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『咲夜さんを紅魔館メンバーで調教する物語 5話』 作者: kyoune

咲夜さんを紅魔館メンバーで調教する物語 5話

作品集: 20 投稿日時: 2010/09/01 12:07:33 更新日時: 2010/09/01 21:07:33
「はぁ……はぁ……」
 ここは紅魔館一階のトイレの一室。
 その一番奥の個室からは、先ほどから一人の女の甘い声がしきりに漏れ聞こえてきている。
 時折ある人の名前を口から漏らしながら、途切れる吐息と共に小さな喘ぎ声が発せられる。
「はぁっ……咲夜さぁ……ん」
 女は中華服のスカートを膝までずり下ろし、その長く細い足を左右に開いて便器に座り、自分の秘所をしきりに指でまさぐっていた。
「あっ……ふうっ……だ、だめですよぅ、そんなに強くしたら……」
 脳内で想い人に抱かれる自分を思い描きながら、最早股間を弄るだけでは物足りなくなり、その手から溢れんばかりの豊満な胸に静かに手を伸ばし始める。
「くふぅっ……あっ、ちくびも……きもち、い……」
 女は自分の胸に触れ、柔らかく揉みしだきながら徐々に手を沿わせていき、既に大きく勃起してしまった乳首を服の上から指で摘んだ。
 胸と秘所に同時に与えられる快感に、思わず身を捩ってしまう。
「……服、じゃま……」
 そう言って胸のボタンをはずすと、女はするするとその華美な中華服を脱ぎ始めた。
 脱いだ後に現れたのは、すらっとした細く美しい肢体に、その体とのギャップが激しいメリハリの付いた胸部。
 女は一糸纏わぬ姿になると、全裸となった自分への興奮も相まって、さらに自分の性器をまさぐる指に力を入れた。
 だいぶ快感は溜まってきている。おそらくあと一分としないうちに、絶頂へと達せられるだろう。
「あっ、はっ、気持ちいいですっ、もう、イっちゃいます……咲夜さ、ん……!」
 蟹股気味に開いた美脚が、快感にぶるぶると打ち震える。
 口元から涎を垂らしながら、頭の中では必死に思う人の痴態を妄想する。
「……あっ、イク……!」
 ――やがて、限界が訪れた。
 女は快感に思いっきり唾液まみれの舌を突き出すと、一際大きな声を震わせ、激しい絶頂を迎えた。

「はぁ……また自分でシちゃった……」
 自慰を終えた女は気だるそうな仕草でティッシュペーパーで自分の股間を拭くと、夢中でまさぐっている時に個室内に飛び散った自分の愛液も一緒にふき取った。やはり気分的に気持ち悪いのだ。
 果てた後に、一気に押し寄せてくる虚無感を頭の中で感じながら。
 同時にオカズにしてしまった人への申し訳なさも感じながら、女は深いため息をついた。
「……咲夜さん、いつになったら私の気持ちに気づいてくれるんだろう……」


 コツ……コツ……

「?」
 不意に、足音が聞こえてきた。
 誰かがトイレに入ってきたのだろう。比較的軽い足音だ。
「……あっ」
 女は自分が全裸でいることに気づいてはっとすると、急いで床に脱ぎ捨てた中華服を拾い、かぶるように着ようとした。
 そのとき。

 パキンッ

「え?」
 目の前で、施錠しておいた筈の個室のドアの鍵が、音を立てて割れるように吹き飛んだ。
 同時に衝撃で少し開いたドアに、小さめの手がさっと差し込まれる。
 女が状況を理解できずに戸惑っているうちに、トイレの廊下と個室をつなぐドアはその差し込まれた手に引っ張られ、一瞬で開ききった。

「話は全て理解したわ。美鈴」
 美鈴と呼ばれたその女は、目の前の光景に呆然とした。
 全裸で便器に座って痴態を晒している自分の前に、強引にドアを空けて個室に入ってきた人物が腕を組んで仁王立ちし、こちらに目線を送ってきている。
 しかも、よりにもよってその人物は。
「レっ……レミリアお嬢様!?」
 自分の雇い主でありこの紅魔館の主でもある、レミリア・スカーレットだった。
 美鈴は今の自分の姿を見て状況を認識すると、慌てて胸と股間を腕で覆い隠し、動揺した口調で必死に弁解しようとする。
「あわわっ、こ、これは違うんですっ! 私はあくまで用を足すためにトイレに居たのであって、決して咲夜さんとえっちなことしてる所を妄想しながらオナニーしてたりとか、そういう訳じゃありませんからっ! 絶対違いますからっ!」
「成る程。咲夜とえっちなことしてる所を妄想しながらオナニーしてたのね」
「……っ!」
 薮蛇だった。
 この目の前の吸血鬼には、全てお見通しらしかった。
 思わず目に涙を浮かべる美鈴。まさかこんな所を人に、しかも……恋敵に見られるなんて。
 押し寄せてくる強烈な自己嫌悪に、美鈴はその深紅の長髪を打ち振るわせた。

