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『自殺』 作者: うふふ

自殺

作品集: 12 投稿日時: 2010/02/25 12:36:32 更新日時: 2010/02/25 21:36:32
どうして。
かつては殺し合いという物騒なものをしていた私と貴女。
私は貴女が嫌い。自分の感情を抑えられないほど。
そんな貴女が、大嫌いだ。勿論、今も。

だけど今は少しだけ違う。貴女を嫌う理由が違う。
昔は憎かった。殺したい。殺したい。彼女に対してそんな感情しか持たなかった私だが、
今は違う。今は、私が貴女に対する感情、怒りでも、憎みでも、恨みでも、殺意でもない。
好意──…といったものだろうか?
私はそんな自分の感情を抑えられないほどにさせた貴女が大嫌い。

*****

数千年たってもほとんど変わっていないこの竹林の中。
私はある1人の人物を探していた。
探し始めて数時間経つだろうか。家にも何処にもいないのだ。
そこで私が向かったのは、かつて私と彼女が殺し合いをしていた場所だった。
まさかここには居ないだろう、そう思っていた。

「ぁ…」
私は小さく呟いた。ついに見つけたのだ。
数時間かかっても探し続けたかいがあった。
こんなにも手間をかけさせた彼女には、悪戯でもしてやろうと思った。
そうだな…『輝夜☆LOVE』とでもかいた紙を背中に貼り付けてやろうと思った。
そうだ。そうしよう。

*****

遅い…まだ気づいていないのだろうか。
彼女はまだ来ない。気づけばたちまち私を見つけ襲い掛かってくるだろう。
先の展開を想像しながら私はクスクスと笑っていると、
背後からはとてつもない殺気を感じた。まぁ…当然だろう…。

「かぁ〜ぐぅ〜やぁ〜?この紙なぁ〜んだろうねぇ〜?」
いつもとは格段に違った殺気。
チラリと彼女を見ると先ほど背中に張った紙をつまみピラピラと見せてくる。
「え〜っとねぇ…愛の手紙…と言ったところかしら?」
私はさりげなく凛とした横顔を見せながら言う。
「嘘付けぇ!これただの嫌がらせだろうがぁっ!!」
彼女は美しい銀髪を揺らしながらきつく私に言った。
周りの人から見れば彼女の怒りは迫力があるが私にはどうも迫力が感じられない。
それどころか、可愛い、としか思えなくなっていた。こう思わせる彼女が嫌い。




………辛い。もう彼女を見ているのが辛い、つらい、ツライ。
そう思うあまり、覚えのある感情がふと芽生える。
そうだ、彼女をみるのが、一緒にいるのが辛いのならば、消してしまえばいい。
そう、私の中に芽生えた感情、それは殺意、といったものだった。
  できるだけ苦しく、辛く。
  そういえば、彼女は不死だったな…どうしよう…殺せないや。
  そうだ。見るのが辛いならば、見なければいい。
  二度と私の視界に入ってこれぬよう、動けぬようにすればいい。
  そうしよう。けれども気づけば今はもう夜中。
  あしたやろう。私と最後の殺し合いをした、ここの竹林で。


  ***** 
  

  「妹紅っ」
  私は相手に聞こえるには充分な大きさで彼女の名を呼ぶ。
  すると彼女は無愛想だが可愛い気のある顔をして振り向いた。

  「なんだよ、またお前…っ!?」
  ズザザザァッ
  そう土の上を滑り、私は彼女の細い首を思い切り締め付けた。

  「あがぁっ!?あっあぐや!?ぐるじい!」
  思い切り締め付けたので数秒でも相当苦しいようだ。
  だが呼吸を止めた所で彼女が死ぬ事はないだろう。
  だから彼女が限界になってきたら、次は四肢切断に移行する。
  
  「あっ…あぐやぁ…」
  彼女は言葉を発するのも一苦労のようだ。さて、そろそろ次にしよう。
  私が彼女を首から手を離すと次は鋸を取り出す。
  「ヒュー…ヒュー…ヒュー…なっ…ノコ…ギリ…?」
  青白くなっていた彼女の顔は更に真っ青になる。
  すると私はまず彼女の右腕から、左腕、右腕、左腕…と縛り付けていく。
  そして数分たって彼女の呼吸も落ち着いてきたところ、右腕に鋸の刃を当てる。
  「かっかぐやっやめっあぎぃあ!?」
  「ごめんなさいね、妹紅。私は決めたのよ。止める事はできない。」
  言葉にならない妹紅の悲鳴をBGMに輝夜は着々と四肢切断を進める。
  ぐちゃぐちゃと。エグイ音と悲鳴が鳴り響く。
  そしてやっとの事で四肢切断が終了する。
  さて、次はいよいよ最後、首の切断だ。
  妹紅の顔は涙と鼻水でグシャグシャになっている。
  だが、今の輝夜には、ソレは最高に可愛く思えた。
  
  「さて最後よ。妹紅。」
  「ふぇ?」
  すると妹紅の首に鋸の刃をつきたてる。ザシュっと言う音と共に、 
  妹紅の首に鋸が食い込む。
  「うぎゃぁ!?あぎぇあっうげぇ!」
  今までのとは比べ物にならない激痛に、妹紅は絶叫する。
  首からは鮮やかな血が流れ出てくる。
  脈や血管。骨も一緒に出てくる。
  骨を切るのには多くの時間を要したが、なんとかきり終える。
  
  だがやはり、不死の妹紅はまだ意識をしっかりと持っていた。
  「っっっ…!」
  妹紅はもはや声も出ない生首だ。
  輝夜はこれで満足だった。もう二度と妹紅を見れないでいられる。
  辛い事はなんにもない。
  ただ。それが続いたのは、たった数日だった。

  妹紅を滝つぼに落として早数日。
  輝夜は病みきっていた。
  妹紅がいないことが今となってはかなりの苦痛だったのだ。

  輝夜は何度も自殺を図った。だが、必ず永琳や鈴仙、慧音に止められる。
  なので今日は竹林をでて人目につかない場所に来ていた。
  「永琳、イナバ、てゐ、慧音さようなら。」
  崖の端でそう呟くと輝夜は地を蹴った。
  地面めがけて勢い良く落ちていく。
  
  「妹紅ッッッ…!」

  これが彼女の最後のセリフ。
  そして彼女を帰らぬ人となった。
無駄に長文w

なんだこれ。意味不www
うふふ
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2010/02/25 12:36:32
更新日時:
2010/02/25 21:36:32
分類
妹紅
輝夜
ヤンデレ?
輝夜視点
1. ■2010/02/25 21:44:46
えwwwww
もこたんとかぐやってそれだけで死んじゃうのかなぁwwwwwww
欲を言えばもっととっ組みあって欲しかった
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