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『レミリアのおるすばん』 作者: マイルスマイル

レミリアのおるすばん

作品集: 12 投稿日時: 2010/02/28 11:35:59 更新日時: 2010/02/28 21:30:43
夜行性と思われがちな私でも朝に起きて夜に寝ることもある、
夜型の人間がいるのと同じ、そんな朝だった。

咲夜   「お嬢様、今日は今起きたところですか?
      申し訳ないのですが私は今日、買い物がありまして
      朝食と昼食それにおやつは作っておきますので他の者に暖め直してもらって召し上がってください」

何の買い物だろう?とは思ったけれど、私物とだけ言って内容を言いたがらない咲夜に
問い詰めるのも良くないと思ったのでそれ以上聞かないことにした。私は優しい主人だ。



朝食は私とパチェとメイリンの3人で食べた、相変わらず妖精メイドは給仕もできない、
咲夜がいないため小悪魔が給仕していた、粗相も多少あったけどパチェの使い魔だし許してあげた。私は優しい友達だ。




パチェ  「新しい魔法の触媒がほしいから、出かけてくるわ」

パチェ  「ええ、小悪魔も一緒だから心配はないわ。」

パチェ  「うん、昼食は外で食べるわ、夜には帰ってくるから」


私はお出かけするパチェと小悪魔を見送った、私もお出かけしたいけど咲夜がいないし我慢した。
その代わりに3時に食べるおやつをこっそり半分10時に食べた、メイリンと一緒に、というより
メイリンが先に食べていたことにしちゃおう、咲夜に怒られるのはやだ。私は策士だ。



メイリン 「お嬢様、実は私もこの後、出かける予定がありまして」

メイリン 「そうです、里の格闘技大会に招待されてまして」


12時、お昼の時間、妖精メイドより私のほうが料理はできる、それに暖めるだけ
厨房で温めようとしたら少し焦げちゃった。自分で料理したものは美味しかった。美味しくなくなんか無い。私は器用だ。


特にすることが無いからか、あってもできないのか、妖精メイドたちは遊んでいた、うるさいと言ったら逃げていった
妖精メイドには外で遊んでもらってたほうがいい、私の館がうるさくなるのはやだ。私は静かなのが好きだ。


3時、おやつの時間、一人で食べるおやつは大人の味。冬は日が暮れるのが早いあと一刻で夜になる。
夜はお化けの時間、妖怪の時間、吸血鬼の時間。私は夜が好き、好きったら好きなの!。怖くなんか無い。私は夜が好きだ。


外はすっかり暗くなった、日記を付けるのも飽きてきたから館をうろうろしてみよう、きっと面白いことがある。


レミリア 「うーん、みんな遅いなあ、寂しいなあーお化け出てきたらやだなぁ
      いけないいけない、この私がお化けが怖いなんてみんなに知られたら屈辱ね
      でも寂しいなー誰かいないかな、あっ!フラン、フランに会いに行こう
      我が妹の存在をすっかり忘れてたわ」

レミリア 「地下室じめじめしてるー、よくあの子こんなところにいるわね、館から出ちゃだめとは言ったけど
      別にこんな所にいなくても、こんなお化けが出そうなところに。」

