ぱんつがおしっこ臭そうな東方キャラ

　

　　　　　　　　　　　　　　　――うどんげのよさが分からんやつが哀れで仕方がない








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぱんつがおしっこ臭そうな東方キャラ








　「師匠ぉ、どこですかー？」　
　永遠亭の縁側をどたばたと走るのは、鈴仙・優曇華院・イナバ。
　彼女は各部屋の襖を開け閉めして、師匠――八意永琳を探していた。

　なんでも急患が来たらしく、診察しようにも、うどんげの技術と知識ではどうにもならないようだ。

　「師匠！いないんですか、急患さんですよ！」
　もしかしたら薬草を摘みに行った可能性も否めない。

　「ど、どうしよう……うっ」
　不意に彼女は強烈な尿意を覚えた――これは今朝冷蔵庫に珍しく入っていた、もらい物の人参ジュースの飲み過ぎが原因と推察される。

　たらり、と冷や汗。
　(とりあえず、トイレに……)
　
　下腹を押さえつつ、すり足で厠へ向かううどんげ。
　(はあはあ、早くしなきゃ。患者さんが待ってる……)
　
　長い廊下の端に、厠を発見。
　駆け込もうとした、その時――
　
　「あら？　うどんげじゃない」
　薬草を満杯に詰めた籠を背負った永琳が、戻ってきたのだ。

　「！　師匠……っ」
　あと一歩のところで、急に呼び止められたうどんげは、急激に尿意が収縮するのを感じた。
　
　(収まった……とりあえず、師匠を患者さんの元へ)
　「師匠！　今さっき急患が来て、診てもらいたいそうです！」

　「えっ！？　ホント？　早く行かなきゃ。うどんげも着替えて付いてきなさいっ」
　　
　「分かりました！」
　応答して、急ぎ自室に戻って白衣に着替えるうどんげ。
　さっきまで頭を支配していた尿意は、もう完全にどこかへ行ってしまった。
　
　どたばたと医務室へ駆け込むと、既に永琳は患者の診察を始めていた。
　「ああ、うどんげ。その薬を取って」
　
　「あっ、はい！」

　



　そうして、１時間弱。
　月の頭脳の迅速な処置のおかげで、患者は大事に至ることなく無事帰途についた。
　
　永琳は、ふう、と安心した表情を見せた。
　うどんげも伸びをして、お茶でも入れようと立ち上がった直後――

　(っ！　お、おしっこしたい……)
　緊張の糸が切れたせいか、再度凄まじい尿意を催した。

　(そんな、あっ……急にっ！)
　「すっ、すいません、師匠……トイレ行ってきます」
　
　言い置いて、そそくさと廊下に駆け出す彼女。
　だったが……

　「きゃ！」
　つるっ、どてん！
　
　急ぐあまり、磨き上げられた床に滑って転んでしまった。
　
　日ごろから丁寧に拭き磨いている透き通るような床が、今は憎らしかった。
　(いやっ、漏れちゃうっ……！)


　ぷしゅっ、ぶしゃあああああああああ
　
　
　噴水のごとき勢いで、うどんげのぱんつは綺麗な黄色に染め上げられていく。
　「ふっ、ぅあっああん、出ちゃったよぉ……」
　どうしようもなく、涙目で頬を紅潮させながら、彼女は放尿の快楽に浸ることにした。
　
　ぱたぱたと、鏡のような床に黄色い尿が滑って広がっていった。
　そこからは、もくもくと刺激臭のする蒸気が立ち上り、空へ上っていく。

　「はあ、はあ、気持ちいぃ……」

　
　
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