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『悪質なる模倣犯』 作者: HANU(仮)

悪質なる模倣犯

作品集: 17 投稿日時: 2010/06/15 11:39:24 更新日時: 2010/06/15 21:48:23
「……じとーっ」
神社の境内。
縁側に腰掛けた水色の髪の少女が、隣に座った巫女服の少女のことを横目でにらみつけていた。
「何よその目は」
巫女服の少女、霊夢が自身を睨みつける水色の髪の少女、チルノに向かって呆れたように呟く。
「なーんかいつもと違う気がするのよっ……」
「え?」
「あの子供がここに来てるといつもにこにこしてるんだもん……」
チルノは唇を尖らせてつまらなさそうにそういい、両手で握った湯飲みの中に視線を落とす。
当の霊夢は、
「気のせいね」
ばかばかしいとでも言いたげにふんと鼻で笑った。
チルノはむぅ、と頬を膨らませて、
「あたいと弾幕ごっこしてるときはそんな楽しそうな顔しないじゃない!あたいとの弾幕ごっこは楽しくないってことぉ!?」
目の端を吊り上げたチルノが叩きつけるようにそう言うが、
「どうでしょうねえ」
あっさりと受け流されてしまう。
チルノは霊夢に紅魔異変で負けた後、何度もリベンジと称して弾幕ごっこを挑んでいた。
だが、いくら妖精の中で力が強いとはいえ霊夢は幻想郷の巫女。
力の差は歴然で、チルノがこてんぱんにされるのがいつものことだった。
霊夢は毎回表情一つ変えず、チルノを叩き潰す。
それなのに、あの子供がいるときの霊夢はにこにこ笑みを浮かべているのだ。
それがチルノの癇に障った。
「あたいより、あたいよりだなんて!」
まるで子供がだだをこねるように手足をバタバタさせて、うーうーと唸るチルノ。
「何よ?どうしたっていうの?」
「霊夢のばかぁっ!!もう知らない!」
チルノは顔を真っ赤にして叫ぶと、湯飲みを叩きつけるようにして縁側に置き、背中の羽を忙しく動かして飛び去ってしまった。
「は?」
霊夢はチルノの飛び去った方向をしばらく見つめていたが、少しして溜め息を付くと、チルノが握っていたせいですっかり冷めたお茶が入った湯のみを一口啜って、
「あぁ、冷たい緑茶ってのも良いものね……」
ぽーっとした顔で呟いた。

***

人里近くの街道。
チルノはそこにお目当ての人物を見つけたのか、ゆっくりと地面に降り立つ。
そして、その人物に指を突きつけ、
「おいお前!あたいと勝負しろ!」
「な、何ですか? チルノさん、うな垂れたような顔をして……」
薪拾いをしていたであろう少年は顔を上げてわずかに首をかしげた。
「あんた、言ってることわかんないの!?勝負しろって言ってるの!うなだれた様な顔ってどんな顔よ!馬鹿じゃないの!」
「……え?」
「いくわよ!パーフェクトフリーズ!!」
「な……」
呆然としている子供を余所に、チルノは一方的にスペルカードを宣言する。
周囲の気温が急激に下がり、空気中の水分が音を立てて凍り始めた。
子供の方はというと。
「か、勝てる分けないじゃないですか!!」
「勝たないとあんたのこと氷付けにしちゃうんだから!」
チルノがそう叫んで両手を大きく広げると、凍りついた空気中の水分が集まって氷の固まりとなり、少年に殺到する。
少年はとたんに諦めたような顔をして、
「久々の戦闘ですね。外の世界での戦闘力……試させていただきます」
少年は手を左右に大きく広げた。
その瞬間。
少年の両手で、大きな爆発が起こった。
「おー、うまくいった」
その妖精は両手を組んで誇らしげに自分の目の前にある氷の彫像を見ていた。
両手を広げた少年の形をしたその氷の彫像のひじから先はぎざぎざに吹っ飛び、口と目は驚きに見開かれている。
チルノが先ほど勝負を挑んだあの少年はすっかり氷付けにされ、その生命を奪われていた。
「……あーあ、いつかはやると思ってたぜ!」
いつ来たのか、黒白の魔女服の少女は氷付けになった少年を見てからからと笑う。
「最近調子乗ってるみたいだし、こうなるのも当たり前だよなあ」
「えっへん!あたいのおかげね!」
「霊夢も神社にこいつが遊びに来るようになってから苦笑いばっかだったしなあ」
「え?にがわらいって?」
「えーっ……となぁ。困った時に笑うってことだ」
「楽しくて笑ってたんじゃないの!?」
「少なくとも私には苦笑いに見えたぜ」
「そうなのか!じゃああたいがしたのは……人助けか!霊夢に報告してくるっ!おーい!霊夢ー!」
「あぁ、あの馬鹿、なんでわざわざ報告しに行くんだよ……霊夢に退治されるのがオチだって言うのに」