「……ふぅ、仕様がない娘ね」
 しかし、レミリアは特に美鈴に対して何の感情も抱いていないような目で見ると、小さくため息をついた。
 そして数秒後、その口元は妖しく歪んだ。


「ねぇ美鈴。いいこと教えてあげようか」



  ★☆★☆★☆★☆



「……で、なんであんたがここに居るのよ」
 場所は変わり、ここは咲夜が監禁されている例の部屋。
 そこには、ベッドの上で身にシーツを包み座っている咲夜と、いやに興奮した様子で鼻息を漏らしながら、あたりをきょろきょろと見渡す美鈴の二人が居た。
 咲夜は挙動不審気味の美鈴を少し警戒するかのような視線で見つめている。過去三度の経験から、この部屋に入ってくる人はあまり信用できなくなっているのだ。
 しかし、それがあの美鈴なら。能天気でおっちょこちょいで無駄に張り切り屋でドジばかりしている美鈴なら。
 少しは緊張も和らいだ。というより、あまりの彼女の様子の奇矯さに、半ば呆れ≠フような感情も入っていたのは確かだ。
 一方美鈴は、目の前のベッドで白いシーツで身を隠した咲夜を、横目でずっとちらちらと目線を送っていた。
 そう、この間のパチュリーの件でメイド服をびりびりに破られてしまった咲夜は、当然着るものがなくなってしまい、今はベッドのシーツを服の変わりに纏っている状態だった。
 しかし、当然ながら咲夜の体はシーツ一枚では完全には隠し切れず。細く美麗な肩と鎖骨、薄いシーツの巻き付けを押し返す胸部、下から覗く脛下一本生えない美しい脚などが、美鈴の目にはどうしても映り込んできてしまう。
(あぁ……咲夜さん、綺麗です……。というかむしろエロいです、その格好すっごく……。ああああぁ、咲夜さぁん……)
 それらの魅力的な女体が、美鈴をこれほどまでに興奮させているのだ。こうなってみると、ただ全裸で居るよりむしろこんなシーツ一枚を申し訳程度に纏っていたほうが、よっぽどエロティックである。と美鈴は痛感した。もちろん口には出さないが。

「……で、何か私に用でもあるの?」
 咲夜の発したその一言で、美鈴ははっと気を取り直した。
「えっ!? あ、いえいえ、その、なんと言うか、用なんだけど用じゃないというか……」
「……? なに言ってるの? あなた、さっきからちょっと様子がおかしいわよ?」
「あ、そうですか? 気のせいですよ、ははは……」
「そうかしら。私にはそうは……」
(あああ、咲夜さんが私に視線を向けてくれてるぅ……可愛いよぉ……)
 会話の途中でも、いつの間にか美鈴は脳内で咲夜を愛でに愛でまくっていた。きっと傍から見たら変態≠ニ言われてもおかしくないだろう。
 美鈴の妄想は目の前の咲夜のあられもない姿(シーツ姿)によってどんどん加速していっている。
(ああ、咲夜さん……綺麗な髪、綺麗な顔、綺麗な唇……)
「ちょっと、美鈴?」
(あああ、おっぱいのふくらみもえっちだよぉ……うう、きっとあのあたりに咲夜さんのおへそが……!)
「……め、美鈴?」

(咲夜さん……)

(……犯したい……!)

 次の瞬間。
「さっくやさああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
 美鈴は突然片脚で床を蹴り出し、大量の真っ赤な鼻血を鼻から噴出しながら空を舞った。
 その姿はさながら、中国四千年の歴史に脈々と受け継がれる伝統の空中武術を繰り出した達人のようであった。
 そして向かう目標はもちろん、ベッドの上の咲夜一直線。
「えっ、ちょっと美鈴……っ!」
「さくやさあぁぁぁん!!」

 ドンッ!

