幻想郷に雪が降ったようです

作品集: 7 投稿日時: 2009/11/30 12:55:51 更新日時: 2009/11/30 13:16:38
初投稿でオチもあったもんじゃないですが…短めなので最後まで読んでいただけると嬉しいです。



空が灰色の雲に包まれ、薄暗くなった頃、幻想郷にも冬がやってきた。
「天気が良ければ良い季節なのにね」
襖から外を覗き、呟いたのは黒髪に赤いリボンが映える巫女、博麗霊夢。
「今日中に降りそうね…早めに寝ようかしら」
そう言って襖をピシャリと閉めた。

翌日
「霊夢ー!起きろー!」
外から響く慌ただしい声で霊夢は目を覚ました。
「ったく何よ魔理沙……朝っぱらから…」
「朝っぱらからって……もう10時なんだぜ……」
「……あら本当」
時計をチラと見て答える。
「大丈夫か?
そんなことより雪だぜ雪!一緒に遊ぶぜ!」
「ああん?雪なんて毎年降ってるじゃない。何をそんなにはしゃぐ事があるのかしら」
「今年は一味違うんだぜ」
人差し指を振りながら得意げに話す。
「ものすんげー積もってるんだ!」
霊夢は怪訝な顔をした
「ものすんげーってどれくらいよ」
「5bぐらい」
「…………」

沈黙。

「チルノとレティが手を組んだらしいんだぜ」
先に口を開いたのは魔理沙だった。
「成る程……というか」
魔理沙越しに外を見てから首をかしげ
「5bも積もってるようには見えないけど?」
と、魔理沙を見つめ直して尋ねる。
「位置が高いから少し雪崩れたかな?」
「まぁいいわ。様子見ついでに行きましょう」
「そうこなくっちゃな!」
親指をぐっと立てた。

「さて……と」
霊夢が地面に降りようとしたとき、魔理沙がそれを遮って、飛んだほうが良いと促した。
彼女曰く、飛ばないと雪に埋まるからだそうだ。成る程道理で魔理沙は終始箒に乗っている。

空を飛びながら霊夢は一通り幻想郷の様子を眺めた。
確かにこれはものすんげー積もっている。家があった位置がもはや分からない。
「ねぇ魔理沙?」
「何だぜ?」
「これは些か……やりすぎだと思わない?」
「そうかもな……アリスの家、屋根しか見えてなかったし」
「…………」
ほとほと呆れてしまった。
「急いでチルノかレティを探すわよ………って魔理沙!前見て前!」
「ん?…………あっ」
バサッ、ばびゅーん……
「うぼっぶぇっばっろろろばびゃあ」
一瞬にして魔理沙は木に当たり、雪の海へと沈んだ。ズボッという音と共に。
霊夢は急いで飛び寄ったが時既に遅し。そこには帽子だけが残されていた。
「魔理沙……あなたといた時間、決して忘れないわ。ありがとう」
心なしか魔理沙が『俺の屍を越えて行け』と言っているような気がした。

その後、霊夢はチルノとレティがいた痕跡は見つけたのだが、もう2人はいなか
った。……というか何やら2つの穴は見付けた。
「まさかね……」
不安になりつつもあたりを見渡すと、レティの帽子とチルノのリボンが落ちて
いた。

「…………バッカじゃないの!」


それから幻想郷は氷河期に突入するのだが、それはまた別の話である。





色々間違いや指摘がありましたので、コメントの方で訂正や補充させていただきます。
申し訳ありません。さすがに霖之助の一文は消させていただきました。指摘していただいた方々、ありがとうございます。
なんの変哲もない下らない話です。
もし次の機会があるのなら、もっとロクなのを書きたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
バナナフィッシュ
作品情報
作品集:
7
投稿日時:
2009/11/30 12:55:51
更新日時:
2009/11/30 13:16:38
分類
魔理沙が雪にはしゃぐ話
1. 名無し ■2009/11/30 12:58:26
こーりんは半妖だぜ
2. 名無し ■2009/11/30 13:04:16
よくわからん
チルノとレティは、力を使い果たして消えたって感じなのかな?
あとこーりんは半妖だから普通の人間よりは体丈夫なんじゃないかなぁ。
他の人・妖に比べたら強くなさそうだけど。ていうか描写ないけど。
3. 名無し ■2009/11/30 13:06:03
うん。こういうのも産廃だね。
次回作にも期待してます。
4. バナナフィッシュ ■2009/11/30 13:11:08
>>1
>>2
指摘すみませんorzありがとうございます。
今後はよく調べてから書くことにします。
チルノとレティは雪に埋まったつもりだったのですが、
分かりづらい(というか分からない)ようで申し訳ないですorz
まだまだ力及ばず…
でも読んでくださってありがとうございます。
5. Johnnytirst ■2009/11/30 16:11:06
寒さ嫌いの自分にとってはいやな異変・・・

チルノは分かるけどレティまで・・・・・・
6. ぐう ■2009/11/30 17:26:41
一度でいいからその雪の中にダイブしてみたいです
7. 名無し ■2009/11/30 17:51:18
偉そうな物言いで恐縮ですが、昨今の初投稿の作品の中ではズバ抜けて楽しめました
今後にも大いに期待させていただきます※無理に次回作を催促する意図ではありません
8. 名無し ■2009/11/30 18:45:27
どうでもいいけどメートルの書き方にふいたwww
9. 名無し ■2009/11/30 21:47:57
雪ネタがすごく新鮮で、面白くなりそう。1年ぐらい書き続けて、実力がついたときにこれをリメイクしてみては?
10. 暇簗山脈 ■2009/11/30 22:11:12
冬明けは魔理沙の凍死体が出てくるのか・・・
電子レンジ温めながら待ってます
11. 名無し ■2009/11/30 22:14:15
氷河期になるのならチルノやレティは強くなりそうだが、早速覇権を争って潰し合ったのか
植物はほぼ全滅して食い物の略奪が横行、比較的平和そうな地底に暴徒が集結するのかもな
美鈴とか門番なんてやってらんないだろ
12. 名無し ■2009/11/30 22:40:30
そしてその後、重みに耐え切れず大量の雪がアリス邸に侵入して来てアリスは圧死しました。
13. 名無し ■2009/11/30 22:43:50
雪「急にアリスが来たので・・・」
14. 名無し ■2009/11/30 23:39:38
魔理沙がかわいいな
ギャグっぽく書かれてるけど一面雪の所で雪に体が沈んだら真面目にヤバいと思う
15. 名無し ■2009/12/01 00:54:08
北海道では良くあったな。
表面だけ解けて固まって氷になっていて、中は柔らかい深雪。
下が小川だったりするとマジで冥界行きできる。
16. 名無し ■2009/12/01 02:00:26
タイトルだけ見て核爆弾ネタかと思ったが、そうでもなかった。
名前 メール
パスワード
投稿パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード