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『覚(さとり)のむかしばなし』 作者: JJJ

覚(さとり)のむかしばなし

作品集: 18 投稿日時: 2010/07/10 06:58:30 更新日時: 2010/07/12 22:07:26
むかしむかし
この島国に幻想の力があふれていたころ。
ひとりのきこりが山奥で斧をふるっていました。

こん こん こん こん

かわいた音がふかい森の中へすいこまれていきます。
きこりは一心不乱に斧をふるっています。
きものの背中は汗でぐっしょりとぬれ、もりあがった肩から玉のようなしずくがこぼれています。

こん こん ごん ごん

斧をふるうきこりの目つきが変わりました。
木のてっぺんや地面に目を走らせます。斧をふるう手つきもしんちょうになりました。

ごん ごん ごん どっ

きこりがこん身の力をこめたいちげきをふるいました。
ばりばりばり、めきめきめきという音を立てて木がたおれていきます。
どすんという音で地面をふるわせて、木は動かなくなりました。
きこりは笑いながら ふう、とひとつ息をはきました。
そして肩にかけた手ぬぐいでひたいの汗をふきました。
さあ つぎだ、とつぶやいたきこりは歩きだしますが、すぐに立ち止まりました。
少しはなれたところに女が立っているのです。
とてもきみょうな女でした。
あやめの花のようなあざやかな色のかみの毛をもっていました。
まぼろしのようにふわふわとした空色の服をきこんでいました。
そして服の上の胸のあたりぎょろぎょろ動く真っ赤な目玉がのっていました。
目玉からはなんぼんもツタのようなものが生えています。
あちこちにのびたツタは女のからだにからみついています。


きこりはぞうっとしました。からだじゅうに冷たいものが走りまわっています。
女はにやにやと笑いながらきこりを見つめています。
胸にのった赤い目玉もきこりのことを見ています。
きこりはおもわず後ずさりしました。
いっぽ。にほ。さんぽ。
ぎょろり、と赤い目玉がきこりをおいかけて視線を動かしてきました。
きこりはもういっぽも動けませんでした。
赤い目玉を見つめながらかなしばりにあったように固まっています。
けっしてきこりがおくびょうなわけではありません。
くまや、いのししにおそわれても ゆうかんに立ち向かうことのできる男です。
そんなきこりでも血走った赤い目玉の前ではどうすることもできませんでした。
くちびるをふるわせながらきこりは必死に考えます。
この女はなにものなんだろうか。さっきから笑ってばかりできみのわるいやつだ。
おれをおどろかしにきた化けぎつねかなにかだろうか、ときこりは考えました。
「私はきつねじゃありませんよ」
女が口をひらきました。


きこりはぎょっとしました。まるでじぶんの考えを当てられたような気がしたからです。
「まさかこの女はおれの考えが分かるのか、ですか。いがいと さといのですね」
女はにやにやと笑いながら言葉をつづけます。
口をひらくたびにちらちらと赤い舌が動いています。
「わたしは覚の妖怪です。あなたの心が見えるのですよ」
女、覚妖怪はけらけらと笑い出しました。
「人はだれだって心のおくにはきたないごみが眠っています」
覚妖怪は胸の目玉をなでながら話し続けます。
「あなたの心の中には、どんなごみくずがうまっているのでしょうね。
 うすぎたないねたみの心やよくぼうがつまっていることでしょう。くすくす」
赤い目玉がはげしく動き出しました。
かっかっかっかっと赤黒くかがやいています。
きこりはそれをぼうぜんと見つめていました。


覚がにやにや笑いをやめました。
おどろいたような顔をしてきこりをにらみつけています。
「なぜですか」
覚がさけびました。
「わたしは心が読めるのですよ。わたしがこわくないんですか
 心の中を見られておそろしくないのですか。」
覚のことばはつづきます。
「心の中が真っ白だなんてありえない。いままで見てきたどんな人間も
 顔はしんせつなふりをして心の中は真っ黒だった。なのに。なのに。なんであなたは」
うろたえている覚にきこりがぽつりとつぶやきました。
「うそつきなやつは山じゃ生きていけないんだよ」
ほうけた顔をした覚がきこりを見つめました。
なにかしゃべろうと口をぱくぱくさせていますが、覚の口からはなにも出てきません。
「山に入るってのはな、山のかみさまのふところにお邪魔するようなものだ。
 そんなときによくないことを考えてたらばちが当たってしまうじゃないか」
けものにおそわれたり がけから落っこちたりするのさ、ときこりは説明しました。
「しんじられない」
ふるえた声で覚がさけびます。
さけびながら手をふりまわしています。
「人間のくせに。うそつきの人間のくせに。心がどろどろの人間のくせに。
 わたしをきらう人間のくせに」
さけび声がどんどんと大きくなってきました。
きんきんとすさまじい大きさでひびく声にきこりはおもわず顔をしかめました。
目をもういちどあけたときには、覚のすがたはどこにもありませんでした。


つぎの日もきこりは朝から山で斧をふるっていました。
大きな木をたおし、わかい木の下枝をはらい、ざっそうをぬきました。
ひとしごと終えてきりかぶにすわって一服しました。
すいとうからお茶をのんでいると、むこうからきのうの覚妖怪がやってきました。
すぐちかくまで来てじっときこりのことを見つめています。
きこりはだまってもってきていたおにぎりを差し出しました。
うけとった覚はしばらくおにぎりを見つめていました。
そしてぽろぽろとなみだをながしはじめました。
「おい、どうしたんだ。そんなにおなかがすいているのか。もっとほしいのか」
きこりがあわてて言いました。
覚はなにもこたえません。
しゃがみこんでぼろぼろと泣きつづけています。
覚が泣き止むまで、きこりはずっと覚の背中をなでてやりました。


覚はうれしかったのです。
人に親切にしてもらったのは生まれてはじめてのことでした。
いつもうとまれて、いつもいやがられて、いつもさけられる。
それがいままでの覚の毎日でした。
覚はさびしかったのです。
きらわれ者として生きるのはとてもつらいことでした。
人間にきらわれて、妖怪にもきらわれる。
それが覚という妖怪の一生でした。


それから覚はきこりのもとにたびたびあらわれるようになりました。
しょうじきもので、心のきれいなきこりは覚のはじめての友だちになったのです。
覚がやってくるときこりはだまってにもつの中からおにぎりをとりだしました。
そしてきりかぶにならんですわっておにぎりを食べました。
食べおわると二人でおしゃべりをしました。
覚はおしゃべりが下手だったのでたいてい聞き役でした。
きこりの話すことをいつもにこにこしながら聞いていました。


きこりと覚のかんけいは、ずうっとつづいていました。
きこりがきつねをつかまえたときは毛皮をなめして覚にえりまきを作ってあげました。
覚はめずらしいきのこやきれいな宝石をきこりにおかえしとしてあげました。
ふたりはとてもなかのよい友だちとして、山に生きるなかまとしてみとめあっていました。
そのかんけいがなん年もなんじゅう年もつづいて、きこりは年をとりました。
年をとったきこりはある日、山にむすこをつれてきました。
この子が自分のあとをつぐことになる、と覚にせつめいしました。
覚は不安がりましたが、むすこもきこりと同じしょうじきものだったのでじきにうちとけました。


のんびりとした山とはちがい、外のせかいはめまぐるしく動いていました。
おおきないくさがおきて、おわりました。
また同じようないくさがおきました。
なんどもなんども同じようなことをくりかえして、ついにおわりました。
そしてあたらしい王が生まれたのです。
王はとてもよくばりな人でした。
ぜいきんをたくさんあつめるためにおふれを出しました。
王のめいれいをうけたへいたいたちが国のあちこちに散らばっていきました。
そして山や森にすむ人たちをつぎつぎにつかまえました。
どこにすんでいるかわからない人からぜいきんをあつめることはできません。
王はこの国のぜんぶを自分のものにしようとしたのです。


覚たちがすむ山にもへいたいはやってきました。
きこりとむすこは街につれていかれてはたらかされることになりました。
覚は泣きました。
友だちとのわかれになみだをながしました。
覚は怒りました。
りふじんなめいれいを出す王をのろいました。
覚は言いました。
さんにんでにげだそうと、なんどもなんども言いました。
きこりはしずかに笑っていました。
覚のあたまをなでながら、だいじょうぶだよ、と言いました。
すぐにもどってくる。すぐに会える。やくそくするよ。
泣かないで、待っていておくれ。
やさしくなでてやりながら、しずかに笑いながら、きこりは言いました。
覚はなみだをこらえようとしました。
こらえようとして、こらえようとして、こらえきれませんでした。
ぼろぼろとなみだをこぼした覚はきこりをだきしめました。
なわでしばるように固く、はなれないようにきつく、だきしめました。
木クズと草のにおいがしみこんだ山の男のかおりがしました。
きこりはだきつかれてびっくりしました。
でもすぐにまた笑って、覚の背中をなででやりました。
むかし友だちになったころのように、やさしくやさしくなででやりました。


覚は待っていました。
きこりとむすこがつれて行かれてからなん年もたっていました。
それでも覚は待ちつづけていました。
ふたりといっしょに食べるためにまいにちおにぎりをにぎって待っていました。
帰ってきたおいわいにあげようと、山ほど毛皮や宝石をよういして待っていました。
それでもふたりは帰ってきませんでした。
山の上にはえた大きな木のてっぺんにすわって覚はふたりを待っていました。
きこりとのやくそくを守って覚はふたりを待っていました。
それでもふたりは帰ってきませんでした。


それからまたしばらくしたある日。
覚は山にむかって歩いてくるひとかげを見つけました。
覚はよろこびました。
うれしくてうれしくて、うれしすぎて泣きました。
なんとか泣きやんで、かがみの前でにこにこ笑ってみました。
今まででいちばんのえがおを作れました。
そしてひとかげのほうへ走っていきました。
そこにいたのはひとりの男でした。
覚にはその男のことがすぐにわかりました。むすこでした。
きものやかみがたが大きくかわっていましたが、すぐにわかりました。
むすこの近くまでたどりついました。
むすこは周りをきょろきょろと見まわしていて、こっちに気がついていませんでした。
声をかけようとした覚の口はうまく動きませんでした。
かわりに胸にある赤い目玉が動き出しました。
かっかっかっかっと目玉の動きははげしくなっていきます。
覚りはまた泣き出しそうになりました。
真っ白だったむすこの心の中がごみだらけになっていたのです。
それはもうひどいありさまでした。
ごみじゃないところを探すのがむずかしいくらいでした。
むすこの心はどろどろのきたないものがうずをまいていました。
お金のことしか考えていませんでした。
かけごとやおさけ、女を買うことしか考えていませんでした。
覚のからだががたがたとふるえだしました。
見たくもないきたない心が覚の目にとびこんできます。
むすこは都会のみりょくにとりつかれてしまったのです。
きれいなまちなみ。うつくしくきかざった女。めずらしい食べもの。
なにも知らないわかものが都会のまものたちに勝てるはずがなかったのです。
むすこの心がうすよごれていくようすを覚は歯を食いしばりながら見ました。

そして、きこりが街でどうなってしまったのかも見てしまいました。

きこりはもう死んでいました。
なれない街のせいかつは年老いたきこりにはきびしすぎました。
いなかものとばかにされながら、石をなげられながら、きこりははたらきました。
はたらいて、はたらいて、ねる間をおしんではたらきました。
はたらきすぎて、ふらふらになりながらはたらきました。
そしてしごとちゅうに血をはきだして死にました。
やせおとろえてひびわれたきこりのくちびるに黒い血がしたたっているのが見えました。
さいごのさいごまで山に帰りたがっていたきこりのかなしみが見えました。


