残念無念

作品集: 19 投稿日時: 2010/07/31 14:00:44 更新日時: 2010/07/31 14:00:44
「騙された……またドラクエの発売日が遅れるなんて誰が予想できる? 誰がこんなこと望んだ? 否、誰もこんなこと望んでやしない。これは全幻想民を落としいれようとするエニックスの陰謀、そう異変なんだよ霊夢!!」

「とりあえず土足で畳の上を歩かないで頂戴。というかまたなの魔理沙」
ああ、腹立たしいことにな、と言いながら部屋の中にも関わらずいそいそと靴を脱ぐ魔理沙もとい非常識。
彼女が戯言ほざきながら家に押しかけるのは珍しいことではない。
ほぼ週一で何かしら理由をつけては行き着けの定食屋の常連よろしく慣れた様子で入って来るのだ。
うちはコンビニでも、ましてや定食屋でもねーんだぞ!
ていうかおま、汗が滴ってんじゃねーか!

「ああ! 畳傷ついてんじゃない、どうすんのコレどう落とし前つけてくれんの」

「甘いな霊夢、その傷は前霊夢が机に物置きすぎたときに出来た足傷だ!」
足傷……畳の部屋をお持ちの家庭なら共感できるだろう。四角い巨獣の足跡が。

存外に魔理沙の記憶力は高いようだ。だてに東大を1浪で入ってはいないということか。
東大……国立東方大学 霊夢も一度学食目当てという不純極まりない動機で目指そうかなんて思った時期があったが、そんな生半可な覚悟で幻想郷1の難関大学に入れる筈もなかった。ちなみに早苗さんもここ出身である。スイーツ(笑)
だが、ちゃっかり国立のそこそこの所にストレートで入っている当たり、主人公の名前は伊達ではない。

「でも入って知ったけど国立の学食地味に高くて食えないしさぁ! ほんと世界終われ!」
勿論どこも高いはずもなく単に霊夢の入った所がぼってるだけである。

「なんだ霊夢金欠か? なんなら私が奢ってやろうか」

「マジで!?」
にわかには信じがたい言葉。ここは少しでも疑うのがセオリーというものであろう。
だが霊夢は腹が減っていた。それはもう絶食という、仏陀もちょっとひく修行を三日続けていた。 She was hungry.
それ以上の理由は必要なのだろうか。

「ああマジだ。 勿論貸し1だぜ」
二カッといい笑顔で答える魔理沙。嗚呼! 今度からあんたのこと救世主魔理沙って呼ぶわ。

「それは止めなさい」
ごめんなさい。



そして彼女はなんやかんやで学食を奢って貰おうと魔理沙に着いていったのだが、関係者以外はお断りしますと警備員に冷たくあしらわれ、ここが以前自分が落ちた所であったのもあり忌々しげに東大のキャンパスを睨みつけこう言い放った。

「こんなところ二度と来るか!! 落ちて清々したわ!!」
そう叫ぶ彼女は、さながら行き着けの定食屋を追い出された酔っぱらいのおっさんのようで、帰り際の彼女のなんとも哀愁漂う後ろ姿は道行く人々の目を惹きつけた。
読んで下さりありがとうございます。
今回はカオスをテーマにしたつもりです。
カオスになっていたでしょうか?
早苗さんを出せれば良かったのですが今回は省かせて頂きました。
稚拙な文である意味見るに耐えない作品になっているかもしれないですね……
暇を潰して貰えたら嬉しいです。
SANO
作品情報
作品集:
19
投稿日時:
2010/07/31 14:00:44
更新日時:
2010/07/31 14:00:44
分類
博麗霊夢
短い
1. 名無し ■2010/07/31 19:26:18
産廃ではないな
2. 名無し ■2010/07/31 22:42:14
いや、ほかに出したらフルボッコって意味では産廃だと思う。
あくまで、消去法だが…
3. 名無し ■2010/07/31 22:46:56
確かに産廃ではないけど
アタック25に対するロート製薬のCMみたいでいいと思う
4. 名無し ■2010/08/01 08:04:00
キャラ立ってるしいいと思う
5. 名無し ■2010/08/01 09:49:03
カオスと言うより脈絡が無い? スピード感のような物が無いのが惜しい気がします。
最初から「変」なので、名前だけ東方キャラでやってることは普通の現代人というのはよくあるパターンなので
これはこういう話なんだなと思えて特に混乱する事も無いし。
不条理ギャグとも違うし……言葉にするの難しいなぁ。
6. 名無し ■2010/08/01 10:00:37
何と言えばいいか分からない
7. 名無し ■2010/08/01 23:24:40
最後の段落のオチの付け方がカオスらしくないかな。失速している感じがする。
日本語は読みやすくて丁寧なのに残念。
8. 名無し ■2010/08/01 23:42:27
次に期待
9. 名無し ■2010/08/02 15:53:27
産廃に流れ着くのは未来を失ったものだけではないという好例。
生温かく見守るべき。
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