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『また排水口に行った』 作者: アリラ

また排水口に行った

作品集: 15 投稿日時: 2010/05/14 11:40:34 更新日時: 2010/05/14 22:58:39
ドギャン!
ガギュン!
唸るブースト!
かっとべ!時速500kmゥゥゥゥ!!!
このSSは、スンアイラアの提供でお送りいたしますッッ・・・

「回れ、四脚!!!」
「させないッ、ロケット!」
「ふんっ、そんな物が当たるわけが・・・何ッ!?」

チュドォォン!!

「ぐぅぅぅぅ・・・・」
コア損傷ッ・・・
「オラオラオラオラオラァァァァ!!!クズがァ!」
ズガガガガガガ・・・
惨王が!太陽光が!大型ロケットが!KO(こぁオービット)(の攻撃)が!
KC(こーぁーどコア)の体に吸い込まれてゆくゥゥゥゥゥ!!!

脚部破損!
頭部破損!
AP50%ッ・・・


大破ーーーーーーーーーーッッ!!!




「という夢を見たんだ」
「ボロ負けじゃないの」
「悪い?」
「・・・」
「それにしたって、大型ロケットが四脚に当たるって」
「丁度ダイレクトにくしゃみがさぁ」
「夢なのに?」
「うっ・・・」

この前来た所に、また来て見た。
前にイイ感じにフランドールと仲良くなれた(?)からか、
門番はすんなりと通してくれた。寝てた。
でも門番の名誉を汚さない為に言おう、あの門番はトビキリの巨乳だった!

「で、一つ質問が」
「はいィ?」
「・・・。この世界って何なの」
「幻想郷ですが何か」
「そんなさっくり流されるなんて・・・」
「まあ、正しく言えば排水口の中の、ね。
ここは安全だけど、他の所はちらちらと・・・その・・・
私達がフルボッコにされたりとか・・・ねえ?」
「まあ・・・。」
「ふーん・・・
あれ?なら他の扉にも行けるんだ、扉の中のヤツらも」
「一回それで戦争が起きました。
四肢切断戦争だっけ?」
「うんうん。勝ったら相手の総司令官の四肢を・・・こう・・・ね♪」
「ええええええええええ・・・」

「それなら一緒に逝ってみようよ!
他の扉にさ!リャン☆リュン☆ラャン☆ケェェェェーーーンッ☆」
「どこのカーネル・マクドナルドだよ・・・」
「(名前、間違ってる・・・すごい)」


こうして俺はホイホイフランドールに着いていってしまったのである。
PAD長はお留守番。

「本当にいいのかい?
一緒にいると「マリサバーガー」が食べたくなっちゃうよ?」
「何それ・・・」
「魔理沙の手首をォ、魔理沙の血と汗に漬けたヤツをサンドした物でェす☆」
「お、汚染が進んでるのか?
読者様の中にお医者様はいませんかッ・・・!?」

で、邪魔者が一人

「まーちーなーさーいー」
「どーけーよー」
「どーかーなーいー」
「・・・誰アンタ?」
「私こそ紅魔館のお館様!!!」
「レミ」
「リア」
「クソ」
「−レッ」
「ト?」
「その通り!私こそ、レミリアクソーレットよ!!!」
「それおかしくない?」
「あれ?確かに。誰か間違えた?」
「はーい」
「なっ、フラン、アンタね・・・」
「だってお姉様、本当にゲロカスなんだもん・・・妹として情けないよ。ううっ」
「(ひでぇ・・・)」
「ご、ごめんなさい・・・
ほら、ね、一緒に逝きましょ?」
「(さっきから思ってたが、なんで「行く」が「逝く」?)」
「うん・・・」


と、言う訳で。
俺達は、別の扉に入って、無駄にデカい神社に着いたのである。


「ええと〜、
ここは〜、MORIYAJINJAで〜す」
「なんでローマ字?」
「その方がかっこいいらしいわよ・・・
だっさいわ」
「ふぅん・・・プクククク」
なんだか笑えてきた。
と、その時、オンバシラが飛んでくる!デジャヴ!
誰が投げたのか・・・。

→前を見る

しかし誰もいなかった!

→後を見る

やっぱり誰もいなかった!

