信仰は儚き結末の為に

作品集: 17 投稿日時: 2010/06/23 22:31:58 更新日時: 2010/06/25 08:58:03
ある晴れた日、神社を後にして階段を下りてゆく一人の女性。
彼女は東風谷早苗、守矢神社の巫女であり現人神でもある。
彼女が向かおうとしているのは人間の里。そう、少しでも信仰を集めるためだった。

妖怪の山の山頂というわざわざこんな辺鄙(へんぴ)な場所にまで参拝にくる人など、よほど熱心な信者でない限りはいない。
せいぜい年始に初詣に来る程度で、それ以外の日では数えるほどの参拝者がほとんど、誰も来ない日すら日常茶飯事だった。
もちろん早苗の信仰活動も、所詮は雀の涙程度の結果しか出ない。しかし、最近は信仰と買い物を兼ねて訪れることが多いため、里の人間たちに顔はよく知られていた。







里にやってきた早苗は、買い物メインで店を訪ねた。

「こんにちはー」
「あら早苗ちゃん、今日もまた信仰活動かい?いつも精が出るねぇ」
「今日は買い物も兼ねてきました」
「本当に若いのによく頑張るもんだね。ホラこれ、サービスだよ」
「いつもありがとうございます、おばさん」

早苗は里での人望が厚かった。信仰云々よりも、その気さくで心優しい態度が人々の人気を呼んでいた。
そのため守矢神社への信仰よりは、早苗を応援する人のほうが俄然多かった。その位ならいっそのこと信者になってくれればと思うところだが、早苗は決してそのことを口にはしなかった。
自分に親切にしてくれる人たちに押し付けがましいことなど、彼女にはできなかったからだ。

「いよっ早苗ちゃん、今日もかわいいねぇ」
「こんな若い子がよく巫女として頑張るもんだよ」
「んだんだ、彼女を応援せんとな」

道行く人たちの声は早苗を元気づけるものだった。確かに信仰の為にこうして山の上からわざわざ人里まで行くのは苦労の絶えない話である。
しかし、こうした人々とのふれあいがまた楽しく、自分にも活気を与えてくれる。



「あ、今日アイスが安売りしてますね」

買い物兼信仰を済ませた早苗の目に留まったのは、雑貨屋の前で売っているアイスクリームの売店だった。
外の世界にいた頃にはよく食べていたのだが、幻想郷に来てからは滅多に食べる機会がなかった。

「久しぶりに食べたいし、買っていきましょ」

現人神といえどもやはり年頃の女の子、甘いものには目がなかった。
買い物籠を片手に提げ、早苗は雑貨屋に立ち寄った。

「すみませーん、アイス一つください」
「おっ早苗ちゃんか、早苗ちゃんもアイス好きかい?」
「うん、好きですよ」
「はいお待ちどうさま、落とさないよう気をつけてよ」

お金を払い、早苗はアイスを受け取った。そして冷たいクリームをひとなめした。

「んー、冷た〜い!」

思わず腋を閉めて身体を震わす早苗。アイスの甘さと冷たさ、そして懐かしさが五臓六腑に染み渡っていく。
早苗は嬉しそうにアイスを舐めながら、里を後にした。






里を出て少しすると、徐々に厚い雲が空全体を覆い、昼間なのに辺りを暗く染めてゆく。

「これは一雨きそうね、急がなきゃ」

早苗は持っていたアイスを早く食べると、歩く足の速度を速めた。
そうしている間にも雲は更に厚みを増してゆく。

ポツ、ポツ、ポツツパラパラ、ザアァァァァァァ・・・
「きゃっ、すごい雨!」

辺りに雫が落ちてきてその速度が速くなったかと思うと、一気に大雨が大地に降り注いだ。
早苗は買い物籠をお腹に抱えて前傾の姿勢で走り出した。
激しい雨粒が緑色のロングヘアーを濡らす中、早苗は走りながら辺りを見回し、雨宿りできそうな木陰を探した。
しかしどの木陰も雨に濡れそうなスペースで、とても雨宿りできそうなものではなかった。

「どこかないかしら、寒・・・くしゅんっ!」

髪のみならず、巫女服までも次第に雨に濡れてゆく。
それにより寒さを感じたのか、早苗は思わずくしゃみをしてしまった。
すると、他より大きい木が見え、早苗はすぐさまそこ目掛けて疾走した。



ザァァァァァ・・・
「どうしよう、服がびしょびしょになっちゃった・・・」

買い物籠を木陰に置き、早苗は髪と服の水を絞った。肝心の買った物こそ被害がなかったが、早苗自身の被害は相当だった。
服は雨で濡れてブラが透けて見え、スカートも太腿から膝にかけてぴっちりとくっついて、エロスを刺激する姿をかもし出した。

