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『東方惨劇録 Episode3(解決編)第2話』 作者: HAMU

東方惨劇録 Episode3(解決編)第2話

作品集: 15 投稿日時: 2010/05/07 23:28:48 更新日時: 2010/05/08 08:28:48
「皆の「夢」を思い出そう」
「確か、最初にパチュリーが殺される・・・」
「じゃあね・・・」


3人の見た夢はあたっていた。
夢通りにパチュリーは、レミリアがバルコニーに忘れた
ティーセットを取りに行ったのだ。
パチュリーが行く前に、3人は先にバルコニーに忍び込んでいた。
「パチュリーはまだ来てないわよね?」
「もう少しで来ると思う」
少しすると、夢通り、パチュリーがバルコニーに来た。
3人は屋根の上。
バルコニーが全て見渡せる(もともとそんなに広くない)。
アリスが人形に、『危ない逃げて』と書いたボードを持たせ、
パチュリーの近くに持って行った。
「?・・・この人形はアリスのよね?危ない逃げて?」
普通にパチュリーは気づいた。
パチュリーの背後に何者かが現れた。
霊夢はそいつが誰なのかを確認する。
「あ、あいつは・・・?」
ただの妖精メイドであった。
霊夢は、あの妖精メイドは『犯人』によって操られていると予測した。
直ぐさま、霊夢は札を大量に投げる。
その札が、パチュリーを包囲する。
結界が出て、パチュリーを守る。
「パチュリー!!今すぐここから逃げなさい!!」
「霊夢?!これは・・・どういうことなの?!」
「話は後!!いいからバルコニーを出なさい!!」
魔理沙とアリスがパチュリーを引っ張り、
霊夢はテーブルの上にあったティーセットを回収した。
「そこのメイド。作戦は失敗したと犯人に報告しなさい」


「で?どういうことだったのよ」
パチュリーは会場に戻された。
「めんどくさいけどね、あの妖精メイドがあんたを殺そうとしたのよ」
「え?・・・噓でしょ?」
「じゃあさ、メイドの眼は見たでしょ?いつもの眼ではないこと」
「う・・・確かに、そうだったわね・・・」
魔理沙はパーティーに混じって騒いでいる。
「とりあえず、そのティーセットをレミリアに渡して来なさい」
「そうね」
「きっと、驚くというか、焦った顔をするわよ?」
「そうかしら」
パチュリーはレミリアの方に歩いて行く。
ティーセットをレミリアに手渡した。
霊夢の予想通り、レミリアは顔が驚いていた。
「見た?アリス」
霊夢はアリスに耳打ちした。
「見たわよ・・・レミリアのあの驚いた顔」
「おそらく、「作戦失敗」みたいな顔だったわよね」
「そうね」

「次に起こるのは?」
「パチュリーは死んでないけど、手紙が来るぜ」
「その手紙は止める必要がないわ」
霊夢が制した。
「なんでだ?」
「ただの・・・紙」
「霊夢、つまりそれは、事が起きないと意味がない・・・そういうことよね?」
「アリスは判ってるじゃない」
「なんか私が馬鹿みたい。みないた言い方か?それは」
「なわけない」


午後6時55分。
パーティー会場はたいそう騒いでいた。
レミリアは落ち着かない様子であった。
「お嬢様?気分が優れませんか?」
「そ、そんなことないわよ」
レミリアは席を立った。
「ちょっと、用足しをしてくるわ」
「どうぞ」


午後7時。
夢通り、手紙が、会場に落ちて来た。
落ちた場所は玄関のドア近く。
霊夢は歩み寄り、手紙を拾い上げた。

「皆」
霊夢は、ここの使用人及び、参加者たちを呼び、
集まるように招集をかけた。
ちょうど、レミリアは戻って来た。
解決編第2話です。

Episode3 解決編では、
事件を解決するお話を書きますが、
真犯人を暴く
という推理をします。
真犯人とは?いったい誰なのか・・・

ボリュームはいつも通り少なめで、すいません。
HAMU
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/07 23:28:48
更新日時:
2010/05/08 08:28:48
分類
事件解決・推理・戦略
1. 名無し ■2010/05/10 20:09:27
夢で見たなら行かなければ未来は変わったかもしれないのに…

ところで毎回あとがきにどうなるのでしょうかや問いかけが入ってるのはどうなのでしょうか
あとがきが毎回同じで飽きるのだが
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