*愉快犯です
*もちろんあの方のオマージュです
*あの方と間違えて入ってきた人はどれだけいるんでしょうか

追記:オマージュじゃなくってこれはパロディって言うんですか。調べて気がついた
   っていうか下の消されてるwwwwww逃げられたwwwww
HANU(仮)
作品情報
作品集:
17
投稿日時:
2010/06/15 11:39:24
更新日時:
2010/06/15 21:48:23
1. 名無し ■2010/06/15 20:51:47
やけに話が面白いと思ったら…
いいぞもっとやれ
2. 名無し ■2010/06/15 20:52:10
連投してんじゃねえボンレスハム!と書こうと思ったら別人だったでござるの巻
で、あんたは誰なんだよwwww
3. 名無し ■2010/06/15 20:53:56
釣られちゃった…悔しい…
4. 名無し ■2010/06/15 20:56:46
文のセンテンス長すぎて読みやすい。
後書きの憎たらしさも再現できていない。
きちんと『オマージュ』の『意味』をよく考えて書いてください。
5. 名無し ■2010/06/15 21:00:16
『オマージュ』としての『出来』は微妙ですね。

でも、普通におもしろかった。
6. 名無し ■2010/06/15 21:15:27
釣られちゃった! 悔しい! でも面白い!(ビクンビクン
7. 名無し ■2010/06/15 21:38:12
なんかこの作品パクられてましたよ。
多分、再投稿の隙に台詞コピペとかしまくって急造したんでしょうね。
地の文とか支離滅裂で出来は酷かったけど、さもオリジナルですって顔で一つ前に投稿されてました。

えっ? こっちの方がオマージュ?
8. 名無し ■2010/06/15 21:48:52
今確認しました。この作品のオリジナル(笑)が削除されています。
しかし、油断してはいけません。きっと第二、第三のハムが(ry
9. 名無し ■2010/06/15 21:49:45
もう下が消えたからこっちがオリジナルでいいんじゃね?
10. 名無し ■2010/06/15 21:53:04
皆でHANU(仮)氏を応援しよう!
偽物に負けるな!
11. 名無し ■2010/06/15 21:54:17
この話一つでも独立して読めないこともないしね。
ジャンルは「最低系オリ主アンチ」あと「霊チル」
12. はる ■2010/06/15 21:54:40
さすがにそれはひどくないか
13. 名無しだが何か ■2010/06/15 21:56:03
そういや産廃に投稿する方法を誰か真剣に教えてくれ

もちろんぐぐった
しかし…っ!←
14. ■2010/06/15 21:57:53
逃げられた吹いたw
15. 名無し ■2010/06/15 21:59:09
お前が本物になれw
16. 名無し ■2010/06/15 22:19:51
>>13
俺も知りたい
17. 名無し ■2010/06/15 23:04:04
感想数に釣られたあ…
18. 名無し ■2010/06/16 00:18:33
おもしろかった
19. 名無し ■2010/06/16 02:05:25
やだ、やればできるじゃない……
って関心したのに!やられた!ちくしょう
でも面白い
20. 名無し ■2010/06/16 02:09:14
構成だとか話の展開、個々の感情や勢い等、
皆が言いたかった事を上手く形にして纏めてくれた作者に脱帽
さあ、幽々子様の事を執筆する作業に戻るんだ
21. 名無し ■2010/06/16 02:42:31
MじゃなくてNかw
普通に気付かなかった、びくんびくん
22. 名無し ■2010/06/16 21:02:36
確かに色々と話題になるHAMU氏だけど
こうやって名前を似せたりパクったりして「面白可笑しい」と思い込んで書いてくるヤツ

本来の名前はなんなのやら
23. 名無し ■2010/06/16 22:00:09
原作(ぐもんしき)でも、釣った魚を一瞬で凍らせてるからなぁ。

米22
文章が回りくどいですね。
オマージュならこうやれ、という事でしょうか?
24. 名無し ■2010/06/17 01:11:01
大手のオマージですら許される排水溝という場なんだし、
排水溝の作者をリスペクトしたって何ら問題無いだろう
文章を正しく添削した良作だよ
元のままじゃ竜ちゃんが可哀相だから、全部やって欲しいくらいだわ
25. 名無し ■2010/06/17 06:49:08
>>22はHANU氏を誉めているんだぜ
26. 名無し ■2010/06/26 22:57:40
>>13
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