謀反で力学

作品集: 15 投稿日時: 2010/05/05 00:18:20 更新日時: 2010/07/18 21:09:50
「うあああああああああああっ幽々子様覚悟おおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

突然妖夢が喚きながら私に向かって突撃してきた。
2km先から。
これだけ距離があれば相手に対処する隙を与えてしまうというのにやはり彼女はまだまだだ。
さて、どうするか。

――残り2km

この距離ではよく見えないが取り敢えず何か握ってこっちに突撃してくるのは分かる。
もう少し見える位置に来るまでお茶でも飲んでいよう。

――残り1km

握っているのはどうやら剣のようだ。
楼観剣か白楼剣かは分からないが所謂「突き」の構えで突撃してくる。
よくあんな姿勢で切っ先を揺らさずに走って来れるものだ。
彼女の訓練は無駄な所に成果が出ている気がする。

――残り500m

お茶が切れた。
そろそろ真面目に対処法を考えよう。
紫程ではないがそれなりに考えるのは得意だ。
@殺す
却下
理由:論外
A逃げる
却下
理由:あの様子ではどこまでも追ってくるだろう
B物理的に止める
却下
理由:妖夢の方が力が強い
C丸め込む
これが一番楽だ。
これでいこう。

――残り200m

紫がいつだか言っていた。
一点に集中させた力は分散させれば途端に力を失う、と。
彼女は言葉通りに聞き分けが悪かった鴉の式を真っ二つに割くと二匹に変えた。
ならば今回も同様だろう。
今妖夢は片方の剣しか抜いていない。

「妖夢〜、もう一本の剣も抜いてちょうだい」
「え……?」

言葉通りに妖夢が片手を使ってもう一本の剣を抜く。
流れるような見事な手捌きだ。
すると妖夢の足は見る見るうちに失速し……

「え〜と……幽々子様、そろそろお昼にしましょうか」
「そうしましょう」


後日この話を紫にしたら彼女は何故か頭を抱えていた。
儚月抄を読んでいて思いつきました。
小学生の頃こんな事を習った気がします。
すみません次はもっと長いのちゃんと書きます……
機玉
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/05 00:18:20
更新日時:
2010/07/18 21:09:50
分類
西行寺幽々子
魂魄妖夢
ほのぼの
2KB
5月9日コメント返信
1. 名無し ■2010/05/05 01:51:43
えっ
2. 名無し ■2010/05/05 06:50:45
力学……なのか?
3. 名無し ■2010/05/05 11:36:08
意味はわからないが三年ぐらい覚えてしまいそうな話だ
4. 名無し ■2010/05/05 15:57:22
2km先の妖夢が見える幽々子様すげぇ
2km先の妖夢の声が聞こえる幽々子様すげぇ
(2km先の幽々子まで声を響かせる妖夢がすごいのかも)
5. 名無し ■2010/05/08 11:55:22
古典物理が幻想入りwwwwww
しかし二人とも何と言う誤解をwww
6. 名無し ■2010/05/08 14:32:19
読み終わった後、私も頭を抱えました
7. 機玉 ■2010/05/09 01:37:32
皆さん感想ありがとうございました

>>1
その反応は何も間違っていません
>>2
正直力学ではないと思います
というか確実に違いますすみません
>>3
ありがとうございます(?)
これからも読んだ人の記憶に残るような作品を書いていきたいと思います
>>4
白玉楼は無茶苦茶広いので体が適応しているのだと思います
あと妖夢は運動をしているので声を張り上げる訓練もしていると思います
>>5
紫は嘘と本当のことを混ぜて吹き込むのが好き
幽々子は紫に輪を掛けて胡散臭くて、何を考えてるのか分からなくて、分かっていて敢えてとぼける
そんなイメージです
>>6
すみません、深く考えないで下さい
この話がなんかおかしいだけですから
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