はぁと息は荒く、目は虚ろだ。


博麗霊夢による討伐と八雲紫による制裁。
表面上こそ解決したという風にされてはいたが、一部の人間や妖怪は納得していなかった。
幻想郷崩壊という最悪の展開を引き起こそうとした事もさることながら、
彼らの怒りの矛先は天子そのものと副次災害であった。

不安定な天気は、集落の人間達の肉体に影響を及ぼし体を壊すものも居た。
何時雨が降るのかも判らない天候が農作物を駄目にする。
天子に何度も謝ってくれと懇願したが、心からの謝罪は無かった。
妖怪達もまたそうした天子の傲慢な態度に腹を立てていた。
人間に加担するつもりはないとはいえ、天子の存在が疎ましいという点では同意していた。

とはいえ一度解決した事をぶり返すような真似をすれば、八雲紫がそれを許さないだろう。
彼女の面子を潰してしまうのだから。
そんな彼らにとって、博麗神社の間欠泉の話は好都合であった。

地下の妖怪に八雲紫などの妖怪が気を取られている隙に、自らの鬱憤を晴らしてやろう。そう考えたのだ。



                         ※



天子を捕まえるのは思いの他、簡単だった。
地上の名所を案内すると天子に嘘をつき、事前に永遠亭の薬師より購入していた睡眠薬を使った。
ぐっすりと眠った天子を里の外れの小屋まで連れ込み、守矢の神の加護の篭った荒縄で縛り上げた。
小屋の周りには人払いの結界と音を遮断する結界を張り巡らせ、
最後に妖怪の秘術によって、全身の感覚を鋭敏化させる術を施した。
術が完成すると同時に、天子の甲高い悲鳴が小屋の中に反響した。

「あひぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!」




                         ※



全身から響いてくる痛みで起き上がった天子は部屋を見回した。
小汚い部屋には、邪な笑みを浮かべる男達と妖怪がいた。
動こうとするが、縄で縛られた身体は動かない。そればかりか動いた事で荒縄が擦れて、全身に痛みが走る。

「あ、あぎゃあああああ!! な、なによこれぇ!?」

天子の身体は神の加護があるとはいえ、荒縄ごときで傷つけられるような身体ではない。
ないのだが全身を走る痛覚は本物で、身をよじるほどに痛みが増えていく。
その様を男達が笑っていた。
そして男の一人が天子に向かってこう言った。

「お前が起こした異変のせいで、俺の家族は病気になっちまったんだ! どうしてくれるんだよ!」
「そ、そんなの知らないわよ! なる方が悪いんでしょ! 第一私には関係ないじゃない!」
「とぼけるな! 知ってるんだぞ。お前のせいで天候が滅茶苦茶になったんだよ!」

男が怒りに任せて天子に怒鳴り散らす。
恐らく男が言っているのは、気質のことだろう。
気質が漏れ出たことで、天候が狂ったのは知っている。
しかし天子にしてみれば多少天候が変わったところで、そんな事は知ったことではなかった。
彼女にとってはもう終わった話でしかないのだ。

「お前のせいで、折角の農作物が全部駄目になっちまったんだぞ! どう責任取ってくれるんだ!」
「だからそんなの知らないって言ってるでしょ! そんなの何も出来ないあんた達が悪いんじゃない!」
「なんだと、こいつ!」

すると男はある道具を手に取った。
それは不気味な形をした鉄の塊だった。
男はそれを、天子の頭目掛けて振り下ろした。
ゴシャッという強い音と共に、天子の悲鳴がさらに甲高いものになった。

「イギャアアアアアアア嗚呼嗚呼あああああああああああああああああ!!」

頭を殴られた瞬間にやってきたのは、ショック死するのではないかというほどの痛み。
それも一度ではない。男は力任せに何度も天子の頭を殴りつける。
天子の身体にはやはり傷がつかないが、殴られた箇所は赤みを帯びていく。

「おい、もうやめろよ。気持ちはわかるが直ぐに気絶させたら意味が無い」
「すまねぇ、ついカッとなって……」
「ひぃぃ、ひぃぃ……」

ジンジンと響く身体中を締め上げる荒縄の痛みと、何度も頭の中を掻き回す打撃の痛み。
それだけで天子は死にそうな思いをしたが、幸か不幸か天人の肉体はその程度の打撃で死ぬほどヤワではなかった。

