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『終・東方惨劇録 前章 第1話』 作者: HAMU

終・東方惨劇録 前章 第1話

作品集: 16 投稿日時: 2010/06/01 12:51:47 更新日時: 2010/06/05 22:01:54
「紫様・・・」
「藍・・・ほっといてくれないかしら・・・」
紫はさっきからずっとふさぎ込んでいた。

「あんたがやろうとしたんじゃないの!?皆を!!」
「何で私なのよ」
「式神を扱ってるでしょう!!?」
「紅魔館にも用はないし、皆を殺す用もないわよっ!!!」

「どうでした、紫様・・・」
橙は部屋の外でそわそわしていた。
藍は首を横に振った。
「ダメだった・・・ショックなのか・・・昔からの友人の霊夢に疑われた事が(上の4行)」
「紅魔館での1件ですか?」
「メイドの式神なんて初めて聞いたがな」

紅魔館での事件から約1ヶ月後。
霊夢が紫のところに来た。

事件があった、メイドの式神だった、紫でしょう?!

式神が出てきた程度で!?
根拠が変すぎるわよ!!
そんな事言ったって誰も信用しないわよ!!

他に式神を扱うやつなんて聞いた事無いわよ?!


「あとでもう一回説得してみるよ」
「藍様、大丈夫なのですか?」
「橙も一緒にか?」
「はい、私も一応式神ですから」
藍と橙は紫のいる部屋から離れた。

現在、博麗神社での宴会、2日前。

「紫様」
藍は紫のいる部屋に再び来た。
「何なのよ・・・」
「やっぱり、霊夢さん達に説得しましょうよ」
「聞いてくれないわよ」
「だって、式神を扱えるのは他にもいるじゃないですか?」
「聞いてくれないわよ・・・!!!」
紫は藍を睨みつけた。
「でもですね、話を聞いてくれるかもしれませんよ」
「何でそんなに私を外に出したいのよ」
「紫様の汚名を晴らしたいからですよ」
「私を誘っておいて捕らえて封印でもしようとしてるんじゃないの?!」
「いいえ」藍は引かない「そんなわけありません」
「そんな事考えていません」
「噓つけえええええええぇぇぇぇぇぇッ!!!」
「はっ!!?」
紫は傘を構えた。
「その顔は噓ついてるに決まってる!!!」
鋭いレーザーを出した。
藍は避けない。
「ゆ・・・か・・・り・・・さま・・・・・」
「喋るなあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
レーザーが何本も藍を貫いていく。
藍は何かを言おうとしていた、しかし、紫はそれを聞きたくないかのようにレーザーで遮った。
「藍様!?紫様!?」
橙が飛び込んできた。
すぐに周りの状況を察知しや。
「おまえも・・・藍と同じ・・・なの・・・?」
「・・・」
橙は答えない。
紫は知っている、橙は今の話を聞いていたに違いない。
傘を構え直し、レーザーを放った。
橙も避けようとしなかった。
家の中・・・部屋の中は、紫の式神の血で染め上げられていた。
「今、あんたたちは私を止められなかった」
紫は部屋のドアに向かった。
「なら・・・これからの私がやる事も止められないわ」
戸を開けた。
「霊夢が私を止める前に・・・幻想郷を崩壊させてみせるわ」
紫は含み笑った。

紫の心には後悔の念が無かった。
たかが式神を2体殺した程度よ?

幻想郷を崩壊させるには、ここでは相応しくないわね。
白玉楼にでもしましょうか。
紫は白玉楼に向かうことにした。














































「でも、何でなのかしら」
輝夜は溜め息を吐いた。
その発言に妹紅はムッとした。
「しょうがないだろう、霊夢の頼みなんだから」
「異変解決の協力って言ってもねぇ・・・」
「・・・」
その時、竹林の奥の方から永琳が来た。
愛用の弓矢のセットを持ってきていた。
「何?永琳も手伝ってくれるの?」
しかし、永琳は首を横に振った。
「姫様・・・霊夢さんからのご報告です・・・協力は取り消しとなりました」
「何ですって・・・!?」
「一種の作戦でもございますが」
そう言うなり、永琳は弓に矢をセットし、輝夜と妹紅に向けた。
「止めないとおっしゃるのなら、刺しますよ」
「やれるものなら」輝夜は余裕であった「私たち死なないし」
「うつだけ無駄よ」
「そうかしら?」
永琳は矢を2本、2人に3本づつ放った。
2人はその痛みに、表情を歪めなかった。
「無駄だって・・・」
しかし、永琳の顔は勝利の笑み的なモノを浮かべていた。
「不老不死と言えど、私に不可能な事は無いのよ」
「・・・?!」
2人の体は痙攣が始まった。
2人とも、竹林の地面に倒れた。
「どんな薬でも、作れない事は無いわ」
永琳はその場から歩き去った。
2人の意識はだんだんと遠のいていく。
「修復不可能・・・?馬鹿な・・・・・」
先に意識がなくなったのは妹紅だった。
「なんなのよ・・・霊夢」