→上を見る

それでも誰も・・・いた・・・だと!?

「あら、早苗」
「グヒヒヒヒヒヒヒヒィ・・・こんにちはごきげんようひひひひひひひっ」
「おいたわしや早苗、素手でオンバシラを投げれるなんて・・・」
「鍛えましたからねぇぇぇぇぇえええええ!!!!
四次元ポケットを拾ったお陰で、こぉぉぉぉぉぉんなに投げれるようにィィィィィィィィ☆」

ズギャギャギャギャギャギャギャ!!!
チュドドドドドドッッ・・・・

いまこそ (軽二脚の)れんしゅうを いかすとき!!!

「カネリガッ!!」
「カネリジャ!!」
「カネリジャライズ!!!!!」

「「「カーネルファイヤーーーーーーッッ!!!!」」」


「気は済みましたか?」
「まあ大体」
「たまにはこういうのもいいもんだわ」

そう、俺達がそんなFFじみた技を使えるわけもなく・・・。

しかし、逃げ回っているうちに、大量のボールがあるのを見つけた。
サッカーボールである。・・・スマッシュと書かれている。何のことだ。

「ボールはともだち!怖くないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
フランドールがギンギン目を光らせてボールをシュゥゥゥゥゥゥ!!!

ゴスッ―――――鈍い音が響く。
命中したのは・・・早苗の胸だった。

「メインパッドがイカれただと・・・馬鹿な・・・
認められん、認められるか、こんなこと・・・」

ヒューッと早苗が落ちていく。

と、神社の階段を麦藁帽子を被ったガキが走ってくる。
「早苗ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
「おっと、足が滑った」
バキッ。思いっきり力を入れ、ボールを蹴って見る。
ボールに炎が点き、ガキに飛んでゆく!

しかし、ガキはそれをかわし、早苗を抱きかかえ、ゆっくりと下に降ろした。

「私を誰だと思ってるの・・・?」
「え?ガキじゃないの?」
「(グサッとくる・・・)私はこの神社の神、諏訪子よ」
「まっさかぁwwww」
「・・・」
次の瞬間、画面・・・ゲフンゲフン、視界を埋め尽くす程の数のリングが飛んできたのだ!!
「{+>}>_>_+>+_?}_!?」
「何やってんの!?漢でしょッ!?」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
フランドールの能力を使えばいいんでは、というのはナシである。
建物に隠れろよ、ってのも無しである。
なんだか、「ラッシュ 30秒 100HIT」という表示が出た気がするのだ。



というわけで、なんとかリングは叩き落された。
・・・どころか、跳ね返った。

ボコッ・・・

諏訪子の胸に、跳ね返ったリングのうちの一つが当たった。
ああ、何故当たるのはいつも胸なのか。
なんだか気分が悪くなるじゃないか・・・

「ぐぇ・・・うう・・・」
「その程度か。やはり弱者は信用出来んな」
「あんたは何もしてなかったじゃないのよ」

「諏訪子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
あ・・・れ?
「死ね早苗!!アンタのせいで諏訪子はぁぁぁぁぁぁ!!!」
・・・え?
「え、え、え?」
早苗と諏訪子は気絶している・・・。
「アンタのせいでねぇええええ、諏訪子はデきちゃったのよぉ!!!
私もだけどォ!!!もうアンタ解雇よ!解任よ!死にやがれヴォケェェェェェ!!!!!」
・・・。
「あのー・・・」
「何ッ!?アンタも私の体が目的!?
そうなの!?そうなのね!?絶対そうでしょ、私超美人だし!
幻想郷美人ランキング1位だし!!!」
「あのランキング、森矢神社のヤツしか参加してなかったじゃない」
「ふんっ、馬鹿ねぇ!1位には変わりないのよっ・・・!!」
「ていうかアレ、諏訪子が1位だったと思うよ?」
「なッ・・・黙れェ!!!!」
「うるへー!!!!」
俺のこの脚が唸る!
ボールを蹴れと轟き叫ぶゥゥゥゥゥ!!!!

ドギャァァァァァァァァァァン!!!!

しかし、やっぱりボールは避けられた!もうやだ!