 美鈴は飛び込んできた衝撃で咲夜の体を強引にベッドに押し倒すと、そのまま咲夜の豊満な胸の谷間に顔を思いっきりうずめた。
 途端に咲夜の顔が真っ赤になる。
「め、美鈴っ! なにやって……!」
「ああああああああああ! 咲夜さんのおっぱい! おっぱいい! 柔らかいよおぉぉ!」
 狂喜乱舞しながら胸に顔を押し付け、その感触を思う存分味わう美鈴。
 最早、完全に頭の螺子が吹っ飛んでいるとしか思えない行動ぶりである。
「ちょっと美鈴! いい加減に……!」
 そう咲夜が言い終わる前に、美鈴は咲夜が身に纏っている薄いシーツを両手で引っ掴むと、容赦無くびりびりに引き裂いた。
 すると当然、咲夜は何も身に纏わぬ生まれたばかりの姿となった。今までシーツに押し付けられていた巨乳が、ぶるんと大きく揺れる。
「きゃっ……!」
「はぁはぁはぁ。可愛いですよ、咲夜さんっ!」
 突然のことに驚愕する咲夜の反応を楽しみながら、美鈴は露出した咲夜の胸に、勢いよくかぶりつかんばかりに口をつけて吸い付いた。
 まるで母に母乳を求める赤子のように、咲夜のピンク色の乳首をちゅうちゅうと吸い始める。
「ひっ……あっ……!」
「咲夜さん、感じてくれてるんですか!? 嬉しいです! もっと一生懸命おっぱい吸ってあげますからね!」
 美鈴は最早他のことなど目に入らないといった様子で、一心不乱に咲夜の胸を吸い尽くす。
「やっ、やめて、やめてよ、美鈴……!」
「何言ってるんですか、咲夜さんだって気持ちよさそうにしてるじゃないですか!」
「やだ……やめて、お願いだから……」
「ふふふ、嫌よ嫌よも好きのうちと言うんですよ咲夜さん!」
 咲夜の嫌がる声を機構ともせずに、胸をしゃぶり続ける美鈴。
 美鈴はますます猛り、まるで野獣のように咲夜を襲い続けた。

 ――が。



 パンッ!


「やめてって言ってるでしょっ!! バカっ!!」

 甲高い音が、密室に響いた。
 それは、咲夜が美鈴の頬を平手で張り飛ばした音だった。

「咲夜……さん……?」
「もうやめてよっ! 私の気持ちも少しは考えてくれたっていいじゃない!!」
 咲夜の胸から唇を離し、口元から唾液を垂らしたまま呆然とする美鈴。
 はぁはぁと口から怒気を吐きながら、片を揺らして大声を上げる咲夜。
 数秒前とはまるで立場が逆転したかのように、二人の間に流れる空気は一変して変わった。
 不意に、咲夜の大きな瞳から、つうっと一筋の涙が頬を伝った。
「私……もう何日も前からこんな部屋に監禁されて、レミリアお嬢様にもパチュリー様にもいいように遊ばれてるのよ……!? わたしだって人間なんだから、好き勝手に犯されるための道具じゃないのよ……! それなのに……それなのに……!」
「……咲夜さん……」
 裸のまま頭をたれる咲夜。
 おろおろと戸惑う美鈴。
 咲夜の涙の量は少しずつ多くなり、ついには大粒の玉となってベッドの上に零れ落ちた。
 まるで子供のようにひっくひっくと声を裏返しながら、静かに泣き崩れた。

「咲夜さん……」
 すっかり勢いを失った美鈴。
 目の前には、最愛の人が背中を震わせて泣きじゃくる姿。
 その原因は、自分。
 自分の、自分勝手な性欲で、一番大好きな人を泣かせてしまった。
 ……。

 馬鹿だ。私は。

 美鈴も、知らぬうちにその瞳に涙を浮かべた。
 その涙は、愛する人を泣かせてしまったという罪の意識。
 それだけが含有された、純粋な涙の粒だった。

「……咲夜さん」
 美鈴は目の涙をぬぐうと、真剣な顔つきとなって、言った。
「ひっく……もう、やだよ……帰ってよ美鈴」
「咲夜さん。聞いて下さい」
「やだ! 帰って! 美鈴なんか嫌いよ!」
「咲夜さん」