覚の口からひめいがもれました。
とすんと、しりもちをつきました。
こしがぬけて立ち上がることができませんでした。
物音に気がついてむすこがふりかえりました。
覚を見てにやにやといやな笑いかたをしています。
ずん。ずん。
むすこが覚に近づいてきました。
手にはなわとナイフがにぎられています。
それを見ても覚は動くことができませんでした。
りょうてであたまをかかえてがたがたとふるえています。
目をぎゅっと閉じています。
覚はこれいじょうかわりはてた友だちを見ていたくありませんでした。
しかし胸にある目玉を閉じることはできません。
ぎょろぎょろとむすこを見すえた赤い目から、覚にどんどん心がつたわってきます。
むすこは覚をつかまえてみせもの小屋に売りとばすつもりのようでした。
売ったお金でなにをしようか。うすぎたないよくぼうがあふれてきます。
むすこが覚の目の前まできました。
なわでしばろうとして、ふと手を止めました。
覚のからだをじろじろを見わましています。
白いはだ。子供のようなほそい腰。やわらかいかみのけ。
むすこの顔のいやな笑いがいっそう強くなりました。
売りとばすのは楽しんでからでもいいか、覚に心の声がとどきました。
覚の心はかなしみで真っ白になりました。


覚が気がつくとまわりにはだれもいませんでした。
木のねもとにたおれてきぜつしていたようです。
あわててからだを起こします。
目の前にはむすこがたおれていました。
胸の目玉はなにもつたえてきませんでした。
目の前には覚がころしたむすこの死体がたおれていました。
それを見てまたなみだがながれてきました。
人の心のよわさとはかなさをかなしむ なみだでした。
ごしごしと目をらんぼうにこすり、覚は立ち上がりました。
いっぽあしをふみだしたとたんガクリとひざをつきました。
あしがうまく動きませんでした。
からだの真ん中のあたりがじんじんひりひりといたみました。
覚にはそれが大切なものをうしなったいたみに思えました。
あらためて友だちをうしなったことを思い知り、覚は声を出して泣きました。
いくら泣いても、泣きさけんでも、覚の背中をなでてくれるものはいませんでした。


つぎの日の朝。覚のすがたは山のどこにもありませんでした。


覚はくらいどうくつの中にいました。
ぼんやりと上を見あげて動こうとしません。
あれからすぐに覚はこのどうくつにうつりすみました。
荒れはてた岩山にあいたどうくつです。
ちかくにいきもののかげはありませんでした。
心を見たくない。心を見るのがこわい。
ふかくきずついた覚はそう考え、だれもいない岩山にすむことにしたのです。
出歩くつもりはありませんでした。
だれかと会えばまたかなしみがふえるだけです。
まいにちぼんやりとしながら一生を終えるつもりでした。


しかしそのせいかつはすぐに消えてしまいました。
岩山を人間の黒い心がとりかこみました。
あわててどうくつから顔を出した覚はおどろきました。
岩山に人間があふれているのです。
人間たちはみなつるはしをふるい、穴をほっています。
穴から宝石や鉄をほりだしているようです。
そして人間たちはみなどろどろした心をもっていました。
見つかった宝石をひとりじめする方法。ぬすむ方法。うばいとる方法。
きたないごみが心からあふれ出しています。
あふれた心にとりつかれた人間たちは妖怪よりもみにくい顔をしていました。
覚はなみだをながしませんでした。
なみだはすでに枯れはてていました。


男たちが寝しずまった夜。
覚はふらふらと岩山を後にしました。
もうどこにも行くところがありませんでした。
どこもかしこも人があふれ、きたない心があふれ、妖怪のすむところはなくなっていました。
ひるまはくらい所に身をひそめてよるを待ちました。
よるにはふらふらとさまよい歩きました。
人のすがたにおびえて、声にふるえて、心にかなしむ日々でした。
そんなある日、覚は地のそこにつづくような大穴を見つけました。
入り口でちょっと考えると、覚は穴の中にとびこんでいきました。
そして人の世からすがたを消しました。
人間が覚に会うことはにどとありませんでした。