レミリア 「フラン、いるよね?フランー、一緒にあそぼー」

フラン  「―――お姉さま、地下室に来るなんて珍しいね、何して遊ぶの?」

レミリア 「いるなら早く返事してよね、とにかくドアを開けて」

フラン  「どうしようかな、・・・うん、私も出ようかな」

レミリア 「え?だめよ、外にでるのはだめ」

フラン  「うん?とにかく出るよ」

レミリア 「だめぇぇ、フラン出て行っちゃやだ、寂しいのやだお化けくるの怖いよぉー
      フランだけは私といてくれるでしょ?・・・・ぐすっ・・・ひっく」

フラン  「クスクス・・・お姉さま?私はドアを開けて部屋を出るっていっただけ、どうしちゃったの?ニヤニヤ」

レミリア 「だって・・・みんなまだ帰ってこないんだもん、館は広いし・・・ぐすっ」

フラン  「それはわかったけど、お姉さまお化けってなあに?クスクス」

レミリア 「だって、いるもん、うぅ・・・怖くて白くてふわふわ浮いてるの」

フラン  「お姉さまお化け信じてるんだ、いるわけ無いのにね。咲夜にでも聞いて見れば?」

レミリア 「聞けるわけないじゃない」

フラン  「どうして?あっそうか、お化け信じてるなんてみんなに思われたくないのね
      言っちゃおうかなー、お化けこわいよーぐすん、ニヤニヤ」

レミリア 「やめてよぉー言わないで、お願いだからみんなには言わないで」

フラン  「どうしよっかなー、ねえ咲夜、お姉さまがお化け信じてるんだけどどう思う?とか
      言ってみようかな」

???  「お嬢様、お化けはいませんからご安心ください」

レミリア フラン 「お化けー!!!」

レミリア 「ほら!ほらほらぁ、やっぱりいたじゃない」

フラン  「やだぁこわいこわい・・・・」

レミリア フラン 「うわあぁぁん、お化けこわいよぉーうわぁぁぁん」

咲夜   「レミリア様フラン様、私です咲夜です」

レミリア 「咲夜?ぐすっお化けかと思った・・・こわかったよぉ」

フラン  「ぐすっ脅かさ・・・ひっく・・・ないでよ」

咲夜   「すみません、自分の買い物にでかけたらシーツが安売りしていたもので」

レミリア 「だからって被って来ることないじゃない」

咲夜   「お化けが何とかと聞こえたので趣向を凝らして見ました。それはそうとお二人とも泣いたのですから
      このことは3人だけの内緒にしましょう?よろしいですかフラン様」

フラン  「わ、わかったわ、だけど咲夜、誰にも言わないでよ」

咲夜   「承知いたしました。さあ夕飯ができてますお二人とも食堂にどうぞ
      今夜は暖かいシチューです、焦げてはいないので美味しいですよ」



夕飯までの時間何事もなかった、咲夜が帰ってくるまで私はお部屋にいました。ほんとだよ?うそだと思うなら
フランに聞いてみるといい、私に会ったことなんていわないと思う。

みんなで夕飯を食べた、私に咲夜にパチェ、小悪魔とメイリンそしてフラン、妖精メイドも一緒に
私はみんなでご飯食べるのが大好きだ、お化けはいない、私は幸せだ。
たまにはほんわかした作品もいかかでしょうか?

読んでくれると嬉しいです。
マイルスマイル
作品情報
作品集:
12
投稿日時:
2010/02/28 11:35:59
更新日時:
2010/02/28 21:30:43
分類
レミリア
咲夜
フラン
1. 265 ■2010/02/28 20:46:19
なにこの紅魔館かわいい。子ども館じゃないか……!
もう皆愛しいよハアハア。
2. うふふ ■2010/02/28 20:48:25
1げと

やはり姉妹ネタは萌えるな
3. snk ■2010/02/28 20:52:27
からかってたけど本当はこわかったフランちゃんすてき
咲夜さんもおちゃめなんだから
4. 穀潰し ■2010/02/28 21:00:10
謎のにやにやが私を襲う……!!
やべぇ、超和む。
5. 名無し ■2010/02/28 22:43:53
仲良きことは美しきかな
6. 紅のカリスマ ■2010/03/01 01:01:52
咲夜さん、本当にお茶目だなぁ。
7. 名無し ■2010/03/01 01:21:01
レミリアとフランが幼すぎる気がするけど、そこがいい。
8. 名無し ■2010/03/01 02:45:06
畜生、なんてきドSな作品だ
紅姉妹がかわいすぎていきるがつらいうぎぎ
9. 名無し ■2010/03/01 06:48:50
ちゃっかりゆゆさまの存在否定をしてるレミィワロタw
10. おぎ@暇同 ■2010/03/02 02:11:37
こういうほのぼのな作品も良いですよね。
産廃はなんでもウェルカムです、多分。
11. 名無し ■2010/03/03 12:15:46
小さい頃は留守番寂しかったな……
今や毎日警備員\(^o^)/
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