アリスがみんなの愛を受け止めきれなくなって里帰りする話

作品集: 7 投稿日時: 2009/11/27 22:48:09 更新日時: 2009/11/27 23:02:27
魔界までの道のりはそれはもう大変なものだった。

幻想郷のみんなは私には何故か態度が冷たい。

だから霊夢と紫に頼みに行こうかと考えた時も、行ったら行ったで霊夢は霊夢で紫は紫でどうせ…うん。


ママに会おうと思っただけ…私は逃げてきたんじゃない…。






そしてやっとのことで魔界に来れたはいいけれど…
久しぶりだから、正直どんな顔をして会ったらいいのか判らないし、柄になく緊張してたりするし。
家の前に立ったはいいが、ノックができない。

『すー…はぁー…』

深呼吸をしていざ、ドアを叩こうとしたとき、ガチャリとドアが開いた。

『うわっ!』

「おひさしぶりですね、アリスさん」

『夢子…さん』

「アリスちゃんっ!」

『ママ!』

迎えて貰ってしまった罪悪感と共に抱き付いてきたお母さんのにおいと感触と暖かさにここでは大丈夫なんだな、と少しだけ安心感を覚えた。
久しぶりに触れた人の優しさだった…




『お母さん、いい加減離れてよ』

嬉しさを感じつつも言う

「神綺様、近親相姦はあまり喜ばしいことではありませんよ」

「いや私は魔界神として新たな創造をね…」

「二度は言いませんよ?」


玄関から抱き付いてきてからずっとお母さんは私にひっつきっぱなしで、椅子に座ろうとしたときでさえも自分の膝の上に乗せてきたものだから、さすがにいい加減うざくなって、私は母から離れた。
あとお母さんの膝の上…どちらかというと太ももの上に座ったとき『お母さん』にはないはずの感触があったのは気のせいだと信じたい。


『というか夢子さん、私はお母さんとヤッたりしてないですから』

「いえ、神綺様ならやりかねませんので。そうなことしたら【夜伽でやれ】などとコメントされかねません」

「あ、バレた?(O^v^O)」

『……』

さっき抱き付かれて安心感と嬉しさを抱いたことを後悔した。

「アリスちゃん、今日はママと一緒にお風呂入って一緒のベッドに寝ましょうね〜」

『い、嫌よ?』

「大丈夫!ナニもしないから!」

『信用出来るか!』

一緒にお風呂に入って来ようとするお母さんを夢子さんに止めておいて貰ってる間に、私は入浴を済ませることにした。
だが私がお風呂から上がる頃には、お母さんはダイニングの大きなソファの上で本を読んでいた。あきらめたのか?

「あら、アリスちゃん」

本から顔を離して、私を見る。その目は、ゆるりと細められていて、優しかった。置いた本には『七色操り人形』と書いてあった。

「アリスちゃん、ここにおいで」

膝をぽんぽんと叩く。
私はちょこん、と彼女の膝に座った。

「んーやっぱ大きくなったのね」

『当たり前でしょ』

「こっちも夢子ちゃんよりももしかしたら…」

後ろからふさふさと前髪をかきあげられながら頭を撫でられる。胸にきた手は軽く払った。


…そして気づいた

あの頃あんなに大きかったこの手は、今じゃ私と同じくらいになっていた。

「いつでもね、」

とん、と頭が寄り掛かってきた。
「頼ってきていいのよ?」

『……』

「私のことも、ママって呼んでくれなくなって」

『それは最初に呼んだけどね』

「まぁね」

『……』

「成長、しちゃったのね」

『……』

背中から響くお母さんの声が、脊髄を響かせ脳に届く。



果たして自分は幻想郷で成長できたのか…人間関係は良いとは言えない…私が悪いのかもしれないけど何かにつけていじめられてる気がする
でも…

『お母さん』

「んー?」

『私がどんだけ成長したって、お母さんは私のママだよ、ずっと』

私にこうしてくれる…お母さん、…ママに心配をかける訳にはいかない。精一杯の笑顔をうかべなきゃ!


『ママ、大好き!』

「私もよ、私の大事なアリスちゃん」





ハッピーエンド!




あとがきは特には。





















後日談

「ところでアリスちゃんもすみに置けないわね。」

『え?』

「ボーイフレンドがいるならママにも教えてよね?」

『え?』

「さっき挨拶にきたのよ?アリスちゃんを愛しています、ってね」

ナンダソレハ?ワタシハシラナイシラナイシラナイシラナイシラナイシラナイシラナイ

「それでね、ママ考えたの。
アリスちゃんをどこの馬の骨とも知らない男に渡したくないってね。
私はこんなにもアリスちゃんを愛しているの、だから時々メチャクチャにしてあげたくなるのよ。」

ドウシテクビニテヲカケルノ?

