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『大ちゃんは考えた』 作者: ウナル

大ちゃんは考えた

作品集: 6 投稿日時: 2009/11/11 11:34:02 更新日時: 2009/11/11 20:34:02
チルノからのけーこく

「この作品は東方Projectの二次創作だよ! キャラ崩壊が含まれてるんだって! キャラクターがイメージと違うかもしれないけど気にしないでね! あたいちゃんと言えたね! あたいってば天才ね!!」



U

「ちなみにエロもスカもないです。たぶん」



































『その1』







大妖精、通称大ちゃんは考えた。



「ああっ! チルノちゃんとキスをしたい! でも、どうしたらキスができるかしら?」



しばらく考えて大ちゃんはポンと手を叩いた。



「そうだわ! チルノちゃんのキスの味を聞くのよ!」



大ちゃんはむりむりと妄想を始めた。







〜〜〜〜〜〜



『ねえねえ。チルノちゃん。キスの味って知ってる?』



『キスの味? あたいはキスしたことないから知らないよ』



『じゃあ、私が教えてあげるね』



ちゅっ。



『どう? チルノちゃん』



『んん……っ。少し甘酸っぱくて、いい匂いがしたよ。それに……』



『それに?』



『大ちゃんの……味がした』



〜〜〜〜〜〜







「これよ! こうすれば合法的かつ自然にチルノちゃんにキスができる!! そして、そのまま二人だけのアイシクルフォールが築かれるのよ!!」



大ちゃんは鼻血を垂れ流しながら、一人森の中で叫んだ。

ひとしきり悶え叫んだ大ちゃんは、鼻血を拭いて湖へ飛んでいった。

そして、チルノを見つけるとこう言った。



「チルノちゃん! キスの味って知ってる!?」



その大ちゃんの問いにチルノはこう答えた。



「大ちゃん。キスってのは人生の味がするんだよ。その人が生きてきた思い出の味がするんだよ」



そう言ってチルノはどこか遠くを見つめた。











『その2』







大ちゃんはまた考えた。



「ああっ! チルノちゃんとの赤ちゃんが欲しい! でも、どうしたらチルノちゃんとバツバツチョメチョメができるかな?」



しばらく考えて、大ちゃんはポンと手を叩いた。



「そうだわ! チルノちゃんに赤ちゃんがどこから来るか聞けばいいのよ!」



大ちゃんはゴリゴリと妄想を始めた。







〜〜〜〜〜〜



『ねえ、チルノちゃん。赤ちゃんがどこから来るか知ってる?』



『あたい知ってるよ! 赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるんでしょう!』



『違うよチルノちゃん。赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるんじゃないんだよ』



『え? そうなの? じゃあ、どこから来るの?』



『じゃあ、教えてあげるから私の家に行こうか。今なら誰もいないし、防音完備だから大きな声も漏れないよ』



『うん。教えて教えて』



〜〜〜〜〜〜







「ダメーーーーーーーーっ!! チルノちゃんピュア過ぎるよ! そんなに真っ直ぐな瞳で見つめられたら、私我慢できなくなっちゃうよーーーーーーーっ!! きゃーーーーーーーーーーーっ!!」



大ちゃんは鼻血を盛大に噴出しながら、草むらの中を這い回った。

その様子に近くを通りかかった里人が悲鳴を上げて逃げ出したが、そんなもんに大ちゃんは気がつかなかった。

大ちゃんはシャワーを5回ほど浴びた後、勝負パンツに着替えてチルノのいる湖へと急いだ。そして、チルノを見つけるとこう言った。



「チルノちゃん! 赤ちゃんがどこから来るか知ってる!?」



その大ちゃんの問いにチルノはこう答えた。



「大ちゃん。妖精は自然から生まれて来るんだよ。赤ちゃんも何も無いんだよ。一応、ついてるものはついてるけど、そこで何をしても赤ちゃんは生めないんだよ」



そう言ってチルノは自分のお腹を触った。











『その3』







大ちゃんはまたまた考えた。



「ああっ! チルノちゃんを滅茶苦茶にしたい! 罪も罰も知ったことか! 巫女でもスキマでもかかって来い!! 私はその屍を越えていくわ!!」



あっという間に考えるのを止めて、大ちゃんはチルノのいる湖へ飛んでいった。

そして、チルノを見つけると鬼か悪魔かという顔で迫っていった。



「チルノちゃーーーーん! 貴方と合体したいのーーーーーーっ!! レッツフュージョンッ!!」







〜〜〜六時間後〜〜〜







「火遊びが過ぎたね、大ちゃん。あたいにさわると火傷するぜ」



「しくしくしくしく……。私、もうお嫁に行けない……」



ベッドに座りながらタバコを吸うチルノ。その横で大ちゃんはふとんをかぶり、泣きはらしていた。

人間、見た目で相手を判断してはいけないのである。





















おわり
何だが大ちゃんが変態である気がして、思わず書いてしまいました。

でも、なぜかチルノの方がアレになりました。でも二人とも可愛い。
ウナル
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作品情報
作品集:
6
投稿日時:
2009/11/11 11:34:02
更新日時:
2009/11/11 20:34:02
分類
大妖精
チルノ
健全?
1. 名無し ■2009/11/11 20:38:55
なんてこったww
前回と今回の間にチルノに一体何が…
2. pnp ■2009/11/11 20:42:26
ダメだこの大妖精……早く何とかしないと……

変態大ちゃん可愛かったです。
3. おぎ@暇同 ■2009/11/11 20:48:08
やられたぜ、チルノ渋すぎる
4. 中将 ■2009/11/11 21:04:29
ヤダ・・・・かっこいい・・・・・・。
そんなチルノちゃんがいたら幻想郷は安定ね・・・・・。
一体何があったらこんなことになるんだ・・・。
5. ああああ ■2009/11/11 21:56:57
東方下克上のチルノちゃんはこんな感じなのかもしれない……
6. 名無し ■2009/11/12 00:37:16
こいつら人間じゃないだろw
7. 名無し ■2009/11/12 00:56:46
チルノ格好良すぎる・・・惚れてまうやないか!
メガHなんですね、分かります。
8. ぐう ■2009/11/12 05:43:54
鼻血噴出しまくる大ちゃんは私が病院に連れて行ってきますwwwww
9. 名無し ■2009/11/13 02:34:37
つっといて、自分も鼻血噴出しまくってるぐうさんは俺が病院に!
10. ぐう ■2009/11/13 18:33:50
>9
なぜわかったしwwwww
11. 名無し ■2009/11/17 12:14:11
こwwwwぅwwwれwっうぁあwww
いちいち冷静なチルノと大ちゃんの温度差がシュールすぎるw
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