地のそこにすみかをうつした覚はそこでもひとりぼっちでした。
ほかの妖怪は覚をおそれ、きらい、うとんじました。
覚は地のそこのすみっこに家をたてました。
そしておそろしく冷たい目をした妖怪としてさびしくくらしていました。
ほかの妖怪にわるぐちを言われても、さけられても平気にふるまっていました。
じろりと妖怪をにらみつけて、なんでもないような顔をしていました。
しかし家の中ではおにぎりを食べながらひとりさびしくなみだをながしていました。





 
こいしちゃんどこいった



はじめまして。初投稿になります。
ふとしたことからここに迷い込んで、作品集を1から読み漁っていました。
読めば読むほど私も書いてみたいという気持ちが湧き上がってきました。

思いのままに書いてみたのはいいのですが
物語が矛盾したり大風呂敷を広げすぎたりしてしまい
書いては消し、また違うネタで書いては消しを繰り返していました。
それで何とか昔話風でまとめてみたのがこの作品になります。
SSを書くのは初めての経験でしたので読みにくいところや
強引なところ、おかしな表現などがありましたら
指摘をいただけるとうれしく思います。

最後になりますが、お読みになって頂きありがとうございました

 −−−−−
コメント返信です
>>1
ありがとうございます。そう言って頂けるとSSに挑戦した甲斐がありました。

>>2
こいしちゃんも参加させようといろいろ書いてみましたが
うまい話の流れを思いつけなかったので今の形になりました。
こいしちゃんごめんなさい

>>3
かもしれませんね。
無気力な人間が増えている現代社会で
生きながら死んでいく心を見たらどんな反応をしてくれるのでしょうか。

>>4
確かにその通りです。
でもだからこそいつまでもきれいな心でいてほしいと私は思います。
人前では冷静な覚妖怪としてふるまっているのに
心はどんどん傷ついて自室で膝を抱えて泣いて欲しいのです。

>>5
感想ありがとうございます。そうですね。綺麗な心は忘れたくないものです。
普通の文体で書くと書きたいものが暴走して収拾がつかなくなるので
ある程度制限がかかる昔話風が私には合っているのかもしれません。

>>6
ぼろぼろと泣かせたい絶望させたい一心で書いたので
そう言って貰えると嬉しいです。

>>7
こちらこそありがとうございます。次もがんばってみます

>>8
たくさん撫でてあげてください。泣いて喜ぶと思います。
JJJ
作品情報
作品集:
18
投稿日時:
2010/07/10 06:58:30
更新日時:
2010/07/12 22:07:26
分類
さとり
1. 名無し ■2010/07/10 16:51:56
きれいなさとりん
なみだでまえがみえない
2. 名無し ■2010/07/10 21:03:35
いい話だったけどこいしが不憫だなぁ……


そしてすっかり忘れられたこいしちゃんは
しくしくと泣くのでした
3. 名無し ■2010/07/11 08:49:56
さとりんが今の外世界をみたら汚なすぎて吐血しちゃう。
4. 名無し ■2010/07/11 09:36:39
さとりんが苦しかったり悲しかったりするのは、さとりんの心がキレイだから

心を汚してしまえば苦しみも悲しみもなくなるよさとりん
5. 名無し ■2010/07/11 18:59:48
とても考えさせられる話でした
それと平仮名を用いていて良い表現だなと思いました

それにしてもこのお話を読んでからと言うものずっと心についての考えて止まりません
きっとこのきこりの息子もある意味では被害者なんでしょうね
綺麗な心のままでいるのは人間には難しい事です
しかしこのお話を読んで出来るだけ綺麗な心でいたいなと思いました

素敵なお話をありがとうございます
これからも期待してます
6. 名無し ■2010/07/11 22:17:01
さとりんが絶望し、歪んでいく様がたまらん

こんな腐敗した俺の心をさとりんが見たら爆散するだろうな
死にたい
7. 名無し ■2010/07/12 10:01:43
こんないい話をここで見れるなんて
ありがとう
8. 名無し ■2010/07/12 10:38:29
さとりんの背中をなでてあげたい
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