「安心して。アリスちゃんは私が絶対他の男には触れさせないからね?


それじゃ…おやすみなさい、
シャイン!アリスちゃん!」








シ ン ジ テ タ ノ ニ






























「というわけでそこのあなた?
神綺ママとの約束よ?
アリスちゃんに限らず愛をもってメチャクチャに虐めてね☆ミ」









ほんとのあとがきは利根川先生からメッセージをいただいておりますのでそちらを。
     .._________________
      「 | | |  | | |.  | | |   | | |  | | |  /// ///\
     \ | | |  | | |  | | |  | | |__,-‐、|  /// /// /.|  『信じてたのに?』
.      \,ヘ、. | | |  | | | |_l-'  :::::\/// /// .///|
       /  ヽ、| | | |_l l-'       ::::\./// .///.│   馬鹿がっ…!
      /    ` ‐-‐'          :::::\ ///  |
.    /l\    ヽ、 __, -‐'  ̄   __,-‐ll´\::::〉___│救いようがないっ…!
    ^l\ll\ ヽ、 _ , -‐'  __,-‐ll _ll-'´ ̄::/ ──‐ |
.    |  \ll\      _,-‐' ll _- '   ::::/  ̄ ̄ ̄│  『信じるものは
     | _二二\ll||   ||l_ll二二二_  ::::|  /⌒i._|       掬われる』のだっ…!
..    |  ̄ ̄ ̄o >.......≡ ̄ ̄ ̄o ̄ ̄  :::|:ミ|l⌒:|─|
    | ` ‐--/.:::::::::   ` ‐---‐ '´    :::| |l⌒l.| ̄|  その足をっ…!  
    | 、_/,::::::::::::::::  、_     ,ノ   :::::|: ||⌒l.|_|
    |   /,::::::::::::::::::::   ̄ ̄ ̄   、 :::::|ミ||ノノ ─|  勘違いするなアリスっ…!
    |/./,::::::::::::::::_:::)   `‐--- 、 \ ::::|.|`‐' ̄ ̄|\   お前の命はこの産廃世界において…
    |._L__________\ ::::|| l、__|:::::\  電子ニュートリノより軽いっ…!   
.     |\十|┼|┼|┼|┼|┼|┼|七/  ヽ ::|: ::l、─.|:::::::::::\_  予定調和だっ…!
     |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    :::|::l::  ::l、ニ|::::::::::::::::|:::‐-死ななくてどうするっ…!
    _/:l     ___        ::::::::;/::     :|,|::::::::::::::::::|:::::: ALICESHINE!ALICESHINEだ!
._ ─/:::::::l     :::::::::::::        ::::::;/::   /|:::::::::::::::::::::|:_:もっと輝けっ…!輝くんだアリスっ…!
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星蓮子マダー?
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2009/11/27 22:48:09
更新日時:
2009/11/27 23:02:27
分類
はっぴーえんど
AA
アリス
神綺
輝く親子愛
毎回思うけどグロないね。書けないね。
しょうがないね。
1. 名無し ■2009/11/27 22:57:16
・・・これが、ここの縮図だよ!!
2. 名無し ■2009/11/27 23:12:56
>私はこんなにもアリスちゃんを愛しているの、だから時々メチャクチャにしてあげたくなるのよ。
なんたるクロノのフェイト

この産廃世界において、貴様はなんの手助けも受けず、ただひたすら、死ぬだけだ。
どこまでもがき苦しむか見せてもらおう。

死 ぬ が よ い             ――――――シュバルリッツ・ロウコーナ大佐
3. 星蓮子 ■2009/11/27 23:28:49
>>1
みんなアリスが大好きってことですね?

>>2
ぎゃーまさか当てる人がいるとはーはやい!はやいよ!
私がただ死ぬだけだと?手助けなどいらぬ。一人でも多くの者を肉片に変えry
そして緋色の蜂に殺されるのが私。
4. 名無し ■2009/11/27 23:34:06
夜伽に既にアリスのそれ系のSSが真面目にあるから困る。

産廃内では何処に行ってもアリスシャイン。
朝に交わされる挨拶の如く、当たり前のアリスSHINE。
抜け出すことの出来ぬ連鎖、ALICE SHINE・・・。
5. 狼狐 ■2009/11/28 06:40:17
朝起きたらおはよう代わりの腹パン、昼に会えば挨拶代わりの背骨パァン、夜寝る前に脳ミソごくごく。そんな感じに日常的に死ぬのが産廃アリス。輝けアリス
6. ぐう ■2009/11/30 17:56:55
今日も頑張れアリス・・・
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