「全ては作戦なのですよ、姫様」
「くっ」






















































「しっかし霊夢」
「何よ」
「よかったのか?あの2人の協力を取り消しちまって」
「いいのよ、あの村人がいい作戦を教えてくれたわ」
「どんな?」
「キツツキ作戦ね」
「?」
「5日後が楽しみよ」
終の第2話です。
またしても短いです。

今回は、紫が・・・ということを明かしました。
次回から事件の解決になります。

あと、ループはしてると考えなくてもよろしいかと思います。
HAMU
作品情報
作品集:
16
投稿日時:
2010/06/01 12:51:47
更新日時:
2010/06/05 22:01:54
分類
事件解決
1. 名無し ■2010/06/01 22:01:19
俺のコーラで部屋が染まったぞ
どうしてくれる、125円返せ
一つだけいいかな?
・・・動機が分からないんだけど・・・
というかもう・・・いやなんでもない・・・
頑張ってくれ、今度は本文でたくさん評価が貰えるようにね
2. 名無し ■2010/06/01 22:15:45
誰もいわないけど三点リーダは……にして
!マーク使わなきゃちょっとは読みやすくなる。

内容に関しては短いと思うなら最低20kbぐらいためてからだしゃいいやん。

序盤の会話、誰が何言ってるかわかりにくい。
終わり
3. 名無し ■2010/06/01 22:39:04
つけええ(ryって何?
その前後読んでも意味がわからない
いや、嘘つけって意図なのはわかるけど
脱字?
4. 名無し ■2010/06/01 23:15:18
会話の整合性考えるともっと良くなると思うよ
どうも会話が成り立ってないというかつながってない部分があったり登場人物の意図がわかんないとこがあったりする
5. 名無し ■2010/06/01 23:23:18
霊夢「あんたが〜」
紫「何で〜」
こういう風にしてるけど、「」の前に名前はつけなくてもいいと思う。

あと、永琳のところがイマイチよく分からない。
4の人のアドバイスを取り入れるべき。
6. 名無し ■2010/06/01 23:53:10
お前ダウン症だろ?
7. 名無し ■2010/06/02 01:37:33
意味が分からなかったんだけど
誰か解読してくれよ
8. 名無し ■2010/06/02 02:28:38
状況説明が足りなさ過ぎて、肝心な部分が伝わって来ないんだ。
式神を扱っているから犯人。メイドの式神だった。なんて言われても、
誰も納得してくれないよ。あまりに突飛過ぎる上に、何で窘められないのか、
どうして紫がここまで思い詰めるに至ったのか等の説明、主に理由が欲しい。
竹林は敢えて協力内容と永琳の立場、輝夜と妹紅を何故撃ったかを言わず、
徐々に明らかにしていくんだと思うけど、何のヒントも提示されていないから
よく分からないけど、何か死んでる。以外の印象が無い。
9. 名無し ■2010/06/02 02:34:00
推理系のタグ消えてるみたいだな
最初のノリで推理タグ付けなきゃここまで酷くならなかったものを…
どうしても先入観のせいでこれ推理物?三流じゃん。とそう思ってしまう。
勿体ないことをしたな。
10. 名無し ■2010/06/02 04:10:12
あまりにふざけたSSにより気分を害された
11. 砂時計 ■2010/06/02 07:21:49
あ、推理形式じゃなくなったんですね
要するに、推理形式じゃなくなったから、お前達の意見は聞かない、と
まぁ、それでもいいんじゃない?
12. 名無し ■2010/06/02 07:50:37
理由とかは前から言ってるように犯人より重要。だから今は明かせないからいいとして・・・
13. 名無し ■2010/06/02 08:08:23
この物語を通して俺達が解き明かさなければならないもの、それは作者の思考ではないだろうか

そうなると難易度が跳ね上がるんだけどなぁ
14. 名無し ■2010/06/02 14:32:06
逆に意見を聞いて推理形式じゃなくした…とか。
まあ今まで通りのボロクソな叩かれかたはしないと思うけど、それでも風当たりは強いだろうな

>>13
難易度跳ね上がってある意味面白さも跳ね上がる良作になるんじゃなかろうか(笑)
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