「さぁ、お前にはここに居る奴ら全員に償ってもらう。なぁに、口で謝らなくてもいいさ」
「お前が謝らなくても、俺らはお前の身体でこれまでの事をすっきり流してやるんだからな」
「よかったねてんこちゃん。それだけでゆるしてもらえてさっ!」

もう一人の男が天子の鳩尾を殴ると、天子は朦朧とした意識を再び覚醒させられた。



                         ※



○月▽日。天子は眠ることが出来なかった。
荒縄の痛みが邪魔をして眠ることに集中できなかったのだ。
そして朝、男の一人がやってきた。

「な、何するのよ……」
「何もしねぇよ。ただ催したから使わせてもらうぜ」
「え、な、何を、きゃああああ!」

すると男は着物の前を肌蹴ると、そこには男のモノが垂れ下がっていた。
天子は見たことのないモノを見せ付けられながら、しかし視線を外すことができなかった。
ビクビクと震えるモノに見とれて口を開けっ放しにしていると、いきなりそれが天子の口に入った。

「んん!? むぐっ! むぐーーーー!!」
「噛むんじゃねぇぞ。噛んだらまた頭を殴るからな?」
「んー、んうぅ……」

昨日一日、ボコボコに殴られ続けた事で殴られる恐怖を植えつけられた天子は噛まないように口をあけていた。
すると口の中のモノがビクビク震えたかと思うと、喉に液体がぶつかった。

(ちょ、ちょっとこれってぇ……)

小便である。男は天子の口に小便を出していたのだ。
必死に吐き出そうとするが、男が喉奥までモノを進めてしまったため、吐き出せない。

「何吐き出そうとしてるんだよ。飲めよ」
「んうー! んうー!」
「あ? 分からせられたいのか?」

男が手で拳骨を作ると、天子は昨日の事を思い出してやむなく男の小便を飲んでいく。

「そうやって素直に言う事を聞いていればいいんだよ。もう遅いけどな」

天子が男の小便を飲み干すのを見終えると、男は満足したように帰っていった。
入れ替わるように次の男が現れると、またモノを取り出して一言。

「催しちゃったから、天子ちゃん飲んでね」

その時の天子の青ざめた顔がとてもかわいかったと、男の一人が言っていた。
その後も天子は男らの朝の小便を口で受け入れ、飲み干した。
嫌な味を口で味合わされ、生温かい液体が喉を通る瞬間の気持ち悪さに天子が小便を吐いたり、モノに噛み付くと、
男らは拳骨で天子の頭を殴ったり、首を絞めたりした。
結局、天子のお腹がぽっこりと膨らむほどの小便を飲まされた。

昼時、男達は利尿剤を天子に飲ませて、腹に溜まった小便を吐き出させた。
無論下着を脱がさなかった。
下着が黄色く濡らしていくと、ゲラゲラと男達は笑った。
天子は恥辱の余り、顔を真っ赤にして黙ってしまった。



                         ※



○月△日。天子は笑っていた。
ずっと殴り続けていた男達は、手に持った羽で天子の身体中を擽り始めた。

「な、なにをするのっ、ひゃあ! ひぃ! ひぃぃ! あはひゃ!!」

突然の擽りの刑に最初は戸惑った天子だったが、これが極めて苦しい事だという事に気付かされた。
神経が過敏になっている天子にとって、この行為は殴られることよりも地獄だった。
何しろ肌を少し擽られるだけで天子は腹がよじれるほど笑ってしまうのだ。
それを男らが集団でやれば、どうなるかは誰にでも予想できた。

「あはは!! ひひひ!! ふひへぇ! あひゃはははは!!」

天子は腹の底まで笑わされ続ける。
臓器が痙攣するほどの地獄に彼女はただ笑うことしか出来ない。

「ひぃ!! ひぁぁ!! あはは!! もう、もうやめへぇぇぇぇ!!!」

それでも男達は容赦なく、天子の身体を擽り続けた。
男達が擽りに飽きる頃には、既に天子は無様な顔を晒して気絶した。



                         ※



○月□日。天子は悶えていた。
男らはにとりより道具のモニターになることを条件に、無償でバイブとローターを手に入れた。
バイブを天子の尻穴に、ローターを天子のクリと乳首に取り付けて刺激した。