「私は神奈子!!幻想郷一の美人よヒャホーイ!!!」
「うぜええええええええええええええええええええ!!!!」
「駄目だ、今の私達じゃこのキチガイを黙らせることなんかできない!
奴らを呼ぶのよ!!」

「そうね!」
「え?」
「おっ・・・」
「おッ・・・」
「・・・・おっ」
「「おうえんだーーーーーん!!!!!」」
「!?」

ガラガラガラッ

「押忍!!!」
そいつらはいきなり、神社の襖を開けて飛び出してきた!
「!?」


「力が沸いて来たァァァァァ!!!」
「流石応援団!!バイキルトっぽいことを平然とやってのける!!
そこに痺れる憧れるゥゥゥゥゥゥ!!!!」
「あ、力が沸いてきたッ・・・
・・・なんだこれ・・・」


ピューだのドンだの激だの喝だの、後ろから聞こえてくる。
奴らは一体何故神社の中にいたんだろう・・・


『早苗が何をしたって言うんだァァァァ!!!!』

「ゴッド☆パァァァァンチ!!!!」
「ぐばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

『血溜まりで花が咲き誇るゥゥゥゥ!!!』

「ゴッド☆ホームラァァァァァン!!!!」
「おひゅゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」

『世界はそれをッ!エゴと呼ぶんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

『アン・ラッキー!!!
アン・ラッキー!!!
アン・ラッキィィィ!!!』

「ゴッド☆ラリアットォォォォォォォォォ!!!!」
「ゴヴァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

「「「世界はそれをッ!!」」」

「「「エゴと呼ぶんだぜェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェエ!!!!!!!!」

カッ!!

チュドォォォォォォォォォォン!!!!!


神奈子は光を放ち、爆発した・・・。




























「って夢を見たんだよねー」
「すごい夢だね」
「だろ?面白かったわー」
「で、青パルスィは倒せたの?」
「倒せたさ」
「じゃあ、やっとこさパーフェクトクリア?」
「いいや」
「何で?」
「だって、今度はラウインから始まって、YR(ヤラナイカ)アリーナのレーヴンを含んだ全員のレーヴン(ラストブルーアイまで)と戦うことになって・・・」
「・・・お気の毒様」
「・・・がんばるさ」
フランドールがハッとした顔になる。
「あ、ごめん・・・そういえば、そのミッションさ、私、もうクリアしてたわ。
存在を忘れてたよ。このミッション、バグでクリアしなくても達成率は100%にはなるし。
確か二人プレイが出来るし・・・手伝おうか?」
「・・・ええ・・・
・・・うぐぐ。手伝ってください、お願いします」
「いいでせう」
「やーっーたー」
こうしてまた一人、ラストレーヴン・・・最後のレーヴンが生まれた。
このミッションをクリアしてしまえば、レーヴンはプレイヤー以外皆死亡。
そりゃそうである。



その頃アリスはいきなりラウインに挑戦して殺されまくっていた。
「何なのよこのクソゲー!!売ってやるわ!!!」

また一人、ゴミトナン(ゴミナント)が生まれた・・・。


なお、誰かさんが見た夢であったことは、実は百五十六年前に実際にあった事・・・(大体同じ)。
今、歴史が動き出すかもしれない・・・なんてことはないかも・・・うん、絶対・・・。
やけにビックリマークと小文字が増えた。後皆全体的に狂ってる。
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」激烈、Cパートが難しすぎます。ていうかそこまで辿り着くのも一苦労。
しかも、イライラする→失敗→イライラの無限ループですごくイライラする!
あんな譜面考えた人って・・・。
お陰でLRの方に手が回らないんですが。どうしろと?
追記:くっだらない文面のミスに気付いたので修正。
後、例の曲はDパートまで行けました。でも無理ゲー。
アリラ
作品情報
作品集:
15
投稿日時:
2010/05/14 11:40:34
更新日時:
2010/05/14 22:58:39
分類
PAD長、出番ほぼ無し
フランダール
レミリア・クソーレット
早苗と愉快な頭のおかしい神達
1. 名無し ■2010/05/14 22:44:08
これは紛れも無く、エウァンジェの犯行だ! ダブルマシンガン肩グレネード四脚ならロケット当たるかも!
2. 名無し ■2010/05/15 22:44:25
アリス…命令だ、死んでくれ!!
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