作品集: 15 投稿日時: 2010/05/04 23:09:29 更新日時: 2010/05/04 23:09:29
魔法の森の奥の奥。
だれも入らぬその場所は、
彼女たちの静かな舞台。

「魔理沙」
「アリス」
「魔理沙」
「アリス」
「ねえ、魔理沙」
「なんだ、アリス」

甘い声の掛け合い。
途切れない呼びかけ。
それはまるでやまびこの様な、
それでいて違うような。

「魔理沙、魔理沙。あなたは私の人形よ」
「あぁアリス、私はお前の人形だよ」

糸も鎖もついていない人形は、
操り主の想いの通りにうごく。

「ずっと一緒よ、魔理沙」
「いつまでも一緒だぜ、アリス」

自分で考えて動くそれは、念願の自立人形のようで。
己の想いのままに動くそれは、かわいい自分の人形のようで。

「私の糸を離れてはいけないのよ、魔理沙」
「お前の糸がなくても離れることなんてないさ、アリス」

糸はなくとも、
お互いの細い腕がつなぎ合う。

「さぁ魔理沙、2人だけのワルツを踊りましょう
  演奏は人形たち、踊る私たちも人形。
  ああ、いつまでも終わらない人間ごっこのダンスをしましょう」

たくさんの楽器を持った操り人形に囲まれて、
糸のついていない人形がワルツを踊る。
アン、ドゥ、アン、ドゥ

ねえ笑ってる?
楽しいワルツだよ、笑ってよ。

「魔理沙」
「アリス」
「魔理沙」
「アリス」
「魔理沙、私幸せよ」
「アリス、私は―」

人形たちの舞台は、
まだ終わらない。

fin.
産廃創想話初投稿です
マリアリが書いてみたくなりました
そしたらこうなった
若干病んだ感じになったのでこちらに投稿させもらいました
これは自分でもあまり考えずに書いたためいみはありません
ただマリアリはこんなダークな付き合いもいいかなとおもうのです
駄文乱文失礼いたしました
いお
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/04 23:09:29
更新日時:
2010/05/04 23:09:29
分類
魔理沙
アリス
暗い森の小さな人形劇
1. ぐう ■2010/05/05 06:06:15
アリスが作った自分たちの人形が踊らされているのか、それとも自分たちが踊っているのか。
どっちなのかによって後の展開の妄想がすごく変化しますね。
2. 名無し ■2010/05/05 11:30:01
詩的な感覚でいいですね
3. デカダン ■2010/05/05 21:44:50
マリアリは病気(ぬぽぽ)
4. 機玉 ■2010/05/08 23:58:50
アリスの独り芝居しか浮かばなかった自分は毒されすぎだろうか
アリスは芝居がかったセリフが似合いますね
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