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『釣りだから読むなよ。』 作者: risye

釣りだから読むなよ。

作品集: 10 投稿日時: 2010/01/19 12:48:04 更新日時: 2010/01/19 21:48:04
「…怒っているかい?パルスィ、」
「何の事…?あなたに怒る理由なんて釘の数程あるわ、」
「ぐう…む、そう言われると話しにくいと言うか…ねぇ。」
「私、怒ってるのよ…」
「一輪さんの事ですか?」
「そうよ!!あの女があなたに無理矢理近づいて!!あなたは私の物!!あなたは…」
「ごめん、でも違…私が一輪さんを好きに…」
「あなたはそんなことを言って私から逃げる気…?そんなことさせない、絶対にさせない、そうだ今すぐその首を握りつぶしてやる!!そして私も一緒に…」
「やめ…は…な……くぁ」
「苦しい?苦しいでしょう?でも私の方が苦しいの、だってこのままじゃあなたはあの女…一輪とかいう奴の所に行ってしまう…させないさせない」
「あ……あ…あ…」
「…はぁ、はぁ…死にそうなあなた可愛い…あなたを殺したくない…でも…」
「ゲホッ、ゲホッ…すいません、パルスィ、風呂に入らせてもらっていいですか…苦しいし汗が…」
「…まぁいいけど…逃げたら…殺すわよ?いやソレ以上に楽しんであげるわ…ね。」



「…私はもう、パルスィの物なんですよね…ん、パルスィか…なんの用…食事なら風呂から上がってからで…」
「背中流してあげる…いや、一緒に入る…いいよね?」
「ん、嫌って言っても入ってくるんでしょう?いいよ、いらっしゃい、パルスィ。」
「…そんなにまじまじ見ないでよ、さっ背中を貸して貸して!!」
「…んあぁ…気持ち…上手なんだね…パルスィ、」
「ねぇ…あなた。」
「何でしょうか…?さっきまで嬉しそうに洗ってたのに…急に…どうしたんです?」
「少し前からね、怖くなってきたの、あなたが大好き、抱きしめたら好きすぎて潰しちゃうほど大好き、初めてこの部屋に来たときはどうせ飽きて私なんか捨てちゃうんだろうって思ってたけど私なんかと一緒で楽しそうにしているあなたを見ているうちに変わったの…少しずつね、あっ、あの時私があなたにつけた傷…まだ残ってるんだ…」
「あの時は肉まで持っていかれるとは思わなかったよ…いきなり抱きついてきたかと思ったら…」
「だって…嬉しかったのよ…私なんかとずっと一緒にいてくれるなんて…」
「そりゃ…パルスィが好きですし私…」
「クスクス、ほーら、じっとしてって…あなたの背中も体も全部私だけのものなんだから…」
「…ふぅ、さっぱりしたよ、ありがと、パルスィ。」
「まぁ、今回はさっき殺しかけたからそのお詫びにね…でももしあなたさえ良ければ…今度は一緒にお風呂に入ってもいい?」
「…いいですよ。」






翌日私は殺された、
朝起きたら目の前にはその綺麗なおでこを真っ赤な血に染めた一輪の顔があり、私は一輪さんの体ごとパルスィによって串刺しにされて死んだ。
あぁ遅かった。一輪さんまで殺してしまうなんて私は最悪だ、あぁ、もう一度、もう一度、
しかし何度夢だと信じようとしても胸に開いた穴が痛い、目の前には激痛で目を見開いた一輪が苦しそうにもがいていたがパルスィはまだまだ杭を私と一輪に突き刺した、

私が最初から一輪さんを愛していれば…あぁ、ごめんなさい、一輪さん、パルスィ…
パルスィメインとか書いてなかったなぁ、と思いつつ書き上げました、

一輪さんのおでことかマジ反則級の可愛さなのでお前ら手出すなよ。
risye
作品情報
作品集:
10
投稿日時:
2010/01/19 12:48:04
更新日時:
2010/01/19 21:48:04
分類
パルスィ
セリフばっかり
1. 名無し ■2010/01/19 21:54:04
あわわわわわわ
鮮血の結末
あわわわわわわ
2. 名無し ■2010/01/19 21:58:57
教訓:ヤンデレに手を出すべからず。
3. 中将 ■2010/01/19 22:07:50
二股もどきなんてかけるからだ・・・・・・・・。
いくらヤサスィーぱるすぃでもこれは激怒するわ・・・・・・・
ところで一輪のおでこってナルトのアレがはまりそうですよね。
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