第二次地霊異変

作品集: 15 投稿日時: 2010/05/02 12:57:19 更新日時: 2010/05/02 17:36:55
 ここは地霊殿。
 ある日、古明地さとりがいつものようにリビングで紅茶を飲んでいると、博麗霊夢、霧雨魔理沙、東風谷早苗の三名が襲撃してきた。
 
 彼女らはマスパで門扉をぶち破り、殿内を破壊しながらリビングまでやって来た。ペットたちは皆何処かへ逃げてしまった。



 「こんばんは^^」
 早苗はにこにこしながら言う。
 
 「ったく、アンタら建物壊すなっつったでしょ」
 霊夢は不機嫌に呟く。
 
 「まあまあ、報酬はたんまりいただけるんだ、細かいことは気にスンナよ」
 魔理沙は嬉しそうに語る。

 

 さとりは訳が分からなかった。なんでこの三人がやって来たのか。
 なんで私に近付いて来るのか。それぞれが、明らかな殺意を瞳に宿しながら。

 
 「そういえば、他の家畜共がいないわね。あと妹の方も」
 霊夢は立ち止まって後ろの二人に言う。
 
 「そうだな。じゃあ、私が探してヤッておくぜ」
 魔理沙はそう言うと、箒を肩に乗せて部屋を出た。

 ・・・ヤる?どういうこと?
 さとりは話についていけない。ここにさとりが居ることなど構わず、なにかとんでもない話をしていることは分かった。

 「・・・ちょっと、アナタたち。一体どういうつもりかしら?ここは私n――」
 
 バキッ!ぐしゃぁ。

 「げへぇ!」
 座っていたソファから吹っ飛ぶ。視界が反転した。側頭部に激痛。思いっきり殴られたらしい。
 
 さとりは体を起こすと、敵意を向けて叫んだ。
 「なッ・・・っにをするんですか!」
 言いながら違和感を覚えた。
 
 (・・・心が読めない?)
 第三の眼を凝らして見ても、彼女らの心には何も映らなかった。

 さとりの怪訝な表情に気付いたのか、可笑しそうに霊夢は言う。
 「あぁ、そういや言ってなかったけど、屋敷の周りに結界張ってるんだわ。その中にいる妖怪は能力を使えナーイ☆」
 
 「えっ!?」
 想起を繰り出そうとしてみるが、発動しない。本当に能力が封じられている。

 「どうしてこんな酷いことをするんですか!?」
 さとりは泣きそうになりながら言う。
 
 「依頼があったからよ。前、アンタんとこのペットが異変起こしたでしょ?解決したけど、その後、騒ぎが人里まで広がっちゃって、住民たちから退治依頼が来たのよ、『地霊殿の公害妖怪を皆殺しにしてくれ』ってさ。報酬は凄く良いし、紫たちも黙殺してるから、じゃあ殺るかってね♪」
 博麗の巫女は笑いながら言う。

 「まぁ、そういうワケなんで、私たちの晩御飯のおかずの為に死んで下さい^^」
 早苗はにこやかに言う。

 「いきなりそんな理不尽なこと言われて、ハイそうですかで終わる訳ないでしょう!」
 さとりはそう言いながら立ち上がると、壁際まで歩いた。

 「それにアナタたちはひとつ、根本的な誤解をしている」
 白塗りの壁に手を掛けると、指でなにかをなぞった。すると、小さなスイッチのような出っ張りが壁から生えてきた。
 霊夢は余裕の表情でさとりを見ていたが、

 「アナタに、私は、殺せない」
 そう言ってスイッチを押したさとりの、勝ち誇ったような笑みを見た瞬間、

 「下がれッ!」
 叫んでバックステッポした。
 一秒前まで霊夢が立っていた床には、大量の剣山が生えていた。反応できなかった早苗は、血液をこれでもかというほどに撒き散らしていた。肛門から貫通し、頭蓋を割って頭に剣が生えていた。大きな穴が開いた腹から、よく分からない赤黒い臓器がぼてっと落ちた。

 霊夢は、搾りたて生早苗ジュースが零れている床を嫌悪感をむき出しにして眺めながら、霊符を腋から取り出した。
 
 「おいィ?足手まといになるなら来んなって言った筈なんだが?」
 そう言うと霊夢は、さとり目掛けて弾幕を放つ。

 「ッ!」
 さとりは辛うじてこれを避けると、反対側の壁に向かって走り出した。

 「チッ、まだトラップがあんのか。Virgin cockroach(ゴキブリ乙女)!」
 霊夢は叫びながら、スペルカードを掲げる。
 
 「今日の私は、ルナティック!――神技『八方龍殺陣』!!」
 
 霊夢、スペルカード発動。

 大量の弾幕が展開される。霊夢を中心に円を描きながら拡がって、リビングの床や壁を削り取っていく。
 対するさとりは、裏口からリビングを抜ける為、足をもつれさせながら走る。背後から迫る極彩色の弾幕を必死で避ける。
 ガガガガガガガガガガガガッ!
 グレイズしながら、どうにか扉に辿り着くと、蹴破って出ようとした。
 しかし、開くこと能はず。いきなり外側から扉が蹴破られ、激突して吹っ飛んださとりは霊夢のスペルに飲み込まれ、消し飛んだ。
 
 扉から出てきたのは、古明地こいしだった。
 「お姉ちゃん!大丈夫!?死んでない?・・・ってうわッ!」
 彼女は目の前に迫り来る弾幕群に驚いた。あとさとりのサードアイが落ちてるのも見つけた。

 「お姉ちゃん!死んじゃったの!?いやあああああああぁあああぁぁぁ!!!!」
 こいしは発狂した。

 「このクソ巫女!お姉ちゃんを殺しやがって、絶対許早苗!」
 こいしは泣きながらスペルカードを発動した。
 「――表象『夢枕にご先祖総勃ち』!! 」

 AV男優みたいなのがいっぱい出てきて、霊夢をれいぽぅした。霊夢はショックで死去。
 ちなみに魔理沙は普通におくうにフュージョンされて死んだ。
 魔理沙(笑)

 ちなみに霊夢が死んで色々ヤバくなって幻想郷は壊滅した。




 これが後に「第二次地霊異変」と呼称される幻想郷有史以来最悪の異変の詳細である。
 
 
 

                   ――十代目稗田阿籐編纂「幻想郷縁起」より抜粋
 そしてキャラリセット、新シリーズへ・・・。
 ちなみに稗田阿籐は10代目だからこんなんかなと適当につけました。すいません。
 >>荷重さん
 報告ありがとうございます。バックステッポはネタなんで、残しておきますね
原価計算
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/02 12:57:19
更新日時:
2010/05/02 17:36:55
分類
地霊殿
さとり
こいし
霊夢
魔理沙
早苗
1. ぶーん帝王 ■2010/05/02 16:17:17
なんじゃこりゃああああああwww
2. 荷重 ■2010/05/02 17:22:01
原価さんどーもです。
誤字報告に来ました。

その1
バックステッポ=バックステップでは?
叫んで、バックステッポのとこです。
その2
即頭部=側頭部ですよ、多分。
さとりんの、げへぇ!の後です。

これからも頑張って下さい。
3. 名無し ■2010/05/02 18:07:10
なんだお前dozallさんに憧れてんのか?
4. 機玉 ■2010/05/04 01:48:22
阿藤さんに不覚にも吹いた
早苗の死にっぷりとやり取りのカオスさが素晴らしかったです
5. AIZU ■2010/05/06 23:06:29
最初真面目に読んでいたけど、
あとにふきましたww
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