「愛してます」



 咲夜の震える背が、止まった。

「……え?」
 涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、顔を上げた咲夜。
 目の前には、とても冗談とは思えない。真剣な瞳でこちらを見つめてくる美鈴。
「……美鈴……?」
「愛してます。咲夜さん。この世界の誰よりも、誰よりも大好きです。咲夜さん」

 いつも、言えなかった台詞。
 影であの人を見ているしかなかった自分。
 いつか言うときはきっと緊張して、噛んだりとかしちゃうんだろうなー、なんて、冗談のように考えていた毎日。
 それを今、自分は口に出している。

 迷い無く。
 一切の偽り無く。
 大好きな人に。その言葉を。

「めー……りん……」
「さっきはすみませんでした。あんまり咲夜さんが可愛かったもので、つい……」
「…………」
「でも、今度は違います。もう二度と、咲夜さんを泣かせたりなんかしません。約束します」
「……めーりん……」
「だから……」


 そこまで言うと美鈴は。

 強引に咲夜の顔を引き寄せ、キスをした。


「ちゃんと、貴方を抱きたいです」





  続く
咲夜さんは、実は芯のところで脆い人だと思うのです。
いつもツンとしているからこそ、一度崩れちゃうと子供のように泣き崩れる……。
ここではそんな弱い″逍驍ウんをちゃんと書いてみたいというのがありました。
そして、その咲夜さんを心から愛している美鈴。
愛しすぎて、愛しすぎて、その人の気持ちに気づけずに、逆にその人を傷つけてしまう。
そんな美鈴の不器用さも、書いてみたかったんです。

……とは言え、前半と後半の作風が全く違ってしまったのは、どうだったんだろう。
前半なんか美鈴ド変態じゃないか。美鈴の婿の方々、本当に申し訳ありませんでした(と言っても実は俺も美鈴の婿候補な訳だが)
「咲夜さんに溺愛する美鈴」っていうのを書いてみたかったのですよ。
この作品のタイトルが「咲夜さんを紅魔館メンバーで調教する物語」なのに、調教してねーじゃねーか。どうなんだろうね。
kyoune
作品情報
作品集:
20
投稿日時:
2010/09/01 12:07:33
更新日時:
2010/09/01 21:07:33
分類
東方
エロ
美鈴
オナニー
調教…?
1. 名無し ■2010/09/01 22:32:45
めーりんだけはいい奴だな
2. 名無し ■2010/09/01 22:34:25
相変わらずの早さ

ふと気になったが、小説家になろうでも書いてました?
3. kyoune ■2010/09/01 22:42:26
>>1
そう言って頂けると幸いです。
4. kyoune ■2010/09/01 22:43:40
>>2
はい、半年ほど前まであちらで別の作品を連載しておりました。
なぜご存知なのでしょう?
5. 名無し ■2010/09/01 22:51:00
いやいや、この美鈴のやや変態チックとはいえ純粋に好きな気持ちが、後々の話のふくらみに使えそうな気も
美鈴は味方と認識→その後パチュの魔法やえーりんのクスリ等で洗脳、若しくは体のコントロールを奪う→調教へ
というパターンもありかと
…うーん、ちとベタかなー
6. kyoune ■2010/09/01 22:55:34
>>5
成る程、そういうパターンもありですね。
貴重なご意見有難うございます。今後のネタにさせていただきますね。
7. 名無ーし ■2010/09/01 23:04:05
メイリンオナニーを想像して俺も抜いた

後悔はしていない
8. kyoune ■2010/09/01 23:17:37
>>7
最高の褒め言葉です。
本当に有難うございました。
9. 名無し ■2010/09/02 01:32:05
今回は投稿に少し時間がかかったと思ったら、ラブコメですか!?
これは、予想だにせぬ展開!!

前回の感想で、咲×美と書きましたが…、ちゃんと美×咲になるんですかね。
10. 名無し ■2010/09/02 01:55:10
相変わらず早いですねwこれからどうなっていくのか楽しみです。
11. kyoune ■2010/09/02 02:51:34
>>9
たまには純愛モノも織り交ぜるといいかなーと思って。
ただ本当に相思相愛の百合モノになってしまうとコンセプトからずれてしまうので、多少の羞恥プレイは必須かなぁ。
毎度有難うございます。
12. kyoune ■2010/09/02 02:52:47
>>10
ご期待感謝します。
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