「あひぃぃぃぃ!! うああああ!! いひぃぃぃぃ!!!」

全身が性感帯のように敏感に反応する身体は、素直に快感を味わっていた。
アヘ顔を晒すことに何の抵抗も無い。否、抵抗しようがない快楽が身体中を駆け巡っているのだ。

「うあああ、くひぃ!! ひぃあああああ!! と、とめひぇぇぇぇ!!!」

尻穴の粘膜が、乳首やクリが刺激されるたびに天子の意識はトんでいった。

「コレで19回か。イキやすい身体だな」
「術無しでも、こいつなら何度もイキそうだよな」
「なんだ、天人って奴は皆こんな風な淫乱ばっかなのかよw」
「ばっか、おめぇそんなのこいつだけだろw」

言葉で責められても、天子はもうそれに反抗する力は残っていない。
何度も頭が真っ白になる感覚に酔いしれる天子には何も聞こえていなかった。



                         ※



○月●日。天子は抵抗することをやめた。
男らがモノを出せば、天子はそれを咥えてみせた。
小便を飲み干すと、舌を使って舐めしゃぶって精液まで出させた。
男らにぶたれると、「もっと、もっと」とせがんだ。
クリと乳首を弄られるだけで簡単にイき狂った。
尻穴のバイブを何度も自分で出し入れして、情けない顔を男らに晒していた。
そして天子は男らの勃起しきったモノを見て、物欲しそうな顔をした。

一人の男が天子に耳打ちをすると、天子は惚けきった顔を見せて男らに自らの性器と尻穴を見せながら、

「私の尻穴と……私の初めての処女まんこを……皆さんの立派なおちんぽで……満足するまで犯してください……♪」

愛液をだらだらと垂れ流す天子の穴に釘付けになった男らは、一斉に天子に襲い掛かった。

「はひゃあああああ!! おまんこにおちんぽはいったぁぁぁ!! 痛いのに、いたいのにきもちいいよぉぉぉ♪」
「お、お尻にも入ってるぅ……ふとくてっ、おおきくてっ、かたいおちんぽ、はいってるよぉぉ……♪」

教わったばかりの淫語を戸惑いもなく言い、天子は初めてのモノを自らの性器と尻穴で受け入れた。
男らは次々と天子に群がり、手で扱かせたり、口に咥えさせて性欲を発散させていった。

そして天子の身体を、男らの滾った欲望で白く汚していった。
天子はその欲望の味と匂いを覚えて、ただそれだけでまたはしたなくイってしまった。
そんな汚らしい行為でも、誰かに必要とされる喜びを天子は味わっていた。



                         ※



○月▼日。天子は一人だった。
あれから、男らは天子の身体に己の劣情をぶちまけていたが、
やがて彼らは天子の前からいなくなった。
すると急に彼女は怖くなった。
天人からは厄介者として扱われ、ようやく必要にされたと思った人間達は居なくなってしまった。
自分を必要としてくれる人がいなくなってしまった。
どうしよう、どうしようと天子は当てもなく考えて。

何も考えなくなった。



                         ※



○月▲日
(血が滲んで文字が見えなくなっている)





                         ※





慧音から渡された日記を読み終えて、事の全容を知った霊夢は苦虫を噛み潰すような顔をした。


異常事態が起こった事に気付いたのは、丁度地底から帰ってきた時のことだった。
天子が人里で暴れまわっているという話を聞き、急ぎ人里に向かったときには手遅れだった。

天子の周りに転がる男の死体。
衣玖の腹につきたてられた一本の刀。
「衣玖、衣玖!」と泣き叫びながら衣玖の身体を揺する天子。
天子の顔は酷く青ざめていて、衣玖はすぐさま永遠亭に運ばれた。

さいわい衣玖は大事に到らなかったが、天子の心は既に壊れてしまっていた。
ただ空を見上げて、誰かと話すでもなく呟くだけ。
後に男らをたぶらかした妖怪は紫の手により制裁が行われた。
それでも何も戻っては来なかった。

