死亡遊具 【ローリングケバブ編】

こいしはダイナマイト製造ステイションでバイトしていましたが、ふとした瞬間ダイナマイト製造ステイションでバイトしていた様です。
ダイナマイトえっさほいさこさえて時給700円なのですが工場長の気紛れで給金貰えない事もしばしばです。
(ていうか貰った事ありません)
そんな時は必ずさとりが「ムヒヒムヒムヒ湘南暴走セラミック」とか言って抗議の言葉をぬげかけりゅのですが工場長は相手にしないので地霊殿の不潔不燃ゴミ共はカンカンですガチで。
あんまりにもこいし可哀想、このままでは新ジャンル「タダ働きこいし」始まっちまいます。
そうはさせんとばかりに飛び立ったお空！
熱い戦いが始まります。
大人しく観戦するのが通のたしなみ。

〜お空VS工場長〜

「ボディライン綺麗やなーお前ッホンット綺麗惚れ惚れ」

「このくびれの辺りとか縄文土器を彷彿させるわ」

「縄文土器だけに縄で縛りたいうへ」

でましたお空必殺ほめごろしです。
文字通り褒められた工場長はブッ殺されてお空はクソ豚箱に突っ込まれてシャカシャカさせられた後ポイされてKFC直行でございます。
元凶を断った地霊殿のタコブス軍団、調子づいてしまったアバズレ野郎共はとどまる事を知らず、遂には合衆国を支配してしまいました。

そんな混沌の中、こいしはまたバイトを始めました。
今度のバイトはヘドロを舌でこそげ落とした後それをしっかり咀嚼した後ゴックンするという歯ギターの次くらいにイカれたパフォーマンスです。
無論身体を壊したこいしは病床でこう呟きました。

「ケバブ回す機械欲しくてさぁ、バイトしてたのよ」

ぶっちゃけた瞬間大爆発したこいし。
そこへ現れた古明地の母親が一言。

「さとりや、もうアンタ一人だから仕送りいらんしょ？」

さとりの頬に冷や汗一筋。

「え、いや、困る」

「困るいうてホンマ困るのオカンよォアンタいい加減にしぃや、いっつまでもえー歳して引き込もってからにホンマにまぁ」

なんやかんやで仕送りはストップ、遂には見かねた父親が現れました。

「さとりアカンよ、泣いたらアカン。自分の力で生きるんや」

「えぐっ、えぐっ、仕送りしてびえーん！」

「ならんて」

「月12万でええから！」

「ならんて、てか多い！」

「後生やからァァ！」

「だめ」

「オトンとオカンの外道！テメェら揃ってヒトラーぢゃボケ！」

アドルフ・ヒトラーのテーマ

〜てってれーててれてってれーてれれてれれてれれてっててーてっててー〜

おわり