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『東方惨劇録 Episode1 第4話 【微グロ】』 作者: HAMU
*妖夢がいる客室*
「生きて白玉楼に帰れますかね・・・」
ベッドに座った。
「長時間のうち、生き残れる自信は少しありますが・・・」
現在、午後9時20分。
あれから、約2時間が経過していた。
その時、部屋のドアがノックされた。
「誰ですか?」
「私です。射命丸です」
声の主は、射命丸文だった。
「何のようですか?」
妖夢は、ドアを少しだけあけて、顔をのぞかせた。
文は文花帖とペンを持っている。
「いやー・・・参りました・・・」
文は、少し焦った感じでそう言った。
「何がですか?」
「いえ、先ほどですね・・・3人の死体が見つかったんですよ・・・」
妖夢は、一滴の冷や汗をたらした。
「どういうことですか?」
「いやはや・・・。つまりですね・・・?」
*魔理沙と早苗がいる部屋*
「さっきのはどういうことなんだ・・・?」
「3人まとめて殺されてましたよね・・・それって・・・やっぱり・・・」
部屋全体が沈黙に陥る。
「殺されそうになったら殺さないと生き残れない。ということですよね・・・」
魔理沙は呟きだした。
「もう終わってくれ・・・!頼む・・・・・!!」
「魔理沙さん・・・」
再び、部屋の外で気配がした。
「・・・」
魔理沙は1つ忘れていた。
ドアの鍵を閉め忘れていたのだ。
「やばい・・・!」
ドアの取っ手がひねられていく。
ドアがゆっくりと開く。
「魔理沙?」
霊夢だった。
「な、何だよ・・・」
魔理沙と早苗は少しほっとした。
しかし、霊夢の様子はどうもおかしかった。
服に血が付いていた。
「霊夢?・・・それは・・・?」
「刺客が来たのよ・・・。あいつの・・・」
霊夢はため息をついた。
「殺されそうになったのよ。だから殺してやったわ。魔理沙たちも気をつけなさい」
「お、おう・・・」
*妖夢のいる客室*
「・・・」
「断っておきますが、私の言ってることは合ってますよ?」
文はわざとらしく笑った。
数分が経った。
「妖夢さん。生き残りの人でも探しにいきませんか?」
「あ・・・」
妖夢は、気づけば冷や汗を大量にかいていた。
「まずは・・・そうですね・・・フランドールさんのいる地下室でもどうでしょう?」
「はい・・・」
妖夢と文は、いったん部屋を出た。
*地下室*
地下室中に立ちこめる炎。
その中にいる1人分の姿。
「あああああああああああああああああああああああッ!!!!!」
HAMU
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/04/29 03:18:46
更新日時:
2010/04/29 12:18:46
分類
微グロ。推理・謎解き
今後謎がどのように解けていくか楽しみだよ