天子に責があったことは確かだ。
だがここまでする必要があったのか。霊夢はそう思う。

人にも妖怪にも興味を持てない霊夢には、男らの気持ちも、
今の天子の気持ちも理解することも出来なかった。





                         ※





「あ、今日も晴れだわ。明日も晴れるかな」

空を見上げて、天子はそう呟いた。
               ※蛇足※



衣玖は天子が天界に戻っていない事を、天人らの話で知った。
衣玖は里の外れの小屋に天子らしき女を見たという情報を手に入れ、その場所を目指す。

その小屋の扉を開けた瞬間、異様な匂いに鼻を摘む。
あらゆる臭いが混ざった部屋で一人の男の死体と日誌があった。
その日誌を読んだ瞬間、衣玖は何故だか飛び立っていた。

そして人里に居た天子を見た時、衣玖は天子の名を叫ぶ。
しかし朦朧とした感覚の中で天子には衣玖がこわいものに見えていた。
その勢いで天子は刀を突き刺してしまう。急激にはっきりしてくる視界。
天子は自分のしてしまった行為に身体が震え、衣玖を揺さぶっていた。

「わ、私が……うああああああ!」
天子は衣玖をこの手で傷つけた事実に耐え切れずに泣き叫んだ。

人里に辿りついた霊夢はその天子の姿を見て、何も出来なかった。





                ※後書き※

てんこあいしてる。

                ※ついき※

ひなないてんしだね。
ごめんね。ほんのできごころだったんだ。
おれもてんこあいしてるやってみたかったんだ。
名前がありません号
作品情報
作品集:
4
投稿日時:
2009/10/08 15:01:50
更新日時:
2009/10/11 11:08:46
分類
てんこあいしてる
1. 名無し ■2009/10/09 00:26:06
ちんこたった
2. 名無し ■2009/10/09 08:19:21
ここまでやる必要もなにも、当然の扱いだな
天候の崩れとかめちゃめちゃ怖いんだよ
洪水とかトラウマもんだぜ
3. 名無し ■2009/10/09 14:11:58
天子かわいいよ天子
4. 名無し ■2009/10/09 19:27:26
単純で素朴な何の意味もない疑問なんだけどさ
人里に気質天候の影響が出たとして誰の天候になるんだろうね
コロコロ変わるのかな
それとも里で一番力のある者の気質のみになるのかな
ゲームのストーリーだと相手側の気質で上書き(?)されてたけど
5. 名前がありません号 ■2009/10/09 20:44:05
>>4
文と幽々子のストーリーモードだと、一部天候が相手の気質を逆に上書きする場面がある。
どういった原理かは不明。確か気質は感情云々が天候として漏れ出てるらしいから、
感情的な強さが影響するのかもしれない。
まぁいずれにせよ、文がやってきたり妖夢が買出しに来るだけでも天候がガリガリ変わりそうだよね。
6. どっかのメンヘラ ■2009/10/09 21:21:44
頭が壊れたてんこかわいいよてんこ
7. 名無し ■2009/10/10 00:08:48
男だけですんで良かったねてんこちゃん。
無差別テロは、罪がゆるくなった現在でも死罪ありですぜ。
山が近くにある地形で地震って言うと、
諏訪の辺りで城と城下町が一夜で壊滅していたから、山の神様辺りも反応しそう。
地震で用水路や田の畦も滅茶苦茶になるし、川があれば鉄砲水で子供がさらわれる。
霜や雹、氷雨が降っただけで作物はやられるし、不良天人の周りは地獄だぜ。

……でも、冬が終わらない某異変も、作物に対する影響考えると
みょん助が里に出てきた途端に鍬や鋤で袋叩きになって、肥料にされても文句言えないな。
8. 名無し ■2009/10/10 05:34:44
民草の命<<<<<超えられない壁<<<<<天人の気まぐれ
不良天人のてんこだけであれくらいだから天人がその気になれば
幻想郷は火の海

現代日本の常識で幻想饗を語るなど笑止千万
9. てんこが不良なのは胸の発育だけ ■2009/10/10 10:39:27
米8
落ち着け。
普通の天人の話はどっから飛躍したんだ?
10. 名無し ■2009/10/11 01:59:01
緋想天でストーリーやるとわかるけど、「Hinanawi Tenshi」って書いてある。つまり、てんこじゃない。
11. 名無し ■2009/10/12 16:28:54
tenshiと書いててんこと読む
これ常識な
12. 名無し ■2009/10/13 19:51:13
暗黙の了解だな
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