「寒いけどしばらく雨が止むまで待ちましょう。うう寒い・・・」

やむを得ず、早苗はそのまま雨が止むのを待つことにした。雨で全身が冷えるのも仕方なく思いながら・・・






ただの通り雨だったのか、それから僅か5分で雨は止んで空には明るい太陽が戻った。

「ようやく止んだみたい。さぁ早く帰らなきゃ」

早苗は買い物籠を持って、濡れて動きにくい衣類に戸惑いながらも歩きはじめた。



くるる・・・ぐるるる・・・
「うぅ・・・お腹が痛くなってきた・・・」

守矢神社への帰路の途中、早苗はお腹の唸りに足を止めた。

ぎょろろっ、ぐううううっ
「さっきアイス食べたのと雨で濡れたのが原因ねきっと・・・あいたた・・・」

ご名答。特に雨で全身が濡れて、そのままの格好なのは痛い要因となる。
早苗は足取りを速めるが、ここからが大変だった。

というのも、守矢神社は妖怪の山の山頂にある。つまりそこまでの階段を上っていかなければならないのだが、これがまたお腹への強い負担となる。
早苗は右手で買い物籠を持ち、左手をお腹に当てて下を向いて階段を一歩一歩歩いてゆく。
その階段を上る時の足を上げる行為が、お腹とお尻に負担として少しずつ蓄積していた。

ぎゅるぎゅぎっ!ぐぐぐっ、ごろごろごろ・・・
「くはっ・・・はぁ、はぁ・・・負けちゃダメ、こんな時こそ奇跡を信じなきゃ・・・」

ずしりと重く感じるお腹、そして高い熱を帯びている腸内。既に限界が近いが、早苗は奇跡で神社まで持ってくれることを願った。
奇跡からしてみれば「それは無理だわ」という話だろう。もちろん人生がそんな甘いはずがない。

ぶぶっ!
「あうっ!や、やだ・・・」

不意に肛門が緩み、そこからおならが空気中に放たれる。いくら現人神といえど、お腹のくだりに敵う訳ではなかった。

ぶぶ・・ぶっ、ぶ・・・
「あああ・・・もう、漏れ・・・」

蝉時雨の聞こえる中、それに勝る音が山の階段で響いた。






ブビビビュッ!ブビチビチッ!
「もうダメ・・・限界で、す・・・」

その場で座り込み、両手をとっさにお尻に当てるも間に合わなかった。水気の多い便が早苗の下着に浸透し、当てた両手に熱い液体を流した。
ドロドロで、不快な感触が早苗の手とお尻にまとわりつく。

ボビュブバビビビッ、ビチュブバブププビピビィッ!
「お腹痛い・・・うんちが止まらない・・・」

下着を中心に階段に下痢便が滝のように流れ、そこから段差を伝って下へ下へと流れてゆく。
スカートも下着も足も両手も全て便と同じ茶色に染まり、咽返るような酷い腐敗臭を放った。

ブゥブビィ!ブリュリュブバブッ、ブブブイブウッ!
「神奈子様や諏訪子様にどう説明すればいいの・・・ぐすっ・・・」

巫女ともあろう者が神社の階段で下痢便のお漏らしという大失態。
二柱への言い訳が思いつかないまま、早苗は泣きながら排泄を続けていた。



奇跡は何でも救ってくれる訳ではない・・・
今回は早苗さんです。純粋そうな早苗さんには下痢お漏らしがピッタリだと思いますが、私だけ?
しかしどうしても私には腹黒系のキャラは書けそうにないです。みんな純粋だったり優しかったり、でもそれはそれで面白いかな。

最近は雛やお燐もお気に入りです。しかし最近風はともかく地を書いてないなぁ・・・


■追記■

次回はお漏らし50作目、あのシリーズ本当の最終回書きます。
ぐう
作品情報
作品集:
17
投稿日時:
2010/06/23 22:31:58
更新日時:
2010/06/25 08:58:03
分類
東風谷早苗
スカトロ
お漏らし
1. 名無し ■2010/06/23 23:01:48
簡潔だからこその様式美を備えたスカトロss
いつも楽しませてもらってます
2. 名無し ■2010/06/23 23:10:05
射命丸に見つからなかったのが不幸中の幸い、そして次のターゲットは守矢二柱と見た。
個人的には腹黒や鬼畜な性格のキャラが出てこないぐうさんの幻想郷は大好きですぜ。(その代わりキャラは糞まみれで酷い事になってますが)
3. 名無し ■2010/06/23 23:11:12
みんなやさしくてあたたかい幻想郷
だから、うんちもたべさせてくれるはず
4. 名無し ■2010/06/24 01:17:51
信仰がふえるよ!
5. 名無し ■2010/06/25 08:49:04
>名無し(1)さん
ありがとうございます。
楽しんでもらえると私もとても嬉しいです。

>名無し(2)さん
神奈子様は以前書いたからまだしも、ケロちゃんがちょっと難しそう・・・です(個人的に)。
今更腹黒いキャラ書いたら世界観乱れるだろうからもう純粋キャラ限定で!

>名無し(3)さん
つ【ウンコー】 あたたかいうちにどうぞ。

>名無し(4)さん
やったね早苗ちゃん!
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